【椎名林檎】東京事変風サウンドの作り方+ギター機材音作りセッティングのまとめ【エフェクター・アンプ】

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始めに(特徴紹介)

椎名林檎さん(東京事変のギタリスト兼ボーカリスト)は、独自の世界観とともに強烈な個性を放つサウンドメイクで知られています。シンガーソングライターとしての顔が注目されがちですが、ギタリストとしても唯一無二の存在感を発揮しており、その音作りには多くのファンやギタリストが憧れを抱いています。

彼女のギターサウンドは、エレガントでありながらも鋭さを併せ持ち、楽曲ごとに大胆にキャラクターを変化させます。初期の「幸福論」「ここでキスして。」ではDuesenberg Starplayer IIの煌びやかなクリーントーンが印象的で、後期になるとGibson RD Artistの図太くパワフルな音圧がバンド全体を牽引するようになります。

東京事変においては「群青日和」「遭難」などで特徴的なリフを生み出し、ソロでは空間を大胆に使ったトーンを展開。特にMVやライブでの機材の使い分けは「音作り=演出」とも言えるほど緻密であり、サウンド面でも楽曲のストーリーテリングを支えています。

また、椎名林檎さんはプレイスタイルとしてはリズムギター中心ながら、コードワークの妙や鋭いカッティング、意表を突く音色選択によって強い印象を残します。特に「丸ノ内サディスティック」や「NIPPON」などでは、彼女独特の音色と歌声が見事に絡み合い、唯一無二のグルーヴを作り出しています。

こうした音作りの背景には、クラシックなアンプサウンドやビンテージライクなギター選び、さらにはエフェクターによる質感コントロールが大きく関わっています。本記事ではその機材群を丁寧に紹介しつつ、どのように椎名林檎(東京事変)のサウンドが形作られているのかを紐解いていきます。

特に、彼女が選ぶギターはDuesenberg、Gibson、Fenderなど多彩でありながら、どれもステージ映えするデザイン性を持っています。その選び方にも「見た目のインパクト」と「音の個性」を両立させるセンスが表れており、単なる機材解説にとどまらず“アーティストの哲学”を感じる部分です。

以下のセクションからは、アンプ、ギター、エフェクターと順を追って、具体的な機材と音作りの工夫について詳しく見ていきましょう。

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使用アンプ一覧と特徴【東京事変・椎名林檎】

椎名林檎さん(東京事変)のギターサウンドを支える要素のひとつが、アンプの選択です。彼女はライブやレコーディングにおいて、ブリティッシュ系を中心としたアンプを使用しており、特にOrangeやHIWATTといったブランドが頻繁に登場します。

Orange OD-120は、初期の活動期からライブで使用されているとされ、独特のハイエンドを持つブリティッシュ系サウンドで、彼女のクリーンからクランチまで幅広く対応できる点が特徴です。さらにOrange RockerverbやPPC412キャビネットと組み合わせることで、より歪みを強調した図太いサウンドを実現し、東京事変のパワフルなアンサンブルの中でも埋もれない存在感を発揮しています。

また、HIWATT Lead 100やCustom 100もライブで使用されており、パンチの効いたクリーンと、リバーブ搭載による奥行きのあるトーンが特徴的です。特にバンド全体の音圧を支える際にはHIWATTのクリーンレンジが重宝され、スタジオワークやレコーディングにおいても好んで選ばれたと考えられます。

さらに、プリアンプやパワーアンプとしてMarshall JMP-1やMarshall EL34 100/100を併用している例も確認されており、これにより歪みの質感を柔軟にコントロールしつつ、力強いサウンドを作り込んでいます。JMP-1のプリアンプは幅広い音作りが可能で、クリーンからドライブまで使い分けられる点が魅力です。

