【Andre Olbrich(アンドレ・オルブリッチ)・Blind Guardian(ブラインド・ガーディアン)】風サウンドの作り方+ギター機材音作りセッティングのまとめ【エフェクター・アンプ】

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① 始めに(特徴紹介)

Blind Guardian(ブラインド・ガーディアン)のギターって、ただの”メタルの歪み”じゃないんですよね。
Andre Olbrich(アンドレ・オルブリッチ)の役割は、リフで壁を作りつつ、ツインギターの片翼として「歌えるリード」を突き刺すこと。
しかもバンド自体が合唱・オーケストレーション・多重構成で密度が異常なので、ギターは”太いのに埋もれない”という矛盾を解決し続ける必要があります。

音の傾向をざっくり言うと、①ミッドが前に出るハイゲイン、②ピッキングの輪郭が硬い、③リードはワウで母音っぽく喋る、の3点。
初期〜90年代のスラッシーな勢い(例:『Follow the Blind』周辺)はENGL系のドイツ的タイトさが似合うし、
『Nightfall in Middle-Earth』期は、分厚い多重の中でもコード感が見える”飽和しすぎない歪み”が鍵になります。

代表曲で耳を澄ませるポイントは「リフの下が低域モコモコになってない」「ハモりが1本ずつ聞き分けられる」「リードは鼻母音みたいに前に出る」。
この3つが揃うと、”Blind Guardianっぽい!”が成立します。
要するにAndreの音作りは、パワーメタルの華やかさを支えるための、超現実的なミックス設計なんですよね。

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②使用アンプ一覧と特徴【Blind Guardian・Andre Olbrich】

Andre Olbrichのアンプ周りは、「真空管の押し出し」と「ライブ運用の再現性」を両立させる方向に寄っているのがポイントです。
古くからENGLを軸にした”タイトで速い歪み”のイメージが強く、特にENGL Straight 100は初期からの代表格として語られがち。
この手のENGLは低域が締まりやすく、ピッキングのアタックが潰れにくいので、Blind Guardianみたいな刻み+合唱の密度でも輪郭が残ります。

一方で、作品や時期によって「Mesa/Boogie Triaxis + 2:90」みたいなラック構成が核になったと言及されることもあり、
『Nightfall in Middle-Earth』周辺の”ミッドが歌う歪み”は、まさにラックプリ+真空管パワーの太さで説明がつきます。
さらに近年はKemper Profiler PowerRackのようなプロファイラーがライブのメインとして扱われる情報も多く、
実機アンプのトーンを”持ち運べる”形に変換して、会場差を減らしている…という運用がかなり現実的です。

そしてハイゲインの選択肢としてDiezel VH4やENGL Powerball/Special Edition系が挙がるのも、音の方向性としては自然。
VH4はミッドの押し出しとレンジ感が強く、複雑なアレンジでもギターが「前に立つ」タイプ。
ただし、どのアンプが”常に固定”かは写真・本人発言・ツアーごとの機材入れ替えでブレるので、ここは注意が必要です。
結論としては「ENGL〜ラックMesa〜プロファイラー運用へ」という流れが妥当で、時期ごとに比重が変わった、と想定されます。

機材名 メーカー Amazon メルカリ 備考
Straight 100 ENGL 検索 検索 初期から名前が挙がりやすい代表的ヘッド。タイトで輪郭が崩れにくく、刻みと多重ハモりの両方に強い。
Special Edition ENGL 検索 検索 近年メイン候補として語られることが多いモデル。多チャンネルで曲ごとの歪み量を作り分けしやすい。
Powerball ENGL 検索 検索 レコーディングや特定セッティングで言及されやすいハイゲイン。低域が締まりやすく、速いリフで破綻しにくい。
Triaxis(プリアンプ) Mesa/Boogie 検索 検索 『Nightfall in Middle-Earth』期の核として語られがちなラックプリ。ミッドの歌い方が”あの時期”の説明に合う。
2:90(パワーアンプ) Mesa/Boogie 検索 検索 Triaxisと組み合わせて語られる定番。真空管パワーの押し出しでリードの存在感が作りやすい。
Profiler PowerRack Kemper 検索 検索 近年のライブツアーでメイン級として語られるプロファイラー。実機の”良い瞬間”を持ち運べるのが強み。
VH4 Diezel 検索 検索 タイトなハイゲインの候補として挙がりやすい。ミッドの押し出しが強く、密度の高い曲で前に出る。
Marshall 1960(キャビネット) Marshall 検索 検索 キャビとして言及されることがある定番4×12。会場で鳴らす前提の”押し出し”作りに強い。未確定だが関連情報は多い。

