【ホリエアツシ】ストレイテナー風サウンドの作り方+ギター機材音作りセッティングのまとめ【エフェクター・アンプ】

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始めに(特徴紹介)

ストレイテナーのフロントマンであり、ギタリストとしても独自の存在感を放つホリエアツシさん。彼のサウンドは「支えつつリードしている」と評され、力強いリフと繊細なクリーントーンを自在に行き来する点に大きな魅力があります。

代表曲「Melodic Storm」や「SIX DAY WONDER」などでは、Marshallアンプの歪みを基盤にした太いサウンドと、ディレイやリバーブを駆使した浮遊感あるトーンが絶妙に融合しています。さらに、ステージでは同じペダルを複数台使用し、微妙なセッティングの違いで曲ごとのニュアンスを作り分ける職人的なこだわりが見られます。

ホリエさんはギブソンのSGを中心に、テレキャスターやストラトキャスターも使い分けています。歪み主体の曲ではSGやテレキャスター、クリーン主体の曲ではストラトを選び、シーンごとに最適な音色を追求する姿勢が特徴的です。

また、FREE THE TONEやJHS Pedalsといったペダルを多用することで、音痩せを防ぎつつ立体的なサウンドを構築。特にJHS 808やSuperBoltを複数台導入している点は、同じ機材でも曲によってセッティングを切り替えるホリエ流サウンドメイクの象徴といえるでしょう。

そのサウンドは、オルタナティブロックの力強さと、シューゲイザー的な空間表現の両立によって、ストレイテナーの音楽性を支える大きな柱となっています。

以下のセクションでは、アンプ・ギター・エフェクターごとに詳しく解説し、最後には初心者向けの代替機材やセッティング方法も紹介していきます。

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使用アンプ一覧と特徴【ストレイテナー・ホリエアツシ】

ホリエアツシさんのサウンドの基盤を支えているのは、やはりアンプの選び方にあります。ライブとレコーディングで使い分けをしており、特にMarshall系の歪みサウンドと、Roland JC-120を中心としたクリーントーンの両立がポイントです。

デビュー当初から愛用しているのがMarshall JCM800。ロックギタリストの定番アンプとして知られ、シンプルながら荒々しくパワフルな歪みを得られる点が特徴です。ホリエさんのストレイテナー初期のサウンドを象徴する存在と言えるでしょう。

さらに進化した形で導入されたのがMarshall JCM900。こちらはバイアス値を低めに設定し、真空管を改造した特別仕様で、通常よりも厚みがありながらも音の分離感を保つサウンドが得られます。力強さと透明感を兼ね備えたトーンは、ストレイテナー後期のライブで大きな存在感を放っています。

2016年頃からはMarshall ASTORIAも導入。ビンテージ感のあるトーンと、モダンな音作りの柔軟さを併せ持つアンプで、ストレイテナーの幅広い楽曲に対応するための選択だと考えられます。

一方で、クリーントーンにおいてはRoland JC-120が欠かせません。独特の立体的なステレオコーラスと透明感のあるサウンドは、ストレイテナーの浮遊感あるクリーンパートにピッタリです。また、近年ではアメリカ製ハンドメイドアンプブランドのDivided by 13(CJ-11やLDW 17/39)も使用。これにより、ジャズ寄りのウォームなトーンや、ハイゲインにも対応可能な柔軟さを手に入れています。

ホリエさんのアンプ構成は、シンプルに見えて実は緻密に設計されています。歪みとクリーンを完全に分けることで音痩せを防ぎ、ペダルやギターとの相性を最大限に活かすスタイル。Marshallの荒々しさとRoland/Divided by 13の繊細さを同時に使い分けることで、ストレイテナー特有の「力強くも透明感のある音」を実現しています。

このように、アンプ選びは長年の経験と音楽性の広がりを反映していると考えられます。ライブでの迫力と、レコーディングでの細部の表現力を両立させるための機材構成であると、想定されます。

機材名メーカーAmazon最安値URLアーティストギタリスト備考
Marshall JCM800MarshallAmazonで探すストレイテナーホリエアツシデビュー当初から愛用、ロック定番アンプ
Marshall JCM900MarshallAmazonで探すストレイテナーホリエアツシバイアス値低め・真空管改造済み、厚みある歪み
Marshall ASTORIAMarshallAmazonで探すストレイテナーホリエアツシ2016年頃から導入、ビンテージとモダンを両立
Roland JC-120RolandAmazonで探すストレイテナーホリエアツシクリーントーンで多用、立体感あるサウンド
Divided by 13 CJ-11Divided by 13Amazonで探すストレイテナーホリエアツシクリーン用、温かいトーン
Divided by 13 LDW 17/39Divided by 13Amazonで探すストレイテナーホリエアツシクリーン〜ハイゲイン対応、万能性

