始めに(特徴紹介)
04 Limited Sazabysのギタリスト・RYU-TAは、タイトで疾走感のある楽曲の中で力強さと繊細さを兼ね備えたギタープレイを展開しています。
そのサウンドの核には、ハードなリフを支える厚みのあるディストーションと、ポップパンクの明るさを演出するクリーントーンのバランスがあります。
代表曲「swim」「Squall」ではメロディアスで耳に残るギターフレーズを弾きつつ、ライブではESPのシグネチャーモデル「一角」をメインに、Mesa/Boogie Mark Vを中心としたアンプで轟音を響かせます。
また、エフェクターはBOSSやJHS、Free The Toneを組み合わせ、シンプルながら完成度の高いボードを構築していることが特徴です。
RYU-TAの音作りは、hide直系のヴィジュアル要素と、USポップパンク的なサウンドの明るさを両立している点が魅力的です。
彼のプレイを真似ることで、04 Limited Sazabys特有のエモーショナルなバンドサウンドに近づくことができるでしょう。
以下では、RYU-TAが実際に使用しているアンプ・ギター・エフェクターの詳細と、それらを活かした音作りの工夫を解説していきます。
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使用アンプ一覧と特徴【04 Limited Sazabys・RYU-TA】
RYU-TAの音作りの要となっているのが、Mesa/Boogie Mark V MediumとORANGE PPC412の組み合わせです。
Mark Vは3チャンネル仕様で、クリーンからハイゲインまで幅広くカバーできる万能アンプ。その中でもRYU-TAは、チャンネル1をクリーン、チャンネル2をクランチ、チャンネル3をリードに設定し、楽曲に応じた切り替えを行っています。
グラフィックEQは中域をカットするセッティングを多用し、ライブでの抜けとバンド全体との分離を意識したサウンドが特徴です。
キャビネットにはORANGE PPC412を選択。Mesa純正のキャビネットではなく、見た目と音のバランスでORANGEを使い続けている点も彼らしいこだわりです。
太く、低域に安定感のあるサウンドを出しながらも、ハイゲイン時に粒立ちを損なわないのがポイントです。
過去にはMarshall JVM410Hも使用しており、こちらはより直線的で荒々しい歪みが得られるアンプです。
初期のライブ映像やインタビューでその使用が確認されていますが、現在はMark Vへと移行したと見られます。
また、スタジオや一部のレコーディングではFender Twin Reverbも確認されており、こちらはビンテージ感のあるウォームなクリーントーンを得るために使用された可能性があります。
さらに、SNSのストーリーで緑筐体のMesa/Boogie Mark Vを購入した報告もあり、カラーや外観へのこだわりも強いことがうかがえます。
いずれにしても、ライブ・レコーディングともに「Mesa/Boogie Mark V Medium × ORANGE PPC412」が彼のメインセットアップであると考えて間違いないでしょう。
これらを踏まえると、RYU-TAのアンプ構成は「太さと抜けを両立させるMesa/Boogie」と「ビジュアルと低域の安定感を補強するORANGE」という組み合わせで確立されていると、想定されます。
機材名 | メーカー | Amazon最安値URL | アーティスト | ギタリスト | 備考 |
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Mesa/Boogie Mark V Medium | Mesa/Boogie | Amazonで探す | 04 Limited Sazabys | RYU-TA | メインアンプ。EQで中域カット設定を使用。 |
Marshall JVM410H | Marshall | Amazonで探す | 04 Limited Sazabys | RYU-TA | 過去のライブで使用。ハイゲイン志向。 |
Fender Twin Reverb | Fender | Amazonで探す | 04 Limited Sazabys | RYU-TA | クリーン用途で一部使用。ビンテージ品の可能性。 |
ORANGE PPC412 | ORANGE | Amazonで探す | 04 Limited Sazabys | RYU-TA | 愛用キャビネット。Mesaではなくこちらを選択。 |
Mesa/Boogie Mark V(緑筐体) | Mesa/Boogie | Amazonで探す | 04 Limited Sazabys | RYU-TA | SNSにて購入報告あり。詳細用途不明。 |
使用ギターの種類と特徴【04 Limited Sazabys・RYU-TA】
RYU-TAの音作りにおける中心は、やはりESP製のシグネチャーモデル「一角」です。
このモデルはX JAPANのhideモデルをオマージュした独自デザインで、ライブではラッカー塗装機と艶消し機の2タイプを使い分けています。
「一角」はその見た目のインパクトもさることながら、メイプルトップ×マホガニーバック構造による中低域の厚みと、ハイゲインでも潰れない明瞭感を兼ね備えており、04 Limited Sazabysのアグレッシブなバンドサウンドを支えています。