以上のように、椎名林檎のアンプ選びは「クラシックなブリティッシュ系の音色」と「ライブにおける存在感」を両立させる意図が明確に表れています。OrangeのハイゲインなトーンやHIWATTのクリーンの強さを使い分け、さらにMarshallシステムで補完することで、楽曲ごとに必要な音像を作り上げているのです。これらを総合すると、彼女はライブとレコーディングの両方において音作りの幅を確保するために多様なアンプを導入している、と想定されます。

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Orange OD-120OrangeAmazonで探す東京事変椎名林檎独特のハイエンドを持つブリティッシュ系アンプ。ライブで使用。
Orange RockerverbOrangeAmazonで探す東京事変椎名林檎強力な歪みサウンドが特徴。PPC412と組み合わせ使用。
Orange PPC412OrangeAmazonで探す東京事変椎名林檎Rockerverbと併用するキャビネット。
HIWATT Lead 100HIWATTAmazonで探す東京事変椎名林檎2ch構成・スプリングリバーブ搭載。クリーンが強力。
HIWATT Custom 100HIWATTAmazonで探す東京事変椎名林檎パンチ力のあるクラシックブリティッシュサウンド。
Marshall JMP-1MarshallAmazonで探す東京事変椎名林檎プリアンプとして使用。多彩な歪みを作れる。
Marshall EL34 100/100MarshallAmazonで探す東京事変椎名林檎100W+100Wのステレオ・パワーアンプ。JMP-1と組み合わせ使用。

使用ギターの種類と特徴【東京事変・椎名林檎】

The top of a metal structure against a blue sky

椎名林檎さんのサウンドを象徴する大きな要素が「ギター選び」です。DuesenbergやGibson、Fenderといったブランドの中から、見た目にも強烈なインパクトがありつつサウンド面でも個性的なモデルを選んでいます。彼女のライブやMVを追っていくと、年代ごとにメインギターが変化しており、その変遷が楽曲スタイルの変化とリンクしていることがわかります。

デビュー初期から使用されていたのは「Duesenberg Starplayer II(Surf Green)」で、「幸福論」や「ここでキスして。」といった初期代表曲のMVでも確認できます。独特のメタリック感とアタックが特徴で、本人が「ディートリッヒ坊や」のステッカーで装飾していたのも印象的です。これが後に進化したStarplayer TV(Silver Sparkle)は、「群青日和」MVや「下剋上エクスタシー」ツアーでのメインギターとして活躍し、煌びやかで派手なサウンドを支えました。

一方、2000年代半ばになると「Duesenberg V-Caster(Vintage White)」や「Duesenberg Rocket(Black & White)」といった個性派モデルも使用。特に「遭難」MVや2005年ツアーでのV-Casterはクリーンとクランチの切り替えが鮮烈で、バンド全体のサウンドに奥行きを与えています。また「車屋さん」や「仏だけ徒歩」のMVでは、ゴールドとブラックの市松模様が施されたStarplayer TVが登場し、ビジュアル的な存在感も圧倒的でした。

東京事変後期では「Gibson RD Artist(Natural/’78)」がメインとして頻繁に登場します。『日出処』『三毒史』などの作品や「NIPPON」MVにも映っており、RDの太く図太いサウンドが、バンドサウンドの骨格を担っていました。さらに「Gibson Flying V(Antique Natural)」は「アイデンティティ」MVに登場し、椎名林檎のロック的側面を象徴する一本となっています。

他にも、Fender Jazzmaster改造モデル(通称「NAGARE」)はインディーズ時代から「Sweet Love Shower ’99」で使用され、Rickenbacker 620(Jetglo)は「丸ノ内サディスティック」の代表的ライブで登場しています。また、アコースティックではK.Yairi FK-1JやMartin OOOシリーズを使い分け、小ぶりなヤイリでの弾き語りからMartin OOO-28ECでの繊細な演奏まで幅広く対応しています。

