【桜井和寿】Mr.Children(Bank Band)風サウンドの作り方+ギター機材音作りセッティングのまとめ【エフェクター・アンプ】

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始めに(特徴紹介)

Mr.Children、そしてBank Bandの中心人物として日本の音楽シーンを牽引してきた桜井和寿。

彼のギタープレイは、テクニックをひけらかすタイプではなく、歌を包み込むようなコードワーク、感情の起伏に寄り添うようなリフ、そして時に鋭く、時に優しく響くソロでリスナーの心を掴みます。

代表曲「終わりなき旅」「しるし」「HANABI」「NOT FOUND」などに象徴されるように、桜井さんのギターは“歌心”を最優先に設計されています。

彼が選ぶギターは、エレキ・アコースティック問わず非常に多彩で、楽曲の世界観やアレンジによって使い分けられています。

また、Bank Bandなどのプロジェクトにおいても、そのサウンドメイキングは、環境音やアンサンブルを強く意識した“全体の調和”に重点を置いた設計が特徴です。

アンプはFender系やJC-120を中心としたクリーン基調の構成が多く、エフェクターは必要最小限にとどめることで、ギター本来の質感や演奏ニュアンスを活かしたサウンドを形成。

アコースティック面でも、MartinやGibsonなど複数のヴィンテージギターを使い分けており、L.R.Baggs Anthemなど高品質なピックアップを活用したライブサウンドは、シンプルながらも奥行きと深みを持っています。

今回は、そんな桜井和寿さんのギター機材やアンプ構成、エフェクトシステム、EQ設定から代用機材に至るまで徹底解説。彼の音作りの“本質”に迫っていきます。

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使用アンプ一覧と特徴【Mr.Children・桜井和寿】

桜井和寿さんの音作りにおいて、アンプの選定はギターやエフェクター以上に「音の純度」と「ニュアンスの表現力」が重視されています。

彼がメインで使用しているアンプは、クリーントーンに定評のあるRoland JC-120と、Fender系のコンボアンプです。

JC-120は、そのステレオコーラスの美しさと、芯のあるクリーンサウンドによって、多くのポップ・ロック系ギタリストから絶大な支持を受けている定番モデル。

桜井さんの演奏では、このクリーントーンが歌を支え、透明感ある音像を生み出す土台となっています。

また、Fender Twin ReverbやDeluxe Reverbなど、Fender系のアンプもスタジオやライブで使用されており、ナチュラルなクランチ〜クリーンを活かしたコードカッティングやシングルノートの輪郭を際立たせる構成が多いです。

Bank Bandなどのプロジェクトで確認されているアンプとしては、Koch(コッホ)のコンボアンプもあり、透明度の高いクリーンと柔らかなオーバードライブが特徴。

Kochアンプはステージに置かれている様子は確認されているものの、実際にライン出力を使用しているか、マイキングされているかは未確認のため、推定使用とします。

また、JC-120の弱点とも言える「コンプレッションのなさ」や「低域のボワつき」を補う目的で、ブースターやオーバードライブ(Vemuram Jan Rayなど)を併用してクリーン〜クランチの質感を調整していると考えられます。

アンプ選びの基準は一貫して「演奏のタッチをそのまま出力できること」。

派手な歪みは避けつつも、曲に応じて柔軟にドライブ感や空間の広がりをコントロールできるアンプが選ばれています。

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JC-120 Jazz ChorusRolandAmazonで検索Mr.Children桜井和寿ライブやスタジオで定番使用されるクリーンアンプ。音の透明度とコーラスの美しさが特徴。
Twin Reverb(推定)FenderAmazonで検索Mr.Children桜井和寿スタジオでの使用が多い。ナチュラルなクランチとウォームな中域が魅力。
Koch Combo(推定)KochAmazonで検索Mr.Children桜井和寿Bank Bandなどでステージに置かれていることが確認されているが、実際の使用状況は不明。

使用ギターの種類と特徴【Mr.Children・桜井和寿】

A close up of a guitar's neck with the name fender on it

桜井和寿さんが使用してきたギターは、エレキ・アコースティックを問わず非常に幅広く、時期や楽曲ごとに細かく使い分けられています。

エレキでは、テレキャスタータイプの使用が特に多く、「No.2 Seymour Duncan Telecaster」はデビュー初期から愛用され、「終わりなき旅」「虹の彼方へ」などでバキバキとしたサウンドを響かせました。

