始めに(特徴紹介)
キュウソネコカミのギタリスト、オカザワ カズマは、バンドサウンドを支えるだけでなく、楽曲全体を鋭く切り裂くような存在感のあるギタープレイで注目されています。彼の演奏はリフやカッティングの鋭さと、空間系エフェクトを巧みに使い分けるセンスに特徴があります。
代表曲では、爆発的なディストーションによる疾走感と、リバーブやコーラスを絡めた独特の浮遊感を共存させ、まさに「キュウソネコカミらしい勢い」と「現代的なサウンドデザイン」を融合させています。
特にライブでは、スイッチャーを活用した複雑なエフェクト切り替えや、Sago Soniaカスタムモデルの多彩なサウンドバリエーションを駆使し、攻撃的なリードからクリーンで煌びやかなアルペジオまで幅広く対応しています。
オカザワの音作りは「勢い」と「整理された音像」のバランス感覚にあります。歪みやファズで厚みを持たせつつ、空間系で立体感を演出することで、キュウソのアグレッシブかつ遊び心のある音楽性を支えているのです。
このページでは、彼が実際に使用しているアンプ・ギター・エフェクターを丁寧に解説し、さらにセッティングや再現のポイントを紹介していきます。
使用アンプ一覧と特徴【キュウソネコカミ・オカザワ カズマ】
オカザワ カズマがライブで使用しているアンプは、オレンジ(Orange)社製のヘッド&キャビネットです。外観やノブ配置から、Rockerverbシリーズ(Rockerverb 50 または Rockerverb 100)である可能性が高いとされています。オレンジアンプ特有の分厚い中域と、荒々しさの中にもしっかりとした存在感を持つトーンは、キュウソネコカミのアグレッシブな楽曲と非常に相性が良いです。
Rockerverbシリーズは、ハイゲインにも対応可能でありながら、クリーントーンが意外なほどにクリアでレンジが広いことも特徴です。オカザワのように多彩なエフェクターを駆使するギタリストにとって、クリーントーンの質は非常に重要で、ディレイやリバーブ、コーラスなどの空間系エフェクトを自然に馴染ませる基盤として優れています。
また、ライブ会場の規模に応じて、Rockerverb 50と100を使い分けている可能性も考えられます。中小規模のライブハウスでは50Wのヘッドが、アリーナクラスや大規模イベントでは100Wモデルが選択される傾向があります。いずれも真空管アンプならではのダイナミクスが特徴で、ピッキングニュアンスやブースターの反応を自然に引き出してくれます。
アンプ選びの背景には、バンドとしての「勢いと攻撃性」を出すことが最優先にあると考えられます。オレンジはマーシャルやフェンダーとは異なり、中域の押し出しが強く、ノイジーな環境でもギターの存在感を失わない設計です。この特性が、オカザワの厚い歪みとスピード感あるプレイスタイルを支えていると言えるでしょう。
なお、一部の写真やSNS投稿からは、同時期に別シリーズのオレンジアンプを試用している姿も確認されていますが、メインで使われているのはRockerverbである可能性が高い、と想定されます。
使用ギターの種類と特徴【キュウソネコカミ・オカザワ カズマ】
オカザワ カズマが愛用するギターは、一般的な量産モデルではなく、カスタム仕様のものが多く、サウンドと演奏性に強いこだわりを持っていることがわかります。ライブや写真から確認できるメインギターは、Sagoブランドのカスタムモデル「Sonia」を中心に、Classic Style JM Customなどを併用している姿が多く見られます。
特にSago Sonia -Okazawa Custom-は、オカザワ専用にカスタマイズされた個性的な仕様が特徴です。3TSモデルでは、Seymour Duncan SHPR-1nとL(x) Customピックアップを組み合わせ、特殊配線やKill SWを搭載することで、瞬時に音色を切り替えることが可能になっています。激しい楽曲の展開に即応できるギターであり、彼のステージでのパフォーマンス性を大きく支えています。
一方で、D.W.Paisleyモデルは、Bare Knuckle Mississippi Queenを採用し、よりファットで中域の強いトーンを持つ仕様。アルペジオやクリーン寄りのパートでは厚みのある存在感を発揮し、歪ませても粒立ちが崩れにくいのが特徴です。これにより、同じバンド内でも曲ごとにギターを持ち替えて音のキャラクターをはっきりと区別しています。
