【Y.K.C・coldrain】のキーボード機材・制作環境まとめ|鍵盤・音源・IF・プラグイン

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① 始めに(特徴紹介)

coldrainのリードギタリスト、Y.K.C(ヨコチ)氏の音って、ひと言で言うと「モダンなのに”人間の熱”が残る」タイプです。ラウド/メタルコア文脈の硬質なアタックを持ちながら、歌のメロディを潰さない中域のレンジ設計が上手い。リードと言っても、ただ前に出るだけじゃなく、ツインギターの”隙間”を埋めて、曲のエモーションを押し上げる役割が強い印象です。

代表曲クラスのアレンジだと、刻みのリフはローが膨れすぎないタイトさがありつつ、ピッキングの芯が前に出ます。逆にサビやリードの伸びでは、倍音が上に抜けるのに耳が痛くならない。ここが冷たいデジタルっぽさと違って、ピックアップのタッチレスポンスや、EQの”刺さる帯域を避ける”設計が効いているポイントだと思います。

さらに近年の文脈だと、ライブの再現性と切り替えの機動性が重要。Y.K.C氏はKemper中心のシステムで、曲ごとの音色や空間系の量をスムーズに切り替えつつ、バンド全体のローエンドと衝突しない帯域に収めている……という設計思想が読み取れます。ステージで音が暴れやすいラウド系ほど「どこで鳴らすか(PA/モニター/FOH)」の思想が音を決めるので、音作りは”ギター単体の良い音”より”バンドの中で勝つ音”が正解になります。

この記事では、確認できる実使用機材を優先しつつ、情報が不足している領域は「未確定だが想定される」機材と、その理由(似せやすさ/入手性/再現性)までセットで整理します。いわゆる”coldrainっぽい”ではなく、「何をどう寄せるとY.K.Cっぽくなるか」を具体に落とします。

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②使用アンプ一覧と特徴【coldrain・Y.K.C】

結論から言うと、Y.K.C氏の”アンプ枠”はKemper Profiler(Rack系)が中核です。Kemperは実機アンプのキャラクターを取り込める「プロファイリング」が武器で、ラウド系で要求されがちな「曲ごとの歪み量」「ソロ時のミッドの上げ方」「空間系の量」「ノイズゲートの効き」みたいな要素を、ステージでも同一品質で再現しやすい。海外公演や連戦が多いバンドほど、機材差・会場差を抑える目的でデジタル中核に寄せるのは合理的です。

coldrainのアレンジは、ベースが太く、ドラムもローの情報量が多いので、ギターが”ローで戦う”とすぐ混濁します。そこでKemper運用は、アンプ(歪み質)を選ぶというより「キャビ/マイク/EQを含めて最終形を設計する」発想になりやすい。つまり、同じハイゲインでも「ローの出方」「プレゼンスの刺さり」「ロー・ミッドの密度」を狙ってプロファイルを選び、バンドの中で”勝つ帯域”を取りにいく。Y.K.C氏の音が、硬いのに耳が痛くなりにくいのは、ここで2.5kHz~4kHzの刺さりや、250Hz近辺の濁りを丁寧に整えている可能性が高いです。

また、KemperはFOH(会場PA)へのライン出しが前提になりやすく、モニター環境もFRFR(フルレンジ)やIEM(イヤモニ)運用と相性が良い。ツアー現場で毎回”同じ感じ”を作りたいなら、ステージアンプの鳴りに依存せず、ラインの設計を固める方が強い。結果として、ギターのキャラ(ピックアップ/ピッキング)と、Kemper内の最終EQがサウンドを決めます。

現時点で公開情報として確度が高いのはKemper中心ですが、運用上は「Kemper+FOH」「Kemper+FRFR」などの周辺機材がセットで成立します。ここは時期や現場(海外/国内、フェス/ワンマン)で変わる可能性があるため、周辺は”想定”として扱います。総合すると、Y.K.C氏のアンプ・システムはKemperを核に、プリセット切替とPA最適化で完成させている……と、想定されます。

