【miwa】miwa風サウンドの作り方+ギター機材音作りセッティングのまとめ【エフェクター・アンプ】

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始めに(特徴紹介)

シンガーソングライターとして活躍するmiwaは、澄んだハイトーンボイスとともにアコースティックギターを主体としたサウンドで広く知られています。彼女のギタープレイは、弾き語りからバンド編成まで幅広く対応しており、アコースティックの温かみとポップなアレンジが見事に融合しています。

代表曲「don’t cry anymore」「ヒカリへ」「リブート」などでは、アコースティックギターの鳴りを基盤にしたクリアで存在感のあるサウンドが印象的です。ライブでもほとんどの楽曲で自身がギターを演奏しており、ギタリストとしての側面も非常に強いアーティストだといえるでしょう。

音作りの特徴としては、Gibson J-45シリーズを中心としたウォームな響きを活かしながら、状況に応じてYAMAHA LL36AREなどのモダンアコースティックを使い分ける点がポイントです。また、バンド演奏時にはエレキギターやマンドリンも取り入れ、楽曲に奥行きを与えています。

さらに、miwaはライブでのサウンド再現性を非常に重視しており、カポタストや高精度チューナーを駆使して楽曲ごとのキーや響きを最適化。カラフルで多彩なステージ演出を支える要素としてもギターの役割が大きいといえるでしょう。

つまり、miwaの音作りを再現するには「アコースティックの響きの再現」と「ライブでの実用性の高いアクセサリー類の活用」が大きなテーマになります。本記事ではその詳細を、ギター・アンプ・エフェクターの観点から順番に解説していきます。

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使用アンプ一覧と特徴【miwa・miwa】

miwaのサウンド作りにおいて特徴的なのは、スタジオやレコーディングでのマイキングによるアコースティックサウンドの収録が中心であり、いわゆるギターアンプを多用するスタイルではない点です。
特にGibson J-45やYAMAHA LL36AREなどを中心としたアコースティックギターの音は、L.R.Baggs AnthemやPara Acoustic D.I.を介してPAに直接送られることが多く、これにより生音に近いニュアンスを保ちながらもライブ向けの安定した音作りを実現しています。

過去のライブでは、プリアンプやDIを通した上で、PAシステムによる拡声をメインとすることがほとんどで、アンプはあくまでモニター的役割か、特定のステージ構成時に限定的に用いられた可能性が高いです。特に初期のアコースティックイベントやテレビ収録時には、定番のRoland AC-60Fender Acoustasonicのようなアコースティックアンプが使用された事例が報告されています。これらは小規模ライブハウスやラジオ番組収録など、持ち運びとセッティングの簡便さが求められる場面で効果を発揮したと考えられます。

また、エレキギターを使用する際には、バンド編成ライブに合わせてFender Twin ReverbRoland JC-120のようなクリーントーンに定評のあるアンプを用いたとされる情報もあります。miwaのエレキサウンドは歪みを強くかけるスタイルではなく、あくまでバンドサウンドに寄り添うための透明感やリズムの補強に用いられることが多いのが特徴です。

総合すると、miwaのアンプ選びは「アコギはPA+プリアンプ直送、必要に応じてアコースティックアンプ」「エレキはクリーン系コンボアンプ」という構成が基本軸であり、本人のサウンド志向として「楽曲に寄り添うことを最優先にした実用的な選択」が徹底されているといえるでしょう。

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Roland AC-60RolandAmazonで探すmiwamiwa小規模ライブやラジオ出演時に使用例ありとされるアコースティックアンプ
Fender AcoustasonicFenderAmazonで探すmiwamiwaアコギ用アンプの定番。初期ライブなどで使用されたと想定される
Fender Twin ReverbFenderAmazonで探すmiwamiwaエレキギター用。クリーントーン主体のサウンドを支えるアンプとして使用が想定される
Roland JC-120RolandAmazonで探すmiwamiwaスタジオやライブハウス常設の定番アンプ。透明感あるクリーンでmiwaのエレキサウンドにマッチ
L.R.Baggs Para Acoustic D.I.L.R.BaggsAmazonで探すmiwamiwaアコギのプリアンプ兼DIとして使用。初期のライブでは必須機材