廉価版としてGrassRoots G-一角も存在し、同じルックスを持ちながら手に取りやすい価格帯で流通しており、ファンやコピーバンドからも支持されています。
また、木目調のNavigator N-EX-LTDも彼の象徴的な一本。黒クロームパーツに換装し、配線・ノブも改造していることから、ヴィジュアル面とサウンド面の両方に強いこだわりを持っていることが分かります。
他にも、Navigator N-JM-ALR(リバースヘッドに改造)、E-II Horizon NT(特注カラー)、E-II Horizon NT-II(ESPから借用、ドロップD専用)など、用途や楽曲ごとに使い分ける多彩なコレクションを所有。
特にE-II Horizon NT-IIはEMGピックアップを搭載しており、よりモダンでハイゲインな楽曲に合わせたチョイスと考えられます。
ERNIE BALL MUSIC MAN Silhouetteも愛用しており、ホワイトボディ+ブラックピックガード仕様の個体は「standing here」「Buster call」のPVで使用が確認できます。
近年は「MUSIC MAN Silhouette Snowy Night」も現行流通品として所有しているようです。これらはRYU-TAのモダンかつポップなサウンド志向を象徴するギターといえます。
さらに、Gibson Historic Collection Les Paul Custom(2018年末に購入)、Gibson Custom Shop ES-355 Reissue(Japan Limited Run, Black Ebony)、Epiphone SG(借り物の可能性あり)など、定番ブランドの個体も所有。
アコースティックギターではTaylor 214ce Rosewoodと思われるモデルを確認でき、バンドのアコースティック編成時に使用されています。
このようにRYU-TAは、ESPやNavigatorを中心にしつつも、MUSIC MANやGibsonなど幅広いブランドを用途に応じて取り入れており、サウンドのバリエーションを追求する姿勢が伺えます。
総じて「ESP 一角+Navigator N-EX-LTD+Mesa/Boogie Mark V」が彼のサウンドの基盤であり、その他のギターは楽曲や時期に応じた選択肢として活用されていると、想定されます。
機材名 | メーカー | Amazon最安値URL | アーティスト | ギタリスト | ギターの種類 | 備考 |
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ESP 一角 (RYU-TA Signature Model) | ESP | Amazonで探す | 04 Limited Sazabys | RYU-TA | エレキギター | メイン機。hideモデルを模した独自デザイン。ラッカー塗装機と艶消し機あり。 |
GrassRoots G-一角 | GrassRoots | Amazonで探す | 04 Limited Sazabys | RYU-TA | エレキギター | 廉価版。ESPと同ルックス。 |
Navigator N-EX-LTD | Navigator | Amazonで探す | 04 Limited Sazabys | RYU-TA | エレキギター | 木目調エクスプローラー。黒クロームパーツに改造。 |
ERNIE BALL MUSIC MAN Silhouette | Music Man | Amazonで探す | 04 Limited Sazabys | RYU-TA | エレキギター | PV「standing here」「Buster call」で使用。 |
MUSIC MAN Silhouette Snowy Night | Music Man | Amazonで探す | 04 Limited Sazabys | RYU-TA | エレキギター | 現行流通モデル。ライブ使用も確認。 |
Navigator N-JM-ALR | Navigator | Amazonで探す | 04 Limited Sazabys | RYU-TA | エレキギター | リバースヘッドに改造。HIROKAZと同型を所持。 |
E-II Horizon NT | E-II (ESP) | Amazonで探す | 04 Limited Sazabys | RYU-TA | エレキギター | 特注カラー。生産完了品。 |
E-II Horizon NT-II | E-II (ESP) | Amazonで探す | 04 Limited Sazabys | RYU-TA | エレキギター | ESP借用機。ドロップD専用。EMGピックアップ搭載。 |
Gibson Historic Collection Les Paul Custom | Gibson | Amazonで探す | 04 Limited Sazabys | RYU-TA | エレキギター | 2018年末に購入報告あり。実使用は少なめ。 |
Gibson Custom Shop ES-355 Reissue | Gibson | Amazonで探す | 04 Limited Sazabys | RYU-TA | エレキギター | Japan Limited Run。Black Ebony仕様。 |
