始めに(特徴紹介)
緑黄色社会のギタリスト・小林壱誓(こばやし いっせい)は、赤いテレキャスターをメインに、歪み系を巧みに切り替える音作りで知られています。彼のギタープレイは、バンド全体のカラフルなアンサンブルの中で“芯”となる役割を果たしており、クリーンからドライブまで幅広い表現力が特徴です。
代表曲「Mela!」や「キャラクター」では、疾走感あるバッキングと繊細なリードを行き来し、楽曲のドラマ性を際立たせています。特にライブでは、Friedman BE-50 DeluxeとBognerキャビネットを軸にした厚みのあるリードサウンドに、テレキャスターのシャープなトーンが絶妙に重なり、観客を圧倒するサウンドを作り上げています。
また、小林の特徴は「楽曲に合わせて細かく歪みを切り替えるスタイル」にあります。ペダルボードには複数のオーバードライブ、ディストーション、ファズを組み込み、FREE THE TONEのスイッチャーで瞬時に切り替える構成を採用。これにより、1曲の中でも多彩な質感のサウンドを実現しているのです。
彼の音作りは、ギター1本でシンプルに弾いても成立するサウンドではなく、「バンドサウンド全体を支える軸」であることを意識して設計されている点に大きな魅力があります。繊細かつパワフル、時には遊び心も感じられるトーンは、多くのギタリストからも注目されています。
この記事では、小林壱誓(緑黄色社会)の使用アンプ、ギター、エフェクター、セッティングを徹底的に解説し、読者が彼のサウンドを再現するための具体的なヒントをまとめています。
ぜひ参考にしながら、自分の機材選びやセッティングに活かしてみてください。
使用アンプ一覧と特徴【緑黄色社会・小林壱誓】
小林壱誓の音作りの中核を担っているのが、アンプのセレクトです。ライブ、レコーディング、自宅環境によって使い分けをしており、どの状況でも「太く存在感がある中にも繊細さを失わない」ことを意識したセッティングが見られます。
メインアンプとして絶対的な地位を持つのは、Friedman BE-50 Deluxe。ゴールド仕様をサブに、シルバー仕様をメインに据え、クリーン/クランチ/ハイゲインの3チャンネルを自在に切り替えています。Friedmanはモダンブリティッシュ系の粘りあるドライブ感と、クリーン時の立ち上がりの早さが両立しているのが特徴で、緑黄色社会のポップでありながらロック色の強い楽曲にぴったりです。
組み合わせて使われるキャビネットはBogner 2×12。大型の4×12キャビではなく2×12を選んでいるのは、音の抜けと可搬性を考慮した実践的な選択と言えるでしょう。Bognerのキャビは低域のタイトさと中域の密度感に優れており、小林のリズミカルなカッティングや歪みリードを際立たせています。
さらに、レコーディングではMarshall DSL100Hの使用が確認されています。クラシックロック的な分厚い歪みを得意とするアンプで、Friedmanに比べやや荒々しい質感を持ち、曲によって音色に変化をつけるために採用されていると考えられます。
宅録やデモ制作ではKemper Profiling Power Headを導入。Kemperは名機アンプのプロファイリングデータを用いることで、自宅でも高音質なアンプサウンドを再現できるため、制作現場での効率化やサウンドの再現性を重視する小林のスタイルに合致しています。
このように、ライブではFriedman+Bogner、レコーディングではMarshall DSLやKemperを状況に応じて切り替える柔軟さが小林の音作りの根幹にあります。Friedmanを基盤としつつ、音のキャラクターを使い分けることで、楽曲ごとに最適なトーンを構築していると想定されます。
機材名 | メーカー | Amazon最安値URL | アーティスト | ギタリスト | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
BE-50 Deluxe Head(Silver/Gold) | Friedman | Amazonで探す | 緑黄色社会 | 小林壱誓 | ライブ・レコーディングのメインアンプ。3ch構成。 |
Bogner 2×12 Cabinet | Bogner | Amazonで探す | 緑黄色社会 | 小林壱誓 | Friedmanと組み合わせて使用。中域の密度が特徴。 |
DSL100H | Marshall | Amazonで探す | 緑黄色社会 | 小林壱誓 | レコーディング使用。荒々しいブリティッシュトーン。 |