以上のことから、miwaは専用のアンプよりもプリアンプやPAシステムを中心に据えた音作りを行っており、シチュエーションに応じてFenderやRolandのアンプを利用していたと想定されます。

使用ギターの種類と特徴【miwa・miwa】

a close up of a guitar neck on a wooden background

miwaのサウンドの核となるのは、やはりアコースティックギターです。特にGibson J-45シリーズはデビュー前から使用しており、彼女にとって「相棒」ともいえる存在です。2000年製のJ-45 Rosewood NAはギター教室の先生から譲り受けたもので、愛称は「旦那」と呼ばれるほど長年弾き込まれてきた一本。サイド&バックにローズウッド材を採用しており、力強い低音と煌びやかな倍音が特徴で、弾き語りのライブや代表曲でも頻繁に登場します。

2003年製の同モデルも所有しており、こちらはライブ用としてセッティングされることが多いようです。さらに、Gibson J-45 CUSTOMはL.R.Baggs Anthemピックアップを搭載したステージ仕様で、PAを通してもナチュラルな響きを失わない点が魅力。サンバーストカラーのJ-45や、ヴィンテージのGibson B-25(1969年代製)、ルックスも華やかなGibson Hummingbirdなど、同ブランド内でも豊富なラインナップを使い分けています。

一方で、ステージでの使用頻度が高いのがYAMAHA LL36AREです。元キマグレンのISEKI氏からの紹介で使用を開始し、近年のライブではJ-45と並ぶメインアコギとして活躍。YAMAHA独自のARE処理(音響レゾナンス強化技術)によって、まるで弾き込んだヴィンテージのような響きを獲得できるのが特徴です。

また、国内製ハンドクラフトのTerry’s Terry TJ-80や、ライブ向けに安定したエレアコであるTakamine DMP541 DBS、さらにはアメリカ製高級ブランドのCollings D2Hといった多彩なアコースティックギターも所有しています。加えて、コンパクトで可愛らしい見た目のMartin LXMはリハーサルやテレビ収録などでも確認されており、バリエーション豊かなサウンド作りを可能にしています。

miwaのライブやレコーディングでは、楽曲に合わせてマンドリンやセミアコも導入されることがあり、Gretsch G9320 New Yorker Deluxeといったフラットマンドリンも確認されています。これにより、バンドアレンジ時にはアコギだけでは得られない色彩感を演出することが可能になっています。

エレキギターに関しては、Gibson Joan Jett Signature “Black Heart” Melody MakerBacchus Flying-VGretsch White Falcon Jrなど、個性的でルックス的にも映えるモデルを使用。特にバンドセットでのテレビ出演やアリーナ規模のライブでは、Fender TelecasterやLes Paul Junior Specialのようにシンプルで扱いやすいモデルを取り入れています。これらは歪みを強くかけるよりも、クリーントーンや軽いドライブでのリズム演奏に適しており、miwaの歌を支えるサウンドにマッチしています。

総合すると、miwaのギターラインナップは「Gibson J-45を軸に据え、YAMAHAや国産ブランドで補完」「楽曲に応じてマンドリンやエレキを取り入れる」という構成であり、幅広い音楽性を体現しています。アコギの比率が圧倒的に高いものの、ポップスからロックまで対応できる守備範囲の広さが彼女の魅力を支えているといえるでしょう。