③使用ギターの種類と特徴【Blind Guardian・Andre Olbrich】

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Andre Olbrichのギターは、まずESPの印象が圧倒的に強いです。長年ESPのカスタム系(HorizonやM-II系)を使ってきた話が多く、
“速い刻みと、伸びるリード”を同時に成立させるために、EMG 81のようなアクティブPU+フロイドローズというメタル定番構成がしっくりきます。
EMG 81はアタックが速くノイズが少なめで、ミックスで「削られても残る帯域」を作りやすいので、Blind Guardianみたいな重ね録り文化と相性がいいんですよね。

具体例としてよく挙がるのが、赤いESP Horizon Custom(メイン扱いされがち)、ブラックのESP M-II Neck Thru、ExplorerタイプのESP Explorer Custom。
このあたりは”伝統的メタルの見た目”も含めて説得力があります。Horizonはスーパーストラトで演奏性が高く、ハーモニーも刻みも事故りにくい。
M-IIのようなネック・スルーはサスティンが伸びやすく、リードで「歌える時間」を稼げます。Explorerはマホガニーで中低域が太くなり、
合唱隊みたいなコーラスの下でもギターが痩せにくい、という意味で合理的です。

近年はIbanezのカスタムRG系を使っているという情報もあり、ここは”時期による変化”として押さえるのが安全。
Ibanez RG系はネックの薄さや演奏性、ロック式トレモロの安定性が武器なので、ツアー運用での快適さは想像できます。
さらに、アコースティック・パートではOvation Legendが挙がることが多く、Blind Guardianの叙情パート(クリーン〜アコギの挿入)に合います。
キャリア初期にFender Stratocasterを使っていたという話も見かけますが、これは確定度が高い情報に比べると裏取りが薄いことも多いので、参考扱いが妥当です。
総合すると「ESP中心→近年はIbanezも混在、アコギはOvation」という見立てが現実的で、と想定されます。

機材名 メーカー Amazon メルカリ ギターの種類 備考
Horizon Custom(赤) ESP 検索 検索 エレキギター(スーパーストラト) メインで語られやすい赤いモデル。EMG 81+フロイドローズ構成とされ、刻みとリード両立の”本丸”になりやすい。
M-II Neck Thru(ブラック) ESP 検索 検索 エレキギター(スーパーストラト) EMG 81(ブリッジ)+EMG SA(ネック)などの組み合わせで語られる。ネック・スルーのサスティンでリードが伸びやすい。
Explorer Custom ESP 検索 検索 エレキギター(変形) マホガニーボディ+EMG 81搭載として語られがち。中低域が太く、合唱やオケの下でも痩せにくい方向性。
Custom RG Models Ibanez 検索 検索 エレキギター(スーパーストラト) 近年のライブ/レコーディングで使用が見られると言われる。演奏性とツアー運用の安定性を重視した選択と考えられる(未確定)。
Legend Ovation 検索 検索 アコースティックギター アコースティック・パートで挙がりやすい。叙情的なイントロや中間部で”金属的すぎない明るさ”を作れる。
Stratocaster Fender 検索 検索 エレキギター(ストラトキャスター) キャリア初期に使用という情報がある。現在のハイゲイン路線とはキャラが違うため、確定ではなく参考枠として扱うのが安全。
EMG 81 EMG 検索 検索 ピックアップ Horizon/M-II/Explorerで搭載として語られることが多い。速いアタックとノイズ耐性で、多重構成でも輪郭が残りやすい。

④使用エフェクターとボード構成【Blind Guardian・Andre Olbrich】

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Andre Olbrichのエフェクトで外せないのは、まずワウ。リードで”喋る”感じのニュアンスがBlind Guardianのメロディックさを支えるので、
Dunlop Cry Baby(535Qなど)のような定番ワウは、トレードマーク扱いされやすいです。ワウって音色変化以上に、フレーズの抑揚を強制的に作る装置なので、
速弾きでも「歌ってる」感じを作りやすい。これはパワメタ界の必修科目みたいなやつです。