使用ギターの種類と特徴【ストレイテナー・ホリエアツシ】

an electric guitar in a case with a note

ホリエアツシさんのサウンドの核を成しているのは、やはりギターの選択です。ストレイテナーのライブやレコーディングでは、主にGibson SGシリーズFender Stratocaster/Telecasterを使い分けるスタイルが特徴的です。

もっとも頻繁に登場するのがGibson Custom Shop SG Standard(2006年頃製造)。この個体はボディ鳴りが素晴らしく、太くもバランスの取れたサウンドが魅力です。ほぼ全曲で使用されるメインギターであり、ホリエさんの「支えつつリードする音」を象徴しています。

同じくSG系では、Gibson Custom Shop SG Special(White/2005年頃製造)Gibson SG Special(Cherry Red/2005年頃製造)も登場。前者は暖かいサウンドを持ち、後者はレスポンスの速さが特徴。ライブやレコーディングで気分や楽曲に応じて使い分けると語られています。

一方、Fender系も積極的に導入。Fender Custom Shop Stratocaster(2006年頃製造)は凛としたクリーントーンが特徴で、内部はワイヤーやコンデンサーを交換してカスタマイズされています。歪み主体の曲ではテレキャスター、透明感あるアルペジオやクリーンパートではストラトキャスターを使用することで、サウンドレンジの幅を広げています。

また、レコーディングにおいては借り物の1980年代 Stratocasterも重要な役割を果たしました。特にアルバム『Immortal』で多用されており、独特の抜け感と存在感あるトーンが作品に彩りを加えています。

これらの選択から見えるのは、ホリエさんが単純な「メイン1本主義」ではなく、状況に応じたギターの個性を積極的に取り入れていることです。ライブではSGが中心ながらも、クリーン感や浮遊感を必要とする楽曲ではストラトやテレキャスを選び、サウンドバランスを巧みに操っています。

結果として、ホリエさんのギターは「力強さと透明感の両立」を実現しており、楽曲に合わせた多彩な表現力を持つと想定されます。

機材名メーカーAmazon最安値URLアーティストギタリストギターの種類備考
Gibson Custom Shop SG Standard(2006年頃製造)GibsonAmazonで探すストレイテナーホリエアツシエレキギターメイン使用、ほぼ全曲で登場、太くバランスの良いサウンド
Gibson Custom Shop SG Special(White/2005年頃製造)GibsonAmazonで探すストレイテナーホリエアツシエレキギター暖かいサウンド、気分や曲調に応じて使用
Gibson SG Special(Cherry Red/2005年頃製造)GibsonAmazonで探すストレイテナーホリエアツシエレキギターレスポンスの速さが特徴、サブギターとして使用
Fender Custom Shop Stratocaster(2006年頃製造)FenderAmazonで探すストレイテナーホリエアツシエレキギター凛としたトーン、内部カスタム済み
Fender TelecasterFenderAmazonで探すストレイテナーホリエアツシエレキギター歪ませる場合に使用、厚みのあるサウンド
1980年代 Stratocaster(借り物)FenderAmazonで探すストレイテナーホリエアツシエレキギターアルバム『Immortal』で多用、独特の抜け感

使用エフェクターとボード構成【ストレイテナー・ホリエアツシ】

ホリエアツシさんのエフェクターボードは、まさに「音痩せしないシステム構築」の見本といえるほど緻密に組まれています。彼の音作りの大きな特徴は、同じ種類のペダルを複数台使用して曲ごとに異なるニュアンスを出すこと。特にJHS Pedals 808SuperBoltを複数台使い分けている点は、他のギタリストと比べても独自性が際立っています。

ブースター・オーバードライブ系では、FREE THE TONE FB-2(ブースター)、Providence PD-6(ミッドを強調するブースター)を活用し、メインの歪みに厚みを加えています。さらに、JHS 808を3台、JHS SuperBoltを2台使い分けることで、同じオーバードライブでも微妙に異なるキャラクターを持たせ、楽曲に合わせて切り替え可能な状態にしています。