さらに、Classic Style JM Customも使用されており、アノダイズドゴールドピックガードやOffset Vibratoブリッジが特徴的なモデルです。ビンテージジャズマスターを彷彿とさせながらも、モダンな安定感を持ち合わせ、広いレンジのサウンドが可能です。楽曲中での浮遊感あるクリーンやシューゲイザー的な質感を演出する際に有効な選択肢となっています。
これらのギターはすべてAlderボディを基盤としつつ、ブロック交換や特殊スイッチングといった細かいモディファイが施されている点が重要です。つまり、単に見た目やメーカー選びではなく、「ステージ上での瞬時の対応力」「音抜け」「表現力」を徹底的に突き詰めた結果のラインナップであると考えられます。
オカザワのギターサウンドは、ピックアップ構成とスイッチングによって多彩に変化するため、一見するとエフェクターで作っているように聞こえる部分もギター本体の工夫に依存していることが多いです。ライブ映像やMVを見比べると、曲ごとに異なるモデルを持ち替えている姿も確認されており、バンドサウンドの幅を広げる重要な役割を果たしています。したがって、彼の音作りを真似する際にはエフェクターだけでなく、ギターそのものの個性が不可欠である、と想定されます。
機材名 | メーカー | Amazon最安値URL | アーティスト | ギタリスト | ギターの種類 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
Classic Style JM Custom | RS Guitarworks | Amazonで探す | キュウソネコカミ | オカザワ カズマ | ジャズマスター系カスタム | アノダイズドゴールドPG、浮遊感あるクリーンを演出 |
Sago Sonia -Okazawa Custom-(3TS) | Sago | Amazonで探す | キュウソネコカミ | オカザワ カズマ | ストラト系カスタム | Seymour Duncan+L(x)ピックアップ、Kill SWなど特殊配線 |
Sago Sonia -Okazawa Custom-(D.W.Paisley) | Sago | Amazonで探す | キュウソネコカミ | オカザワ カズマ | ストラト系カスタム | Bare Knuckle Mississippi Queen搭載、コイルタップ機能あり |
使用エフェクターとボード構成【キュウソネコカミ・オカザワ カズマ】
オカザワ カズマのペダルボードは、One Control Chamaeleo Tail Loop MkIIを中心に構築されており、歪み系から空間系、ブースターまで幅広いラインナップが組み込まれています。ライブでの複雑な音色切り替えを一括管理できるスイッチャーを採用している点が、彼のプレイスタイルの特徴をよく表しています。
歪み系では、Maxon DS830やChocolate Electronics Chocolate Drive、ProCo Rat系ペダルなどを組み合わせ、多層的なディストーションサウンドを生み出しています。また、新曲用に導入されたMad Professor New Fire Red Fuzzも存在感が強く、ソロでの爆発的な迫力を演出する役割を担っています。
空間系は非常に充実しており、BOSS DD-3やStrymon BigSky、Electro-Harmonix Holy Grailなどを駆使して立体感のある音作りを行っています。特にStrymon BigSkyのリバーブは、クリーントーンの広がりやシューゲイザー的な質感に大きく寄与しており、バンド全体の音圧を損なうことなく奥行きを追加しています。
モジュレーション系では、Electro-Harmonix Small CloneやDigitech Whammy 5が使用され、特にWhammyによる大胆なピッチシフトはキュウソネコカミのライブにおけるユーモアや遊び心を支えています。また、POG(Polyphonic Octave Generator系)を組み込むことで、厚みのあるオクターブサウンドやシンセライクな表現も可能にしています。
さらに、ブースター類としてXotic EP BoosterやOne Control Granith Grey Boosterを使用し、原音のニュアンスを崩さずに音圧を引き上げています。これにより、楽曲の展開に合わせてダイナミクスを自在にコントロールできるのです。