そして空間系は、ラックまたはマルチで”まとめて管理”する方向が現実的。TC Electronic G-Majorのようなラックマルチは、
ディレイ/リバーブ/コーラスを曲ごとにプリセット化できるので、Blind Guardianみたいに展開が多い曲に強いです。
さらに近年のライブ運用ではFractal Audio Axe-Fx II/IIIがエフェクト処理やバックアップ、あるいはKemperと併用で登場する話も多く、
「アンプはプロファイル、エフェクトはFractal」みたいな分業は、実はかなり理にかなっています。

ブースト枠としてはIbanez TS9が分かりやすい。ハイゲインアンプの前にTS系を置くと、低域が締まってミッドが前に寄るので、
刻みの粒立ちと、リードの”前に出る感じ”が作りやすいんですよね。Boss GE-7のようなEQも、会場やキャビ差の補正に便利。
ノイズゲートはISP DecimatorやBoss NS-2が候補に挙がりますが、どちらも「休符が多い刻み」でステージを綺麗にする必需品です。

スイッチング/セレクターとしてMorley Quad Box、MIDIフットとしてFractal Audio MFC-101などが挙がるのも、
“曲中で音色が変わるバンド”としては自然な流れ。証拠が強いもの(ライブ動画・リグ紹介動画等)と、記事ベースで語られるものが混在しがちなので、
ここは「確定:ワウ+ラック/マルチ+ブースト/EQ/ゲート」くらいの骨格を掴むのが勝ち筋で、と想定されます。

機材名 メーカー Amazon メルカリ エフェクターの種類 備考
Cry Baby 535Q(等) Dunlop 検索 検索 ワウペダル リードの”喋るニュアンス”に必須級とされる。ハモりリードでも存在感を作りやすい。
Quad Box Morley 検索 検索 スイッチングシステム セレクター/ルーティング用途として言及される。ライブでの切替を簡潔にするための合理枠。
Axe-Fx II / III Fractal Audio 検索 検索 ギター用マルチエフェクター ライブでのエフェクト処理やバックアップ、またはKemperと併用として挙がる。プリセット運用で再現性が高い。
G-Major TC Electronic 検索 検索 空間系マルチエフェクター ディレイ/コーラス/リバーブ等の空間処理をまとめる用途で語られる。曲展開が多いバンドと相性が良い。
TS9 Tube Screamer Ibanez 検索 検索 オーバードライブ ゲインブースト用途の定番。低域を締めてミッドを前に出し、刻みの粒とリードの抜けを作る(想定としても筋が良い)。
GE-7 Boss 検索 検索 イコライザー トーンシェイピング用。会場差・キャビ差を埋める”現場用の微調整”として機能しやすい。
Decimator ISP Technologies 検索 検索 ノイズリダクション ハイゲインでのノイズ管理に。休符の多い刻みを”プロっぽく止める”ための必需品候補。
NS-2 Boss 検索 検索 ノイズリダクション ゲート/ループ運用ができて万能。ボード運用の現実解として選ばれやすい。
MFC-101 Fractal Audio 検索 検索 スイッチングシステム MIDIフットコントローラー。曲ごとのプリセット切替を正確に行う用途として語られる。

⑤音作りのセッティング・EQ・ミックスの工夫【Blind Guardian・Andre Olbrich】

Andre Olbrich風の音作りで一番ハマりやすい落とし穴は、「歪ませればそれっぽくなるでしょ?」問題です。
Blind Guardianはアレンジ密度が高すぎるので、歪みを増やすほど”壁”が”霧”になります。
狙うべきは、ハイゲインなのに分離が良い状態。つまり、①低域を締める、②ミッドの芯を作る、③高域は痛くしない、の3点セットです。