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Kemper Profiler Rack(Profiling Amplifier RACK) Kemper 検索 検索 検索 検索 検索 検索 メインの心臓部。プロファイリングで実機アンプの質感を取り込み、曲ごとの歪みやEQ、空間系の量をプリセットで管理しやすい。
Kemper Profiler Head(未確定・運用違いの可能性) Kemper 検索 検索 検索 検索 検索 検索 Rackと同等思想で運用可能。公演・機材搬入条件で形式が変わるケースがあるため”想定”枠。
FRFRパワードモニター(未確定・ライブ現場依存) 各社 検索 検索 検索 検索 検索 検索 Kemperラインの再現性をステージ上で担保する定番発想。IEM運用や会場PA環境で不要になる場合もある。

③使用ギターの種類と特徴【coldrain・Y.K.C】

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Y.K.C氏のギター選びは、ラウド文脈の”ハイゲイン適性”だけでなく、歌モノとしてのcoldrainに必要な「メロディの抜け」「コードの分離」「ソロの歌い方」を優先しているのが特徴です。とくにシグネチャーのESP Meteoriteはコンセプトが分かりやすく、「これ1本でcoldrainをやりきる」という思想で設計されています。ここが重要で、機材を増やして曲ごとに分けるより、1本の基準音を作って、Kemper側でレンジや空間を管理したほうがライブの再現性が上がる。ラウド系の現場では”安定して強い音”が正義なので、理にかなっています。

そしてMeteoriteの肝は、Bare KnuckleのThe Muleを搭載している点。The MuleはヴィンテージPAF系のレンジ感をベースに、ピッキングのニュアンスや倍音の出方がリッチになりやすい。いわゆるメタル用の超ハイパワーPUみたいに低域で押しつぶす方向ではなく、中域の密度とタッチレスポンスで勝つタイプです。これがcoldrainの”硬いのに抜ける”方向性と噛み合う。歪ませても弦の芯が残るので、ソロのビブラートやチョーキングで「歌ってる感」を作りやすいんです。

もう一つの軸として、MeteoriteのベースになったとされるESP AMOROUS NT-CTM。アーチトップの曲線とモダンな構造が合わさった系譜で、見た目の美しさだけでなく、鳴りの立体感やレンジの整い方が魅力になりやすい。スタジオレコーディングで”音像の奥行き”を作りたいときや、フレーズの分離を重視するときに、こういう個体の良さが出ます。

さらにヴィンテージライクな方向ではNavigator N-SG-LTDも使用が語られており、ピックアップをSeymour DuncanのP-90タイプ(SPH90)に換装しているとされています。SG+P-90系は、ミッドが前に出て、ピッキングの粗さも含めて”ロックの生っぽさ”が出るので、曲によってはMeteoriteのモダンさより合う場合がある。coldrainのように、ヘヴィとエモの振れ幅があるバンドだと、こういう”違う質感の武器”を持っておくのはかなり合理的です。

総合すると、Meteoriteを基準にしつつ、AMOROUS系の美味しいレンジ、SG+P-90系の荒さを場面で使い分ける設計……と、想定されます。

機材名 メーカー Amazon 楽天 Yahoo! メルカリ 石橋楽器 サウンドハウス ギターの種類 備考
ESP Meteorite ESP 検索 検索 検索 検索 検索 検索 シグネチャー(モダン系) 「これ1本でcoldrainをやりきる」思想のシグネチャー。Bare Knuckle The Mule搭載で、タッチレスポンスとサスティンを重視。
ESP AMOROUS NT-CTM ESP 検索 検索 検索 検索 検索 検索 アーチトップ系 Meteoriteのベースとなった系譜。レンジの整いと立体感を作りやすく、レコーディングで”音像”が欲しい場面に強い。
Navigator N-SG-LTD Navigator 検索 検索 検索 検索 検索 検索 SGタイプ(ヴィンテージ寄り) ヴィンテージライクなSG系。Seymour Duncan SPH90(P-90タイプ)へ換装して使用とされ、ミッドの押し出しと生々しさが出しやすい。

④使用エフェクターとボード構成【coldrain・Y.K.C】

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Y.K.C氏の足元は、いわゆる”歪みペダルを並べてアンプを鳴らす”というより、Kemper中心のデジタルシステムをどう操縦するかに最適化されているのがポイントです。ライブで求められるのは、音の良さだけじゃなく「切り替えミスが起きない」「曲間が速い」「演出(ディレイの残響やミュート)が確実」みたいな運用面。そこで核になるのがROCKTRON MIDI RAIDERです。MIDIフットコントローラーとして、Kemperのプリセット(リグ)呼び出しや、エフェクトのON/OFF、曲ごとの構成を踏み間違いなく再現する”司令塔”になります。

