【滝善充】9mm Parabellum Bullet風サウンドの作り方＋ギター機材音作りセッティングのまとめ【エフェクター・アンプ】

始めに（特徴紹介）

9mm Parabellum Bulletのギタリスト・滝善充（たき よしみつ）氏は、邦ロック界でも屈指の“攻撃的でアート性に富んだギターサウンド”の持ち主です。 轟音と静寂、鋭角的なリフとシネマティックなテクスチャーを自在に操る彼のサウンドは、一聴して「滝の音」とわかる独自性を放っています。

滝氏のプレイスタイルは、重心の低いリフと、高速トレモロピッキング、スライド奏法などを組み合わせた独特の構築美にあります。 楽曲『Black Market Blues』のイントロから始まる轟音系リフや、『Cold Edge』に見られるアンビエントなアルペジオなど、 いずれもバンド全体の“緊張感”を音として支配するような存在感があります。

ギタリストとしての特徴は、その爆発的な音圧をコントロールする緻密な機材構成とセッティングにあります。 例えば、ドライブセクションではファズやディストーションを重ねるように使いながら、 空間系ではリバーブやピッチシフターを巧みに組み合わせて、立体的な音像を形成。 まるで映画のサウンドトラックのような深みを、ロックギターで実現しています。

また、ギターの選定や改造においてもこだわりは深く、 オリジナルのESPシグネチャーモデルや、シングルPU化されたレスポール、リアPU直結配線など、 必要最低限の構成に削ぎ落とすことで得られる“ノイズのない暴力性”を追求しています。

彼の音作りは、エフェクトやアンプのセッティング以上に、「プレイヤーとしての思想」が反映されたものであり、 コピーを試みるだけでもギターの扱い方やエフェクトの理解が格段に深まるでしょう。

以下のセクションでは、滝善充氏の使用アンプ・ギター・エフェクター構成から、 実際の音作りのセッティング、さらには安価な代替機材まで、実用的かつマニアックに解説していきます。

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使用アンプ一覧と特徴【9mm Parabellum Bullet・滝善充】

滝善充氏のアンプ選びは、彼のサウンドにおける“無骨さと緻密さの両立”を可能にするもので構成されています。 爆発的な音圧を生む強力なスタックアンプと、エフェクトの乗りやすさを意識したクリーンチャンネルを兼ね備えたモデルが中心で、 その選定からは“演奏中にギターを武器のように扱う”という彼の美学が感じられます。

代表的な使用アンプはMarshall JCM2000シリーズ。 特に「TSL100」や「DSL100」などがライブでも確認されており、荒々しくも芯のある歪みが滝氏のリフに抜群の相性を見せています。 このアンプの中域に寄ったサウンドは、9mmの音楽性においてドラムやベースとの棲み分けに優れ、バンドアンサンブル全体の重厚感を支えています。

また、Marshallのキャビネットは1960A/Bなどを組み合わせ、セレッション系スピーカーを用いたパンチのある鳴りが特徴。 この構成によって、ディストーションサウンドの立体感と押し出しを実現しています。

一方でスタジオやTV収録などの環境では、Roland JC-120の使用も確認されており、 この場合は主に空間系エフェクトとの組み合わせにより、幻想的なアルペジオやテクスチャー系サウンドに用いられています。 滝氏の「クリーン＋空間系」の領域は、リバーブやピッチシフターを使った表現において特にJC-120のステレオ感が活かされます。

近年では、ステージ規模や演出によってLINE録音・IRキャビとの併用も見られており、ライブ現場での柔軟な音作りを意識した設計が進化しています。 とはいえ、根幹は真空管アンプから出る“本物の音圧”と“反応性”にあり、音作りの核はあくまでヘッド＋キャビネットであることは明確です。

以下に、滝善充氏が使用した（または強く関連が推定される）アンプの一覧をまとめます。

機材名	メーカー	Amazon最安値URL	アーティスト	ギタリスト	備考
JCM2000 TSL100	Marshall	Amazonで検索	9mm Parabellum Bullet	滝善充	ライブの定番。強烈なディストーションと中域の太さが持ち味。
JCM2000 DSL100	Marshall	Amazonで検索	9mm Parabellum Bullet	滝善充	TSLよりも若干シンプルな構成。リフの輪郭が際立つサウンド。
1960A	Marshall	Amazonで検索	9mm Parabellum Bullet	滝善充	JCMヘッドとの組み合わせで使用。パンチある4発キャビ。
JC-120 Jazz Chorus	Roland	Amazonで検索	9mm Parabellum Bullet	滝善充	空間系重視のセッティングに。ステレオ感を活かしたクリーン領域で使用。

