【Jose】TOTALFAT風サウンドの作り方+ギター機材音作りセッティングのまとめ【エフェクター・アンプ】

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始めに(特徴紹介)

TOTALFATのギタリストJoseは、メロディックパンク/ラウドなロックサウンドの中でも、疾走感と厚みを両立させたギターサウンドで知られています。リフやコードワークの切れ味、そして楽曲に応じたクリーン/歪みの巧みな切り替えが特徴的です。

代表曲として「Place to Try」や「夏のトカゲ」などが挙げられ、エネルギッシュなライブパフォーマンスと共に観客を巻き込むサウンドは、Joseのギタートーンによって支えられています。TOTALFATの音楽は、アグレッシブなディストーションサウンドだけでなく、メロディアスなアルペジオやバッキングも多く、幅広い音作りが求められます。

彼の音作りが注目される理由は、ただ激しいだけではなく、明瞭な粒立ちとアンサンブルにおける抜けの良さを両立している点です。特にライブではMarshall系の爆発力、レコーディングではKemperやMesa/Boogieなどの多彩なアンプを駆使し、シチュエーションごとに最適な音を作り分けています。

また、Joseはピッキングのアタックを生かしたダイナミックなプレイを多用するため、機材選びも「演奏スタイルに即した応答性」が重要視されています。TOTALFATのスピード感あふれる演奏の中でも、ギターの存在感を損なわない絶妙なセッティングがなされているのです。

これからの解説では、Joseが使用しているアンプ、ギター、エフェクター、そして具体的な音作りの方法まで、細かく紐解いていきます。TOTALFATのサウンドを自宅やバンド練習で再現したい方には必見の内容となるでしょう。

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使用アンプ一覧と特徴【TOTALFAT・Jose】

Joseのアンプセレクションは、ライブとレコーディングで大きく分かれます。ライブではMarshall系の力強い歪みと抜けを重視し、スタジオやレコーディングではKemperやMesa/Boogieといった多彩なアンプシミュレーターやチューブアンプを使い分けています。この切り替えによって、TOTALFAT特有のスピード感あるリフやコードバッキング、そしてクリーンパートの透明感を両立させているのが特徴です。

まずライブのメインとして使用されるのは、改造Marshall JVM410(Commune改)。これは、通常のJVM410を基にしたカスタムモデルで、よりタイトで爆発力のある歪みを実現しているとされています。Joseの攻撃的なピッキングに応答しやすく、バンドアンサンブルの中でも埋もれない中域の存在感を支える重要なアンプです。

スタジオやレコーディングでは、Mesa/Boogie Road KingやMarshall Jubilee、Bogner、Two-Rockといったハイエンドなアンプを駆使しています。Mesa/Boogieはヘヴィなリフや分厚いコードに適しており、Bognerは煌びやかな倍音を持ったモダンな歪みを提供します。さらにTwo-Rockはブルージーでクリアなクリーントーンを得意とするため、Joseのギターワークに幅広い表現力を与えています。

また、デジタルアンプシミュレーターとしてKemper Profiling Amplifierを導入しており、これはレコーディングの自由度を高めるだけでなく、ライブでもサブシステムとして使用されるケースがあります。Kemperは実機アンプを精密に再現できるため、Joseのように多様なアンプサウンドを必要とするギタリストには非常に有効です。

さらに、練習や宅録ではLine 6 Sparkを活用。スマホアプリと連動し、プリセット「Modern Stone」や「American Hi Gain」をベースにカスタムして使用しているとされています。これにより、自宅環境でもTOTALFATのステージさながらの迫力あるサウンドを再現できるようになっています。

これらのアンプ選びの背景には、Joseの「ライブでの爆発力」と「レコーディングでの多彩な音作り」を両立するという明確なコンセプトがあり、バンドの音像を支える要となっています。アンプを変えることでTOTALFATの楽曲ごとに最適なサウンドを作り分けている、と想定されます。