Epiphone SG Aged Classic White | Epiphone | Amazonで探す | 04 Limited Sazabys | RYU-TA | エレキギター | 一度のみ確認。借り物の可能性あり。 |
Taylor 214ce Rosewood(推定) | Taylor | Amazonで探す | 04 Limited Sazabys | RYU-TA | アコースティックギター | アコースティック編成で使用確認あり。モデルは推定。 |
使用エフェクターとボード構成【04 Limited Sazabys・RYU-TA】
RYU-TAのエフェクターボードは、シンプルながら実戦的な構成が特徴です。
メインの歪みとしてJHS Angry Charlie V3を使用し、Mesa/Boogie Mark Vのゲインチャンネルと組み合わせてタイトでエッジの効いたディストーションサウンドを作り出しています。
さらに、J. Rockett Audio Designs Archerを加えることで、Klon系の倍音を付与し、ソロやリフに存在感を持たせています。
空間系ではBOSS DD-3 Digital DelayとMaxon AD999 Analog Delayを併用。
DD-3はデジタル特有のクリアな残響を、AD999はアナログ特有の温かみを演出し、楽曲によって使い分けていることが伺えます。
リバーブはJHS Spring Tank Reverbを採用し、スプリング感のある自然な広がりを加えることで、ライブ会場でも音が埋もれにくい空間を作っています。
モジュレーション系はBOSS CE-2W(Chorus, Waza Craft)、BOSS TR-2(Tremolo)、MXR EVH90 Phase-90といった定番機材を配置。
特にCE-2Wはビンテージコーラスの再現度が高く、クリーントーン時の立体感を補強しています。
TR-2はリズムに揺らぎを加え、EVH90はソロや空間演出で効果的に使われています。
足元の操作性を高めるため、Free The Tone ARC-3スイッチャーを中心に、JB-21ジャンクションボックスやPT-1Dパワーサプライを導入。
ライブの激しいステージングでも確実な音作りを支えています。
また、チューナーにはtc electronic PolyTune 2を採用し、精度と見やすさを両立。
ボリュームや表現の幅を広げるためにKORG XVP-20も設置されており、楽曲ごとに緩急をつけた演奏が可能になっています。
このように、RYU-TAのボードは「歪み+空間系+モジュレーション」という王道に、Free The Toneでシステム性を加えた堅牢な構成となっています。
サウンドの骨格はアンプで作り、エフェクターは味付けと演出に徹しているのが大きな特徴といえるでしょう。
総じて、シグネチャーモデルのギターとMesa/Boogieアンプのポテンシャルを最大限活かす補助的な立ち位置で構成されていると、想定されます。
機材名 | メーカー | Amazon最安値URL | アーティスト | ギタリスト | エフェクターの種類 | 備考 |
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JHS Angry Charlie V3 | JHS Pedals | Amazonで探す | 04 Limited Sazabys | RYU-TA | ディストーション | メイン歪み。タイトなハイゲインを担当。 |
J. Rockett Audio Designs Archer | J. Rockett | Amazonで探す | 04 Limited Sazabys | RYU-TA | オーバードライブ | Klon系。ブースト兼トーン補正。 |
BOSS CE-2W | BOSS | Amazonで探す | 04 Limited Sazabys | RYU-TA | コーラス | ビンテージCE-2を再現。クリーントーンに立体感。 |
BOSS TR-2 | BOSS | Amazonで探す | 04 Limited Sazabys | RYU-TA | トレモロ | 揺らぎでリズム感を演出。 |
MXR EVH90 Phase-90 | MXR | Amazonで探す | 04 Limited Sazabys | RYU-TA | フェイザー | ソロやアルペジオで空間的な揺らぎを追加。 |
BOSS DD-3 Digital Delay | BOSS | Amazonで探す | 04 Limited Sazabys | RYU-TA | ディレイ | クリアなデジタルディレイ。リードで多用。 |
Maxon AD999 Analog Delay | Maxon | Amazonで探す | 04 Limited Sazabys | RYU-TA | ディレイ | 温かみのあるアナログディレイ。 |
JHS Spring Tank Reverb | JHS Pedals | Amazonで探す | 04 Limited Sazabys | RYU-TA | リバーブ | スプリング感のある自然な広がりを演出。 |
tc electronic PolyTune 2 | tc electronic | Amazonで探す | 04 Limited Sazabys | RYU-TA | チューナー | 高精度。ライブでの視認性に優れる。 |