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Gibson J-45 Rosewood NA(2000年製)GibsonAmazonで探すmiwamiwaアコースティックデビュー前から使用。愛称「旦那」。メインギターの1本
Gibson J-45 CUSTOMGibsonAmazonで探すmiwamiwaアコースティックL.R.Baggs Anthem搭載のライブ用モデル
YAMAHA LL36AREYAMAHAAmazonで探すmiwamiwaアコースティックライブでの使用頻度高め。ISEKI氏の紹介で導入
Martin LXMMartinAmazonで探すmiwamiwaアコースティックコンパクトサイズ。テレビ収録や練習でも使用確認
Gretsch G9320 New Yorker DeluxeGretschAmazonで探すmiwamiwaマンドリンライブでアレンジに彩りを加える用途で使用
Gibson Joan Jett Signature Melody MakerGibsonAmazonで探すmiwamiwaエレキテレビ出演時に使用確認。ブラックハートデザインが特徴
Fender Telecaster(3TS)FenderAmazonで探すmiwamiwaエレキクリーントーン主体で使用。バンド編成時に活躍

以上の通り、miwaは自身の声を引き立てるためにギターを選んでおり、ステージの規模や曲調に合わせてアコースティックとエレキを巧みに切り替えていると想定されます。

使用エフェクターとボード構成【miwa・miwa】

miwaのサウンドにおいてエフェクターの役割は、派手な音作りではなく「チューニング精度の確保」と「アコースティックサウンドの補強」に集約されます。特にアコースティックギターを中心に演奏するため、過度なエフェクトではなく必要最低限の実用性重視の構成になっている点が特徴的です。

まず欠かせないのがチューナーです。miwaはライブで多彩なカポタストを使い分けるため、演奏中のチューニング精度が非常に重要となります。メインで使うのはTC Electronic PolyTune(ペダル型)で、ステージ上でも視認性が高く瞬時に確認できるのがポイント。また、コンパクトなTC Electronic PolyTune ClipKORG PB-ADも使われており、テレビ収録やラフな演奏時にはクリップ型で対応するなど状況による使い分けが見られます。

プリアンプ/DIでは、初期のライブでL.R.Baggs Para Acoustic D.I.を導入していたことが知られています。これはアコギ特有のハウリング対策やEQ調整を可能にし、PAに直結する場面で非常に役立ちました。近年はピックアップにL.R.Baggs Anthemを搭載したギターを使用することで、より自然で安定したライン音を確保しています。

空間系エフェクターとしては、Line 6 Echo Parkが確認されています。これはディレイ系のペダルで、弾き語りライブやバラード曲でギターの余韻を豊かにするために活用。過度に主張しすぎない柔らかなエコーがmiwaの澄んだ歌声と調和します。
また、エレキギターを用いた際にはシンプルな歪みとしてBOSS SD-1を使用。軽いオーバードライブをかけることで、歌を邪魔しない程度にリズムの輪郭を際立たせる役割を果たしています。

このようにmiwaのボード構成は、他のロックギタリストのように多種多様なペダルを組み合わせるものではなく、「最小限の構成で最大限の効果を得る」ことを意識した実用性の高いセットとなっています。ライブでは「チューナー → プリアンプ/DI → ディレイ」というシンプルな流れが基本であり、必要に応じてオーバードライブを追加する程度の構成にとどまります。

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TC Electronic PolyTuneTC ElectronicAmazonで探すmiwamiwaチューナーライブでのメインチューナー。高精度かつ視認性抜群
KORG PB-ADKORGAmazonで探すmiwamiwaチューナーシンプルな操作性でテレビ出演やセッションで使用
Line 6 Echo ParkLine 6Amazonで探すmiwamiwaディレイアコースティックの余韻を自然に広げる空間系エフェクター
BOSS SD-1BOSSAmazonで探すmiwamiwaオーバードライブエレキ演奏時に軽く歪ませるための必須機材
L.R.Baggs Para Acoustic D.I.L.R.BaggsAmazonで探すmiwamiwaダイレクトボックス初期ライブで使用。アコギ特有のハウリング対策やEQ調整に有効

以上のように、miwaのエフェクターボードはシンプルながら実戦的で、「歌を主役にするための支え」としての役割を徹底しているといえます。ライブでは、アコースティックをベースにした透明感ある音作りを支える最小限のセットアップが選ばれていると想定されます。

