始めに(特徴紹介)
いきものがかりのギタリスト・水野良樹さんは、バンドの音楽性を支える重要なサウンドメイカーです。派手なリードプレイよりも、コードバッキングやアルペジオ、そして楽曲の雰囲気を決定づけるリズムギターに徹することが多いのが特徴です。
「ブルーバード」や「HANABI」といった代表曲では、しっかり歪ませたディストーションサウンドでバンドのロックな側面を強調する一方、「ありがとう」などのバラードではテレキャスターやセミアコを用いたクリーンで温かみのあるトーンを聴かせています。歪ませすぎず、原音感を大事にするセッティングが多く、楽曲ごとの表情をギターの持ち替えやアンプセッティングで鮮やかに描き分けています。
ライブでは足元はシンプルにまとめ、Providence PEC-2やチューナー程度に抑えながらも、実際には背後に大型ラックシステムを設置し、DiezelやKemperといったプロ仕様のアンプ・プロセッサーを駆使。シンプルに見えるが実は高度なシステムを使い分けている点が、サウンドの説得力を生んでいます。
いきものがかりの楽曲は幅広いジャンルを横断するため、ギターもテレキャスター、ストラトキャスター、レスポール系、セミアコといった多彩なモデルを使用。これにより、ポップスからロック、バラードまで柔軟に対応できるのが水野さんの強みです。
そのため、彼の音作りを研究することは、単なる機材コピーにとどまらず「楽曲に応じた適材適所のトーン作り」という大きなヒントを得られるでしょう。
使用アンプ一覧と特徴【いきものがかり・水野良樹】
水野良樹さんのアンプシステムは、プロフェッショナルならではの大規模かつ堅実な構成です。メインにはハイゲインアンプとして知られるDiezel VH4やHerbertが用いられており、分厚く存在感のあるディストーションを生み出します。Diezelはメタル系ギタリストの使用例も多いアンプですが、水野さんの場合は歪みすぎない設定で使用することが多く、バンド全体のサウンドを支える「芯のある歪み」を提供しています。
さらに、クリーンやクランチの場面ではVOX AC30が重要な役割を担っています。AC30は英国的で煌びやかなクリーントーンを持ち、アルペジオやバラード曲での透明感のある響きを演出します。ライブ写真などからも、Diezelと並んでセットされているAC30が確認されています。
また、MATCHLESS DC-30系のアンプも使用例があり、これはVOX系のキャラクターを持ちながらもより太くリッチな中域を持ったアンプです。水野さんは楽曲に応じてMATCHLESSを選択することで、バンドサウンドに厚みを加えていると考えられます。さらに、以前のライブではFender系のアンプも確認されており、クリーン主体の楽曲ではフェンダートーンを活用していたことが伺えます。
これらのアンプはすべてラックシステムと連動し、フットコントローラーから瞬時に切り替えられる仕様になっています。Diezelによるディストーション、VOXによるクリーン、MATCHLESSによる厚みあるクランチといった役割分担があり、いきものがかりの多彩な楽曲を一人のギタリストが網羅するために工夫されています。
総じて、水野さんのアンプ選びは「ジャンルを横断するいきものがかりの楽曲を1人でカバーするための多彩なサウンド」を意識した結果であると考えられます。確定的な情報としてはDiezelとVOXの組…
使用ギターの種類と特徴【いきものがかり・水野良樹】
水野良樹さんが使用するギターは、多彩なジャンルを横断するいきものがかりの楽曲に対応するため、非常に幅広いラインナップとなっています。メインとして頻繁に使用されるのはFender Telecasterです。テレキャスターはシンプルな構造ながらもカッティングやバッキングに強く、ポップスやロックでの歯切れの良いトーンを活かせるため、水野さんのプレイスタイルと非常に相性が良いといえます。ライブ映像や雑誌インタビューでもテレキャスターを抱える姿が多く確認されています。
一方で、Fender Stratocasterも楽曲に応じて使用されます。ストラトはクリーントーンやアルペジオでのきらびやかなサウンドに適しており、特に「ありがとう」や「風が吹いている」といった透明感を重視する楽曲では効果的に使われていると考えられます。
さらに、Gibson Les Paul系のギターも確認されており、ロック色の強い楽曲では分厚いミッドレンジとサスティンの長さを活かした演奏が可能です。特に「ブルーバード」や「HANABI」といったエネルギッシュなナンバーでは、レスポール系の重量感あるトーンがバンドのダイナミックさを引き立てています。
