【小田和正】オフコース風サウンドの作り方+ギター機材音作りセッティングのまとめ【エフェクター・アンプ】

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始めに(特徴紹介)

オフコースの中心人物であり、ギタリストとしても独自の存在感を放つ小田和正。 彼の音作りは派手なテクニックや機材フェチ的なこだわりではなく、楽曲に最もふさわしい透明感と響きを大切にしたシンプルかつ実用的なスタイルが特徴です。

特にアコースティックギターとピアノを基盤にしたクリアなサウンドは、オフコースの代表曲「さよなら」「Yes-No」「愛を止めないで」などで顕著に表れています。 エレキギターではYamaha SGシリーズやGibson ES-335といった定番モデルを取り入れ、バンドサウンドに厚みを加える場面もありました。

また、当時の70〜80年代のスタジオやライブ環境においては、Roland JC-120やFender Twin Reverbといったクリーンアンプが広く使われており、小田のサウンドにもその影響が色濃く反映されています。 さらに、シンセサイザーやシーケンサーといった電子楽器を積極的に導入し、オフコースの音楽を“ポップスとテクノロジーの融合”として確立した点も見逃せません。

小田和正のギターサウンドが注目される理由は、その「過度に飾らず、必要な音を必要なだけ響かせる」という実直さにあります。 楽曲の歌詞とメロディを最大限に引き立てるため、ギターはあくまで“歌を支える透明な骨格”として機能しており、これこそが彼の音作りの核といえるでしょう。

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使用アンプ一覧と特徴【オフコース・小田和正】

小田和正がオフコース時代に使用していたアンプに関しては、明確な機材リストや本人発言が残っていないため推定が中心となります。 当時のライブ映像や写真を確認すると、ステージにはスタジオ常設機材と思われるアンプが映っていることが多く、専用のアンプを持ち込むというよりは「その場にある信頼できる定番アンプを使う」スタイルであったと考えられます。

70年代〜80年代という時代背景を踏まえると、特に使用された可能性が高いのがFender Twin ReverbRoland JC-120です。 Fender Twin Reverbは、きらびやかで透明感のあるクリーントーンを特徴としており、小田のアコースティックギターやセミアコ(Gibson ES-335)との相性も非常に良いモデルです。 一方でRoland JC-120は、70年代後半から80年代にかけて日本のライブシーンで圧倒的に普及したアンプで、JC特有の「硬質で立ち上がりの早いクリーン」はオフコースの都会的で洗練されたポップサウンドにマッチしていたと推測されます。

また、スタジオ収録やテレビ出演などでは、MarshallやYamaha製アンプが背後に置かれているケースも確認されており、場面ごとに柔軟に使い分けていたと考えられます。 ただし、小田の音作りにおいてアンプの存在はあくまで“クリアな増幅装置”としての役割が強く、歪みや過度な味付けを求めていなかったことが分かります。

つまり「どのアンプを使うか」よりも「クリーンで歌を邪魔しない音が出るか」が重要視されていたため、当時の一般的な定番アンプをそのまま利用する形が基本であったと想定されます。

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Fender Twin ReverbFenderAmazonで探すオフコース小田和正クリーントーンの定番。煌びやかな音色がアコギと好相性。
Roland JC-120RolandAmazonで探すオフコース小田和正70〜80年代の定番。硬質で立ち上がりの早いクリーンが特徴。
Marshall系アンプ(推定)MarshallAmazonで探すオフコース小田和正スタジオ常設として確認例あり。ロック寄りの楽曲で使用か。
Yamaha アンプ(推定)YamahaAmazonで探すオフコース小田和正国内ステージでの利用例。詳細モデルは不明。

このように、小田和正のアンプは「特定の1台」というより、その時代のスタンダードであるクリーン志向のアンプを状況に応じて使い分けていた、と想定されます。

使用ギターの種類と特徴【オフコース・小田和正】

a man in a suit playing a guitar

小田和正の音作りを語る上で欠かせないのが、アコースティックギターの存在です。 特にMartin D-41(1972年製)は、書籍『The MARTIN D-45 and More』でも紹介されており、オフコース時代の主要なアコースティックギターとして使用されました。 その華やかな装飾と深い響きは、「さよなら」や「Yes-No」などの代表曲で聴ける透明感のあるサウンドに直結しています。