使用ギターの種類と特徴【9mm Parabellum Bullet・滝善充】

滝善充氏のギター選定には、「音の暴力性」と「視覚的インパクト」という2つの軸があります。 見た目のインパクトが強いシグネチャーや黒系のボディ、ミニマルなコントロール構成に代表される通り、 彼のギター選びは“主張のある音像”を作るための明確な意図に裏打ちされています。

もっとも有名なのは、ESPからリリースされたシグネチャーモデルESP Viper Custom “滝善充モデル”です。 SGライクなフォルムにハムバッカー×1のシンプルな構成、トーンノブすら排除されたストイックな設計は、 滝氏の音作りにおける思想——“余計なものはいらない”を形にしたような存在です。 リアPU直結の配線によって、劣化のないダイレクトな音をアンプに届けることができます。

さらに、ライブでたびたび登場するのが、Gibson Les Paul Custom。 太く粘る中域と、重厚なサスティンが特徴で、『Black Market Blues』のような濃厚なディストーションサウンドを支えています。 レスポール特有の低音と、マーシャルとの組み合わせによる「壁のような音圧」が、滝氏の“ギターで会場を制圧する”というスタンスを物語っています。

一方で『キャンドルの灯を』『ハートに火をつけて』のような浮遊感のあるアルペジオや、エフェクトを駆使した空間系プレイでは、 Fender Stratocasterタイプのシングルコイルギターや、カスタムされたテレキャスター系のモデルも使われている可能性があります。 特にストラトに関しては、エフェクトのノリやタッチ感、ピッキングニュアンスの再現度から考えて、スタジオでの録音や空間演出パートで多用されていると考えられます。

また、一部の写真やインタビューでは、PUをP-90に換装したSGタイプや、ジャガー／ジャズマスター系のギターも登場しており、 曲の世界観に合わせた柔軟なギター選択も滝氏の特徴のひとつです。

以下に、滝善充氏が実際に使用している、または使用が強く推定されるギターを一覧表でまとめます。

機材名	メーカー	Amazon最安値URL	アーティスト	ギタリスト	ギターの種類	備考
Viper Custom “滝善充モデル”	ESP	Amazonで検索	9mm Parabellum Bullet	滝善充	SGタイプ（シグネチャー）	リア1基・直結・トーンなし構成。轟音リフの要。
Les Paul Custom	Gibson	Amazonで検索	9mm Parabellum Bullet	滝善充	レスポール	中域の押し出しと長いサスティンが特徴。パワーリフ向き。
Stratocaster	Fender	Amazonで検索	9mm Parabellum Bullet	滝善充	ストラトキャスター	浮遊感あるアルペジオや空間系に。PU構成は複数あり。
SG Standard（P-90 Mod）	Gibson	Amazonで検索	9mm Parabellum Bullet	滝善充	SG	P-90に換装された個体を特定曲で使用。鋭さと温かみのバランスが特長。

使用エフェクターとボード構成【9mm Parabellum Bullet・滝善充】

滝善充氏のエフェクターボードは、彼の創造的で破壊力のあるサウンドを実現するための「多機能かつ構築的」な設計となっています。 轟音リフ、空間系アルペジオ、ノイジーなグリッチ表現など、9mm Parabellum Bulletの楽曲に求められる多様な音を、一人のギタリストが出し切るためのシステムです。

最も注目すべきは、EarthQuaker Devices製エフェクターの多用です。 中でも「Afterneath」や「Dispatch Master」など、幻想的かつ不安定な空間表現を可能にするペダルは、 滝氏の“音で空間を裂く”ようなサウンドに不可欠な存在です。

歪み系では、定番のPro Co RAT、Fulltone OCD、BOSS DS-1などを組み合わせて使用。 それぞれキャラクターの異なる歪みを重ねがけ、曲のセクションごとに表情を変化させています。 特にRATは中域が強く、ノイズ系プレイやスライド奏法との相性がよく、彼の荒々しいプレイを支える軸となっています。

空間系では、Line 6 DL4（または後継HX Stomp）をディレイやルーパーとして使用し、 楽曲『Cold Edge』『キャンドルの灯を』などで複雑なレイヤーを生成。 BOSS PSシリーズ（PS-6など）を使ったピッチシフター系の飛び道具的サウンドも多用され、 ライブでの轟音化＋混沌化に拍車をかけています。

また、近年のボードでは、フットスイッチ付きルーパー（BOSS RC-5やElectro-Harmonix 720等）を導入し、 リフのリアルタイム重ね録りや、演出用フレーズの瞬間呼び出しといった演奏の幅を広げています。