さらに表現面では、Kemper運用で重要なのがエクスプレッション。ワウやボリュームだけでなく、ディレイ・ミックスやリバーブ量、ピッチ系のブレンドをリアルタイムに動かすと、同じリフでも”展開”が作れます。ここでMission Engineering EP1-KP-GNのようなKemper向けペダルを使うと、ポテンションの相性問題(踏み込み量と数値のズレ)を回避しやすく、現場での事故率が下がる。ラウド系はノイズゲートも含めてセッティングが繊細なので、こういう”確実に動く”機材選びは、音の一部だと思っていいです。

そして見落とされがちだけど、ライブの信頼性で最重要クラスがチューナーです。KORG DT-10は堅牢で視認性が高い系譜の定番で、曲間の短いライブでも「一瞬でピッチを確認→即復帰」ができる。coldrainのように展開が激しいバンドだと、チューニングのズレはそのまま”曲の説得力”を削ります。結果として、チューナーは単なる便利機材じゃなく、演奏クオリティの守護神になります。

ただし、ここまでが確認できる中心情報で、歪みペダル/個別のディレイやリバーブの型番までが常に固定とは限りません。Kemper内蔵エフェクトで完結させる運用も一般的ですし、曲によっては外部ブースターやノイズ系を足すケースもあり得ます。したがって、公開情報から言える範囲では「MIDIでKemperを操縦し、エクスプレッションで表現を作り、堅牢チューナーで足元の基盤を固める」構成……と、想定されます。

機材名 メーカー Amazon 楽天 Yahoo! メルカリ 石橋楽器 サウンドハウス エフェクターの種類 備考
ROCKTRON MIDI RAIDER Rocktron 検索 検索 検索 検索 検索 検索 スイッチングシステム 足元のメイン司令塔。Kemperのプリセット/エフェクトをMIDIで瞬時に切り替え、ライブの再現性を上げる。
Mission Engineering EP1-KP-GN Mission Engineering 検索 検索 検索 検索 検索 検索 エクスプレッションペダル Kemper用に設計されたエクスプレッション。ワウ/ボリューム/空間系ミックスなどを安定して操作しやすい。
KORG DT-10 KORG 検索 検索 検索 検索 検索 検索 リズムマシン・メトロノーム 堅牢で視認性の高い定番ペダルチューナー。分類リストに「チューナー」がないため便宜上この区分で記載。

⑤音作りのセッティング・EQ・ミックスの工夫【coldrain・Y.K.C】

Y.K.C風を狙うときに、一番やりがちで一番失敗しやすいのが「歪ませて低音を盛る」方向です。coldrainはバンド全体のロー成分が強いので、ギターがローを取りに行くと、FOHでハイパスされて結局”細く聴こえる”か、逆に濁って埋もれます。だから発想を変えて、ギターはローを削ってでもミッドの芯とアタックで勝つのが近道です。特にライブは、会場の低域が増幅されがちなので、最初からローをタイトに設計した方が安定します。

具体的なEQの目安としては、まずハイパス(ローカット)を80Hz~120Hzあたりで入れる。7弦やドロップ系でローを使う場合でも、ステージでは「ローの輪郭」より「ロー・ミッドの密度」を残す方が伝わります。次に濁りの原因になりやすい200Hz~350Hzを、曲に合わせて1~3dB程度カット(Qは中くらい)。ここを削ると、歪みの”箱鳴りっぽいモワつき”が消えて、ドラムとベースのアタックが見えるようになります。

逆に、Y.K.Cっぽい前に出方を作るなら900Hz~1.6kHzあたりのミッドが鍵です。ここを上げすぎると鼻詰まりになるので、上げるなら狭めのQで1~2dB程度、または”下を削って相対的に前に出す”のが安全。プレゼンス帯域は、会場や耳の痛さに直結するので、2.5kHz~4kHzは上げるより整える意識が重要です。ピッキングが硬く痛いなら、ここをほんの少し抑えるだけで”高級感”が出ます。逆に抜けが足りないなら、3kHz付近をほんの少しだけ持ち上げるか、キャビIR(またはプロファイル)のマイク位置を”センター寄り”にする発想が効きます。