さらに、よりシンプルで定番のMartin D-28も多用されていました。 特に初期のアコースティック編成期やバラード曲では、力強さと落ち着いた中低域を響かせるD-28が活躍。 このD-28とD-41の使い分けにより、オフコースの楽曲には繊細さと厚みの両面が生まれたといえるでしょう。

一方で、エレクトリックギターに目を向けると、Yamaha SGシリーズが初期オフコースのメイン機材として使用されました。 当時の国産ハイエンドモデルとして評価の高いSGは、サステインとレンジの広さに優れ、ポップスの中に適度なロック感を加えることができます。

また、Gibson ES-335の使用例もあり、セミアコ特有の甘いトーンが「愛を止めないで」などのロック寄りアレンジで確認されています。 さらにライブ写真では、テレキャスタータイプ(ナチュラル/黒ピックガード/メイプル指板)を使用する小田の姿も確認されており、国産工房製と推定される個体を愛用していたようです。 これは、明るく切れのあるシングルコイルサウンドを求める場面に選ばれたと考えられます。

総じて、小田和正のギター選びは「派手さよりも曲に合う透明感」を基準にしており、必要な音を必要なときに響かせる実直なスタイルを貫いていたといえるでしょう。 そのため、ギターは固定された1本ではなく、アコギを軸にしながらエレキを場面ごとに選択する柔軟さが特徴的でした。 このバランス感覚こそが、オフコースの音楽をより普遍的で洗練されたものにしていると考えられます。

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Martin D-41(1972年製)MartinAmazonで探すオフコース小田和正アコースティックギター主要アコギとして使用。煌びやかで深い響き。
Martin D-28MartinAmazonで探すオフコース小田和正アコースティックギター初期アコースティック編成やバラードで多用。
Yamaha SGシリーズYamahaAmazonで探すオフコース小田和正エレキギター初期のエレキメイン機材。ロック感を加える役割。
Gibson ES-335GibsonAmazonで探すオフコース小田和正セミアコロック寄りアレンジで使用例あり。甘く豊かなトーン。
テレキャスタータイプ(推定)国産工房系(不明)Amazonで探すオフコース小田和正エレキギターライブ写真で確認。ナチュラルカラー、黒ピックガード仕様。

以上のように、小田和正の使用ギターは「アコギとエレキのバランス」を意識したラインナップであり、結果としてオフコースのサウンドに多彩な表情を与えていたと想定されます。

使用エフェクターとボード構成【オフコース・小田和正】

小田和正のエフェクター使用に関しては、明確な資料や本人の証言が少なく、推定を交えて整理する必要があります。 オフコース時代のライブ映像や録音を聴く限り、ギターの音はほぼアンプ直であり、過度な歪みや特殊効果は避けられていました。 これは「歌を主役にする」という小田の音作りの哲学を反映しているといえるでしょう。

ただし、70〜80年代の時代背景を踏まえると、必要最小限のエフェクターを補助的に使っていた可能性が高いです。 特に想定されるのが、RolandやBOSSのCE-1 Chorus Ensemble。 この時代を代表するアナログコーラスは、アコースティックギターやクリーントーンのエレキに透明感と広がりを与えるために使用されることが多く、オフコースの楽曲にも合致しています。

また、空間系ではRoland Space EchoMXRアナログディレイのようなディレイ/エコー系エフェクターが候補に挙げられます。 「Yes-No」や「さよなら」のような楽曲では、ギターの残響が繊細に響きわたっており、スタジオ録音時や一部ライブではこれらが使われていたと想定されます。 さらに、ステージでのノイズ対策やレベル調整のためにコンプレッサー系エフェクター(BOSS CS-2など)が組み込まれていた可能性も否定できません。

ただし、小田はギタリストというよりもシンガーソングライター/アレンジャーとしての立場が強かったため、ギターボードの複雑な構築は行わず、「必要な場面で最低限のエフェクトを加える」程度であったと考えられます。 つまり、彼のボード構成は当時の標準的なミュージシャンの中でも極めてシンプルであったと言えるでしょう。