これらのエフェクターは、単独でも個性が強いモデルばかりですが、One Controlスイッチャーを用いることで整然とまとめられており、オカザワらしい勢いと緻密さの両立を可能にしています。ライブ映像や雑誌記事でも確認されており、まさに彼のサウンドを支える心臓部とも言えるでしょう。と、想定されます。
機材名 | メーカー | Amazon最安値URL | アーティスト | ギタリスト | エフェクターの種類 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
One Control Chamaeleo Tail Loop MkII | One Control | Amazonで探す | キュウソネコカミ | オカザワ カズマ | スイッチングシステム | ペダルボードの中核。音色切替を一括管理。 |
Xotic EP Booster | Xotic | Amazonで探す | キュウソネコカミ | オカザワ カズマ | ブースター | 原音を損なわずに音圧アップ。 |
KORG DT-10 | KORG | Amazonで探す | キュウソネコカミ | オカザワ カズマ | チューナー | ライブで安定したチューニングを実現。 |
Cry Baby Wah | Dunlop | Amazonで探す | キュウソネコカミ | オカザワ カズマ | ワウペダル | モデル詳細不明。ソロや効果的フレーズに使用。 |
Maxon DS830 | Maxon | Amazonで探す | キュウソネコカミ | オカザワ カズマ | ディストーション | 分厚い歪み。ライブの基礎的ディストーション。 |
Mad Professor New Fire Red Fuzz | Mad Professor | Amazonで探す | キュウソネコカミ | オカザワ カズマ | ファズ | ソロ用に導入された新機材。 |
Chocolate Drive | Chocolate Electronics | Amazonで探す | キュウソネコカミ | オカザワ カズマ | オーバードライブ | 粒立ちの細かい歪み。 |
Digitech Whammy 5 | Digitech | Amazonで探す | キュウソネコカミ | オカザワ カズマ | ピッチシフター | ピッチ変化で大胆な効果を演出。 |
BOSS DD-3 | BOSS | Amazonで探す | キュウソネコカミ | オカザワ カズマ | ディレイ | 定番デジタルディレイ。リズム的なエコー効果。 |
One Control Granith Grey Booster | One Control | Amazonで探す | キュウソネコカミ | オカザワ カズマ | ブースター | 音の厚みを補強。 |
Line 6 M9 Stompbox Modeler | Line 6 | Amazonで探す | キュウソネコカミ | オカザワ カズマ | ギター用マルチエフェクター | 多彩な効果音を補助的に使用。 |
Electro-Harmonix Small Clone | Electro-Harmonix | Amazonで探す | キュウソネコカミ | オカザワ カズマ | コーラス | アナログコーラス。クリーンに立体感を追加。 |
Electro-Harmonix POG | Electro-Harmonix | Amazonで探す | キュウソネコカミ | オカザワ カズマ | オクターブ | シンセライクな厚みを追加。 |
Strymon BigSky | Strymon | Amazonで探す | キュウソネコカミ | オカザワ カズマ | リバーブ | リッチな空間系リバーブ。 |
ProCo Rat(系統) | ProCo | Amazonで探す | キュウソネコカミ | オカザワ カズマ | ディストーション | モデル詳細不明だが、攻撃的な歪みを担当。 |
Electro-Harmonix Holy Grail | Electro-Harmonix | Amazonで探す | キュウソネコカミ | オカザワ カズマ | リバーブ | クラシックなリバーブサウンド。 |
音作りのセッティング・EQ・ミックスの工夫【キュウソネコカミ・オカザワ カズマ】
オカザワ カズマの音作りにおいて最も重要なのは「勢いのある歪み」と「整理された音像」の両立です。彼のプレイはリフやパワーコード主体の部分では豪快に鳴らしながらも、クリーンパートでは透明感のある音色を実現しており、その切り替えを可能にするのがアンプとエフェクターのセッティングです。