下記に、滝善充氏の使用／推定されるエフェクターの一覧をまとめました。

機材名	メーカー	Amazon最安値URL	アーティスト	ギタリスト	エフェクターの種類	備考
Afterneath	EarthQuaker Devices	Amazonで検索	9mm Parabellum Bullet	滝善充	リバーブ	幻想的で異次元的な残響。空間演出に必須。
Dispatch Master	EarthQuaker Devices	Amazonで検索	9mm Parabellum Bullet	滝善充	ディレイ	リバーブとディレイの複合系。幻想アルペジオ向き。
RAT2	Pro Co	Amazonで検索	9mm Parabellum Bullet	滝善充	ディストーション	ノイズ系ディストーションの代表格。音の暴力性が特徴。
OCD	Fulltone	Amazonで検索	9mm Parabellum Bullet	滝善充	オーバードライブ	RATとの組み合わせで音に厚みをプラス。
DS-1	BOSS	Amazonで検索	9mm Parabellum Bullet	滝善充	ディストーション	キレのある軽快な歪み。リフ中心のナンバーで活躍。
DL4 MkII	Line 6	Amazonで検索	9mm Parabellum Bullet	滝善充	ディレイ / ルーパー	レイヤー系ディレイやループ演出の中核。ライブ定番。
PS-6 Harmonist	BOSS	Amazonで検索	9mm Parabellum Bullet	滝善充	ピッチシフター	上下オクターブ飛ばしやディチューン効果を活用。
RC-5	BOSS	Amazonで検索	9mm Parabellum Bullet	滝善充	ルーパー	リアルタイムループでギターの多層構築を可能に。

滝氏の音作りは、ただ「重い音」を出すのではなく、「重く、かつ広がりがあり、変化し続ける音」を構築すること。 そのためのエフェクター配置は、機能性と芸術性を兼ね備えた唯一無二のボードといえるでしょう。

音作りのセッティング・EQ・ミックスの工夫【9mm Parabellum Bullet・滝善充】

滝善充氏の音作りは、「暴力的な音圧」と「繊細な音響操作」の共存をテーマにしたような、非常に洗練された設計思想に貫かれています。 ただ轟音を出すだけでなく、「どの帯域を、どのエフェクトで、どのように埋めるか」「どの楽器とどこで棲み分けるか」といったミックス視点で緻密に組み上げられているのが特徴です。

まずアンプのセッティングについては、Marshall JCM2000などをベースにしながら、中域にフォーカスしたドンシャリ回避型が基本。 Bassは12時〜1時、Middleは2〜3時、Trebleは11時〜12時といった具合に、歪んでも輪郭が失われないようにコントロールされています。

歪みペダルは、RAT・OCD・DS-1といった中域特性の異なるエフェクターを組み合わせて使用。 例えば、イントロやリードではRATで粗さを演出し、メインのリフではOCDで音の密度を補うなど、用途によって使い分けられています。 この切り替えは、Providence PEC-2やOne Controlなどのスイッチャーで瞬時に行えるよう設定されており、ライブ中でも音圧が揺らぐことはありません。

空間系のEQセッティングにも滝氏ならではの工夫があり、ディレイやリバーブは音の“裏側”に配置することを意識。 AfterneathやDispatch Masterなどの幻想系エフェクトでは、Mixは40〜50％程度に抑え、FeedbackやDecayをやや深めに設定。 これにより、音が「前に出すぎず、後ろに広がる」絶妙な空間が生まれ、トリオバンドとは思えない音の広がりを実現しています。

ピッチ系（BOSS PS-6など）は、オクターブ上または下を加えて重厚感を出す際に使用されることが多く、『Terminus』『Black Market Blues』などでは特に効果的に活用されています。 ただし、Mixバランスは20〜30％程度と控えめで、あくまで補助的にレイヤーを加える運用です。

レコーディングやPAでのミックス処理では、ギターに対してEQによる中域の補強と、低域のカット（80Hz以下）が行われていると考えられます。 また、マルチマイキング（SM57＋リボンマイクなど）によって太さと空気感を両立させており、音源では「芯のあるローミッド」と「開放感ある高域」が絶妙に共存しています。

楽曲ごとの使い分けも秀逸で、『Cold Edge』では空間系＋クリーンアンプを主軸に、コーラスやシマー系の質感で透明感を演出。 一方で『Black Market Blues』では、ブーストされたファズ系トーンとトレブリーなEQで“殴るような音圧”を生成するなど、表現の幅がとにかく広い。

滝氏の音作りをコピーするうえで重要なのは、「どの帯域で主張し、どこで引くか」を常に意識することです。 中域はギターの生命線ですが、歪みが強くなるほど飽和しやすく、他パートとのバランスを取るのが難しくなります。 そのため、EQやMixノブを使った“存在感の調整”が、彼のサウンド再現における最重要ポイントのひとつです。