ファズ系では、Wren and Cuff Creations White ELK FUZZを導入。これは日本製ビンテージ・エフェクター「ELK Fuzz」の系譜を再現したモデルで、荒々しくも伸びやかなファズサウンドを提供します。シューゲイザー的な轟音パートや、オルタナティブな質感を求める楽曲に最適です。

空間系エフェクターも充実しており、BOSS DD-3DD-6(デジタルディレイ)、Ibanez AD-9(アナログディレイ)を用途別に使い分けています。リバーブではBOSS RV-5EarthQuaker Devices Dispatch Masterを導入し、曲に合わせて空間の広がりを自在にコントロール。ホリエさんの透明感のあるクリーントーンは、これら空間系ペダルによって大きく支えられています。

モジュレーション系では、Ibanez CS-9(ステレオコーラス)、Ibanez FL9(フランジャー)、BOSS PH-3(フェイザー)、Honey Comb Dual Speed Trem(トレモロ)といった多彩なエフェクトを導入。特にコーラスやフェイザーは、ストレイテナー特有の浮遊感あるアルペジオを作るのに欠かせません。

さらに、システム面ではFREE THE TONE ARC-53M/ARC-3Providence PEC-2をはじめとするプログラマブル・スイッチングシステムを導入。大規模なエフェクト群を効率的に制御し、音痩せを防ぐ設計となっています。パワーサプライにはFREE THE TONE PT-3DProvidence PAE-101Pを採用し、安定した電源供給によってノイズレスな環境を実現。

このように、ホリエさんのエフェクターボードは「複数台同時運用によるサウンドの細分化」と「音質を最優先したシステム設計」という2つの要素で成り立っています。ライブでもアルバムでも常に高い再現性を発揮できるよう作り込まれており、細部にまで徹底したこだわりが見られると想定されます。

機材名メーカーAmazon最安値URLアーティストギタリストエフェクターの種類備考
FREE THE TONE FB-2FREE THE TONEAmazonで探すストレイテナーホリエアツシブースターメインの歪みに厚みを追加
JHS Pedals 808JHSAmazonで探すストレイテナーホリエアツシオーバードライブ3台使用、微妙なセッティング違いで表現を変化
JHS SuperBoltJHSAmazonで探すストレイテナーホリエアツシオーバードライブ2台使用、アンプライクなドライブサウンド
Providence PD-6ProvidenceAmazonで探すストレイテナーホリエアツシブースターMIDが強調されるキャラクター
Wren and Cuff Creations White ELK FUZZWren and CuffAmazonで探すストレイテナーホリエアツシファズ日本製ELK Fuzzの復刻的モデル、荒々しい質感
BOSS DD-6BOSSAmazonで探すストレイテナーホリエアツシディレイデジタルディレイ、モダンな空間演出
BOSS DD-3BOSSAmazonで探すストレイテナーホリエアツシディレイ定番デジタルディレイ、短めのリピートに活用
Ibanez AD-9IbanezAmazonで探すストレイテナーホリエアツシディレイアナログディレイ、温かい反復音
BOSS RV-5BOSSAmazonで探すストレイテナーホリエアツシリバーブデジタルリバーブ、深い空間表現
EarthQuaker Devices Dispatch MasterEarthQuaker DevicesAmazonで探すストレイテナーホリエアツシディレイ/リバーブディレイ+リバーブの融合系
Ibanez CS-9IbanezAmazonで探すストレイテナーホリエアツシコーラスステレオコーラス、復刻版を使用
Ibanez FL9IbanezAmazonで探すストレイテナーホリエアツシフランジャー復刻版フランジャー、空間のうねりを演出
BOSS PH-3BOSSAmazonで探すストレイテナーホリエアツシフェイザー現行フェイザー、幅広いモジュレーション効果
Honey Comb Dual Speed TremCustomAmazonで探すストレイテナーホリエアツシトレモロ2スピード切替可能な独自仕様
FREE THE TONE ARC-53MFREE THE TONEAmazonで探すストレイテナーホリエアツシスイッチングシステム複雑なボードを効率的に制御
Providence PEC-2ProvidenceAmazonで探すストレイテナーホリエアツシスイッチングシステムプログラマブル仕様でライブでの再現性向上
FREE THE TONE PT-3DFREE THE TONEAmazonで探すストレイテナーホリエアツシパワーサプライ電源安定化でノイズレス環境を確保
Providence PAE-101PProvidenceAmazonで探すストレイテナーホリエアツシパワーサプライ電源強化、音痩せ防止