Profiling Power Head | Kemper | Amazonで探す | 緑黄色社会 | 小林壱誓 | 宅録・デモ用。アンププロファイルで幅広い音色を再現。 |
使用ギターの種類と特徴【緑黄色社会・小林壱誓】
小林壱誓のサウンドを語る上で欠かせないのが、赤いテレキャスターです。彼の代名詞とも言えるFender American Professional Telecaster(赤)は、ライブ・レコーディング両方で使用され、ノブは常にフル、センターポジションを多用することで、独特の煌びやかで抜けの良いトーンを生み出しています。弦はElixir .010-.046を選び、レギュラーチューニングで使用することから、安定感と張りのある音が特徴です。
また、比較的最近ではFender Made in Japan Hybrid II Telecaster(Modena Red, RW指板)もInstagramで確認されており、手頃な価格ながら本格的なFenderサウンドを響かせるサブギターとして活用されているようです。ライブや練習での使用を意識した実用的な選択といえるでしょう。
さらに、珍しい仕様としてFender TelecasterのBigsby搭載モデルも確認されています。こちらはレコーディングで使用されており、ビブラートによる揺らぎを取り入れたいシーンに対応していると考えられます。
Gibson系では、2018年製のLes Paul Classic(Pelham Blue, P-90 ×2)が特に重要です。P-90特有の太くコシのある音色を活かし、ロック色の強い楽曲で存在感を放っています。また、Gibson Custom Shop Les Paul CustomもInstagramで確認されており、重厚感あるサウンドが求められる場面で選ばれていると推測されます。
さらにGibson Les Paul Special TV Yellowもレコーディングで使用されていることがコメントから分かっており、ヴィンテージ感のある軽快なサウンドを求める際の選択肢となっています。
アコースティックギターとしてはGibson J-45 Customをメインで使用。柔らかくも芯のあるサウンドで、弾き語りやバンドのアコースティック編成に欠かせません。また、トラベル用としてWashburn RO10、ウクレレとしてVOX ELEUKUも確認されており、シーンに応じて多彩な楽器を使い分けている点も小林のこだわりです。
これらのギター群を楽曲や状況に応じて使い分けることで、緑黄色社会の楽曲に必要なカラフルで奥行きのあるサウンドが完成していると想定されます。
機材名 | メーカー | Amazon最安値URL | アーティスト | ギタリスト | ギターの種類 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
American Professional Telecaster(赤) | Fender | Amazonで探す | 緑黄色社会 | 小林壱誓 | エレキ | メインギター。センターPUを多用。Elixir .010-.046使用。 |
Made in Japan Hybrid II Telecaster(Modena Red, RW) | Fender | Amazonで探す | 緑黄色社会 | 小林壱誓 | エレキ | Instagramで確認。比較的安価でサブ的な位置付け。 |
Telecaster(Bigsby搭載仕様) | Fender | Amazonで探す | 緑黄色社会 | 小林壱誓 | エレキ | レコーディングで使用。独特のビブラートサウンド。 |
2018 Les Paul Classic(Pelham Blue, P-90 ×2) | Gibson | Amazonで探す | 緑黄色社会 | 小林壱誓 | エレキ | 太くコシのあるP-90サウンド。ライブ・REC両用。 |
Custom Shop Les Paul Custom | Gibson | Amazonで探す | 緑黄色社会 | 小林壱誓 | エレキ | Instagramで確認。重厚なロックサウンドを構築。 |
Les Paul Special TV Yellow | Gibson | Amazonで探す | 緑黄色社会 | 小林壱誓 | エレキ | レコーディング使用。軽快かつヴィンテージライク。 |