その後も「G&L Asat Special」「Fender Japan Blue Flower Telecaster」「Guitars・R・US製カスタムテレキャスター」など、テレキャスター系ギターが音作りの中核を担い、Mr.Childrenのロックサウンドを支えてきました。

一方で、Gibson Les Paul Jr. DCやVersoul HENRY MODEL、Freedom RED PEPPER、James Tylerストラトキャスターなど、多様なトーンキャラクターを持つギターも曲に応じて使用され、彼の繊細なニュアンス表現を助けています。

アコースティックでは「Martin D-28」が象徴的な存在です。少なくとも3本所有しており、それぞれ異なる仕様で、使用曲や年代によって使い分けています。

「しるし」や「and I love you」などではGibson J-45が登場し、力強さと温かみを併せ持つ音色が楽曲に深みを与えています。

また、「Versoul Buxom6」シリーズや「YAMAHA LJ66 Custom」など、PUシステムを搭載した高品位アコギも多数使用しており、ライブでもレコーディングでも繊細な表現を可能にしています。

近年は「momose Premium MT」や「Gibson Crimson Byrdland」など、希少性の高いモデルも登場しており、ギターコレクターとしての側面も垣間見えます。

全体として、桜井さんのギター選びは「音色だけでなく、ビジュアルや感性、楽曲との親和性」を含めたトータルなバランスによって決定されていると言えるでしょう。

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Martin D-28MartinAmazonで検索Mr.Children桜井和寿アコースティック象徴的な使用ギター。L.R.Baggs Anthem搭載。複数本所有し、年代や用途により使い分け。
Guitars・R・US Blue FlowerGuitars・R・USAmazonで検索Mr.Children桜井和寿エレキ2001年〜現在まで使用。Mr.Childrenのロックサウンドを支える主力テレキャスター。
Gibson J-45GibsonAmazonで検索Mr.Children桜井和寿アコースティックプレゼントとして贈られたビンテージモデル。「and I love you」などで使用。もう一本所有。
momose Custom MT-軽井沢彫momoseAmazonで検索Mr.Children桜井和寿エレキ2019年「everybody goes」で使用。桜の彫刻が入った国産の希少モデル。
Versoul Buxom6 Jumbo Gold LabelVersoulAmazonで検索Mr.Children桜井和寿アコースティック100万円超の高級ギター。PU出力でも生音に近い。2009年以降のライブで登場。

使用エフェクターとボード構成【Mr.Children・桜井和寿】

桜井和寿さんのエフェクター構成は、非常にシンプルかつ実用的であり、彼のギターの役割——すなわち「ボーカルを支えるための音作り」——を最大限に活かす内容となっています。

スタジオではクリーンやクランチを中心に、音の分離感と立ち上がりの速さが重要視されるため、Fender系アンプまたはJC-120をベースにしたセッティングに加え、必要最小限のエフェクトで構成されることが多いです。

代表的な使用エフェクターは、Vemuram Jan Ray

このオーバードライブは、ローゲインで非常にナチュラルなブースト感を持ち、桜井さんのピッキングニュアンスやコード感を自然に持ち上げてくれます。

JC-120のようなトランジスタアンプに不足しがちな倍音成分や中域の厚みを補完し、スタジオやステージでも「芯のあるクリーン〜クランチ」が再現可能です。

また、クリーントーン時の音抜けを意識し、軽いコンプレッサーやEQを併用している可能性がありますが、詳細なボード写真は出回っておらず、明確な構成は不明です。

アコースティックギター用には、L.R.Baggs Anthemなどの高品質ピックアップシステムが多く使用され、プリアンプ内蔵型でのナチュラルなライン出力が基本となっています。

特にMartin D-28などでは、アンプを通さずにそのままミキサーやPA卓へライン出しする構成が一般的で、EQ処理も現場で最小限に留められていることが多いです。