このように、椎名林檎さんのギター選びは「楽曲ごとの世界観」に直結しており、単なる音作り以上に「演出」としての意味合いを持っています。ビジュアル性とサウンドを一体化させる彼女の哲学が、ギターの選択に如実に現れている、と想定されます。

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Duesenberg Starplayer II (Surf Green)DuesenbergAmazonで探す東京事変椎名林檎セミホロウデビュー初期「幸福論」「ここでキスして。」で使用。現在は生産終了。
Duesenberg Starplayer TV (Silver Sparkle)DuesenbergAmazonで探す東京事変椎名林檎セミホロウ「群青日和」MV、「下剋上エクスタシー」ツアーでメイン使用。
Duesenberg Starplayer TV (Gold/Black 市松模様)DuesenbergAmazonで探す東京事変椎名林檎セミホロウ「車屋さん」MVや「雙六エクスタシー」で使用。限定モデル化。
Duesenberg V-Caster (Vintage White)DuesenbergAmazonで探す東京事変椎名林檎ストラトタイプ「遭難」MV、2005年ツアーでメイン使用。
Duesenberg Rocket (Black & White)DuesenbergAmazonで探す東京事変椎名林檎セミホロウ「Spa & Treatment」ツアーで使用。
Gibson RD Artist (Natural / ’78)GibsonAmazonで探す東京事変椎名林檎ソリッド「NIPPON」MV、『日出処』『三毒史』などでメイン使用。
Gibson RD Custom (Natural)GibsonAmazonで探す東京事変椎名林檎ソリッド最近のステージで使用頻度が高いナチュラルカラー。
Gibson Flying V (Antique Natural)GibsonAmazonで探す東京事変椎名林檎ソリッド「アイデンティティ」MVで使用。
Fender Jazzmaster 改造モデル「NAGARE」FenderAmazonで探す東京事変椎名林檎ジャズマスター島村楽器譲渡品。「Sweet Love Shower ’99」で使用。
Rickenbacker 620 (Jetglo)RickenbackerAmazonで探す東京事変椎名林檎ソリッド「丸ノ内サディスティック」などで登場。ステッカー装飾あり。
K.Yairi FK-1JK.YairiAmazonで探す東京事変椎名林檎アコースティック「dynamite!」ツアーで使用。小ぶりなボディ。
Martin OOO-28ECMartinAmazonで探す東京事変椎名林檎アコースティック「ありあまる富」Mステ出演で使用。
Martin OOO-28VSMartinAmazonで探す東京事変椎名林檎アコースティック「Discovery」ツアー、「カーネーション」紅白出演で使用。
Guild GAD-40 / GAD-40CEGuildAmazonで探す東京事変椎名林檎アコースティック「Discovery」ツアーなどで使用。ジャンボシェイプ。

使用エフェクターとボード構成【東京事変・椎名林檎】

椎名林檎さんのサウンドにおいて、エフェクターはギターやアンプほど目立たない存在かもしれませんが、実際には音の質感をコントロールする重要な要素となっています。彼女の音作りはシンプルな機材構成を基本にしつつも、ライブや楽曲の雰囲気に応じて巧みにエフェクターを切り替えています。

まず代表的なのがBOSS BD-2 Blues Driverで、これはオーバードライブとして定番の存在です。椎名林檎のギターはクランチ寄りの歪みが多く、歌を邪魔せずにバンド全体を引き締めるトーンを求めているため、BD-2のようなナチュラルな歪みが非常にマッチしています。クリーン寄りのセッティングではコードの輪郭を際立たせ、強めにドライブさせれば「群青日和」や「遭難」のような疾走感を演出できます。

一方で、より強力な歪みが必要な場面ではLINE6 Uber MetalやPro Co RATといったディストーションが使用されています。特にRATは図太く荒々しい音色を持ち、ライブでのエッジ感を演出するのに適しています。また、Roger Mayer Voodoo-1はクラシックな歪みを与えるエフェクターで、ビンテージ感のあるトーンを生み出し、東京事変の楽曲におけるブルージーな一面を支えています。