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CE-1 Chorus EnsembleRolandAmazonで探すオフコース小田和正コーラス70年代〜80年代を代表するアナログコーラス。透明感と広がりを付与。
Roland Space EchoRolandAmazonで探すオフコース小田和正ディレイリバーブ感あるテープエコー。繊細な残響処理に使用された可能性。
MXR Analog DelayMXRAmazonで探すオフコース小田和正ディレイ80年代定番のアナログディレイ。ボーカルを邪魔しない空間処理。
BOSS CS-2BOSSAmazonで探すオフコース小田和正コンプレッサーノイズ処理や音圧均一化のために使用された可能性。

まとめると、小田和正のエフェクター構成は「コーラス+ディレイ(またはエコー)」を基調とした非常にシンプルなもの。 派手な歪みや特殊効果よりも、音の広がりや残響感でサウンドを彩る方向性を選んでいたと想定されます。

音作りのセッティング・EQ・ミックスの工夫【オフコース・小田和正】

black audio mixer turned on at 4

小田和正の音作りにおいて特筆すべきは、過度に複雑なエフェクトや特殊なセッティングに頼らず、「アコースティックギターとピアノの透明感」を基盤にしたシンプルかつ実用的なアプローチです。 スタジオ収録やライブ演奏におけるサウンドの傾向を整理すると、いくつかのポイントが見えてきます。

1. アンプセッティング
Fender Twin ReverbやRoland JC-120といったクリーンアンプを想定すると、基本は以下のような設定が中心だったと考えられます。

  • ボリューム:3〜4程度(クリーンを維持しつつバンド全体に埋もれないレベル)
  • Bass:4〜5(低音は過剰にせず、アコギの胴鳴りとバンドのベースを両立)
  • Middle:5〜6(中域をやや前に出して歌を支える骨格を形成)
  • Treble:6〜7(アコギやセミアコのきらびやかさを強調)
  • Reverb:2〜3(自然な残響感を付加、過度には使用しない)

このセッティングにより、アコギやセミアコの響きを損なわず、透明感を持ったトーンが実現されていたと推定されます。

2. EQの工夫
スタジオ収録ではエンジニアが細やかなEQ処理を行っていたと考えられます。アコギでは200Hz以下をカットしてローを整理し、2〜5kHz付近を持ち上げることでストロークやアルペジオのアタック感を際立たせる処理が多用されていた可能性があります。 一方でエレキ(Yamaha SGやES-335など)は中域を少し抑えて、全体のミックスでピアノやボーカルを邪魔しない立ち位置を確保していたと想定されます。

3. 曲ごとの使い分け
「さよなら」や「Yes-No」といった代表曲では、アコースティック主体のクリアで切ない響きが重視されており、ギターのEQは高域寄り。 一方「愛を止めないで」などロック寄りの楽曲では、ES-335やYamaha SGで中域に厚みを加え、ややコンプレッションを効かせた音作りが選ばれたと考えられます。 この柔軟な使い分けは、曲ごとの感情表現を支える重要なポイントでした。

4. ミックスでの工夫
オフコースのレコーディングは70〜80年代において国内トップクラスの完成度を誇り、特に小田のボーカルを主役に据えるためのミックスが徹底されていました。 ギターはセンターに置かれることは少なく、ステレオ定位で左右にパンを振り、ピアノやシンセとバランスを取ることで、立体的な空間を形成しています。 また、ディレイやリバーブは深くかけず、あくまでも「自然な空気感」を演出する程度にとどめていたのが特徴です。

5. ライブPAでの調整
ライブでは、PAエンジニアがアコギにコンプレッサーを軽くかけ、ボーカルを支える安定感を演出していたと推定されます。 また、コーラスやストリングスを同期で流す楽曲では、ギターの帯域を整理することで全体の混濁を避け、サウンドの透明感を保つ工夫が施されていました。

総じて、小田和正の音作りは「楽曲の透明感を壊さないこと」が第一の基準であり、EQやミックスの細やかな調整を通じてバンド全体のサウンドを支える方向に最適化されていたと考えられます。 派手なセッティングではなく、緻密なバランス感覚による音作りがオフコースの世界観を形作っていた、と想定されます。