その他のエフェクターは、空間系やモジュレーション系よりも、ブーストやトーン補正を目的とした「色付けの少ない機材」が好まれており、彼のギターが常に「歌を邪魔しない範囲で、存在感を持たせる」ことを目的としている点が分かります。

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Jan RayVemuramAmazonで検索Mr.Children桜井和寿オーバードライブナチュラルなブースト感と中域の厚み。JC-120との相性が非常に良く、ライン補正にも効果的。
AnthemL.R.BaggsAmazonで検索Mr.Children桜井和寿アコースティック用エフェクターコンデンサーマイクとピエゾをミックス。ライブやTVパフォーマンスで多数のアコギに搭載。

音作りのセッティング・EQ・ミックスの工夫【Mr.Children・桜井和寿】

a close up of a radio on a table

桜井和寿のギターサウンドは、決して派手ではありませんが、その分「空気感」「歌との距離感」「楽曲の世界観」に対して極めて高い精度でチューニングされています。

エレキギターでは、基本的にクリーン〜軽いクランチを基調としたトーン設計が多く、ローゲインアンプと繊細なピッキングによってニュアンスを丁寧に表現しています。

アンプの設定としては、Roland JC-120を使用する場合、TrebleとPresenceをやや下げ、中域を活かす方向で調整されていると推測されます。

Jan Rayなどのオーバードライブでプッシュする場合は、Gainを2〜3程度、Volumeを5前後、TrebleやBassはフラット、Midを若干上げることで、弾き語りでもバンドサウンドでも埋もれない「芯のあるクリーン」に仕上げています。

Fender系アンプ使用時には、VolumeとTrebleで明るさをコントロールしつつ、MiddleとBassを絞ることで、バンド全体の帯域とのバッティングを回避。

桜井さんはボーカルとギターを同時に担うため、ギターのEQは「歌とぶつからない」「それでいて存在感を持つ」帯域にチューニングされています。

例えば、「終わりなき旅」ではコード感が広がるように中低域を補強、「NOT FOUND」ではコンプ感を押さえたクリーンにディレイを微量に加え、空間感を演出。

アコースティックでは、L.R.Baggs Anthemによるナチュラルなライン出力が基本。

ライブPAやスタジオミックスでは、ピエゾの硬さをマイク成分で補いながら、Lo-Cut(80Hz以下)とMidを中心に整音されている可能性が高いです。

「and I love you」や「しるし」などの楽曲では、J-45特有の中低域が楽曲の感情を支える要素となっており、この“感情の輪郭”をEQで壊さないようにセッティングされています。

さらに、アンサンブルにおいては定位も重要で、レコーディングではL/Rダブルトラッキング、ステレオワイド処理を行うことで、ギターが「空間を埋める」役割を担っています。

それにより、Mr.Children独自の「広がりのあるがうるさくない」バランスが実現されているのです。

Bank Bandでは、より空間処理に意識が割かれ、残響や空気感を重視したミックスアプローチが取られているように感じられます。

その場合、コンプレッションやリバーブはボードではなくPA側でコントロールされるケースが多いでしょう。

また、桜井さん自身の弾き方——軽いアタック、柔らかいミュート、スイートスポットを意識したピッキング——も含めて「音作りの一部」と捉えられるべきです。

つまり、彼のサウンドは「機材+プレイ+バンド構成+PA/ミックス」で一体化しており、その繊細なバランスがMr.ChildrenやBank Bandのサウンドを根底から支えていると、想定されます。

比較的安価に音を近づける機材【Mr.Children・桜井和寿】

桜井和寿さんのギターサウンドは、一見すると特殊な機材や高価なヴィンテージに依存しているように見えますが、その本質は「クリーンな音の立ち上がり」「中域の厚み」「演奏タッチへの忠実さ」にあります。

そのため、初心者や中級者でも比較的手頃な価格帯で再現性の高いセッティングを構築することは可能です。

まず、アンプについては定番のRoland JC-40をおすすめします。

桜井さんが使用するJC-120の弟分ともいえるこのモデルは、ステレオコーラス搭載・透き通るクリーントーン・2ch仕様などを備えつつ、価格は10万円以下に抑えられています。