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Kemper Profiling AmplifierKemperAmazonで探すTOTALFATJoseレコーディングやライブで使用。実機アンプのプロファイルを活用。
Mesa/Boogie Road KingMesa/BoogieAmazonで探すTOTALFATJoseレコーディング用。分厚いディストーションサウンドに活用。
Marshall JubileeMarshallAmazonで探すTOTALFATJoseレコーディング用。クラシカルかつパワフルな歪みが特徴。
BognerBognerAmazonで探すTOTALFATJoseレコーディング用。モダンで煌びやかな歪みを提供。
Two-RockTwo-RockAmazonで探すTOTALFATJoseレコーディング用。クリーンやブルージーなトーンに最適。
改造Marshall JVM410(Commune改)MarshallAmazonで探すTOTALFATJoseライブのメインアンプ。改造によりタイトな歪みを強化。
Line 6 SparkLine 6Amazonで探すTOTALFATJose宅録・練習用。プリセットを改造して使用。

使用ギターの種類と特徴【TOTALFAT・Jose】

a green electric guitar in a case on a table

Joseのギターコレクションは、TOTALFATの多彩な楽曲に対応するために非常に幅広く構成されています。メロディックパンクの切れ味鋭いリフから、アコースティックを用いたメロディックで柔らかい楽曲まで、状況に応じた最適なギターを選択している点が特徴的です。

最も象徴的な存在が、dragonfly製のMaroonモデル。Joseがライブで愛用している赤系フィニッシュのストラトシェイプモデルで、アグレッシブなリフと明瞭な粒立ちを実現しています。ハイゲインアンプとの相性も良く、TOTALFATの速弾きリフやパワーコードを前面に押し出すのに最適です。

アコースティックギターではMartin D-16GTLを使用。ライブのアンプラグドセットやレコーディングに登場し、TOTALFATの中でもメロウな楽曲やインタールード的な演奏で柔らかさを演出しています。Martin特有の温かく伸びやかなサウンドが、Joseのダイナミックなストロークプレイにマッチしています。

また、Edwards製LPタイプのオリジナルオーダーモデルも注目すべき一本です。特徴的なのはダミーセンターピックアップを搭載している点で、これはピッキング時に親指が触れやすいよう設計されており、Joseの個性的なプレイスタイルを支えています。フロントにはSeymour Duncan P-90、リアにはSeymour Duncan Customを搭載しており、P-90特有の太さとハムバッカーのパワーを組み合わせた多彩なサウンドを生み出します。

さらにESP SNAPPERもクリーンパート用として導入されています。スナッパーはレスポンスの速さとタイトなレンジ感を持ち、クリーンアルペジオやカッティングなどで透明感のあるサウンドを提供します。TOTALFATの中で一瞬テンションを落として聴かせるようなセクションにおいて、Joseのサウンドを支える重要なギターです。

このように、Joseのギター選びは「楽曲ごとのキャラクターを最大限に引き出す」ことを前提にしており、ハイゲイン、クリーン、アコースティックといった各領域を柔軟にカバーするためのものとなっています。結果としてTOTALFATのライブやレコーディングでは、バリエーション豊かな音作りが実現されている、と想定されます。

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dragonfly maroondragonflyAmazonで探すTOTALFATJoseエレキギターライブのメイン使用。明瞭でアグレッシブなサウンド。
Martin D-16GTLMartinAmazonで探すTOTALFATJoseアコースティックギターライブやアンプラグド演奏で使用。温かいトーン。
Edwards LPタイプ オリジナルオーダーEdwardsAmazonで探すTOTALFATJoseエレキギターダミーセンターピックアップ搭載。P-90+Custom PU仕様。
ESP SNAPPERESPAmazonで探すTOTALFATJoseエレキギタークリーン用。カッティングやアルペジオで使用。
Seymour Duncan P-90Seymour DuncanAmazonで探すTOTALFATJoseピックアップフロントに搭載。太さのあるヴィンテージトーン。
Seymour Duncan CustomSeymour DuncanAmazonで探すTOTALFATJoseピックアップリアに搭載。モダンで力強い出力。

使用エフェクターとボード構成【TOTALFAT・Jose】

Joseのエフェクターボードは、TOTALFATのスピード感あふれる楽曲を支えるためにシンプルながらも実用性に特化しています。ライブでは足元に必要最小限のエフェクターを並べ、確実な操作性と即応性を重視。レコーディングではプラグインやマルチ系を組み合わせ、多彩な音作りを行っている点が特徴的です。