KORG XVP-20 | KORG | Amazonで探す | 04 Limited Sazabys | RYU-TA | ボリュームペダル | 音量調整やエクスプレッション用途。 |
Free The Tone ARC-3 | Free The Tone | Amazonで探す | 04 Limited Sazabys | RYU-TA | スイッチングシステム | ボードの中枢。安定した切替を実現。 |
Free The Tone JB-21 | Free The Tone | Amazonで探す | 04 Limited Sazabys | RYU-TA | ジャンクションボックス | 配線効率化のために導入。 |
Free The Tone PT-1D | Free The Tone | Amazonで探す | 04 Limited Sazabys | RYU-TA | パワーサプライ | 電源供給の安定性を確保。 |
音作りのセッティング・EQ・ミックスの工夫【04 Limited Sazabys・RYU-TA】
RYU-TAの音作りは、バンド全体のサウンドの中でギターが「前に出すぎず、しかし埋もれない」絶妙なバランスを意識して構築されています。
その根幹を担っているのがMesa/Boogie Mark V Mediumの多彩なチャンネル設定と、グラフィックEQの使いこなしです。
特に、EQにおいては中域を大胆にカットし、低域と高域を持ち上げることで、分厚いリズム隊と高音域で煌めくボーカルとの住み分けを実現しています。
チャンネル1はクリーンで使用。ギター本来の音色を活かしながらも、BOSS CE-2Wやリバーブで立体感を加え、アルペジオや静かなパートで浮遊感を演出します。
チャンネル2はクランチ設定で、バンドの疾走感を支えるカッティングやブリッジミュートに使用。
JHS Angry Charlie V3と組み合わせることで、ブリティッシュアンプ風の歯切れの良さとモダンなハイゲインが共存したサウンドになります。
チャンネル3はリード用に設定され、J. Rockett Archerでブーストを加えることでソロがバンドの中で埋もれない存在感を放ちます。
このときのEQは、2kHz付近を少し持ち上げることで、ピッキングニュアンスを際立たせている可能性が高いです。
また、リバーブやディレイを多用せず、アタック感を残したまま空間を広げるのが特徴です。
ミックス全体の工夫として、RYU-TAのギターは左右に大きくパンニングされることが多いですが、メインリフではセンター寄りに配置される場合もあります。
その際、低域はベースと被らないよう100Hz以下をカットし、逆にハイエンドはシンバルとぶつからないよう7kHz以上を抑える処理が施されていると推測されます。
ライブではORANGE PPC412キャビネットの特性により、低域の輪郭が明瞭で、どの会場でも安定した音像を得られる点が大きな強みとなっています。
一方で、空間系エフェクターの使い方も非常に戦略的です。
例えば、DD-3のディレイは短めの設定(200〜400ms)で、タイトな楽曲の中でもリズムを崩さず厚みを加えています。
Maxon AD999は、アナログ特有の柔らかいリピート感で、抑揚をつけたい場面に限定的に使用。
これにより、全体的に「常にクリーンで整理された音像」が保たれているのです。
モジュレーション系については、CE-2Wで僅かに揺らぎを加えたり、TR-2でパートごとにリズム的なニュアンスを生むなど、楽曲ごとに細かく役割を切り替えています。
こうした丁寧な演出が、04 Limited Sazabysの楽曲の疾走感とダイナミズムを支えている要因です。
総合的に、RYU-TAの音作りは「中域を整理しつつ、低域の迫力と高域の抜けを両立させる」という方向性で一貫しています。
アンプ、ギター、エフェクターのそれぞれを最大限活かすことで、シンプルながらも再現性の高いサウンドが作られていると、想定されます。
比較的安価に音を近づける機材【04 Limited Sazabys・RYU-TA】
RYU-TAのサウンドを完全に再現するにはESPのシグネチャーモデルやMesa/Boogie Mark Vといった高額な機材が必要ですが、初心者や中級者が手軽に近い雰囲気を味わうことも十分に可能です。
ここでは、BOSSやMXRなど比較的安価で入手しやすい製品を中心に、RYU-TAの音へ近づける代替機材を紹介します。
まず歪みに関しては、メインで使用しているJHS Angry Charlie V3に近いキャラクターを持つBOSS DS-1W(Waza Craft)や、MXR Distortion+などが候補に挙げられます。
どちらも1万円台で購入でき、アンプのクリーンチャンネルと組み合わせることで、タイトで粒立ちの良いディストーションサウンドが得られます。
Klon系のArcherに近づけたい場合は、Electro-Harmonix Soul Foodが代表的な代替機。倍音の付加とブースト感が得られ、ソロ時の抜けを補強するのに最適です。
空間系では、BOSS DD-8が万能ディレイとしておすすめ。DD-3に比べて多機能ながら価格は抑えられており、RYU-TAの短めディレイ設定も再現可能です。
リバーブはBOSS RV-6を使えば、スプリングからホールまで幅広いサウンドを再現でき、ライブでも安心して使える定番モデルです。