J-45 Custom | Gibson | Amazonで探す | 緑黄色社会 | 小林壱誓 | アコースティック | メインアコギ。芯のあるウォームなトーン。 |
RO10(トラベルギター) | Washburn | Amazonで探す | 緑黄色社会 | 小林壱誓 | アコースティック(トラベル) | 薄型で持ち運び用。現在はディスコン。 |
ELEUKU(アンプ内蔵ウクレレ) | VOX | Amazonで探す | 緑黄色社会 | 小林壱誓 | ウクレレ | 宅録・リハ用。現在はディスコン。 |
使用エフェクターとボード構成【緑黄色社会・小林壱誓】
小林壱誓の音作りにおいて最も特徴的なのは、多彩な歪み系を軸としたエフェクターボードの構成です。FREE THE TONE ARC-4を中心にしたプログラマブルスイッチャーシステムを採用し、1曲の中でも瞬時に音色を切り替えられる仕組みを構築しています。ライブ映像やInstagramから確認できる機材を整理すると、オーバードライブ、ディストーション、ファズ、マルチエフェクターを組み合わせて、幅広い表現を可能にしていることがわかります。
ボードの入口に配置されることが多いのは、Shin’s Music Baby Perfect Volume Standard。ギターの出力を自在にコントロールすることで、楽曲のダイナミクスを演出します。続いてXOTIC XW-1のワウペダルがセットされ、ファンキーなカッティングやリードプレイの表情付けに活用されています。
歪み系では、Vemuram Jan RayやGreer Amps Southland Harmonic OD、J. Rockett Audio Designs The Jeff Archerといったオーバードライブを複数導入。透明感のあるクランチからミッドに寄ったリードトーンまで細かく使い分けています。さらに、Suhr Eclipseや320design Brown Featherで厚みのあるディストーションを作り出し、Gamechanger Audio PLASMA Pedalのような個性的なファズも加えて、インパクトのあるサウンドを実現しています。
空間系はLine 6 HX Effectsに集約。リバーブ、ディレイ、モジュレーションを一括管理しつつ、曲ごとにプリセットを切り替えて使用しています。これにより、複雑な空間処理を必要とする楽曲でもシンプルに対応可能です。
補助的には、DigiTech Whammy Ricochetによるピッチシフト、Electro-Harmonix Big MuffやBassballsなどのファズ/オートワウ系も確認されています。また、過去にはBOSS OD-1XやFulltone OCD、BamBasic Freesoul Over Driveも導入しており、時期によって歪みのラインナップを入れ替えていることが伺えます。
電源周りには、K.E.S KIP-001やFREE THE TONE PT-5Dなどの高品質パワーサプライを使用し、ライブ環境でも安定した電圧供給を確保しています。プロの現場らしい堅実なセッティングといえるでしょう。
このように小林のエフェクトシステムは、シンプルに見えて実際は高度なプログラミングと細やかなセッティングが施されており、緑黄色社会の楽曲ごとに必要な多彩な音色を瞬時に再現する仕組みになっていると想定されます。
機材名 | メーカー | Amazon最安値URL | アーティスト | ギタリスト | エフェクターの種類 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
Baby Perfect Volume Standard | Shin’s Music | Amazonで探す | 緑黄色社会 | 小林壱誓 | ボリュームペダル | ダイナミクスをコントロールするメインボリューム。 |
XW-1 | XOTIC | Amazonで探す | 緑黄色社会 | 小林壱誓 | ワウペダル | ファンキーなカッティングやリードに使用。 |
Whammy Ricochet | DigiTech | Amazonで探す | 緑黄色社会 | 小林壱誓 | ピッチシフター | 瞬間的な音程変化を可能にする。 |
Jan Ray | Vemuram | Amazonで探す | 緑黄色社会 | 小林壱誓 | オーバードライブ | クランチ〜リードに対応する定番OD。 |