基本構成として、KORG PitchBlack Pro(ラック型チューナー)が常に基点に置かれています。安定した視認性と高精度なチューニング機能により、ステージ上での信頼性は抜群です。ライブではディレイとオクターバーを足元に配置。ディレイはリードプレイや空間演出に使われ、オクターバーはリフに厚みを加える役割を担っています。これにより、2人編成のギターサウンドでありながら、バンド全体に広がりと迫力を持たせることが可能となります。

また、レコーディング環境ではBIAS Ampを多用。Kemper Profiling Amplifierや実機アンプのサウンドを補完する形でプラグインを使用し、ギターごとに最適化したトーンを作り分けています。これにより、TOTALFATの楽曲の中で求められるラウドなリフから透明感のあるクリーンまで柔軟に対応しています。

さらにLine 6 Sparkのアンプシミュレーターとしての利用も注目に値します。Joseは「Modern Stone」や「American Hi Gain」といったプリセットをベースにカスタマイズしており、必要に応じてTube Driveを追加してブーストすることもあります。Sparkの手軽さと即応性は、練習だけでなく実戦的なプリプロ段階の音作りにも活かされていると考えられます。

Joseのエフェクターボードの特徴は、派手な多機能性ではなく「バンドアンサンブルの中で確実に必要な音を作る」という実戦志向にあります。TOTALFATの楽曲はテンポが速く転調や展開も多いため、余計なエフェクトチェンジに頼らず、シンプルな構成で高い演奏性を維持しているのです。これがJoseの音作りにおける信念のひとつである、と想定されます。

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KORG PitchBlack ProKORGAmazonで探すTOTALFATJoseチューナーラック型チューナー。ライブの基本構成。
ディレイ(ライブ用)不明Amazonで探すTOTALFATJoseディレイリードや空間演出で使用。詳細モデルは未確定。
オクターバー(ライブ用)不明Amazonで探すTOTALFATJoseオクターブリフに厚みを加える目的で使用。モデル不明。
BIAS Amp(プラグイン)Positive GridAmazonで探すTOTALFATJoseプリアンプ/アンプシミュレーターレコーディング時に使用。実機アンプ補完に最適。
Line 6 SparkLine 6Amazonで探すTOTALFATJoseギター用マルチエフェクター宅録・練習用。プリセットをカスタマイズして使用。

音作りのセッティング・EQ・ミックスの工夫【TOTALFAT・Jose】

man playing brown guitar

Joseの音作りの本質は「バンドサウンド全体を支える芯を作りつつ、疾走感ある演奏の中でギターが前に出すぎない」ことにあります。TOTALFATはベースやドラムもアグレッシブで音数が多いため、ギターは歪みを深くし過ぎず、中域をしっかり残した設定が求められます。これにより、アンサンブル全体が埋もれず、各楽器が明確に聴こえるミックスが成立しています。

ライブにおいては、改造Marshall JVM410(Commune改)をメインに使用するケースが多く、歪みチャンネルはオーバードライブ寄りにセッティングされていると考えられます。ゲインは高すぎず、5〜6程度に抑え、Jose特有の強いピッキングで音を押し出すスタイルです。中域(Mid)は7〜8に強調、低域(Bass)は4〜5でタイトに、高域(Treble)は6程度でブライトさをキープ。これにより、バンド全体に抜けの良いアタック感を実現しています。

曲によっては、KemperやBIAS Ampを利用し、アンププロファイルを切り替えながら音作りを行います。例えば、パンク調の速弾きリフではMarshall系プロファイルを選択し、分厚く前に出るサウンドを狙います。一方、メロディックなクリーンパートではTwo-Rock系やESP SNAPPERを組み合わせ、エフェクトリバーブや軽めのディレイを加えることで透明感を演出しています。

リードパートにおいては、ディレイを短め(250〜350ms)で設定し、フィードバックは2〜3回程度に調整。音を厚くしすぎないことで疾走感を損なわず、音抜けを維持します。オクターバーは主にリフに厚みを持たせる役割で使われ、ベースとユニゾンする際に低音の存在感を補強します。