また、Gibson ES-335系のセミアコも使用されており、バラードやミドルテンポの楽曲で温かみと奥行きのあるトーンを演出します。セミアコ特有のエアー感を持ったサウンドは、バンドのアンサンブルに心地よい空間を与える役割を果たしています。
水野さんは楽曲ごとにギターを持ち替え、カラーを切り替えることで「シンプルに見えて緻密なサウンド設計」を実現しています。これは多くのギタリストが1~2本でライブを回すのに対し、曲ごとにベストなトーンを求めるプロフェッショナルならではのアプローチといえます。ライブ写真でも、ストラト系、レスポール系、テレキャス、セミアコといった複数モデルをステージに並べている様子が確認されています。
総じて、Fenderのシングルコイル系とGibsonのハムバッカー系をバランスよく使い分けるスタイルが水野さんの特徴であり、いきものがかりの楽曲を彩るサウンドの要となっています。以上のことから、確定的に使用されているのはテレキャスターですが、ストラトやレスポール、セミアコも含めて使い分けられている、と想定されます。
機材名 | メーカー | Amazon最安値URL | アーティスト | ギタリスト | ギターの種類 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
Telecaster | Fender | Amazonで探す | いきものがかり | 水野良樹 | ソリッド・シングルコイル | メイン使用、カッティングやバッキング向き |
Stratocaster | Fender | Amazonで探す | いきものがかり | 水野良樹 | ソリッド・シングルコイル | クリーントーンやアルペジオ用、透明感重視 |
Les Paul Standard系 | Gibson | Amazonで探す | いきものがかり | 水野良樹 | ソリッド・ハムバッカー | ロック系楽曲で使用、分厚いミッドレンジ |
ES-335系 | Gibson | Amazonで探す | いきものがかり | 水野良樹 | セミアコ・ハムバッカー | バラードやミドルテンポ曲で使用、温かみあるトーン |
使用エフェクターとボード構成【いきものがかり・水野良樹】
水野良樹さんのエフェクターボードは、一見すると非常にシンプルに見えます。しかし実際にはProvidence製を中心とした高品質なエフェクターを揃え、大規模なラックシステムと連動させたプロ仕様の構成になっています。足元には主にチューナーとスイッチャー、そして最低限のブースター程度しか置かれていないことが多く、観客からはシンプルに見えるスタイルです。しかし実際にはラック内に多数のエフェクターが組み込まれ、Providence PEC-2を介して制御されています。
歪み系では、ProvidenceのオーバードライブMD-1、SONIC DRIVE SDR-5、HEAT BLASTER、FINAL BOOSTERといったペダル群が揃っています。これらを曲ごとに使い分けることで、ロックナンバーでは分厚いディストーションを、バラードではナチュラルなクランチをといった柔軟な音作りが可能になります。また、BOSS FB-2はブースター兼フィードバッカーとしてセットされ、ソロパートや楽曲の盛り上がりでのサウンド補強に用いられていると考えられます。
ファズ系としてはProvidence ZEAL FZ-1を使用しており、エッジの効いた歪みを得たい場面で活用されます。さらに、ディストーションとしてProvidence DUSH DS-1も導入されており、複数の歪みペダルを切り替えて幅広い歪みキャラクターを操っています。コンプレッサーにはProvidence VELVET COMPを使用し、クリーントーンの粒立ちを整える役割を果たしています。
空間系エフェクトとしてはEventide PitchFactorが導入されており、ピッチシフトやハーモナイザーの機能を用いて楽曲に奥行きを与えています。これにより、アルペジオやコーラス部分に広がりを持たせ、ポップス寄りの楽曲でも立体感のあるギターサウンドを演出しています。
その他、チューナーにはBOSS TU-2が使用され、シンプルながら確実な動作をサポート。さらに近年ではLine6 HX EffectsやBOSS GT-1000などのマルチエフェクターを代替的に使用する場面もあり、リハーサルやセッション用にコンパクトなシステムを取り入れている可能性もあります。