自宅や小型ライブハウスでも十分な出力があり、桜井サウンドの“清潔感”あるトーンを忠実に再現してくれる優秀な選択肢です。

続いてオーバードライブには、Boss BD-2 Blues Driverを推奨します。

Vemuram Jan Rayのような高品位ローゲインODは高価ですが、BD-2であれば同じく「原音のニュアンスを活かしつつ、軽く押し出す」ような質感が得られます。

Gainを控えめに設定し、TrebleとToneを若干上げることで、桜井さんらしい輪郭のある音作りが可能です。

ギターに関しては、Fender Japan Traditional 60s Telecasterが最有力候補。

ブルーフラワーの再現までは難しいものの、テレキャスター特有の鋭くて温かみのあるサウンドは非常に近く、「終わりなき旅」や「足音〜Be Strong」などのカッティングにも対応できます。

また、アコースティックギターにはYAMAHA LL6 AREを推奨。

このモデルは10万円以下でありながら、トップ材にA.R.E.(音響改良)処理を施しており、生音の響きも豊か。

ライブ使用を前提としたピックアップ搭載もあり、L.R.Baggs Anthemに匹敵するクオリティを得ることが可能です。

アコースティック用のアンプを使わず、DIを通してライン出力することで、桜井さんのような自然で芯のあるアコギサウンドに近づけます。

チューナーやEQは大きなこだわりがない限り、BOSSやKORGの標準的なモデルで十分です。

以下の表に、桜井さんのサウンドに近づけるための具体的な機材とその理由をまとめました。

種類機材名メーカーAmazon最安値URLアーティストギタリスト備考
アンプJC-40RolandAmazonで検索Mr.Children桜井和寿JC-120を小型化したモデル。クリーンとステレオコーラスで桜井サウンドに最適。
オーバードライブBD-2 Blues DriverBOSSAmazonで検索Mr.Children桜井和寿原音のニュアンスを活かすローゲインOD。Jan Rayの代替に最適。
エレキギターTraditional 60s TelecasterFender JapanAmazonで検索Mr.Children桜井和寿テレキャスターサウンドの再現に最適。ブルーフラワーに近い音質と特性。
アコースティックギターLL6 AREYAMAHAAmazonで検索Mr.Children桜井和寿A.R.E.処理による豊かな鳴り。ライブでもそのまま使えるPU内蔵モデル。

総括まとめ【Mr.Children・桜井和寿】

まとめイメージ

桜井和寿のギターサウンドは、その派手さよりも「楽曲と調和するための音」に徹している点で、非常に洗練された存在です。

Mr.ChildrenやBank Bandにおける彼のギターは、歌を引き立てるための“伴奏”に徹しながらも、時にエモーショナルなフレーズで心を揺さぶる、そんなバランスを見事に実現しています。

使用機材はテレキャスター系を中心に、Martin、Gibsonなどのアコースティック、そしてFenderやRolandのアンプなど、いずれも「ピッキングのニュアンスを忠実に再生できる」ことを軸に選定されており、極端な歪みやエフェクトを使わずに“手の表現力”で音を作っている姿勢が貫かれています。

また、音作りにおけるセンスも絶妙で、バンドのアンサンブルを壊すことなく、自身の音をそっと添えるようなEQ調整やミックス方針、時にギター自体の選定によって感情を伝える力を強化しています。

例えば、ライブやスタジオでは「Martin D-28」に搭載されたAnthemのようなピックアップシステムによって、アコースティックの生々しさを損なうことなく観客に届けることができています。