Southland Harmonic OD | Greer Amps | Amazonで探す | 緑黄色社会 | 小林壱誓 | オーバードライブ | 中域の粘りを加えるオーバードライブ。 |
The Jeff Archer | J. Rockett Audio Designs | Amazonで探す | 緑黄色社会 | 小林壱誓 | オーバードライブ | Klon系をベースにしたブースター的OD。 |
Brown Feather | 320design | Amazonで探す | 緑黄色社会 | 小林壱誓 | ディストーション | 厚みのあるディストーションを担当。 |
Eclipse | Suhr | Amazonで探す | 緑黄色社会 | 小林壱誓 | ディストーション | 2ch仕様のディストーション。リード用。 |
PLASMA Pedal | Gamechanger Audio | Amazonで探す | 緑黄色社会 | 小林壱誓 | ファズ | プラズマ管を利用した独特なファズ。 |
HX Effects | Line 6 | Amazonで探す | 緑黄色社会 | 小林壱誓 | マルチエフェクター | 空間系を一括管理。ライブ用に最適化。 |
StroboStomp HD | Peterson | Amazonで探す | 緑黄色社会 | 小林壱誓 | チューナー | 高精度ストロボチューナー。ボード前段に配置。 |
ARC-4 | FREE THE TONE | Amazonで探す | 緑黄色社会 | 小林壱誓 | スイッチングシステム | ボード全体を制御する中心システム。 |
PT-5D | FREE THE TONE | Amazonで探す | 緑黄色社会 | 小林壱誓 | パワーサプライ | 電源供給を安定させる高性能パワー。 |
KIP-001 | K.E.S | Amazonで探す | 緑黄色社会 | 小林壱誓 | パワーサプライ | コンパクトな高品質電源。 |
音作りのセッティング・EQ・ミックスの工夫【緑黄色社会・小林壱誓】
小林壱誓の音作りは「多彩な歪みを組み合わせた立体感あるトーン」と「楽曲に寄り添うEQバランス」が特徴です。単に歪ませるだけではなく、楽曲ごとに音域の整理やコンプ感を巧みに調整し、緑黄色社会のバンドサウンドにおいて最適な位置にギターを置く工夫がなされています。
ライブにおけるメインアンプFriedman BE-50 Deluxeは、3チャンネル仕様を活かしてクリーン/クランチ/ハイゲインを切り替えています。クリーンチャンネルはピッキングのニュアンスを忠実に出すようにゲインを低めに設定、クランチチャンネルではJan RayやSouthland ODを組み合わせて中域にハリを持たせています。ハイゲインチャンネルはEclipseやBrown Featherなどのディストーションを追加し、ソロ時には厚みとサスティンを稼いでいます。
EQの基本傾向としては、ベースをやや控えめに、ミドルを押し出す設定が多いと推測されます。緑黄色社会の楽曲はベースとキーボードが存在感を発揮するため、ギターが低域を占有しすぎると全体が濁ってしまいます。そのため、ギターは「中高域の抜け」にフォーカスしてセッティングされていると考えられます。Trebleはやや高めに設定し、Telecasterのブライトな特性を活かしつつも、プレゼンスを過度に上げすぎずバランスを保つことが重要です。
代表曲「Mela!」では、バッキングはクランチ寄りで中域にピークを持たせ、サビのリードではハイゲインチャンネル+ファズを組み合わせて一気に抜け感を強調。曲中でエフェクトを巧みに切り替えることで、聴き手に強いインパクトを与えています。「キャラクター」などポップ寄りの曲では、歪みを抑えたカッティングサウンドを重視し、HX Effectsでリバーブやディレイを足して空間的な広がりを演出しています。
ミックスにおいても、小林のギターはリボンマイクSE Electronics VR1 VEとSennheiser MD521の2本立てで録音されることが多いです。VR1で暖かさとファット感を拾い、MD521でアタック感を補完することで、録り音の段階からバランスの良いトーンを実現しています。エンジニア視点では、この2本のブレンド比率を曲ごとに変えることで、楽曲のカラーを調整していると考えられます。