比較的安価に音を近づける機材【オフコース・小田和正】

オフコース時代の小田和正の音作りを再現したい場合、高額なMartin D-41やビンテージアンプを揃えるのは現実的に難しいかもしれません。 そこで初心者や中級者でも手の届きやすい価格帯(1万円〜5万円程度、上限10万円)の製品を中心に、「音の方向性を近づけやすい」機材を紹介します。 小田の本質は「クリーンで透明感のあるサウンド」にあるため、この観点で機材を選ぶのがポイントとなります。

1. アコースティックギターの代替
Martin D-41やD-28は高価ですが、YamahaやMorrisなどの国産アコースティックギターは比較的手頃な価格で同系統の響きを得られます。 特にYamaha FGシリーズはバランスの良い中低域と明るい高域を持ち、小田のアルペジオやストロークサウンドを再現しやすいです。

2. エレキギターの代替
Yamaha SGやGibson ES-335は高額ですが、Epiphone ES-335やYamaha Revstarシリーズなどはコストパフォーマンスが高く、セミアコ特有の甘さやレンジ感を体感できます。 また、Fender Player Telecasterは比較的安価に手に入り、ナチュラルカラーやメイプル指板仕様を選べば小田が使用したテレキャスタータイプの雰囲気に近づけます。

3. アンプの代替
Roland JC-120は名機ですが重量も価格も大きめです。代わりにRoland JC-22やBOSS KATANAシリーズは軽量で手頃な価格ながら、透明感のあるクリーンを提供します。 Fender Champion 40もクリーン主体のアンプとしてはおすすめで、自宅練習から小規模ライブまで対応可能です。

4. エフェクターの代替
小田が想定的に使ったとされるコーラスやディレイは、現代ではコンパクトペダルで安価に導入可能です。 BOSS CE-2W(Waza Craft)はCE-1を継承したモデルで、透明感のある揺らぎを再現可能。 また、BOSS DD-8やMXR Carbon Copyはディレイ効果を自然に付加し、楽曲に奥行きを与えるのに適しています。 初心者であればマルチエフェクター(Zoom G1 Fourなど)を選ぶと、空間系効果をまとめて再現できます。

5. 総合的なアプローチ
「完璧な同一機材」を揃える必要はなく、ポイントは「アコギは明るめの国産モデル」「アンプはクリーン重視」「エフェクトはコーラス+ディレイを少し加える」という三本柱を押さえることです。 この方向性で揃えれば、小田和正の音作りの透明感に近づけることができます。

種類機材名メーカーAmazon最安値URLアーティストギタリスト備考
アコースティックギターYamaha FG830YamahaAmazonで探すオフコース小田和正Martin系を意識した明るいサウンドで代替に最適。
セミアコギターEpiphone ES-335EpiphoneAmazonで探すオフコース小田和正Gibson ES-335の廉価版で甘いトーンを再現可能。
エレキギターFender Player TelecasterFenderAmazonで探すオフコース小田和正ライブ写真のテレキャスタータイプに近い仕様。
アンプRoland JC-22RolandAmazonで探すオフコース小田和正JC-120の小型版。クリーン重視のサウンド。
アンプFender Champion 40FenderAmazonで探すオフコース小田和正低価格ながら豊かなクリーンが得られるアンプ。
コーラスBOSS CE-2WBOSSAmazonで探すオフコース小田和正CE-1直系のサウンドを継承した現行モデル。
ディレイMXR Carbon CopyMXRAmazonで探すオフコース小田和正自然な残響が得られるアナログディレイ。
マルチエフェクターZoom G1 FourZoomAmazonで探すオフコース小田和正初心者向けマルチ。コーラス・ディレイも内蔵し汎用性が高い。

これらの機材を組み合わせれば、10万円以内の投資で小田和正らしい「澄んだクリーントーン」と「楽曲を支える透明感のあるギターサウンド」に近づけることが可能です。

総括まとめ【オフコース・小田和正】

まとめイメージ

小田和正の音作りの本質は、ギタリスト的な技巧や派手な機材構築ではなく、「楽曲と歌詞を引き立てるための透明感」にあります。 オフコース時代を振り返ると、アコースティックギター(Martin D-41やD-28)とピアノを基盤に据え、必要に応じてYamaha SGやGibson ES-335といったエレキを使い分けることで、サウンドの幅を広げていました。 この柔軟で実直な機材選びこそが、彼の音楽の説得力につながっています。