全体を制御するのはProvidence RX-L1ループシステムとPEC-2フロアスイッチャーで、これにより複雑なエフェクトの組み合わせもワンタッチで呼び出せる設計となっています。つまり水野さんのボードは「足元はミニマルに、背後のラックで徹底的にプロ仕様」という特徴的なスタイルで、サウンドの安定性と再現性を確保していると言えます。これらの構成は時期ごとに若干の変動はあるものの、基本的にはProvidenceを中心とした歪み+コンプ+空間系で構築されている、と想定されます。
機材名 | メーカー | Amazon最安値URL | アーティスト | ギタリスト | エフェクターの種類 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
PEC-2 | Providence | Amazonで探す | いきものがかり | 水野良樹 | スイッチングシステム | 足元の中心、エフェクトの切替制御 |
RX-L1 | Providence | Amazonで探す | いきものがかり | 水野良樹 | スイッチングシステム | ラック内ループシステム |
MD-1 | Providence | Amazonで探す | いきものがかり | 水野良樹 | オーバードライブ | ナチュラルなドライブを演出 |
SONIC DRIVE SDR-5 | Providence | Amazonで探す | いきものがかり | 水野良樹 | オーバードライブ | よりソリッドな歪みを提供 |
HEAT BLASTER | Providence | Amazonで探す | いきものがかり | 水野良樹 | ディストーション | 分厚い歪み、ロック曲向き |
FINAL BOOSTER | Providence | Amazonで探す | いきものがかり | 水野良樹 | ブースター | ソロや盛り上がりで音量補強 |
FB-2 | BOSS | Amazonで探す | いきものがかり | 水野良樹 | ブースター | フィードバッカー機能付き、サウンド補強 |
DUSH DS-1 | Providence | Amazonで探す | いきものがかり | 水野良樹 | ディストーション | 別キャラクターの歪みを追加 |
ZEAL FZ-1 | Providence | Amazonで探す | いきものがかり | 水野良樹 | ファズ | エッジの効いたサウンド用 |
VELVET COMP | Providence | Amazonで探す | いきものがかり | 水野良樹 | コンプレッサー | クリーンの粒立ちを整える |
PitchFactor | Eventide | Amazonで探す | いきものがかり | 水野良樹 | ピッチシフター | ハーモナイザー機能、空間の広がり |
TU-2 | BOSS | Amazonで探す | いきものがかり | 水野良樹 | チューナー | 足元の必需品 |
HX Effects | Line6 | Amazonで探す | いきものがかり | 水野良樹 | ギター用マルチエフェクター | 代替候補、簡易システム用 |
GT-1000 | BOSS | Amazonで探す | いきものがかり | 水野良樹 | ギター用マルチエフェクター | 代替候補、リハーサルなどで使用 |
音作りのセッティング・EQ・ミックスの工夫【いきものがかり・水野良樹】
水野良樹さんの音作りは「シンプルに見せて実は緻密」という点が最大の特徴です。いきものがかりは楽曲の幅が非常に広く、ポップス、ロック、バラード、アコースティックと多彩なアレンジが存在します。そのためギターサウンドは「原音を活かしながらも、必要に応じて歪みや空間処理を加える」スタイルで、バンド全体の中で無理なく溶け込むよう設計されています。
アンプのセッティングに関しては、Diezelを用いた場合でもゲインは過剰に上げず、6〜7割程度にとどめることが多いと推測されます。低域は過度に膨らませず、ローは控えめにし、中域をやや前に出す設定が特徴的です。これによりバンドサウンドの中でも埋もれず、かつボーカルやキーボードを邪魔しない立ち位置を確保しています。トレブルは楽曲によって調整されますが、基本的には耳に痛くならない範囲で上げる傾向があり、アタック感を持ちながらも自然な響きを保っています。