また、ギターソロや目立たせたいフレーズでは、EQで2~3kHz付近をブーストすることが多いと推測されます。これは人間の耳が最も敏感に感じる帯域であり、ソロの抜けを確実に確保するための工夫です。一方で、低域(100Hz以下)はハイパスフィルターでカットし、バスドラムやベースと被らないように整理されています。
さらに重要なのがコンプレッションの使い方です。小林のギターは、弾き方のダイナミクスを残しつつも全体の音圧を揃えるため、軽めのコンプがかけられていると考えられます。ライブ時はアンプのナチュラルコンプに任せつつ、レコーディングではエンジニアが1176系やLA-2A系のコンプレッサーで整音していると想定されます。
総じて、小林壱誓の音作りは「曲ごとに音域とダイナミクスを細かく整理する」ことに重きが置かれており、テレキャスターやレスポールなど複数のギターを持ち替えるだけでなく、EQ・エフェクト・マイキング・ミックス全てを含めてトータルで設計されています。これにより、緑黄色社会の楽曲が持つポップさとロックの力強さの両立を支えていると想定されます。
比較的安価に音を近づける機材【緑黄色社会・小林壱誓】
小林壱誓の使用機材は、Friedman BE-50 DeluxeやVemuram Jan Rayなど、プロユースのハイエンド機材が中心です。しかし、これから音作りを真似したい方にとっては、コストが大きなハードルになるでしょう。ここでは、初心者〜中級者でも比較的手に入れやすい価格帯(1万円〜5万円程度、上限10万円)の市販品を中心に、再現性の高い代替機材を紹介します。
まずアンプに関しては、FriedmanやMarshallの代替としてBOSS Katana-100 MkIIが優秀です。クリーンからハイゲインまで幅広く対応でき、緑黄色社会の楽曲で必要な3ch切り替えもプリセットで再現可能です。さらに、Line 6 Catalystシリーズもモダンでクリアな音質を持ち、宅録やライブ練習に適しています。
ギターは本家のAmerican Professional Telecasterを購入すると20万円を超えるため、まずはFender Player TelecasterやSquier Classic Vibe Telecasterがおすすめです。特にセンターポジションでの煌びやかなサウンドは十分再現可能で、コストを抑えつつ小林のバッキングスタイルを体験できます。
オーバードライブに関しては、Vemuram Jan Rayの代替としてBOSS BD-2 Blues Driverが最もコストパフォーマンスに優れます。中域の張りと透明感を兼ね備えており、Jan Ray的な「クリーンブースト寄りのドライブ」を手軽に実現できます。Greer Southland ODの代替としてはMaxon OD-808が有効で、ウォームで自然なクランチを得られます。
ディストーションは、Suhr Eclipseや320design Brown Featherの代替としてBOSS DS-1W (技 Waza Craft)を推奨します。クラシックなディストーションにモダンな改良が施され、ソロやリード時の抜けをしっかり確保できます。また、ファズはGamechanger PLASMA Pedalのような特殊な質感は難しいですが、Electro-Harmonix Big Muff Nanoを導入すれば近い毛羽立ちを得ることができます。
空間系は小林が実際に使用しているLine 6 HX Effectsの代替として、ZOOM G3XnやBOSS GT-1といったエントリーマルチが最適です。リバーブ、ディレイ、モジュレーションをまとめて扱え、曲ごとのプリセットを切り替えられる点が特に重要です。
最後にワウはXOTIC XW-1が高価なため、代わりにJim Dunlop Cry Baby Standard GCB95を導入するのが無難です。ロック〜ファンクまで幅広く対応し、小林のワウプレイを真似するには十分です。
これらの組み合わせにより、初心者でも比較的低予算で「小林壱誓サウンドの雰囲気」を再現できるでしょう。特に重要なのは「テレキャスター+中域を強調したオーバードライブ+空間系マルチ」の3点セットで、これを押さえることで緑黄色社会らしい鮮やかなバンドサウンドを体感できます。
種類 | 機材名 | メーカー | Amazon最安値URL | アーティスト | ギタリスト | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