このように、彼のギターサウンドは「主張するための音」ではなく「楽曲に寄り添うための音」。

つまり、桜井和寿の音作りの本質とは、“音の優しさ”であり、“歌との共鳴”であり、“心の距離感”を音に置き換える技術そのものです。

機材の選定に迷う方は、まずは「どうしたらこの楽曲に合うだろうか?」と問いかけてみてください。

そして、ギターの音色やエフェクト設定を、聴かせたい感情に合わせて微調整していく——。

それこそが桜井和寿の音に近づく、最も確実な道であり、誰にとっても真似できる“始まりの一歩”なのです。

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エレキギター

桜井さんのエレキギターは、高音が効いたジャキジャキした音作りが特徴的です。

  • Crews Maniac Sound
    • OSA-60 Bg Cadillac Green: 2010年〜2015年頃に使用。「Starting Over」「Children’s World」で使用。所有期間は長いが使用頻度は低い。箱物ながら艶やかなサウンドが魅力的で、ハムバッカーなのに抜ける音がする。2015年に「Fight Club」で一度だけ使用された際は、非常に細い音がした。
    • ST-60 Burgundy
    • VINTAGE LINE ST-63
  • Fender
    • Japan Jazzmaster J.Mascisモデル: 2010年〜2011年頃に使用。「有心論」「Prelude」で使用。ジャズマスターらしい「ダメな音」(褒め言葉)がする。
    • Japan TL-69 Blue flower: 1999年〜2005年頃に使用。桜井和寿を象徴する一本。メイプル指板、パール柄ピックガード、シールが特徴的。「終わりなき旅」「discovery」「アンダーシャツ」などで使用。2016年に熊本のチャリティーに出品され話題になった。
    • Stratocaster Eric Claptonモデル: 「POP SAURUS」の「花」で使用。
    • Telecaster:
      • Standard: 「終わりなき旅」のテレビ出演時、「I’LL BE」のMV収録時など。
      • Custom Shop: 2011年〜2018年頃に使用。スキマスイッチとの「旅人」、「NOT FOUND」で使用。生で聞くとかなりキンキンして暴れ馬のようなサウンド。
      • Thinline: デビュー時から所有。
      • Thinline #S2 Natural: tour 2023/24 miss you 2023.11.27 山形から使用。
      • Acoustasonic Player Telecaster Brushed Black:
      • American Acoustasonic Telecaster Blue Flower:
      • #S3 Faded Ice Blue Metallic Road Worn: The Pretendersのクリッシー・ハインドモデル。
    • Telecaster DX Olympic White: AAA、深海のCMで使用。
    • Stratocaster #S1 Fiesta Red: 「シーソーゲーム(Mステ)」で使用。
    • Stratocaster #S2 Black: RorP Tour Final、THE SECRET LIVEで使用。
  • Freedom Custom Guitar Research
    • RED PEPPER Brown: 2006年〜2007年頃に多用されたシンライン。田原さんと共有していた可能性あり。「箒星」「ストレンジカメレオン」のPVなどで使用。別注モデル。
  • Gibson
    • BYRDLAND:
    • Chet Atkins Country Gentleman: Video【es】の「ジェラシー」「奇跡の地球」で使用。
    • Crimson Byrdland Midnight Blue: 2018年より使用。所有期間は長そう。ap bank fesで一度見た程度で、Mr.Childrenのライブでの使用は確認されていない。
    • ES-330 Beale Street Blue: レアな330。花柄ピックガードが特徴的。「REM」のみで使用。フルアコなのにパワフルな音色が特徴。
    • ES-335 Diamond: 2007年〜2010年まで使用。Home Tour豊田スタジアムより登場。「Home in the field終わりなき旅」「heavenly kiss」など優しい曲に使用。艶やかなサウンドがセミアコならでは。
    • Les Paul Custom Tobacco Sunburst: RorP Finalの「タイムマシーンに乗って」「everybody go」で使用。
    • Les Paul Deluxe Red Sparkle:
    • Les Paul Jr.DC TV Yellow: 1996年〜2009年頃に使用。ヴィンテージのJr.。「フラジャイル」「ロックンロール」「everybody goes (テレビで使用)」で使用。ギターソロ向きの極太なミッドが特徴。使用頻度は低いが良い音。
    • Les Paul Standard:
      • #S1 Ebony: Video【es】の「Tomorrow never knows」「ever」で使用。
      • #S2 Ruby Red: 「タイムマシーンに乗って」のクリップで使用。
      • #S3 Trans Blue: 2017 Limited Modern Les Paul Standard。
      • Black:
      • Aqua Blue:
      • 2018年に「here comes my love」で使用。所有期間は2014年から。ジョンメイヤーのようなUKを感じるソロが特徴。
    • Les Paul Studio Alpine White: TOUR 空の「抱きしめたい」などで使用。
    • Firebird I Green: 「シーソーゲーム」で使用。Jenさん所有ギター。
  • Guitars・R・US
    • Telecaster All Rose: All Rose仕様。「君が好き」のTV出演時より使用。
    • Telecaster Blue flower: 2001年〜現在まで使用。最も使用頻度の高いブルーフラワー。Mr.Childrenのロックサウンドを支えるバキバキサウンドが特徴。「終わりなき旅」「足音〜Be Strong」「靴ひも」から「未完」まで幅広い。ギターザラス製のギターを工房でノスタルジーなブルーフラワーにリペイントしたもの。
  • Gretsch
    • Country Gentleman
    • Duo jet 6128-57: Live UFO’95のリハーサルにて使用。
    • White Falcon 6136: 2001年〜2002年のみ使用。「youthful days」「NOT FOUND」でテレビで使用。Qのツアーパンフにも登場。
  • G&L
    • Asat Special Silver Flake: 「Everything(It’s you)」のPVなど。
    • Asat special John Jorgensonモデル: 1996年〜2001年頃に使用。「Everything (it’s you)」「旅人」「everybody goes-秩序のない現代にドロップキック-」など。主にコード弾きやギターソロに使用。音はジャズマスター寄り。2014年のファンクラブツアーで使用されたものは新品とのこと。
  • James Tyler
    • Classic Special Edition Red: 2011年〜2015年まで使用。「かぞえうた」「未完のFight Club」のみ。
  • K&T
    • Teagur: 2010年〜2015年まで使用。最近は出番が少ない。「it’s you」「ロックンロールは生きている」「Prelude」「STDニシエヒガシエ」など、ギターソロがある曲に多用される印象。かなり歪む。高音が効いたジャキジャキ・キンキンした音がする。
  • momose
    • Custom-Craft Guitars Premium MT-軽井沢彫: 2019年に「everybody goes」で使用。国産の珍しいギターで、桜の彫刻が特徴。テレキャスターらしい音がする。この曲以外での使用は確認されていない。
  • Mosrite
    • The NOKIE 40th Blue Sparkle: I Love Uのレコーディング時に使用していた模様。
  • Seymour Duncan
    • Telecaster バタースコッチブロンド 50sタイプ: デビュー当時から1999年頃まで使用。「終わりなき旅」「虹の彼方へ」で使用。バキバキとしたサウンドが特徴。セイモアダンカンはピックアップメーカーとして有名だが、当時は純国産の質の良いギターも作っていた。
  • Sugi
    • DS496: ap bank fes ’06で初登場。その年のMr.Childrenのライブでも使用。
  • Velvet
    • Twinkle-60: 主にコード感をつかむ為に使用。自宅、スタジオに計2本所有。
  • Versoul
    • HENRY MODEL Black: 2009年に登場。「everybody goes」「少年」「抱きしめたい」、REMのPVにも登場。P90寄りで、ヘビーで美味しい音が出る。
  • ESP
    • TL Type Natural: 「innocent world」のPVで使用。桜井モデル?