さらに、Jim Dunlop TS-1 Tremoloは、楽曲のアレンジにおいて独特の揺れを加える役割を果たします。東京事変のステージでは、トレモロによる不安定さが曲の緊張感を増幅させる場面が多く、単調になりがちなリズムパートに動きを与えています。Providence A/B Boxもセットリストによってギターを切り替える場面で重宝され、ステージ上でのスムーズな進行を支えています。

また、ラックシステムとしてMarshall JMP-1(プリアンプ)やMarshall EL34 100/100(パワーアンプ)といったシステムを組み合わせることで、ライブではエフェクターボードとラックが一体化した構成になっていることもありました。これは音の一貫性を確保するために非常に有効で、特にツアーのように大規模な会場では欠かせない要素だったと考えられます。

総じて椎名林檎のエフェクトボードは「必要最低限で最大の効果を得る」という哲学に基づいているといえます。派手なモジュレーションや空間系は多用せず、基本的にはオーバードライブやディストーションで質感を整えつつ、曲によってはトレモロなどで味付けを行うスタイルです。この堅実かつ計算されたアプローチこそが、彼女のサウンドを支えている、と想定されます。

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BOSS BD-2 Blues DriverBOSSAmazonで探す東京事変椎名林檎オーバードライブナチュラルな歪みでコードワークを際立たせる。
LINE6 Uber MetalLINE6Amazonで探す東京事変椎名林檎ディストーションハイゲインディストーション。激しい曲で使用。
Roger Mayer Voodoo-1Roger MayerAmazonで探す東京事変椎名林檎ディストーションクラシックな質感のディストーションを加える。
Pro Co RATPro CoAmazonで探す東京事変椎名林檎ディストーション図太い歪みでライブサウンドを強調。
Jim Dunlop TS-1 TremoloJim DunlopAmazonで探す東京事変椎名林檎トレモロ楽曲に揺れと動きを与える。
Providence A/B BoxProvidenceAmazonで探す東京事変椎名林檎スイッチングシステムライブでギターを切り替えるために使用。
Marshall JMP-1MarshallAmazonで探す東京事変椎名林檎プリアンプ/アンプシミュレーターラックシステムで使用。歪みとクリーンをコントロール。
Marshall EL34 100/100MarshallAmazonで探す東京事変椎名林檎パワーサプライラックパワーアンプとして使用。大規模会場で安定した音圧を確保。

音作りのセッティング・EQ・ミックスの工夫【東京事変・椎名林檎】

brown and black guitar amplifier

椎名林檎さん(東京事変)のサウンドは、ギターやアンプの機材選びだけでなく、そのセッティングやEQ、さらにPAやミックスでの調整に大きく依存しています。彼女の音作りは「楽曲の演出」としての役割を強く持ち、楽曲ごとに大胆に音像を変化させています。以下では、具体的なセッティング例やEQの傾向を解説していきます。

まず、アンプのEQ設定について。OrangeやHIWATTを使用する際は、BASSをやや抑え気味(3〜4程度)、MIDDLEを強め(6〜7)、TREBLEは曲によって4〜6あたりに設定されることが多いと考えられます。これは、彼女の声が中域に強く出るため、ギターの中域をしっかり出しても埋もれにくい一方で、低域を控えることでバンド全体の音が膨らみすぎないようにする狙いです。

歪みについては、BOSS BD-2を使う場合はゲインを半分以下に設定してナチュラルクランチを作り、Pro Co RATやLINE6 Uber Metalを用いる際にはゲインを5〜6程度に設定して、必要以上に潰れない図太さを重視していると想定されます。特に「群青日和」や「遭難」ではクランチ〜ミドルゲインの歪みが印象的で、シンプルながらも存在感のあるトーンに仕上げられています。