音作りのセッティング・EQ・ミックスの工夫【ストレイテナー・ホリエアツシ】

a close up of a guitar neck and strings

ホリエアツシさんの音作りは、単なる機材選びにとどまらず、EQやミックスでの調整を含めたトータルバランスで成り立っています。彼のサウンドの本質は「支える音とリードする音を両立させる」こと。そのため、アンプ・エフェクター・PA処理が密接に絡み合っています。

まずアンプの使い分けに関しては、Marshall JCM系を中心にした歪みチャンネルと、Roland JC-120やDivided by 13を使ったクリーンチャンネルを明確に分離させています。ライブではA/B切替やステレオ出力を駆使して、場面ごとに最適な音像を出力。歪み系は中音域を厚めに出しつつ、低音を絞りすぎないことでバンド全体の迫力を確保しています。一方でクリーン系は高音域を繊細に伸ばし、空間系エフェクトを重ねても濁らないよう工夫されています。

EQ設定の一例としては、歪みチャンネルではLowを10〜11時、Midを1〜2時、Highを12時前後に設定。これにより中域に厚みを持たせながらも、ベースとの住み分けを意識しています。クリーントーンではMidを12時、Highをやや強調する傾向があり、アルペジオやリフに透明感を与えています。

また、オーバードライブの重ねがけによって音色のレイヤーを作るのも特徴です。例えばJHS 808を軽めにかけた状態にSuperBoltを重ねることで、真空管アンプをドライブさせたような有機的な歪みを作り出しています。Providence PD-6やFREE THE TONE FB-2はソロ時にミッドレンジを前に出す役割を担い、バンドアンサンブルの中で埋もれない存在感を確保しています。

空間系エフェクトの使用も巧みで、BOSS DD-6DD-3を楽曲ごとにディレイタイムを変えて使い分けています。短めのディレイはリズム感を強調し、長めのディレイはアンビエントな広がりを演出。さらにアナログディレイ(Ibanez AD-9)を組み合わせることで、デジタル特有の硬さを和らげています。リバーブではBOSS RV-5を基本としつつ、Dispatch Masterを組み合わせることで、柔らかく包み込むような残響を加えています。

モジュレーション系では、Ibanez CS-9のステレオコーラスをJC-120のステレオ入力と組み合わせることで立体的な音像を作り、PH-3フェイザーやFL9フランジャーで楽曲にダイナミックな揺らぎを付与。特にバラードや浮遊感ある曲では、トレモロをリズムに合わせて同期させることで「音が呼吸している」ような効果を出しています。

ミックス面では、ギターをセンターに固定せず、LRに広げるステレオ感を重視。歪みとクリーンを別チャンネルで収録し、エンジニアがミックスでブレンドする形を取ることが多いと考えられます。これにより、ストレイテナーの厚みがありながらも透明感のあるサウンドスケープが完成します。

総じて、ホリエさんのセッティングは「中域を基盤に据えつつ、クリーンは透明感、歪みは厚み」という住み分けが徹底されています。機材単体よりも組み合わせとミックスバランスを最重視した音作りを実践していると想定されます。

比較的安価に音を近づける機材【ストレイテナー・ホリエアツシ】

ホリエアツシさんの使用機材はカスタムショップ製のギターや高価なブティック系エフェクターが多く、すべてを揃えるのは容易ではありません。しかし、ポイントを押さえれば比較的安価な機材でも十分に「ストレイテナー風サウンド」に近づけることが可能です。ここでは、初心者から中級者でも手に入れやすい機材を紹介します。

まずギターについて。ホリエさんのメインであるGibson SG Custom Shopは高価ですが、同じGibson SG StandardやEpiphone SG Standardを選べば、十分近いサウンドキャラクターを得られます。Epiphoneは5〜7万円程度で購入可能で、改造(ピックアップ交換や配線材変更)によってさらに本家に近づけられるのが魅力です。クリーントーン重視の曲では、Fender JapanやSquierのストラトキャスターを導入すれば、凛としたクリーンサウンドを再現できます。

アンプに関しては、Marshall JCMシリーズは高額ですが、代替としてBOSS Katanaシリーズが優秀です。モデリングながらJCM系の歪みやJC-120系のクリーンを再現でき、ライン録音や自宅練習にも最適。価格帯も3〜6万円前後で、ライブでも十分使えるパワーを持っています。クリーンの立体感を求める場合は中古市場でRoland JC-40を探すのもおすすめです。