歪み量の考え方も重要で、coldrainのギターは飽和しすぎると輪郭が消えてリフが死にます。なのでゲインは「単体で気持ちいい」より少し少なめにして、代わりにコンプ感は右手とEQで作る。ピックアップがThe Mule系なら、弾き方で歪みの乗り方が変わるので、ゲインを下げても”歌う”方向に持っていけます。

次に、曲ごとの使い分け。例えばAメロやブレイクのリフは、タイトさ優先でリバーブ少なめ、ディレイも最小限。サビは広がりを作るために、ステレオディレイやプレート系リバーブを少し足す。ただしラウド系で空間を足しすぎると、歌とぶつかって歌詞が聴こえにくくなるので、空間は”後ろに引く”より”横に広げる”設計が向きます。Kemper運用なら、ディレイのミックスをエクスプレッションで動かすだけでも展開が作れるので、ペダルの操作設計が音作りそのものになります。

アンプのCH切り替え的な発想(クリーン/クランチ/リード)は、Kemperだと「Rig切替」または「同一Rig内のMorph機能」でやるのが定番です。Morphであれば、同じ基準音のまま「ゲインを少し」「ミッドを少し」「ディレイだけ」みたいに段階的に変えられる。coldrainのように曲の展開が速いバンドほど、Morphの方が切替の違和感が減って”自然に盛り上がる”方向を作れます。

ミックス/PA目線でいうと、ギターの音作りはFOH側で最終決定されます。ギター側でやるべきは「エンジニアが扱いやすい素材」を出すこと。具体的には、ローを整理し、刺さる帯域を抑え、必要なミッドの芯を残す。そして出力レベルを安定させる。特にKemperは出力が安定しやすいので、会場ごとに”ギターの印象がブレない”という利点があります。ここまでまとめると、Y.K.C風の音作りは「ローを削ってミッドで勝つ」「刺さり帯域を整える」「空間は横に広げる」「切替設計まで含めて音作り」……という設計になる、と想定されます。

⑥比較的安価に音を近づける機材【coldrain・Y.K.C】

ここからは”現実ライン”の話です。ESP MeteoriteもKemper Rackも、正面から揃えると普通に宇宙船の予算になります。だから近づけるなら、音の本質(レンジ設計と切替思想)を安価機材で再現するのが勝ち筋です。ポイントは2つ。①アンプ/キャビのシミュレーションがそれなりに良いこと②プリセット切替とEQが実用的であること。この2つが揃うと、ライブでも”っぽさ”を作れます。

まず鉄板は、マルチ系で「アンプモデル+IR(キャビ)+EQ+ノイズゲート+ディレイ/リバーブ」が一台で完結するもの。BOSSのGT系、Line 6のPOD Go、ZOOMのG6あたりは、価格帯的にも手が届きやすく、プリセット運用が現実的です。ここで大事なのは、最初から”ハイゲイン最強のプリセット”を探すんじゃなく、ミッドが残るアンプモデルを選ぶこと。たとえば現代メタル系のモデルでも、ローが暴れすぎないものを選び、EQで200~350Hzを整理、3kHz付近の刺さりを整える。これだけでバンドの中の見え方が変わります。

次に、足元の操作性。Y.K.C氏はMIDI RAIDERで”司令塔”を作っているので、安価再現でも「曲ごとに切替できる」ことが重要です。POD GoやGT-1はプリセット移動がやりやすく、ライブ運用の導線が作りやすい。さらに余裕があれば、フットスイッチを増設できるモデルや、スナップショット/シーン切替があるモデルを選ぶと、Morph的な運用(同じ音のまま変化)に近づきます。

ギター側で近づけたいなら、PU交換がコスパ最強です。The Muleは高価ですが、方向性としては「ヴィンテージPAF寄りで、タッチが出る」ことが重要。だから予算が1~5万円なら、Seymour DuncanのJB/’59系や、PAF系の定番を検討するのも手です(完全一致ではないが、ミッドと倍音の出方を作りやすい)。SGタイプのP-90方向が好きなら、P-90系PUでミッドの押し出しを作るのもあり。要は”ローで押しつぶす”より”ミッドで歌わせる”ほうがY.K.C風に寄ります。