モジュレーション系では、BOSS CH-1 Super ChorusやTC Electronic Corona Chorusが代替候補になります。
CE-2Wに比べると味付けは現代的ですが、クリーンパートに立体感を加える目的では十分効果的です。
また、MXR Phase 90(通常版)はRYU-TA愛用のEVH90に近い揺らぎが得られ、価格も抑えられています。
アンプに関しては、Mesa/Boogie Mark Vを手に入れるのは現実的ではありませんが、代替としてBOSS KatanaシリーズやMarshall CODEシリーズなどのモデリングアンプを利用すれば、RYU-TAのハイゲイン〜クリーンまで幅広い音作りが可能です。
特にKatanaはEQの効きが優れており、ミドルを削って低域と高域を強調する設定がしやすく、彼のセッティングに近いサウンドが得られます。
これらの機材を組み合わせることで、総額10万円以下でもRYU-TA風の音作りを実現することができます。
重要なのは「中域を整理し、低域の迫力と高域の抜けをバランスよく出す」こと。
この方向性を意識すれば、必ず彼のサウンドに近づけるでしょう。
種類 | 機材名 | メーカー | Amazon最安値URL | アーティスト | ギタリスト | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
ディストーション | BOSS DS-1W | BOSS | Amazonで探す | 04 Limited Sazabys | RYU-TA | Angry Charlieの代替候補。安価で入手可能。 |
オーバードライブ | Electro-Harmonix Soul Food | Electro-Harmonix | Amazonで探す | 04 Limited Sazabys | RYU-TA | Klon系ブースターの廉価版。倍音を補強。 |
ディレイ | BOSS DD-8 | BOSS | Amazonで探す | 04 Limited Sazabys | RYU-TA | DD-3の代替に最適。短めディレイ再現が可能。 |
リバーブ | BOSS RV-6 | BOSS | Amazonで探す | 04 Limited Sazabys | RYU-TA | Spring Tank Reverb代替。多彩なリバーブを再現。 |
コーラス | BOSS CH-1 Super Chorus | BOSS | Amazonで探す | 04 Limited Sazabys | RYU-TA | CE-2W代替。現代的で扱いやすいコーラス。 |
フェイザー | MXR Phase 90 | MXR | Amazonで探す | 04 Limited Sazabys | RYU-TA | EVH90に近い揺らぎを再現可能。 |
モデリングアンプ | BOSS Katana-50 MkII | BOSS | Amazonで探す | 04 Limited Sazabys | RYU-TA | Mesa Mark Vの代替。中域カットEQ設定で近いサウンド。 |
総括まとめ【04 Limited Sazabys・RYU-TA】

RYU-TAの音作りを総合的に見ていくと、その本質は「攻撃性と明瞭さの両立」にあります。
ESPシグネチャーモデル「一角」を筆頭に、エクスプローラータイプやMUSIC MANなど独自性の強いギターを駆使し、ハイゲインながらも粒立ちの良いサウンドを実現。
さらにMesa/Boogie Mark Vを中心としたアンプセッティングと、ORANGE PPC412キャビネットの組み合わせが、彼特有の厚みと抜けを両立させています。
エフェクターボードに関しては、必要最小限でありながら実戦的な選択が光ります。
JHS Angry Charlie V3による骨太な歪み、BOSS DD-3とMaxon AD999でのディレイ使い分け、CE-2Wでの立体的なクリーントーン補強。
こうした要素が一体となり、04 Limited Sazabysの疾走感あふれる楽曲を支える堅牢なサウンドが完成しています。
また、RYU-TAのEQやミックス面での工夫も重要です。
中域を整理し、低域に迫力を持たせつつ高域の抜けを強調することで、バンド全体の中でギターが埋もれないポジションを確保。
この考え方は、彼の音作りを模倣する上で最も重要なポイントといえるでしょう。
初心者が彼のサウンドを再現する場合でも、高額機材を揃える必要はありません。
BOSS DS-1WやKatanaアンプ、MXR Phase 90といった手頃な機材を組み合わせれば、十分に「RYU-TAらしい」サウンドに近づけます。
重要なのは「シンプルな構成で、バンド全体の中で映える音」を意識することです。
総じて、RYU-TAの音作りは「個性的な見た目」と「実用的なサウンド」の両立にあると言えます。
hideからの影響を感じさせるルックスと、ポップパンク的な軽快さを兼ね備えた音作りは、04 Limited Sazabysの大きな武器です。
彼の音に憧れるギタリストは、まず「中域を整理するEQ」と「歪みの粒立ち」に注目してみると良いでしょう。
あなた自身の機材で実験を繰り返すことで、きっとRYU-TAのサウンドに一歩近づけるはずです。
そしてその過程こそが、バンドサウンドを磨く最良の学びになるのではないでしょうか。
“`
下記恐らく使用(所持)している機材のまとめです。参考までに!