エフェクターでは、ホリエさんが多用するJHS Pedals 808やSuperBoltの代わりに、定番のBOSS SD-1Ibanez TS9を導入するとよいでしょう。どちらも1万円前後で購入でき、ミッドを押し出したドライブサウンドを得られます。ファズはWren and Cuff製は高価なため、代替としてBOSS FZ-5Electro-Harmonix Big Muff Nanoを選ぶと近い質感を得られます。

空間系はBOSS DD-7(ディレイ)とRV-6(リバーブ)が万能選手です。ホリエさんのように複数台組む必要はなく、これら1台ずつで十分対応可能。ステレオ対応している点も魅力で、自宅録音でも奥行きあるサウンドが作れます。モジュレーション系では、BOSS CH-1(コーラス)PH-3(フェイザー)を使えば空間の広がりを再現可能です。

システム面は、プロ仕様のFREE THE TONEやProvidenceは高価ですが、初心者であればBOSS ES-5(スイッチャー)を導入するだけで十分。ペダルのON/OFFをプログラムでき、ライブでも安定した切替ができます。

これらの機材を組み合わせることで、10万円以下の予算でもホリエアツシさんの「支えつつリードするサウンド」に近づくことが可能です。大切なのは機材そのものよりも、EQや空間系の調整で「厚みと透明感」を両立させることだと言えるでしょう。

種類機材名メーカーAmazon最安値URLアーティストギタリスト備考
ギターEpiphone SG StandardEpiphoneAmazonで探すストレイテナーホリエアツシGibson SGの廉価版、改造でさらに近づけられる
アンプBOSS Katana-50 MkIIBOSSAmazonで探すストレイテナーホリエアツシMarshall系とJC系のサウンドを網羅、練習〜ライブ対応
オーバードライブBOSS SD-1BOSSAmazonで探すストレイテナーホリエアツシJHS 808の代替に最適、安価でミッド強調ドライブ
オーバードライブIbanez TS9IbanezAmazonで探すストレイテナーホリエアツシチューブライクなサウンド、SuperBoltの代用に有効
ファズElectro-Harmonix Big Muff NanoElectro-HarmonixAmazonで探すストレイテナーホリエアツシWren and Cuff FUZZの代替、厚みあるサウンド
ディレイBOSS DD-7BOSSAmazonで探すストレイテナーホリエアツシDD-3/6の代替に最適、ステレオ対応
リバーブBOSS RV-6BOSSAmazonで探すストレイテナーホリエアツシRV-5の後継機、万能リバーブ
モジュレーションBOSS CH-1 Super ChorusBOSSAmazonで探すストレイテナーホリエアツシコーラス感を安価に再現可能
スイッチングBOSS ES-5BOSSAmazonで探すストレイテナーホリエアツシプロ仕様に近い制御を安価に実現

総括まとめ【ストレイテナー・ホリエアツシ】

まとめイメージ

ホリエアツシさんの音作りを総合的に見ていくと、彼のサウンドの核心は「シンプルに見えて緻密な設計」にあります。ギターはGibson SGを中心に据えつつ、曲によってストラトやテレキャスターを使い分ける柔軟さを持ち、アンプはMarshall系の荒々しい歪みとRoland JC-120やDivided by 13の繊細なクリーンを明確に分離。これにより、曲ごとに必要な音色を最適化することが可能になっています。

さらにエフェクターボードの構成は、単なる豪華さにとどまらず「同じエフェクターを複数台使う」という独自の工夫が見られます。JHS 808やSuperBoltを複数台導入し、セッティングを変えて音のレイヤーを作り分けることで、ライブでもスタジオでも「微妙なニュアンスの違い」をコントロール可能にしています。これがストレイテナーの音に独特の立体感や厚みを与えている大きな要因でしょう。

また、EQやミックス面でのアプローチも特徴的です。歪みでは中域を強調しつつも低音を削りすぎず、バンド全体の迫力を維持。クリーンでは高域を伸ばし、空間系エフェクトを重ねても濁らないように設定されています。ミックスでは歪みとクリーンを別チャンネルで録音し、L/Rに広げてステレオ感を作ることで、バンドサウンドに広がりを持たせています。