EQ設定に関しては、中域を厚めに強調していると考えられます。Orange Rockerverbシリーズ特有のミッドの押し出しを活かしつつ、トレブルはやや控えめに調整。こうすることで、他の楽器と混ざった際にもギターの存在感を維持しながら、耳に刺さりすぎない音色になります。ベースは過剰に上げず、バンド全体のローを支えるベースギターとの住み分けを意識していると推測されます。
歪み系エフェクターでは、Maxon DS830を基本とし、曲によってはProCo Rat系やChocolate Driveを組み合わせることで、音色に厚みとニュアンスを加えています。ファズであるMad Professor New Fire Red Fuzzはソロや新曲の強調部分で使用され、存在感を一気に増幅させています。これらの歪みは単体ではなく、ブースター(Xotic EP BoosterやGranith Grey Booster)で持ち上げることで、バンド全体の音量バランスに埋もれずに抜けるサウンドを作り出しています。
クリーンやアルペジオのパートでは、Electro-Harmonix Small CloneやStrymon BigSkyが大活躍します。特にBigSkyはリバーブの質感を大きく変化させ、曲ごとにホールリバーブやプレートリバーブなどを切り替えることで、ライブ空間に合わせた響きを生み出しています。これにより、ただのクリーントーンではなく「浮遊感を伴う音像」が完成します。
ディレイのBOSS DD-3はテンポに合わせてショートディレイ的に用いられることが多く、リードフレーズの存在感を強調する役割を果たします。さらに、Digitech WhammyやPOGを絡めることで大胆なピッチ変化を取り入れ、バンドのエンタメ性を高めています。特にPOGによるオクターブ下の追加は、3ピース編成的な音の厚みを補強するのに効果的です。
PAやミックス面では、ギターの定位はセンターやや左右に広げるイメージで処理されていると考えられます。空間系を多用するため、リバーブやディレイのウェット成分をPA側で調整し、他の楽器と混ざりやすくする工夫が必要です。特にライブではドラムやシンセとの音圧競合が起こりやすいため、ギターの中域と空間系のバランスを整えることで、オカザワらしい「厚みがあるのに抜ける音」を実現しています。
また、エフェクトのオンオフを曲ごとに整理することで音の混濁を避け、必要な場面だけ空間系を強調している点もポイントです。多彩なペダルを使用しながらも音像が破綻しないのは、スイッチャーによる精密な制御と、EQの徹底した調整に支えられていると言えるでしょう。したがって、彼の音作りを再現する場合は「中域を活かしつつ、空間系の混ざり方を整理する」ことが本質である、と想定されます。
比較的安価に音を近づける機材【キュウソネコカミ・オカザワ カズマ】
オカザワ カズマのペダルボードはハイエンドな機材が並びますが、初心者や中級者が同じ音の方向性を得たい場合、すべてを揃える必要はありません。ここでは比較的安価(1〜5万円程度、上限10万円)で入手可能な機材を紹介しながら、なぜオカザワのサウンドに近づけるのかを解説します。
まず、歪み系に関してはBOSS DS-1やBOSS DS-2などの定番ディストーションが有力です。Maxon DS830やProCo Rat系の代用として、粒立ちの荒さや力強さを再現できるため、ライブでの「勢いのある音」を実現できます。また、BOSS BD-2 Blues Driverを組み合わせればChocolate Driveのようなオーバードライブのニュアンスを得られ、バッキングにもリードにも柔軟に対応できます。
ファズを試したい場合、Electro-Harmonix Big Muffが良い選択です。Mad Professor Fire Red Fuzzほどの価格ではなくとも、十分に太く荒々しいファズサウンドを得ることができます。ソロの抜け感や爆発力を体験するには最適です。
空間系では、BOSS DD-7やDD-8がDD-3の拡張版としておすすめです。ディレイタイムの幅が広がり、タップテンポ機能も備えているため、オカザワが多用するテンポ感に合わせたディレイをより再現しやすいです。リバーブについてはBOSS RV-6が万能で、Strymon BigSkyのような多彩なモードは備えていないものの、ホール・プレート・モジュレーションリバーブなどを1台で実現できます。