音作りのセッティング・EQ・ミックスの工夫【miwa・miwa】

black and silver radio control

miwaの音作りにおける最大の特徴は、ギターを「歌声の伴奏」として成立させるために、アコースティック本来の響きを損なわず、かつバンド編成の中でも埋もれないように工夫されている点です。アコースティック主体で活動するシンガーソングライターにとって、ギターの音は単なる伴奏ではなく“もうひとつの声”でもあるため、そのバランス調整には非常に細やかな気配りが感じられます。

EQ設定の傾向としては、アコースティックギターの生鳴りを重視しつつ、低域を軽くカットして中域から高域を際立たせるスタイルが基本です。特にGibson J-45系はローが豊かに出やすいため、ライブPAでは80〜120Hzあたりを軽く削り、2〜4kHzの帯域を持ち上げることで、カッティングやアルペジオが前に出てきやすくなります。これにより、miwaの澄んだ歌声とギターのアタックが心地よく重なり、耳障りの良い響きを作り出しています。

プリアンプ/DIを使用する際は、L.R.Baggs Para Acoustic D.I.やAnthem搭載ギターを中心に、ハウリング抑制と中低域の調整を行います。アコギ特有の箱鳴り感をPAでそのまま拾ってしまうと低音が膨らみやすいため、PAエンジニアはステージモニターと客席のバランスを考慮しつつEQを細かく補正。200〜300Hzを抑え、5kHz付近に少しプレゼンスを足すことが多いと想定されます。

楽曲ごとの使い分けも明確です。例えば「don’t cry anymore」や「ヒカリへ」などポップで明るい楽曲では、カポタストを使用して高めのキーで演奏し、カラッとしたトーンを強調します。逆に「アイオクリ」「片想い」のようなバラードでは、ピック弾きだけでなく指弾きやストロークの強弱を細かくコントロールし、Echo Parkのディレイを薄く加えて余韻を残すことで、歌詞の感情を引き立てています。

バンド編成時のエレキギターでは、過度に歪ませずにBOSS SD-1を軽くかける程度で、クリーン主体の音作りが中心です。この際、アンプのEQはBassを控えめ(2〜3)、Middleをしっかり(5〜6)、Trebleをやや強め(6〜7)とすることで、リズムギターとしての存在感を確保しつつ、ボーカルを邪魔しないサウンドバランスを実現しています。

また、ライブ全体のミックスでは「ギターの定位」を意識しており、弾き語りではギターをセンター寄りに配置し、バンドではステレオ空間の片側にやや振るなど、歌声を中心に据える工夫がされています。こうしたPA処理は、本人の意向とエンジニアの経験値が合わさって生まれる要素であり、miwaのライブを聴くとギターと歌が自然に一体化していることが実感できます。

さらに、miwaはライブ中に複数本のアコギを使い分けるため、チューニングやカポ位置の違いを考慮して、各ギターごとに微調整されたEQが施されていると考えられます。たとえば、YAMAHA LL36AREはややブライトな音傾向のため高域を抑える設定に、Gibson J-45は低域を整理して中域を前に出す設定に、という具合です。

まとめると、miwaの音作りは「ギター=歌を支えるもうひとつの声」という発想を基盤に、EQ・カポ・演奏法を組み合わせて細かく調整されていると言えます。生鳴りを活かしつつ、PAとエフェクトで補正し、曲の世界観に合わせて響きを最適化する。これがmiwa独自のサウンドを成立させている核心であると想定されます。

比較的安価に音を近づける機材【miwa・miwa】

miwaのサウンドは、ハイエンドのアコースティックギターやプリアンプを駆使した緻密な音作りによって成立していますが、初心者や入門者でも市販の機材を活用することで、かなり近いニュアンスを再現することが可能です。ここでは、予算を抑えつつmiwa風の響きを得られる実用的な代替機材を紹介します。