このように、ホリエアツシさんの音作りは「支えながらリードする」スタイルに直結しています。彼のギターは常にバンドの厚みを下支えしつつ、必要な場面ではリードギターのように前に出て、聴き手を引き込む存在感を持っています。これは単なる機材選びではなく、長年の演奏経験と音楽性の積み重ねによる結果といえるでしょう。

もし読者がホリエアツシさんのサウンドを再現したいなら、高価なカスタムショップモデルを揃える必要はありません。大切なのは「ギター・アンプの役割分担」「中域を活かしたEQ」「空間系を丁寧に調整する」という3つの視点を持つことです。これらを意識すれば、手持ちの機材でも十分にストレイテナーらしい立体的なサウンドに近づけるはずです。

総じてホリエさんの音作りは、「機材に頼るのではなく、機材の組み合わせと調整によって自分の音を作る」という姿勢の結晶だといえます。この柔軟かつ精緻なアプローチこそが、ストレイテナーが長年シーンの第一線で支持され続けている理由の一つであると考えられます。

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下記恐らく使用(所持)している機材のまとめです。参考までに!

ストレイテナー ホリエアツシ 使用機材リスト
ギター
メイン使用

Gibson Custom Shop SG Standard(2006年頃製造)

特徴:ボディの鳴りが素晴らしい
使用曲:ほぼ全曲

Gibson Custom Shop SG Special(White)(2005年頃製造)

特徴:暖かいサウンド
使用曲:気分による使い分け

Gibson SG Special(Cherry Red)(2005年頃製造)

特徴:レスポンスの早さ
使用曲:気分による使い分け

Fender Custom Shop Stratocaster(2006年頃製造)

特徴:凛としている
改造点:ワイヤー、コンデンサー交換
使用曲:気分による使い分け

使い分け

Fender Telecaster – 歪ませる場合に使用
Fender Stratocaster – クリーンサウンドで使用
1980年代 Stratocaster(借り物) – アルバム「Immortal」で多用

アンプ
歪み用

Marshall JCM900(バイアス値低め設定、真空管改造済み)
Marshall JCM800(デビュー当初から愛用)
Marshall ASTORIA(2016年頃から導入)

クリーン用

÷13(Divided by 13)CJ-11
Roland JC-120
Divided by 13 LDW 17/39

エフェクター(現在のセットアップ)
ブースター・オーバードライブ系

FREE THE TONE FB-2(ブースター)
JHS Pedals 808(3台使用、オーバードライブ)
JHS SuperBolt(2台使用、オーバードライブ)
Providence PD-6(ブースター) – MIDがすごい

ディストーション・ファズ

Wren and Cuff Creations White ELK FUZZ

ディレイ・リバーブ系

BOSS DD-6(デジタルディレイ)
BOSS DD-3(デジタルディレイ)
Ibanez AD-9(アナログディレイ)
BOSS RV-5(デジタルリバーブ)
EarthQuaker Devices Dispatch Master(ディレイ/リバーブ)

モジュレーション系

Ibanez CS-9(ステレオコーラス、復刻版)
Ibanez FL9(フランジャー、復刻版)
BOSS PH-3(フェイズシフター)
Honey Comb Dual Speed Trem(トレモロ)

システム関連

FREE THE TONE ARC-53M(スイッチングシステム)
FREE THE TONE ARC-3(スイッチングシステム)
Providence PEC-2(プログラマブルエフェクトコントローラー)
Providence PAC-101S(シグナルジャンクションボックス)
FREE THE TONE PT-3D(パワーサプライ)
Providence PAE-101P(パワースタビライザー)
BOSS TU-2(チューナー)
Pitchblack(チューナー)

キーボード

KORG microKORG(シンセサイザー/ボコーダー)
CLAVIA Nord Electro 2 61-Key(エレクトリックピアノ、音源変更済み)

その他
ピック・弦・ケーブル

Fender ヘビー(ピック)
GHS ピンクフロイドのギターの人モデル(弦)
BELDEN 9395(ケーブル)

サウンドの特徴

同じペダルを複数台、異なるセッティングで使用
FREE THE TONEとJHSペダルを多用
「支えつつリードしている」サウンド
音痩せしないシステム構築を重視

ホリエアツシさんの機材は、特にJHS Pedalsの808とSuperBoltを複数台使用することで、細かなニュアンスの違いを表現できる構成になっています。

▼ プロ音作りの参考資料はこちら

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