VOX AC30やMATCHLESSを使う際には、クリーントーンやクランチの透明感を重視します。特に「ありがとう」や「風が吹いている」など、歌を前面に押し出す楽曲ではクリーンチャンネルをベースにコンプレッサーを加えることで粒立ちを整え、アルペジオの1音1音をはっきりと聴かせる工夫が見られます。EQはローを少しカットし、ハイを軽く持ち上げることで広がりのあるサウンドを実現しています。
歪みエフェクターの使い方も非常に計算されています。ProvidenceのMD-1やSDR-5を使用する場合、アンプのクリーンチャンネルに軽く歪みを重ねることで、音圧を増しつつ原音感を残すセッティングが多いと考えられます。HEAT BLASTERやDUSH DS-1を使用する場面では、Diezelのセッティングに加えてより強い歪みを足し、サビやバンド全体が盛り上がる場面で存在感を際立たせています。ブースターであるFINAL BOOSTERやBOSS FB-2は、ソロやギターが前に出る瞬間に使用され、音量と音圧を一時的に押し上げる役割を担っています。
ファズ(ZEAL FZ-1)やEventide PitchFactorは特殊効果的に使われ、楽曲中のアクセントや奥行きを出す場面で活用されています。特にPitchFactorのハーモナイザー機能は、アルペジオやクリーンパートで立体感を加える重要な役割を果たしています。
ミックスにおいては、いきものがかりのサウンドは「ボーカル中心」の設計であるため、ギターはバンド全体のサポートとして配置されることが多いです。EQ処理では200Hz付近をややカットし、300〜500Hzの中域を強調することで、歌声の下支えを作りながらも音像が濁らないようにしています。また、2〜3kHzあたりを軽く持ち上げることで、ギターのアタックがしっかりと前に出るように工夫されています。
空間処理としてはリバーブやディレイを過度にかけることは少なく、必要最低限の残響にとどめる傾向があります。これにより、ポップスの中でも明瞭度が高く、歌詞やメロディを邪魔しない「聴きやすいギターサウンド」に仕上げています。バラードではプレート系リバーブを軽くかけるなどの変化も見られますが、基本的にはドライでタイトなサウンドが中心です。
まとめると、水野さんの音作りは「過剰に歪ませない」「原音感を残す」「歌を支えるバッキング」に重点が置かれています。機材の豪華さや数の多さに注目しがちですが、本質的には「シンプルな操作で最大限の効果を得る」ことを目指したサウンド設計だと言えるでしょう。確定的にわかっているセッティングは限られていますが、以上の特徴を踏まえると、このようなEQや歪みのバランス調整がなされている、と想定されます。
比較的安価に音を近づける機材【いきものがかり・水野良樹】
水野良樹さんのサウンドは、DiezelやMATCHLESSといった超高級アンプ、Providence中心のプロ仕様ペダル群によって支えられています。しかし、初心者やアマチュアが同じ環境を揃えるのは非常に困難です。そこで「いかに手頃な価格帯の機材で、彼のような音に近づけるか」がポイントとなります。ここでは実際のライブで聴ける水野さんのトーンを再現するために有効な、1万円〜5万円程度で購入できる機材を紹介します。
まずアンプに関しては、DiezelやMATCHLESSをそのまま導入するのは現実的ではありません。そのため、VOX AC15やFender Blues Juniorのような手頃なチューブアンプが代替候補となります。VOX AC15はAC30の弟分で、煌びやかなクリーントーンが特徴。アルペジオやクリーンバッキングに強く、「ありがとう」などの曲調に近いサウンドを作ることが可能です。Fender Blues Juniorは温かみのあるクリーンを得意とし、セミアコやストラトと組み合わせれば「風が吹いている」のような透明感を再現できます。
歪み系エフェクターについては、Providence製はやや高価なため、BOSSシリーズが有力な代替となります。特にBOSS SD-1(オーバードライブ)はクリーンアンプに軽く歪みを足しても原音感を残しやすく、MD-1やSDR-5に通じるニュアンスを持っています。また、BOSS DS-1やBOSS BD-2は手頃ながらも幅広い歪みを得られ、「ブルーバード」や「HANABI」のようなロックサウンドを再現するのに向いています。さらに、BOSS OS-2はオーバードライブとディストーションのブレンドが可能で、Providence HEAT BLASTER的な分厚い歪みにも寄せられるでしょう。