具体的なEQの目安(あくまで出発点)を置くなら、こんな感じが現実的です。
・ロー(80〜120Hz):基本はカット寄り。PA/ミックス側にベースとキックがいるので、ギターが居座ると濁る。
・ローミッド(200〜350Hz):ここが多いと”モコモコ”になる。削りすぎると薄くなるので、曲の密度で調整。
・ミッド(700Hz〜1.2kHz):Andreっぽさの芯。リフの存在感もここ。削ると”速いけど軽い”になる。
・プレゼンス(3〜5kHz):ピッキングの輪郭。上げすぎると耳が痛いので、必要量だけ。
・ハイ(8kHz以上):基本は控えめ。空間系のキラつきはここに乗るので、歪みのハイは削って良いことが多い。

アンプ側の考え方としては、「ゲインは思ったより低い」「ミッドは思ったより高い」「低域は思ったより少ない」が正解に寄りやすいです。
ENGL系なら、ゲインを上げすぎるとピッキングが丸くなり、ハモりの分離が死にます。Mesa Triaxis系の発想でも同じで、
歪みの量は”気持ち少なめ”にして、右手のアタックとダブリングで厚みを作るほうがアルバム的な仕上がりに近づきます。

曲ごとの使い分けは、実務的には「リズム=タイト」「リード=ミッド前+ワウ+ディレイ」「クリーン/叙情=リバーブ深め」の3プリセットで回すのが強い。
例えばライブでKemperやAxe-Fxを使うなら、リズムはノイズゲート強め+低域整理、リードは中域を少し持ち上げてディレイを加える。
さらに、Blind Guardianのリードは”長く伸びる”より”前に出て歌う”が重要なので、ディレイは長すぎないほうが合うことも多いです。
(テンポ速い曲でロングディレイをやると、合唱とぶつかって情報過多になります。)

ミックス/PA目線のコツも置いておきます。
・ギターを広げすぎない:アルバムはワイドだけど、ライブや宅録では他要素との兼ね合いで中域が散る。L/Rの”芯”を残す。
・ダブリングの位相:同じ音を重ねるほど”太い”より”ぼやける”が勝つことがある。ピッキング・ピックアップ・マイク位置を変える。
・ソロのオートメーション:Andre風はソロが”すっと前に出る”。EQで削り合うより、1〜2dBの音量オートメーションが勝つ。
・歌と合唱の帯域を避ける:2〜4kHzの扱いが特に重要。ギターがここで暴れると歌が死ぬ。だからこそ中域の芯(1k前後)設計が効く。

まとめると、Andre Olbrichの音作りは「歪みで押す」ではなく「密度の中で成立するように削って設計する」タイプ。
ENGL/Mesaラック/Kemper/Fractalのどれを使っても、低域整理+ミッドの芯+過度なハイ抑制、そしてワウで”声”を作る、が核になります。
この方向で組むのが最も再現性が高く、と想定されます。

⑥比較的安価に音を近づける機材【Blind Guardian・Andre Olbrich】

ここは現実パート。ENGLやDiezelやKemperをいきなり揃えるのは、財布がファンタジー世界に旅立ちます。
なので「Andreっぽい要素を、手頃な機材で”再現性高く”取る」ことに全振りします。ポイントは3つだけ。
①ハイゲインは”タイトに”、②ミッドの芯を作る、③ワウ+短めディレイで”歌うリード”を作る。これを満たす道具を並べます。

まずアンプ/プリアンプ枠。BOSS KatanaやMarshall MGみたいな定番でも良いですが、より”録り/宅録/PA直”で強いのはIR(キャビシミュ)対応系。
BOSS IR-2やNUX Amp Academyのようなコンパクトは、キャビの帯域整理が最初から入るので、Blind Guardian系の”密度に耐えるEQ”が作りやすいです。
マルチならBOSS ME-90やLine 6 POD Goあたりが、価格帯と再現性のバランスが良い。プリセットで曲ごとの切替もしやすいので、
Blind Guardianのような展開が多い曲でも破綻しにくいです。

次にブースト+EQ+ノイズ。ここは”安いほど効く”ゾーン。
・TS系(BOSS SD-1やIbanez系クローン):低域を締めてミッドを前に出す=刻みの粒が立つ。
・グラフィックEQ(BOSS GE-7等):会場差・スピーカー差の補正ができる=「似せる」の最短距離。
・ノイズゲート(ISP Decimatorが理想だが、まずはNS-2でも可):休符が締まる=それだけで”プロっぽい”。
この3点セットで、アンプが何であれ”Andreっぽい方向”に音が動きます。