アンプ | Katana-100 MkII | BOSS | Amazonで探す | 緑黄色社会 | 小林壱誓 | Friedmanの代替。3ch切替可能。コスパ高。 |
ギター | Player Telecaster | Fender | Amazonで探す | 緑黄色社会 | 小林壱誓 | 本家Telecasterの廉価版。メイン赤テレの代替。 |
オーバードライブ | BD-2 Blues Driver | BOSS | Amazonで探す | 緑黄色社会 | 小林壱誓 | Jan Rayの代替。透明感あるクランチを再現。 |
オーバードライブ | OD-808 | Maxon | Amazonで探す | 緑黄色社会 | 小林壱誓 | Southland ODの代替。ウォームで自然な歪み。 |
ディストーション | DS-1W Waza Craft | BOSS | Amazonで探す | 緑黄色社会 | 小林壱誓 | Suhr Eclipseの代替。リードに最適。 |
ファズ | Big Muff Nano | Electro-Harmonix | Amazonで探す | 緑黄色社会 | 小林壱誓 | PLASMA Pedalの代替。毛羽立ちあるファズ感。 |
マルチエフェクター | G3Xn | ZOOM | Amazonで探す | 緑黄色社会 | 小林壱誓 | HX Effectsの代替。空間系をまとめて管理。 |
ワウペダル | Cry Baby GCB95 | Jim Dunlop | Amazonで探す | 緑黄色社会 | 小林壱誓 | Xotic XW-1の代替。定番ワウ。 |
総括まとめ【緑黄色社会・小林壱誓】

小林壱誓の音作りを振り返ると、その本質は「緻密な歪みコントロール」と「楽曲に最適化された音域設計」にあります。彼は赤いFender Telecasterを軸に、Gibson Les Paul Classic(Pelham Blue, P-90搭載)などの個性的なギターを楽曲ごとに使い分け、さらにFriedman BE-50 DeluxeとBognerキャビを中心としたアンプシステムで力強さと繊細さを両立しています。
また、FREE THE TONE ARC-4を核としたエフェクトボードは、オーバードライブからディストーション、ファズ、空間系までを瞬時に切り替える仕組みを備えています。これにより、緑黄色社会の多彩な楽曲に合わせたトーンチェンジを自在に行える点が、彼の演奏スタイルを強く支えています。ライブでは大胆に、レコーディングでは繊細に音作りを切り替えられる柔軟さが、リードギタリストとしての存在感を確立しているのです。
EQバランスに関しても、小林は「低域を削り、中高域で存在感を出す」ことを徹底しています。これは、緑黄色社会のサウンドにおいてベースやキーボードが厚みを担うため、ギターは「隙間を縫うように抜けるトーン」である必要があるからです。そのため、テレキャスターのブライトさやレスポールの中域の太さを生かしつつ、EQやエフェクトで帯域を整理する手法が取られています。
さらに特徴的なのは「楽曲ごとに細かく音作りを変える姿勢」です。代表曲「Mela!」では、クランチからリードまでのダイナミックな切り替えが強烈な印象を与え、「キャラクター」などポップ寄りの楽曲では軽やかなカッティングと空間系エフェクトで楽曲を彩ります。このような使い分けこそが、緑黄色社会の多彩なサウンドを成立させる要であり、小林のギタリストとしての真骨頂といえます。
読者が彼のサウンドを再現したい場合、まずはテレキャスター+中域を意識したオーバードライブ+空間系マルチというセットアップを押さえることが重要です。その上で、状況に応じてレスポールやファズ系ペダルを導入すれば、小林のサウンドに一歩近づけるでしょう。高価な機材を揃えなくても、代替品をうまく活用することで「雰囲気」を掴むことは十分可能です。
最終的に、小林壱誓の音作りは「ただの歪んだギター」ではなく、バンド全体を支える音の設計にあります。彼のサウンドを目指すうえで大切なのは、機材選び以上に「楽曲全体の中でどう響かせるか」を意識することです。これこそが緑黄色社会らしい華やかで奥行きのあるサウンドを支える小林壱誓の最大の魅力であり、音作りを学ぶすべてのギタリストにとって大きなヒントとなるでしょう。
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下記恐らく使用(所持)している機材のまとめです。参考までに!