ギター
ERNIE BALL MUSIC MAN Silhouette
ホワイトボディ+ブラックPG仕様。PV「standing here」「Buster call」で使用。廃盤の可能性あり。
MUSIC MAN Silhouette Snowy Night
現行流通あり。
ESP製 PRS風モデル(オリジナル?)
2012〜2013年頃「Now here, No where」「Lost my way」で使用。E-II Mystiqueに近い形状。
Navigator N-EX-LTD
木目調エクスプローラー。黒クロームパーツに変更、配線・ノブも改造。
ESP 一角 (RYU-TA Signature Model)
メイン機。hideモデルを模した独自デザイン。ラッカー塗装機と艶消し機あり。
GrassRoots G-一角 (Signature Model)
廉価版。ESPと同ルックス。
E-II STREAM風カスタム
リバースヘッド仕様。
Gibson Historic Collection Les Paul Custom
2018年末に購入報告あり。実使用は少なめ。
E-II Horizon NT
特注カラー(本来はホワイトのみ)。生産完了品。
E-II Horizon NT-II(ESPから借用)
ドロップD専用。ストリングスルーボディ、EMGピックアップ搭載。
Navigator N-JM-ALR
リバースヘッドに改造。HIROKAZと同型を所持。
Epiphone SG Aged Classic White
一度のみ確認。借り物の可能性。
Gibson Custom Shop ES-355 Reissue
Japan Limited Run。Black Ebony仕様。
Taylor 214ce Rosewood(推定)
アコースティックギター。Rosewood or Rosewood Plus。
アンプ & キャビネット
Mesa/Boogie Mark V Medium
メインアンプ。チャンネル1=クリーン、2=クランチ、3=リードで使用。グラフィックEQは中域カット設定。
Marshall JVM410H
過去使用確認。
Fender Twin Reverb
ビンテージ品の可能性あり。
ORANGE PPC412
愛用キャビネット。Mesaキャビは避け、音と見た目のバランスで選択。
Mesa/Boogie Mark V(緑筐体カスタム?)
ストーリー投稿にて購入報告。
エフェクター & ペダル
JHS Angry Charlie V3(OD)
JHS Spring Tank Reverb
J. Rockett Audio Designs Archer(OD, Klon系)
BOSS CE-2W(Chorus, Waza Craft)
BOSS TR-2(Tremolo)
BOSS DD-3 Digital Delay
Maxon AD999 Analog Delay
MXR EVH90 Phase-90
tc electronic PolyTune 2(Tuner)
KORG XVP-20(Volume/Expression)
Free The Tone ARC-3(スイッチャー)
Free The Tone JB-21(ジャンクションボックス)
Free The Tone PT-1D(パワーサプライ)
✅ 備考まとめ
メインギターは ESP 一角 (Signature Model)。GrassRoots版も存在。
木目調エクスプローラー Navigator N-EX-LTD も象徴的な愛用機。
Mesa/Boogie Mark V Medium + ORANGE PPC412 がライブの基本セットアップ。
エフェクターは JHS, BOSS, Free The Tone 系を中心に構築。
hideに憧れて木目・独自デザインを選ぶ傾向あり。
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