クリーントーンに関しては、HIWATTやGibson RD Artistを組み合わせて、硬質で芯のある音色を確保しています。EQではTREBLEを少し下げて耳に痛くない質感にしつつ、リバーブを軽くかけることで奥行きを演出することが多いです。「丸ノ内サディスティック」のイントロのように、鋭くも乾いた質感が得られるのはこの設定の影響が大きいでしょう。

曲ごとの使い分けとしては、疾走感のある楽曲ではディストーションを強めにかけ、テンポがゆったりした曲ではトレモロ(Jim Dunlop TS-1)を活用して緊張感や浮遊感を演出します。「アイデンティティ」ではFlying Vと合わせて強烈なディストーションを、「NIPPON」ではRD ArtistとMarshallシステムによる力強い中域を強調しているなど、ギターの役割を楽曲ごとに最適化させています。

ライブにおいては、Providence A/B Boxを使ったギターの切り替えと、ラックに組み込まれたMarshall JMP-1によるチャンネル切り替えでスムーズな進行を実現しています。PA側ではギターの中域を強めにプッシュすることが多く、特に東京事変のライブは各楽器が主張するため、ギターを埋もれさせないミックスが意識されていると考えられます。コンプレッサーやEQはPA段階で丁寧に調整され、椎名林檎の声とぶつからない帯域を中心に調整されているでしょう。

また、録音においては、ダブルトラッキングを多用して音の厚みを出すことがあり、特に「ここでキスして。」などのスタジオ音源では左右に異なるアンプのトーンを振り分けることで立体感を作り出しています。空間処理は控えめですが、必要に応じてディレイやリバーブをかけ、ヴォーカルと一体感を持たせる工夫が見られます。

総じて、椎名林檎の音作りは「中域の強さ」「歪みの質感」「場面ごとの演出効果」に集約されます。ギター単体で派手に聴かせるのではなく、バンド全体の中で必要な存在感を持たせることに徹底しているのが大きな特徴です。これらを再現するためには、EQで中域を重視しつつ、過度な歪みや低域を避けることが重要である、と想定されます。

比較的安価に音を近づける機材【東京事変・椎名林檎】

椎名林檎さんのような独自のトーンを完全に再現するには、DuesenbergやGibson RD Artistといった希少で高価なギターや、OrangeやHIWATTの大型アンプが必要になります。しかし、これらは入手困難で価格も高額になりがちです。そこで、一般的なギタリストや初心者が比較的手頃な価格で「林檎サウンド」に近づけるための代替機材を紹介します。

まず、ギターに関してはセミホロウや中域が豊かなモデルが適しています。Epiphone CasinoやEpiphone Dotなどは、Duesenbergの代替として音抜けが良く、見た目にもステージ映えするのでおすすめです。中域の鳴りを重視すれば、コードワークやリフが東京事変らしい存在感を持つようになります。さらに、Fender Player Jazzmasterは林檎さんが使用していた改造ジャズマスター「NAGARE」の雰囲気を味わえる手頃な選択肢です。

アンプに関しては、OrangeやHIWATTのトーンを手軽に再現できる小型アンプやシミュレーターが有効です。例えばOrange Crushシリーズは自宅練習でも使いやすく、独特のブリティッシュ系サウンドを再現できます。また、BOSS Katanaシリーズはマルチエフェクター機能を内蔵しており、クリーンからディストーション、トレモロまで幅広く対応可能です。これにより、ライブから宅録まで幅広いシーンで椎名林檎風の音作りが可能になります。

エフェクターに関しては、BOSS BD-2 Blues Driverを使えばナチュラルなクランチが得られ、林檎サウンドの基盤を作れます。さらに、Pro Co RATを模した安価なクローンやBOSS DS-1などを組み合わせることで、楽曲によって歪みの質感を変えることが可能です。トレモロはBOSS TR-2が定番で、Jim Dunlop TS-1に近い効果を再現できます。