モジュレーションでは、Electro-Harmonix Small Cloneの代わりにBOSS CE-2W(Waza Craft版)を選べば、ビンテージなアナログコーラスの質感を再現可能です。また、オクターブ系ではElectro-Harmonix Nano POGがフルサイズPOGの廉価版として最適で、厚みのあるオクターブサウンドを安価に導入できます。
ブースターに関しては、Xotic EP Boosterの代替として、BOSS GE-7(イコライザー)を使う方法もあります。単なるブーストだけでなく帯域を調整できるため、オカザワが意識している「中域の押し出し」を強調することができます。
最後に、複数のエフェクトを一度に試したい人には、Line 6 HX StompやBOSS GT-1000 COREといったコンパクトなマルチエフェクターもおすすめです。個別に全機材を揃えるのは難しいですが、マルチであれば歪み・空間系・モジュレーションまで網羅し、ライブや練習でオカザワのような多彩な音作りをシミュレーションできます。
以上のような代替機材を活用することで、比較的低予算でも「キュウソネコカミ風の勢いと立体感」を体験することができます。特に初心者は、まずBOSSの歪み+ディレイ+リバーブを揃えるだけでも大きく近づけるはずです。
種類 | 機材名 | メーカー | Amazon最安値URL | アーティスト | ギタリスト | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
ディストーション | BOSS DS-1 | BOSS | Amazonで探す | キュウソネコカミ | オカザワ カズマ | 定番ディストーション。RatやDS830の代用に最適。 |
オーバードライブ | BOSS BD-2 Blues Driver | BOSS | Amazonで探す | キュウソネコカミ | オカザワ カズマ | Chocolate Drive系の透明感ある歪みを再現。 |
ファズ | Electro-Harmonix Big Muff | Electro-Harmonix | Amazonで探す | キュウソネコカミ | オカザワ カズマ | Fire Red Fuzzの代替として太いサウンド。 |
ディレイ | BOSS DD-7 | BOSS | Amazonで探す | キュウソネコカミ | オカザワ カズマ | DD-3の進化版。タップテンポ対応で便利。 |
リバーブ | BOSS RV-6 | BOSS | Amazonで探す | キュウソネコカミ | オカザワ カズマ | BigSkyの廉価版的存在。万能リバーブ。 |
コーラス | BOSS CE-2W | BOSS | Amazonで探す | キュウソネコカミ | オカザワ カズマ | Small Cloneに近いアナログ質感。 |
オクターブ | Electro-Harmonix Nano POG | Electro-Harmonix | Amazonで探す | キュウソネコカミ | オカザワ カズマ | POGの廉価版。厚みのあるサウンドが可能。 |
イコライザー/ブースター | BOSS GE-7 | BOSS | Amazonで探す | キュウソネコカミ | オカザワ カズマ | 中域ブーストによりオカザワらしい抜け感を再現。 |
マルチエフェクター | Line 6 HX Stomp | Line 6 | Amazonで探す | キュウソネコカミ | オカザワ カズマ | オールインワンで多彩なサウンドを再現可能。 |
総括まとめ【キュウソネコカミ・オカザワ カズマ】

オカザワ カズマの音作りを総括すると、「勢いのある歪み」と「整理された空間処理」を両立させることが本質だと言えます。彼のプレイは豪快なリフやパワーコードで観客を巻き込みながら、クリーンパートでは繊細で浮遊感のあるトーンを響かせます。この二面性を自然に切り替えるために、Sagoカスタムモデルの特殊配線や、複数の歪みペダル、リバーブやディレイといった空間系を組み合わせたセッティングが不可欠です。
また、彼の音は決して「ただ大きい音」ではありません。中域を重視したアンプセッティングや、ブースターを駆使してニュアンスを崩さずに音圧を上げる工夫が随所に見られます。これにより、ライブハウスの爆音環境でもギターの存在感を失わず、バンド全体の音の中でしっかりと抜けてくるのです。Orangeアンプの特性を最大限に活かし、ギタリストとしての役割を明確に果たしているのも印象的です。