レコーディングのEQ処理では、低域のモコつきを回避するために80Hz以下をカットし、中域の1.2kHz〜1.8kHzを軽くブースト。これにより、ピッキングアタックが前に出やすくなります。ハイエンド(5kHz以上)はシンバルやボーカルとぶつかりやすいため控えめにし、バンド全体のバランスを意識してミックスされています。ギター単体で聴くと少し尖った音に感じても、バンド全体ではちょうど良く収まる設定です。

また、Joseの演奏スタイルは強いストロークやピッキングが多いため、コンプレッサー的な処理はエフェクターよりもエンジニア側のアウトボードやミックスで補われていることが多いと想定されます。過度に音を潰さず、自然なダイナミクスを保つことがTOTALFATの勢いを生む秘訣です。

クリーンと歪みの切り替えはシンプルで、ギター側のピックアップセレクターやボリュームノブ操作も活用されている可能性があります。特にEdwardsのLPタイプはP-90とCustom PUを搭載しており、曲に応じてフロントで温かみを出したり、リアでパワフルに抜けるサウンドを選んでいます。

このようにJoseの音作りは、単に機材のスペックを並べるだけではなく、「TOTALFATの楽曲を最大限に引き立てるために必要な音量バランス」と「疾走感を損なわないEQ」を徹底している点に特徴があります。結果として、ライブでは圧倒的なパワーとタイトなまとまりを、レコーディングでは多彩な質感を聴かせるサウンドを実現している、と想定されます。

比較的安価に音を近づける機材【TOTALFAT・Jose】

Joseのサウンドはハイエンド機材を多用していますが、初心者や中級者でも比較的安価に近づけることが可能です。ここでは、1〜5万円程度で購入できる製品を中心に、TOTALFAT風の音作りを実現できるアイテムを紹介します。ポイントは「Marshall系の歪み」「ディレイによる空間感」「オクターブ処理」「練習用のマルチ」などを手軽に再現できることです。

まず、Joseのライブでの歪みの核となるMarshall JVM410(改造モデル)に近いトーンを手軽に再現するなら、BOSS DS-1XやBOSS SD-1W Super OverDriveが良い選択肢です。DS-1Xはモダンなハイゲイン寄りで粒立ちが良く、SD-1Wはクラシックな中域の張りを持ったトーンを提供します。いずれも1万円前後で入手可能で、Joseのパンクサウンドの芯を作るには十分な性能です。

ディレイに関してはBOSS DD-8が実用的です。多機能でありながら扱いやすく、リードに軽くディレイを加えて抜けを良くするJoseの使い方をシンプルに再現できます。設定としてはディレイタイム250ms前後、フィードバックを浅めに調整することで、疾走感を損なわない音が得られます。

オクターブ系ではElectro-Harmonix POG2やBOSS OC-5が候補になります。特にOC-5は価格も2万円台と比較的安価で、1オクターブ下を加えてリフに厚みを出す用途には最適です。Joseのサウンドは2人編成での厚みを担保するためにオクターブを活用しているため、導入の効果は大きいでしょう。

宅録や練習用では、Line 6 POD GoやZoom G11といったマルチエフェクターも有効です。特にPOD GoはKemperほど高額ではないものの、MarshallやMesaのアンプモデリングを備えており、Joseのレコーディングサウンドを手軽に再現可能です。自宅練習からバンドリハーサルまで幅広く対応できる点でコストパフォーマンスに優れています。

アコースティックパートを再現する場合は、YAMAHA FG800のような手頃な価格帯のアコギもおすすめです。Martin D-16GTLのようなハイエンドモデルと比べると差はありますが、温かくナチュラルなトーンを得られ、Joseのアコースティック曲をコピーするには十分です。

これらの機材を組み合わせることで、TOTALFATらしい疾走感と迫力を安価に実現できます。特にBOSSペダルやLine 6 POD Goは「安定感」「再現性」「汎用性」を兼ね備えているため、Joseの音を真似したいギタリストにとって現実的な選択肢となるでしょう。