音圧を出したいときこそ、EQで低域を絞り、余白を作る。 この矛盾のような美学を理解できたとき、あなたのギターサウンドは「滝善充の音」に一歩近づくでしょう。

比較的安価に音を近づける機材【9mm Parabellum Bullet・滝善充】

滝善充氏のサウンドは、複数の歪みや空間系エフェクト、複雑なレイヤー処理を駆使した高次元な設計が特徴ですが、 そのエッセンスを抽出すれば、より手頃な価格帯の機材でも近づけることは十分に可能です。 ここでは、1〜5万円台で入手可能かつ再現性の高い代替機材を、使用カテゴリごとに紹介していきます。

種類	機材名	メーカー	Amazon最安値URL	アーティスト	ギタリスト	備考
ディストーション	Pro Co RAT2	Pro Co	Amazonで検索	9mm Parabellum Bullet	滝善充	中域が強くノイズ系リフに最適。彼の代表的な歪みを再現。
オーバードライブ	Joyo Ultimate Drive	Joyo	Amazonで検索	9mm Parabellum Bullet	滝善充	Fulltone OCDのコピー系。RATとの重ねがけにも向く。
リバーブ	TC Electronic Skysurfer	TC Electronic	Amazonで検索	9mm Parabellum Bullet	滝善充	Afterneathの幻想系を簡略化。コスパ重視の選択肢。
ディレイ	NUX Duotime	NUX	Amazonで検索	9mm Parabellum Bullet	滝善充	DL4代替に最適。ステレオ対応でレイヤー的残響が可能。
ピッチシフター	Mooer Pitch Box	Mooer	Amazonで検索	9mm Parabellum Bullet	滝善充	PS-6のようなオクターブ処理を手軽に導入可能。
マルチエフェクター	Zoom G3n	Zoom	Amazonで検索	9mm Parabellum Bullet	滝善充	歪み・空間系の基本セットを網羅。予算が限られる方に最適。
ギター	Squier Contemporary Stratocaster HH	Squier	Amazonで検索	9mm Parabellum Bullet	滝善充	リアハム仕様で暴れ系の歪みにも対応。リフ重視にも耐える。
アンプ	Marshall MG30GFX	Marshall	Amazonで検索	9mm Parabellum Bullet	滝善充	JCM系の音圧をイメージしたモデリング搭載。宅録にも有効。

これらの機材は単体でも魅力的ですが、滝氏が実際に使用している機材の構造や意図を理解したうえで選定すれば、非常に高い再現度が得られます。

特に重要なのは、「ディストーションと空間系の関係性」「ピッチ／ループ系エフェクトの使い方」「EQ・Mixノブの役割」を意識すること。 こうした視点を持てば、5万円以内の構成でも“滝サウンド”の入口には十分立てるはずです。

最初から完コピを目指すのではなく、“何を省いてもよいか／何だけは外せないか”を考えながら、自分の環境に合わせたミニマルボードからスタートしましょう。

総括まとめ【9mm Parabellum Bullet・滝善充】

滝善充氏のギターサウンドは、9mm Parabellum Bulletの音楽性の“核”を担うものであり、 一つひとつのフレーズが、リフであり、メロディであり、そして時に空間の演出装置でもあるという稀有な存在です。 その音作りは、単なる機材の並びやエフェクターの組み合わせでは再現できない、思想と構造に裏打ちされたアートです。

彼の音には明確な意図があります。 「この瞬間だけ抜けたい」「ここは全体と溶け込みたい」「このリフは殺意を帯びていたい」。 こうした緻密な音像設計が、複雑なバンドアンサンブルの中でも、ギターが主役にも脇役にもなれる柔軟性を生み出しています。

EQ・エフェクト・アンプ設定といった要素の一つひとつが、決して「とりあえずこれでいい」という妥協ではなく、 「今このフレーズがこの形で響くために必要かどうか」という問いを経て選び抜かれているのが滝氏のスタイル。 このような音楽的ストイックさが、9mmの音楽に唯一無二の緊張感をもたらしています。

滝氏のボードに並ぶエフェクターたちは、決して高価なハイエンド機材ばかりではなく、Pro Co RATやBOSSなどスタンダード機種も多用されています。 しかし、その“鳴らし方”が常に特異で、誰が踏んでも同じ音になるような使い方はしていません。 ここにこそ、彼のギタリストとしての職人性が見えるのです。

「音圧はあるけど飽和しない」「残響はあるけど邪魔をしない」——。 この矛盾したような音作りは、まさに“引き算の美学”の結晶。 音を足すのではなく、余白をどう残すかで空間を演出するその手法は、エンジニア的視点とアーティスト的感性の見事な融合と言えるでしょう。

この記事を通じて滝善充氏の音作りの構造を理解することで、単なる音色の模倣ではない、 「なぜこの音が生まれているのか」「どうしてこの機材を使っているのか」という“音の哲学”に触れていただけたなら幸いです。

ぜひ、滝氏のように“音の隙間”を大切にしながら、機材と対話し、自分なりの表現を探ってみてください。 その先に、きっとあなた自身の“オリジナルな轟音”が待っているはずです。