アンプに関しては、Fender Twin ReverbやRoland JC-120など、当時のスタンダードなクリーンアンプを活用していたと想定されます。 そこにエフェクトはほとんど加えず、あってもコーラスやディレイを少量補助的に用いる程度。 つまり、ギターは「主張する」ためのものではなく「歌を支え、空間を整える」役割に徹していたのです。

さらに、ミックスやEQ処理においても、ギターは左右に配置され、ボーカルやピアノを邪魔しない音作りが徹底されていました。 このアプローチは、バンドアンサンブルの中で自らを前に出さず、全体を美しく響かせるという小田の哲学を色濃く示しています。 特に「さよなら」や「Yes-No」などで聴けるアコギの澄んだ響きは、オフコースの代名詞となるサウンドを形成しました。

もし現代で小田サウンドを再現するなら、「高価なビンテージを揃える」よりも「クリーンで明るいアコギ」「クリーン主体のアンプ」「軽く空間を補うコーラスやディレイ」という三本柱を押さえることが重要です。 YamahaやEpiphoneなどの手頃なモデルでも十分に近い方向性を作ることができ、むしろ大切なのは「どれだけ歌を際立たせる意識で音を鳴らせるか」という姿勢にあります。

総じて、小田和正の音作りは「技術や機材を誇示するためのもの」ではなく「歌を届けるための最適解」として存在しました。 そのスタイルは今聴いても古びることなく、むしろ現代のシンプル志向のミュージシャンにとって大きなヒントとなるでしょう。 透明感、実直さ、そして楽曲への献身こそが、オフコースのギターサウンドの真髄なのです。

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下記恐らく使用(所持)している機材のまとめです。参考までに!

ギター

Martin D-41(1972年製)
書籍『The MARTIN D-45 and More』で紹介。オフコース期の主要アコギ。

Martin D-28
初期アコースティック期やバラードで頻用された定番モデル。

Yamaha SGシリーズ
オフコース初期のエレキメイン機材。

Gibson ES-335
セミアコで使用例あり。ロック寄りのアレンジで確認。

テレキャスター・タイプ(ナチュラル/黒ピックガード/メイプル指板)〔画像追加〕
ライブ写真から確認。ヘッドに“guitars–”系ロゴがあり、国産工房系と思われる。モデル名は不明のため推定表記。

アンプ

明確な使用モデルの記録は確認できず。
オフコース期のライブ映像・写真にはスタジオ常設アンプが映る程度で、専用機材の特定は難しい。
想定として:Fender Twin Reverb系やRoland JC-120など70〜80年代に一般的だったクリーン志向アンプが使用されていた可能性が高い。

エフェクター

特定情報なし(想定)。
オフコース時代はアンプ直または最小限の使用が基本で、明確にモデルが紹介された記録はなし。
想定として:コーラス(Roland/Boss CE-1)、ディレイ(Roland Space EchoやMXR系)など70〜80年代の標準的エフェクターを補助的に使用した可能性がある。

キーボード/シンセ関連(補足)

Fender Rhodes

Yamaha CP-80(後年MIDI化)

Sequential Circuits Prophet-5

Minimoog、Roland RS-09

Yamaha DXシリーズ(DX-7/DX-1、TX816)

Yamaha KX-88(MIDIマスター鍵盤)

Yamaha QX-1(シーケンサー)

リズム/音源(補足)

Linn LM-1/LM-2(リズムボックス)

Simmons(電子ドラム)

小田和正は特定の“ギタリスト的機材フェチ”というより、楽曲ごとに必要最小限を選ぶスタイル。特にエフェクトやアンプは“実用重視・シンプル”で、キーボードやシーケンサーとの融合がサウンド構築の軸でした。

ここまで整理すると、彼の音作りの本質は「アコギとピアノの透明感」に寄せられていたのがよく見えてきます。

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