初心者にとってはマルチエフェクターを導入するのも良い選択です。ZOOM G3nやLine6 POD Goなどは複数の歪み系や空間系エフェクト、アンプシミュレーターを搭載しており、林檎さんのように曲ごとに音色を切り替えるスタイルに対応しやすいです。これにより「群青日和」風のクランチから「アイデンティティ」風のディストーションまでワンタッチで切り替えることができます。

総じて「中域を重視するEQ設定」「ナチュラルクランチ〜ミドルゲインの歪み」「必要最低限のエフェクトで楽曲を演出」というポイントを押さえることで、比較的安価に椎名林檎(東京事変)のサウンドに近づけることができます。

種類機材名メーカーAmazon最安値URLアーティストギタリスト備考
ギター(セミホロウ)Epiphone CasinoEpiphoneAmazonで探す東京事変椎名林檎Duesenberg Starplayer系の代替としておすすめ。中域が豊か。
ギター(ジャズマスター系)Fender Player JazzmasterFenderAmazonで探す東京事変椎名林檎改造モデル「NAGARE」の雰囲気を再現可能。
アンプ(小型)Orange Crush 35RTOrangeAmazonで探す東京事変椎名林檎Orange特有のブリティッシュサウンドを手軽に再現。
アンプ(多機能)BOSS Katana-50 MkIIBOSSAmazonで探す東京事変椎名林檎マルチ機能内蔵で歪み・トレモロも再現可能。
オーバードライブBOSS BD-2 Blues DriverBOSSAmazonで探す東京事変椎名林檎ナチュラルなクランチを作りやすく初心者にも最適。
ディストーションBOSS DS-1 DistortionBOSSAmazonで探す東京事変椎名林檎Pro Co RATの代替としても使用可能。安価で入手性も高い。
トレモロBOSS TR-2 TremoloBOSSAmazonで探す東京事変椎名林檎Jim Dunlop TS-1 Tremoloの代替としておすすめ。
マルチエフェクターZOOM G3nZOOMAmazonで探す東京事変椎名林檎安価で多機能。アンプシミュレーター搭載で幅広い音作りに対応。

総括まとめ【東京事変・椎名林檎】

まとめイメージ

椎名林檎さんのギターサウンドは、単なる「機材の組み合わせ」ではなく、楽曲の世界観や演出に直結した「表現手段」として成り立っています。DuesenbergやGibson RDといった特徴的なギターを選ぶセンス、OrangeやHIWATTといったブリティッシュ系アンプでの中域重視の音作り、そして最小限のエフェクターを駆使した緻密なサウンドコントロールが一体となり、唯一無二の音像を作り上げています。

特に印象的なのは、ギターが「歌を支えるための要素」でありながらも、同時に「視覚的・演出的存在」として強烈なインパクトを与えている点です。MVやライブでのギターのカラーリング、装飾、シェイプに至るまで、椎名林檎のアーティスト性を体現しており、音とビジュアルの両面から観客を引き込む仕掛けとなっています。例えば「群青日和」の煌びやかなStarplayer TV、「NIPPON」での重厚なRD Artistは、それぞれの楽曲のテーマ性を強く反映しています。

また、EQやミックスにおける工夫も見逃せません。ギター単体の派手さよりも「バンド全体の中でどのように鳴るか」を優先し、中域を厚く出してもボーカルを邪魔せず、低域を絞ることでリズム隊との住み分けを明確にする。このアプローチは東京事変の緻密なアンサンブルを成立させる大きな要素であり、まさに「楽曲第一主義」の姿勢を貫いているといえます。

初心者やファンが林檎サウンドを再現したい場合、必ずしも高価なDuesenbergやGibsonを揃える必要はありません。EpiphoneやFenderの中価格帯モデルでも十分に雰囲気を作り出せますし、BOSS BD-2やTR-2など定番のエフェクターを使うことで、林檎らしいトーンのエッセンスを体感することが可能です。重要なのは「中域重視」「歪みはミドルゲイン中心」「最小限のエフェクトで表現力を最大化」というポイントを押さえることです。