アコースティックギター

桜井さんのアコースティックギターのプレイをするならば、ドレッドノートか、ジャンボタイプのアコースティックギターがオススメです。

  • Alvarez Yairi
    • YD-65E: Video【es】の「CROSS ROAD」「innocent world」で使用。
    • Dolphin II Nik Huber-80RF: Video【es】のAsiaで使用。1,2弦のみ復弦の8弦仕様。
    • YD-72E: 詳細不明(シーラカンスのRec.で使用か?)。
  • Cole Clark
    • CCFL3EC-RDBL-AE: 2022/12のウカスカジー MIFA CAFE LIVEで初登場。
    • FL2AC: 型番がFL2ACでも材違いの個体があり、色味からトップ: Solid Bunya、サイド&バック: Solid Queensland Mapleと推測される。
  • Epiphone
    • Al Caiola Custom: 画像出典:GuitarPoint Al Caiola signature model。
  • Fender
    • FSR Kingman™ SE Fiesta Red: 2013年の[(an imitation) blood orange]ツアーで使用。日本に100本しかないレアなギター。特徴的な柄は、桜井さん自身がマニキュア50本を駆使して描いたもの。アコギなのにネックはストラトでどこか不思議なテイスト。低音が強い。
    • Kingman C USA:
  • Gibson
    • J-45:
      • 1968 Cherry Red: 2020年最新のアコギ。ロンドンレコーディング中に購入。以後年末のテレビ出演で表舞台へ。変わったピックガードが特徴。
      • Vintage Sunburst: アルバムQの頃にメンバーからの誕プレとして入手したヴィンテージ。2005年〜2007年に表舞台に登場。ロック調のアルバム「I ❤️ U」にぴったりのギター。「Another story」「しるし」「and I love you」で使用。近年はMartinでこの曲を演奏するが、男性らしいGibsonの音がかなりマッチする。自費購入したもう一本のJ-45も所有している(普通のサドルのもの)。
      • #S3: 画像出典:MATT’S GUITAR SHOP。出典元に詳細。
    • J-180: 最初期〜discovery (1999年) まで使用。J-200スタイルのボディに髭のような巨大なピックガードが2枚貼られた奇抜な見た目。CROSS ROAD、innocent world、花のPVで使用。Gibsonらしいゴリっとした存在感のあるサウンド。
    • J-200:
    • L-00: HOME TOUR -in the field- 新潟の「my life」で使用。
    • SJ-200 Trans Blue: 世界40本限定のモデル。国内に10人程度の所有者がいる。「Reflection」の「Melody」でのみ使用という贅沢な使い方。PUはAnthem。
  • Gretsch
    • 7690 Super Chet Autumn Red: ap bank fes ’21 (Bank Band) で使用。
  • Guild
    • S4CEHR GentlemanS4CEHR: 「名もなき詩」「es(Mステ)」で使用。
    • SongBird:
  • Ibanez
    • AE900
  • K.YAIRI
    • AY-65: 1994年頃に使用。国産アコギは珍しいが、ヤイリの名機。かなり優しい音色が印象的。オーダーも可能。
    • 85BLRB: 詳細不明。
    • BL-90: RorPのパンフに登場。「FAN(96)」の「名もなき詩」で使用。
  • Larrivee
    • L-10 Mucha Lady Natural: 2012年〜2013年に使用。桜井さんにしては珍しいギター。バンドサウンドでの使用より、弾き語りやアコースティックイベント(ゆずや小田和正との共演時)で活躍。世界にごく僅かしかなく、アバロンとヘッドの柄が美しい。粒立ちの良い煌びやかな音がする。
  • Martin
    • 000C16-GTE:
    • 000C-1E: POPSAURUS 2001の「花」「ニシエヒガシエ」でオープンGチューニングで使用。
    • D-28: 桜井和寿を象徴するギター。レスターフラットのピックガードを真似したファンも多い。