まずアコースティックギターについて、miwaが愛用するGibson J-45は高額ですが、似たサウンドキャラクターを持つ入門〜中級モデルとしてEpiphone Inspired by Gibson J-45があります。Gibson直系ブランドであるEpiphone製のため、価格は10万円以下でも十分にウォームで厚みのある音色が得られます。また、YAMAHA LL36AREの代替としては、同シリーズの下位モデルYAMAHA LL6 AREFGX5がオススメで、ARE処理によるヴィンテージ感のある響きをリーズナブルに体感できます。

チューナーについては、miwaのメイン使用であるTC Electronic PolyTuneは1万円前後ですが、より安価な代替としてBOSS TU-3KORG Pitchblack miniなども精度・視認性ともに十分。ライブでも問題なく使えます。

プリアンプ/DIに関しては、miwaが使用したL.R.Baggs Para Acoustic D.I.はプロ仕様でやや高額ですが、代替としてZOOM AC-2 Acoustic CreatorFishman ToneDEQなどが候補になります。これらは1〜3万円台で入手可能で、アコギのライン音を自然に補正でき、初心者にも扱いやすいUIが特徴です。

エフェクター面では、ディレイのLine 6 Echo Parkは生産完了しているため、代替としてBOSS DD-8TC Electronic Flashback 2を推奨。自然な残響感から幻想的な空間系サウンドまで幅広く対応でき、弾き語りやアコースティックセットでの演奏に非常に相性が良いです。
オーバードライブのBOSS SD-1は元々価格帯が安く、5千円前後で購入可能。クリーン寄りの軽いドライブサウンドを作るのに適しており、miwaのエレキ使用時のサウンド再現に最適です。

総じて、miwaの音作りを手軽に再現したい場合は「Epiphone J-45系+YAMAHA中級機+BOSS TU-3やPitchblackチューナー+手頃なアコギ用プリアンプ+定番ディレイ」という構成が最もコストパフォーマンスが高く、初心者にも実用的です。

種類機材名メーカーAmazon最安値URLアーティストギタリスト備考
アコースティックギターEpiphone Inspired by Gibson J-45EpiphoneAmazonで探すmiwamiwaGibson J-45の廉価版。ウォームで厚みのある音色が特徴
アコースティックギターYAMAHA LL6 AREYAMAHAAmazonで探すmiwamiwaARE処理によるビンテージ感をリーズナブルに体感可能
チューナーBOSS TU-3BOSSAmazonで探すmiwamiwaステージ定番チューナー。精度と視認性に優れる
プリアンプ/DIZOOM AC-2 Acoustic CreatorZOOMAmazonで探すmiwamiwaアコギ用プリアンプ。1万円台で導入可能、扱いやすい
ディレイBOSS DD-8BOSSAmazonで探すmiwamiwaEcho Parkの代替に最適。自然な残響を演出できる
オーバードライブBOSS SD-1BOSSAmazonで探すmiwamiwa安価ながら定番。クリーン寄りの歪みでmiwaのエレキサウンドを再現可能

このような構成を導入すれば、miwaが表現する「澄んだ歌声を支えるアコースティックギターサウンド」にかなり近づくことができ、初心者でもライブや弾き語りで満足度の高いサウンドを実現できるでしょう。

総括まとめ【miwa・miwa】

まとめイメージ

miwaの音作りを総合的に見ていくと、その本質は「歌声を最大限に活かすためのアコースティックギターサウンド」にあると言えます。数多くのギタリストがテクニカルなエフェクトやアンプサウンドを追求する中で、miwaはあくまでもシンガーソングライターとして、ギターを“伴奏楽器”としての役割に徹底させています。そのため彼女の機材構成は、派手さよりも堅実さと実用性を重視しているのが特徴です。

具体的には、Gibson J-45を中心とするアコースティックギターの響きを軸に据え、YAMAHAやMartinといったギターで音色にバリエーションを加える。そして、プリアンプやDIで生音を補強しつつ、ライブ会場においてもブレのないクオリティを保つ工夫を行っています。こうした姿勢は、初心者からプロ志向のプレイヤーにとっても大いに参考になるポイントです。