総括すると、椎名林檎(東京事変)の音作りの本質は「世界観の表現」にあります。機材はそのための道具であり、ギターやアンプのキャラクターを最大限に活かしつつ、自身の音楽性を具現化するために緻密に組み合わせているのです。読者の皆さんも、機材の真似にとどまらず、自分なりの解釈で音作りを行うことが、椎名林檎サウンドに近づく第一歩になるでしょう。

下記恐らく使用(所持)している機材のまとめです。参考までに!

🎸 エレキギター

Duesenberg Starplayer II(Surf Green/ステッカー装飾「ディートリッヒ坊や」)
デビュー初期から使用。「幸福論」「ここでキスして。」MVなど。現在は製造中止。

Duesenberg Starplayer TV(Silver Sparkle)
「群青日和」MV、「下剋上エクスタシー」ツアーでメイン使用。

Duesenberg Starplayer TV(Surf Green)
「仏だけ徒歩」MVで使用。

Duesenberg Starplayer TV(Gold/Black・市松模様)
「車屋さん」MVや「雙六エクスタシー」で使用。限定モデル化もされた。

Duesenberg V-Caster(Vintage White)
「遭難」MV、2005年ツアーでメイン使用。

Duesenberg Rocket(Black & White)
「Spa & Treatment」ツアーで使用。

VOX Phantom(Red)
棺桶シェイプの個性的モデル。

Gibson RD Artist(Natural/’78)
東京事変「Just can’t help it.」以降メイン使用。「NIPPON」MV、アルバム『日出処』『三毒史』ジャケットでも登場。

Gibson RD Custom(Natural)
最近よく使用されているナチュラルカラーのRD。

Gibson Flying V(Antique Natural)
「アイデンティティ」MVで使用。

Fender Jazzmaster(改造モデル“NAGARE”/Blue)
島村楽器から譲り受けたジャズマスター改造モデル。「Sweet Love Shower ’99」などで使用。

Rickenbacker 620(Jetglo/ステッカー装飾あり)
「丸ノ内サディスティック」にも登場するギター。複数ツアーでサブ使用。

🎶 アコースティックギター

K.Yairi FK-1J
「dynamite!」ツアーなどで使用。小ぶりなボディ。

Martin OOO-28
繊細なサウンド。

Martin OOO-28EC
「ありあまる富」Mステ出演時に使用。

Martin OOO-28VS
「Discovery」ツアー、「カーネーション」紅白出演時に使用。

Guild GAD-40 / GAD-40CE
「Discovery」ツアーなどで使用。ジャンボシェイプ。

🎸 エレキベース

Danelectro Longhorn Bass(Aqua Burst)
「御起立ジャポン」ツアーで使用。

🔊 アンプ

Orange OD-120
独特のハイエンドを持つブリティッシュ系アンプ。

Orange Rockerverb
強力な歪みサウンドが特徴。

Orange PPC412
Rockerverbと組み合わせて使用。

HIWATT Lead 100
2ch構成・スプリングリバーブ搭載。

HIWATT Custom 100
パンチ力のあるクラシックブリティッシュサウンド。

🎛️ エフェクター

BOSS BD-2 Blues Driver
定番オーバードライブ。

LINE6 Uber Metal
ハイゲインディストーション。

Roger Mayer Voodoo-1
クラシック系ディストーション。

Pro Co RAT
図太いディストーション。

Jim Dunlop TS-1 Tremolo
ビンテージ風トレモロ回路。

Providence A/B Box
ライブでの切替用。

▼ プロ音作りの参考資料はこちら

🎸【保存版】プロ110名の使用機材まとめ × ランキング可視化シート付き!
機材でお悩みなら、プロの選択肢を参考にしてみませんか?
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