最後に、小物の重要性。ノイズが気になるならノイズリダクションを適切に。弦のゲージやピックの硬さでアタックが変わるので、そこも詰めると近づきます。安価機材の強みは「試行回数を増やせる」ことなので、プリセットを3種類(リフ用/サビ用/リード用)作って、同じ曲を弾き比べるだけでも完成度が上がります。つまり、安価再現の本質は”機材のグレード”じゃなく”設計と運用”です。

種類 機材名 メーカー Amazon 楽天 Yahoo! メルカリ 石橋楽器 サウンドハウス 備考
ギター用マルチエフェクター BOSS GT-1 BOSS 検索 検索 検索 検索 検索 検索 プリセット運用が前提のマルチ。EQ/ノイズゲート/空間系が揃い、coldrain系の”曲ごと切替”思想を安価に再現しやすい。
ギター用マルチエフェクター Line 6 POD Go Line 6 検索 検索 検索 検索 検索 検索 アンプ/キャビシムの質が高く、シーン切替の思想が作りやすい。Kemper的な”ライン完結”に寄せやすい。
ギター用マルチエフェクター ZOOM G6 ZOOM 検索 検索 検索 検索 検索 検索 IR運用とEQの詰めで”バンドで勝つ帯域”を作りやすい。ライブでの視認性と操作性も実用寄り。
プリアンプ/アンプシミュレーター NUX Amp Academy NUX 検索 検索 検索 検索 検索 検索 小型でライン完結しやすいアンプシム。EQとIRで”刺さらず抜ける”帯域設計を作る練習に向く。
ノイズリダクション ISP Decimator II ISP Technologies 検索 検索 検索 検索 検索 検索 ハイゲインの実戦力を上げる”治安維持装置”。リフのキレと無音部の締まりがcoldrain系の説得力に直結するため似せやすい。

⑦総括まとめ【coldrain・Y.K.C】

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Y.K.C(ヨコチ)氏の音作りをまとめると、機材の豪華さより「思想が一貫している」のが強さだと思います。Meteoriteを基準に”弾き手のニュアンスが出るPU(The Mule)”を選び、Kemperで最終形(キャビ/マイク/EQ)まで設計して、MIDI RAIDERでライブ運用の再現性を担保する。つまり、ギターの音は「良いアンプ」じゃなく「設計されたシステム」から生まれている。

ここで読者が持ち帰るべき本質は3つです。1つ目は、ローエンドを盛らない勇気。バンドの中で勝つギターは、ローを削ってミッドの芯とアタックで立つ。2つ目は、刺さる帯域を”上げる”より”整える”こと。2.5kHz~4kHzを丁寧に扱うと、硬いのに痛くないcoldrainっぽさが出る。3つ目は、切替設計まで含めて音作りだということ。プリセット、シーン、Morph、エクスプレッション。ここが詰まると、同じリフでも”展開”が生まれて、coldrainのドラマ性に近づきます。

そして面白いのは、これが高級機材だけの話じゃない点です。1~5万円のマルチでも「ローを整理」「ミッドの芯」「刺さりの制御」「曲ごとの切替」を作れれば、驚くほど”それっぽい立ち方”になります。むしろ安価機材は試行回数を増やせるので、音作りの理解が早く進む。機材はあくまで器で、勝負は設計と運用です。

最後に。Y.K.C氏の情報は、メンバーの中でもSNS露出が少なめで、断片がインタビューや公式情報に寄りがちです。だからこそ、確定情報(Meteorite/Kemper/MIDI RAIDER/EP1-KP-GN/DT-10)を軸に、足りない部分は”なぜそう想定できるか”をセットで埋めるのが合理的。この記事の内容をベースに、あなたの現場(宅録/スタジオ/ライブ)に合わせて、EQと切替の設計を詰めれば、coldrainの中でギターが「前に出るのに邪魔しない」あの感じへ、かなり近づけるはず……と、想定されます。

参考情報(公式・代表的な機材情報ページ)

・ESP公式:Y.K.C / Meteorite 製品情報(スペック・コンセプト)

・機材まとめ系:Y.K.C 使用ギター/Kemper・MIDI RAIDER・EP1-KP-GN・DT-10 の掲載例

・Rocktron公式:MIDI RAIDER 製品情報

・KORG公式:DT-10 製品情報(生産完了だが仕様の参考になる)

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