      • 2本所有: ピックガードの色合いと上部の欠けで見分けられる。
        • 一本は比較的綺麗で、ピックガードが暗めのべっ甲柄(「重力と呼吸」の時に使用)。
        • もう一本は色が濃く、ピックガードが明るいべっ甲柄で上部が欠けている(2004年〜2007年頃に使用)。
        • 両方にL.R.Baggs Anthem(定価5万円程度の高級PU)が搭載されており、コンデンサーマイクとピエゾのミックスでMartinの良さが前面に出る。
      • もう一本のD-28(スペックは45): 桜井さんが最も気に入っているギターで、深海のレコーディングで使用された。高級機のためライブでは使用しない。
      • 「名もなき詩」や近年のライブでの「HANABI」「君がいた夏」、テレビ出演時など数多くの曲で使用されており、桜井さんにとってスタンダードなアコギと考察される。この繊細な音を気に入っている可能性が高い。
    • D-28 Marquis:
    • D-45: 「口笛(CDオールヒット)」で使用。
  • Ovation
    • CE2000-NFM Deep Ocean Blue: 桜井氏曰く「弾かずに飾るギター」。FC限定ライブで使用。
  • Stafford
    • SAD-2000: 「regress or progress」で使用。現在のMartinを彷彿とさせるレスターフラットのピックガードが印象的。当時の技術的な特徴でピエゾくさい音がする。生音はMartin寄り。桜井モデル。桜井カスタム1号。RorP Tour、SWITCHの撮影でも使用。
    • SAD1999: 「光の射す方へ(Mステ、うたばん)」で使用。桜井モデル。材違い、自宅用で計3本所有。
    • SAD2500: プロトタイプ。RorP Tour、釣り対決@札幌でも使用(?)。
  • Takamine
    • NPT-115MD: 「君がいた夏」「Replay」のPVで使用。
  • Taylor
    • K24ce Natural: Shape : Grand Auditorium Top : Hawaian Koa。
    • Custom #36 GA Koi Blue: Summer NAMM 2022 限定オーダーモデル。モデル名を「C…」と呼称。
    • #S1 Sunburst: tour 2023/24 miss youから使用。シングルカッタウェイ。
    • #S3 Natural: tour 2023/24 miss youから使用。ノンカッタウェイ。
  • Versoul
    • Buxom6 Jumbo “Gold Label” Blue Custom: 2009年〜2011年、2014年に表舞台で活躍。現在もレコーディングに使用されている可能性あり。価格は約100万円。非常に高音域が澄んでおり、PUからの出力でも生音に近い。YAMAHAっぽい音がする。
    • Buxom6 Minor Cutway “Gold Label” Natural: 2008年〜2009年、2014年に使用。「HANABI」「光の射す方へ」「進化論」で使用。こちらも100万円程度。高音が綺麗で、出力した時の音が生鳴りに近い。
  • YAMAHA
    • LJ26 Natural: 桜井氏の個体は、A.R.T.ピックアップシステム SYSTEM-60搭載。
    • LJ66 Custom Natural: 「HOME〜in the field〜」やap bank fes 08で使用。「しるし」「口笛」で使用。ヤマハ特有のシャリシャリした煌びやかな音色がどんな曲にも合う。
    • LJ66 CUSTOM: 2009年〜2010年に使用。かなり気に入っていたようで、使用時期にはこれしか使わないほどだった。ヤマハらしい音色で、アバロンの装飾が美しい工芸品の域。
      • リペイント版 Blue: 2011年〜2012年にかけて4年間連続で使用。青にリペイントされている。
      • #S1 Natural: オーダー品。A.R.Tピックアップ搭載。HOME TOURで使用。
      • #S2 Sunburst: DOME TOUR 2009 ~SUPERMARKET FANTASYで使用。
      • #S3 Blue: 2011〜2013年頃に使用。LJ66 CUSTOM #S2には有っ…
    • LL26 Natural:
    • LL36 Natural: ap bank fes ’07で使用。
    • LSX (不明なモデル、LSX36C AREに似ているが2005年頃の…)