また、カポタストの使い分けや演奏法の工夫によって、シンプルなコード進行の楽曲でも豊かな表現力を生み出している点も重要です。たとえば「don’t cry anymore」や「ヒカリへ」では、明るい響きを前面に押し出すためにカポ位置を工夫し、ライブではディレイを薄く加えることで伸びやかで開放感のある空気感を演出しています。

さらに、エレキギターを用いる場面では、BOSS SD-1による控えめなオーバードライブや、クリーン主体のセッティングを採用。バンドアンサンブルにおいても歌を邪魔せず、むしろサウンド全体を支える存在としてギターを活かしている点に、miwaならではのバランス感覚が表れています。

初心者がmiwaの音作りを真似する場合、必ずしもハイエンドな機材を揃える必要はありません。Epiphone J-45やYAMAHA LLシリーズ、BOSS TU-3やDD-8といったコストパフォーマンスの高い製品でも十分に「miwaらしさ」を再現することが可能です。重要なのは、ギターと歌がどう調和するかを意識し、必要最小限のエフェクトで支えることにあります。

総括すると、miwaの音作りの特徴は以下の3点に集約されます。

  • Gibson J-45を中心に据えたウォームでナチュラルなアコースティックサウンド
  • 最小限のエフェクトとプリアンプによる実用的かつ安定したライブセッティング
  • 歌声を引き立てるためのカポ活用・EQ調整・演奏ダイナミクスの工夫

これらを意識することで、miwaのように「ギターと歌が一体化した心に響くサウンド」を実現することができるでしょう。派手な技巧ではなく、誠実でシンプルな音作りがmiwaの魅力の源泉であり、その姿勢こそが多くのリスナーを惹きつけ続けている理由だと考えられます。

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下記恐らく使用(所持)している機材のまとめです。参考までに!

🎸 使用ギター
アコースティックギター

Gibson J-45 Rosewood NA(2000年製)
デビュー前にギター教室の先生から購入。サイド&バック材がローズウッド。愛称は「旦那」。

Gibson J-45 Rosewood NA(2003年製)
木材構成は上記と同様。ライブでも使用。

Gibson J-45 CUSTOM
サイド&バックがローズウッド。L.R.Baggs Anthemピックアップ搭載(ライブ用)。

Gibson J-45(サンバースト)

Gibson B-25(1969年代)

Gibson Hummingbird

YAMAHA LL36ARE
元キマグレン ISEKI 氏の紹介で使用開始。ライブ使用頻度高め。

Terry’s Terry TJ-80

Takamine DMP541 DBS

Collings D2H

Martin LXM(画像確認)

フラットマンドリン

Gretsch G9320 New Yorker Deluxe

エレキギター

Gibson Joan Jett Signature “Black Heart” Melody Maker

Bacchus Flying-V BFV-2010K

Gretsch G7594 JR FSR White Falcon Jr Double Cutaway

Gibson Les Paul Junior Special(White)

Fender Telecaster(3トーンサンバースト)

🎼 使用アイテム・アクセサリー
ピック

オリジナル・トライアングル型 0.75mm
(市販品近似:Jim Dunlop Ultex Triangle 0.73mm)

カポタスト

SHUBB L-1 RED(メイン)

Kyser KG6

Greg Bennett Glider Rolling Capo(曲中転調用)

チューナー

TC Electronic PolyTune(ペダル型)

KORG PB-AD

Sonic Research ST-300

(参考)TC Electronic PolyTune Clip 推奨モデル

プリアンプ / DI

L.R.Baggs Para Acoustic D.I.
初期ライブで使用(現行使用は不明)

🎛️ エフェクター

Line 6 Echo Park(ディレイ)

BOSS SD-1(オーバードライブ)

TC Electronic PolyTune(チューナーとして)

このリストにより、アコギ・エレキ・マンドリンを含む幅広いラインナップと、ライブ向けの実戦的アクセサリー構成が確認できます。特にアコギはGibson J-45系とYAMAHA LL36AREの2本柱で運用しつつ、曲によって多彩なカポやチューナーを使い分けているのが特徴です。

▼ プロ音作りの参考資料はこちら

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