そして最重要の”らしさ装置”がワウ。Dunlop Cry Baby系は定番すぎて逆に正解です。
Andreのリードは、ワウを単なる効果音じゃなくて”母音のアクセント”として使うのが肝。
なので、ワウは高級機じゃなくてもOK。踏みやすくて、レンジが扱いやすい個体が勝ちます。
最後にディレイは「短め」「薄め」「テンポ同期できると最高」。長すぎると合唱と衝突するので、リードは1/8〜付点8分の範囲で控えめが安全です。

ピックアップ交換もコスパが高いです。EMG 81は新品だと価格が上がりがちですが、中古や互換路線も含めると”輪郭の硬さ”は作りやすい。
ただし、PU交換はギター本体との相性があるので、先にEQとブーストとキャビIRで”帯域の形”を作ってからでも遅くありません。
つまり、先にミックスで勝つ。後からハードで追い込む。これが財布にも優しい現実ルートです。

種類 機材名 メーカー Amazon メルカリ 備考
ギター用マルチエフェクター ME-90 Boss 検索 検索 歪み〜空間系まで一気に揃う。プリセット運用で曲ごとの切替が楽=Blind Guardian的な展開の多さに強い。
ギター用マルチエフェクター POD Go Line 6 検索 検索 キャビIRとプリセットで”アルバム寄りの帯域”を作りやすい。PA直でも破綻しにくく再現性が高い。
プリアンプ/アンプシミュレーター IR-2 Boss 検索 検索 キャビ処理込みで低域整理がしやすい。Andre系は”歪みより帯域設計”が大事なので、ここを簡単に実現できる。
オーバードライブ SD-1 Super OverDrive Boss 検索 検索 TS系の代替として超優秀。低域を締めてミッドを前に寄せ、刻みの粒を立てやすい=ENGL的方向に寄る。
イコライザー GE-7 Boss 検索 検索 “似せる”最短ルート。低域を削り、1k前後を整え、3〜4kを暴れさせない。密度に耐えるギター帯域を作れる。
ノイズリダクション NS-2 Boss 検索 検索 休符が締まるだけで”プロっぽさ”が出る。Blind Guardian系の刻みはここが甘いと一気に崩れる。
ワウペダル Cry Baby 535Q Dunlop 検索 検索 Andreの”歌うリード”の再現に直結。高級機より、踏みやすさとレンジの扱いやすさが勝つ。
ディレイ DD-8 Boss 検索 検索 テンポの速い曲でも破綻しにくい。短め設定で”前に出るソロ”を作る用途に向く。

⑦総括まとめ【Blind Guardian・Andre Olbrich】

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Andre Olbrichの音作りを一言で言うなら、「ファンタジー世界を成立させるための、超リアリストなギター」です。
派手な世界観に反して、やってることは徹底的に実務。密度が高いアレンジの中で、ギターが”情報”として読めるように帯域と輪郭を設計しています。

核になる要素はシンプルで、
・タイトで輪郭が崩れないハイゲイン(ENGL/Mesaラック的発想)
・ミッドの芯で歌わせる(1k前後を中心に”前に出る形”)
・ワウで母音を作ってリードを喋らせる(Cry Baby系が象徴)
・空間系は薄く、テンポの速さに負けない(ラック/マルチで管理)
この4点を外さないことが、最短で”Blind Guardianっぽさ”に近づくルートです。

再現するために必要な視点は、「機材の名前を真似る」より「帯域の役割を真似る」。
ギターは低域の主役じゃない。歌と合唱の邪魔もしない。でもリフは壁として存在するし、リードは前に出て泣く。
この矛盾を解くために、TS系ブースト、EQで低域整理、ノイズゲートで休符の切れ味、ワウ+短めディレイでソロの声を作る。
これを順番に積み上げると、”それっぽいのに弾きやすい”状態に収束していきます。

最後に、Blind Guardian系は「右手の設計」も音作りの一部です。ピッキングを少し硬めに、ミュートは短めに、休符はゲートで締める。
これをやるだけで、同じ機材でも一段”あの感じ”が出ます。機材はそのための増幅器にすぎない、というのが結論で、と想定されます。

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