アンプ

  • Bedrock
    • bc-50
  • Fender
    • Twin Reverb
    • Fender系アンプ: クリーンからクランチにかけて音の分離が綺麗なものが良い。
  • Johnson
    • JM150
  • KOCH: モデル不明。ステージ上に配置されているが、実際に鳴らしているかは不明。
  • PETERSON
    • P100G
  • Vox
    • AC-30

その他機材

  • L.R.Baggs Anthem: Martin D-28に搭載されているピックアップ。コンデンサーマイクとピエゾのミックスで、Martinの良さが前面に出る。
  • Vemuram Jan Ray: オーバードライブペダル。スタジオにFender系アンプがなければ、JC-120と組み合わせることで綺麗なクリーン・クランチサウンドを作ることができる。
  • Moody Strap: Martin D-28で使用。
  • ストラップ:
    • アコースティックギターの場合: Martin純正。
    • テレキャスターの場合: Fender純正(色は白地に黄色の文字)。
  • カポタスト: 使用モデルは不明。

音作りに悩んでいるあなたへ
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私もずっと同じ悩みを抱えていました。

ですがKemperを使うようになってから、

・エフェクター選びに迷わない(不要に)
・スタジオ・ライブでも同じ音が出せる(高い安定性)
・好きなアーティストの音に近づけられる(高い再現性)

など、音作りの悩みから解放されました。

少し高額ですが、人気機材なので売却もしやすくリスクが少ないです。
音作りで悩んでいる方こそ、まずは一度kemperで音作りをしてみてほしいです!

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