種類機材名メーカーAmazon最安値URLアーティストギタリスト備考
オーバードライブBOSS SD-1W Super OverDriveBOSSAmazonで探すTOTALFATJose中域が前に出るサウンドでMarshall系の歪みを再現可能。
ディストーションBOSS DS-1XBOSSAmazonで探すTOTALFATJoseモダンな粒立ちでライブ向き。手頃にハイゲインを実現。
ディレイBOSS DD-8BOSSAmazonで探すTOTALFATJoseリードに空間を加える定番。Joseのセッティング再現に最適。
オクターブBOSS OC-5BOSSAmazonで探すTOTALFATJose低音補強に最適。リフに厚みを与える用途で活躍。
マルチエフェクターLine 6 POD GoLine 6Amazonで探すTOTALFATJoseMarshallやMesaのシミュレーションを搭載。宅録にも便利。
アコースティックギターYAMAHA FG800YAMAHAAmazonで探すTOTALFATJose低価格ながら温かいトーン。Martin系の雰囲気を再現可能。

総括まとめ【TOTALFAT・Jose】

まとめイメージ

Jose(TOTALFAT)の音作りを振り返ると、その核となるのは「疾走感を失わずにバンド全体を支えるギタートーン」にあります。ハイゲインで攻撃的なリフを弾きながらも、中域をしっかり残して抜けを担保し、ベースやドラムとのコンビネーションで厚みを出す。そのためにアンプはMarshall JVM410(Commune改)やMesa/Boogieを中心に、場面ごとにKemperやBIAS Ampを取り入れる柔軟さを持っています。

ギターに関してもdragonflyのメイン機からEdwardsのオリジナルLP、ESP SNAPPER、さらにはMartin D-16GTLまで幅広く用い、「楽曲に最適化された選択」が徹底されています。とくにEdwards LPタイプに搭載されたP-90+Custom PUの組み合わせや、SNAPPERによるクリーンの透明感は、Joseならではのこだわりの現れです。ライブでの爆発力とレコーディングでの表現力、その両面を常に意識している点が印象的です。

エフェクターは最小限でありながら実用的。ディレイとオクターバーで空間と厚みを補い、必要に応じてマルチエフェクターやプラグインで柔軟に対応。つまり「派手さよりも実戦力」を優先しており、速い展開が多いTOTALFATの楽曲に合わせた堅実な選択といえます。

音作りの本質として大切なのは、Joseが徹底して「アンサンブルの中で映える音」を作っていることです。単体で聴くと少し粗さを残したり、ハイエンドを抑え気味にしている部分も、バンド全体で鳴らすと絶妙に噛み合う。これは長年のライブ経験と音楽的な理解から導かれた調整であり、機材選びやEQ設定の背後にある最大の哲学といえるでしょう。

読者の皆さんがJoseの音を再現したいと思ったときに重要なのは、機材を完全にコピーすることではありません。大事なのは「疾走感を損なわずにリフを抜けさせること」「曲ごとに音を最適化する柔軟さ」「シンプルで確実なエフェクト運用」という3つの視点です。BOSSやLine 6などの手頃な機材でも十分に近づけることは可能ですし、そこに自分なりのピッキングニュアンスや弾き方を重ねれば、TOTALFATのエネルギッシュな世界観にぐっと近づくことができます。

Joseの音作りは単なる機材の組み合わせではなく、TOTALFATの楽曲とステージを最大限に活かすための「哲学」に支えられています。その本質を理解しながら自分のセットアップに応用していくことで、ギタリストとしての表現力をさらに広げることができるでしょう。

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下記恐らく使用(所持)している機材のまとめです。参考までに!

🎸 ギター

dragonfly maroon

Martin D-16GTL(アコースティック)

Edwards製 LPタイプ・オリジナルオーダーモデル

ダミーセンターピックアップ搭載(親指用)

Seymour Duncan P-90(フロント)、Seymour Duncan Custom(リア)

ESP SNAPPER(クリーンパート用)

🔊 アンプ / アンプシミュレーター

Kemper Profiling Amplifier

Mesa/Boogie Road King(レコーディング)

Marshall Jubilee(レコーディング)

Bogner(レコーディング)

Two-Rock(レコーディング)

改造Marshall JVM410(Commune改、ライブ用メイン)

Line 6 Spark(デジタルアンプシミュレーター/アプリ)

プリセット「Modern Stone」「American Hi Gain」

必要に応じて Tube Drive を追加

🎚 エフェクター / 周辺機材

KORG PitchBlack Pro(ラック型チューナー)

ディレイ(ライブ足元)

オクターバー(ライブ足元)

BIAS Amp(プラグイン、レコーディング時使用)

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