🎸 ギター
Fender American Professional Telecaster(赤)
メインギター。ライブ・レコーディング両方で使用。ノブは常にフル、センターPUを多用。Elixir .010-.046、レギュラーチューニング。
Fender Made in Japan Hybrid II Telecaster(Modena Red, RW指板)
Instagramで使用確認。比較的安価な現行品。
Fender Telecaster(Bigsby搭載仕様)
レコーディング使用が確認されている少し珍しい仕様。
Gibson 2018 Les Paul Classic(Pelham Blue, P-90 ×2)
コシのある音色で使用。ライブ・レコーディングで登場。
Gibson Custom Shop Les Paul Custom
Instagramで確認された所有ギター。
Gibson Les Paul Special TV Yellow
レコーディングで使用とのコメントあり。
Gibson J-45 Custom(アコースティック)
メインのアコギ。
Washburn RO10(トラベルギター/ナチュラルカラー)
薄型で持ち運び用。ディスコン。
VOX ELEUKU(ウクレレ/アンプ内蔵型)
現在はディスコン。
🎚️ エフェクターボード(画像+記事照合)
(FREE THE TONE ARC-4 スイッチャー中心のシステム)
Shin’s Music Baby Perfect Volume Standard(ボリューム)
XOTIC XW-1(ワウ)
DigiTech Whammy Ricochet(ピッチシフター)
FREE THE TONE ARC-4(プログラマブルスイッチャー)
Greer Amps Southland Harmonic OD(オーバードライブ)
Vemuram Jan Ray(オーバードライブ)
J. Rockett Audio Designs The Jeff Archer(オーバードライブ)
320design Brown Feather(ディストーション)
Suhr Eclipse(ディストーション)
Gamechanger Audio PLASMA Pedal(ファズ)
Line 6 HX Effects(マルチ:空間系中心)
Peterson StroboStomp HD(チューナー)
K.E.S KIP-001(パワーサプライ)
FREE THE TONE PT-5D(パワーサプライ)
他に確認されたエフェクター(Instagram等)
Fulltone OCD V2.0(OD)
BOSS OD-1X(OD)
BamBasic Freesoul Over Drive(OD)
Orange Bax Bangeetar Guitar Pre-EQ(プリアンプ)
Electro-Harmonix Big Muff(ファズ)
Electro-Harmonix Bassballs(オートワウ)
TC Electronic Flashback 2 X4(ディレイ)
Line 6 M5 Stompbox Modeler(マルチ)
CAJ RS616(スイッチャー)
🔊 アンプ&キャビネット
Friedman BE-50 Deluxe Head ×2
(ゴールド:サブ、シルバー:メイン)
クリーン/クランチ/ODの3chセッティング。ライブ・レコーディングで絶対的メイン。
Bogner 2×12 Cabinet
メインキャビ。Friedmanヘッドと組み合わせて使用。
Marshall DSL100H
レコーディング使用が確認されている。
Kemper Profiling Power Head
宅録用として使用。
🎙️ マイキング(ライブ・レコーディング)
SE Electronics VR1 VE(リボンマイク)
Sennheiser MD521(ダイナミックマイク)
→ VR1で暖かさとファット感、MD521で輪郭とシャープさを補完。
🎵 アクセサリー
Jim Dunlop JazzTone 208 Pick
✅ まとめ
小林壱誓は「赤テレキャスター」と「Pelham BlueのレスポールClassic」を軸に、Friedman BE-50 Deluxe+Bognerキャビでリードサウンドを作り、歪み系を多数組み込んだペダルボードで楽曲ごとに細かく切り替えています。宅録やレコーディングではKemperやMarshall DSLも活用し、アコギ・ウクレレ・トラベルギターもシーンに応じて使用しています。
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