さらに特徴的なのは、遊び心をサウンドに取り入れている点です。Whammyによる大胆なピッチ変化やPOGでのシンセライクな表現など、単なるロックギターの枠を超えた音作りがキュウソネコカミらしい個性を強調しています。この姿勢は、観客を驚かせ楽しませるライブパフォーマンスに直結しており、オカザワのプレイを唯一無二のものにしています。
読者が彼の音作りを再現する際には、「機材を揃えること」よりも「音の役割を理解すること」が重要です。リズムを支える場面では分厚く力強く、空間を広げる場面では透明感を、そして遊び心を演出する場面では大胆なエフェクトを使う。このように曲ごとに音のキャラクターを切り替える意識を持つことで、オカザワ カズマに近いサウンドに近づけるはずです。
総じて、オカザワ カズマの音作りは「勢い」「整理」「遊び心」の3要素で成り立っています。初心者が真似する場合はまずBOSS系のシンプルな歪み+リバーブ+ディレイから始め、中級者以上はブースターやオクターブ系を追加してみるとよいでしょう。そして本質は、どんな機材を使うかよりも、楽曲に合わせて音色を切り替えるセンスにあることを忘れてはいけません。
彼のサウンドはキュウソネコカミの楽曲の勢いをそのまま体現しており、観客を楽しませるための音作りとしても完成度が高いものです。再現を目指す人は、単なる機材コピーではなく、「音楽にどう寄与するか」を考える姿勢を持つことが何よりも大切です。
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下記恐らく使用(所持)している機材のまとめです。参考までに!
ギター
Classic Style JM Custom(Alder 2Pボディ、Swamp Ashトップ、L(x) JM Customピックアップ、Gotoh GE103B-T / Offset Vibrato、アノダイズドゴールドPG)
Sago Sonia -Okazawa Custom-(3TS)
Alder 2Pボディ、Hard Mapleネック、本紫檀指板、Seymour Duncan SHPR-1n+L(x) ST Custom+L(x) HB Custom、Gotoh 510T-BS1+真鍮ブロック、Kill SW・Neck PUモードSWなど特殊配線
Sago Sonia -Okazawa Custom-(D.W.Paisley)
Alder 2Pボディ、Bare Knuckle Mississippi Queen+L(x) ST Custom+L(x) HB Custom、Gotoh 510T-BS1+真鍮ブロック、コイルタップSW・Neck&Bridge同時出力SW
アンプ
アンプはOrange(オレンジ)のヘッド&キャビネットです。
具体的なモデル名まではラベルがはっきり見えませんが、外観やノブ配置からOrange Rockerverbシリーズ(Rockerverb 50 または 100)である可能性が高いです。
エフェクター・ペダル
One Control Chamaeleo Tail Loop MkII(スイッチャー)
Xotic EP Booster
KORG DT-10(チューナー)
Cry Baby系ワウペダル(詳細モデル不明)
Maxon DS830
Mad Professor New Fire Red Fuzz
Chocolate Electronics Chocolate Drive
Digitech Whammy 5
BOSS DD-3
One Control Granith Grey Booster
Line 6 M9 Stompbox Modeler
※画像より追加確認
Electro-Harmonix Small Clone(アナログコーラス)
Electro-Harmonix POG(Polyphonic Octave Generator系)
Strymon BigSky(リバーブ)
ProCo Rat系ペダル(詳細モデル不明)
Electro-Harmonix Holy Grail(リバーブ、画像左中段)
備考
ペダルボードはOne Controlスイッチャーを中心に、空間系〜歪み系まで幅広く構成。
ファズは新曲のソロ用に導入、歪み系も多彩。
ブースターは原音のニュアンスを損なわず持ち上げるOne Control製を愛用。
ギターはSagoやカスタムモデルを使用し、特殊配線・ブロック交換など細かいモディファイ多数。
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