コンプレッサーについてはBOSS CS-3が安定した選択肢です。クリーントーンの粒立ちを整え、アルペジオの音を前に出す役割はVELVET COMPに通じるものがあります。サスティンを長めに設定すれば、バラード曲でもギターの余韻を伸ばしやすくなります。
空間系ではBOSS DD-8などのデジタルディレイや、Electro-HarmonixのHoly Grail Nano(リバーブ)がオススメです。PitchFactorのような高級ハーモナイザーは難しいですが、BOSS PS-6 Harmonistを使えばシンプルにハーモニーを加えることができ、立体感のあるアンサンブルに近づけられます。
マルチエフェクターという選択肢もあります。Line6 HX StompやZOOM G5nといった機材は、複数の歪みや空間系を一台でカバーでき、バンド練習や小規模ライブに適しています。水野さん自身もHX EffectsやGT-1000をサブ的に使用しているため、これらを導入すれば安価かつ実用的に近いシステムを組むことが可能です。
最後にギターについてですが、Fender JapanのTelecasterやStratocasterは中古市場でも比較的入手しやすく、コストを抑えつつ水野サウンドに近づけます。Gibson系に関しても、EpiphoneのLes Paul StandardやES-335モデルは価格を抑えながら十分な雰囲気を再現可能です。
総じて、安価に水野良樹さんの音に近づくためには「VOXやFender系のコンボアンプ」「BOSSの歪み系・コンプ・ディレイ」「EpiphoneやFender Japanのギター」を組み合わせるのが最も現実的です。大規模なラックや高級ブティックペダルを揃えなくても、工夫次第で十分に「いきものがかりらしいサウンド」に迫ることができるでしょう。
種類 | 機材名 | メーカー | Amazon最安値URL | アーティスト | ギタリスト | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
アンプ | AC15 | VOX | Amazonで探す | いきものがかり | 水野良樹 | AC30の弟分、クリーントーンの再現に有効 |
アンプ | Blues Junior | Fender | Amazonで探す | いきものがかり | 水野良樹 | 温かみのあるクリーン、セミアコと好相性 |
オーバードライブ | SD-1 | BOSS | Amazonで探す | いきものがかり | 水野良樹 | MD-1系統に近いナチュラルドライブ |
ディストーション | DS-1 | BOSS | Amazonで探す | いきものがかり | 水野良樹 | ロック曲の厚みを出す定番 |
コンプレッサー | CS-3 | BOSS | Amazonで探す | いきものがかり | 水野良樹 | VELVET COMPの代替、クリーンの粒立ち向上 |
ピッチシフター | PS-6 Harmonist | BOSS | Amazonで探す | いきものがかり | 水野良樹 | PitchFactorの簡易代替、ハーモニー追加 |
リバーブ | Holy Grail Nano | Electro-Harmonix | Amazonで探す | いきものがかり | 水野良樹 | 自然な残響を手軽に追加可能 |
マルチエフェクター | HX Stomp | Line6 | Amazonで探す | いきものがかり | 水野良樹 | 小型ながら高品質なマルチ、GT-1000の代替 |
ギター | Les Paul Standard | Epiphone | Amazonで探す | いきものがかり | 水野良樹 | Gibsonレスポールの廉価版、厚みあるトーン |
ギター | Telecaster | Fender Japan | Amazonで探す | いきものがかり | 水野良樹 | 本人のメインを再現しやすい定番モデル |
総括まとめ【いきものがかり・水野良樹】

水野良樹さんの音作りを総合すると、「シンプルに見えて実は奥深い」という言葉がぴったり当てはまります。ステージ上では足元にPEC-2とチューナーが置かれているだけのように見えますが、実際には背後にラックシステムと高級アンプ群を組み合わせ、Providence中心の歪み系やコンプ、Eventideの空間系を駆使した本格的なプロ仕様のセットアップです。この「表はシンプル、裏は徹底的に緻密」というスタイルが、彼の音の安定感と説得力を支えています。
ギターに関しては、Fender Telecasterを軸にしつつ、ストラトキャスターで透明感を、レスポールで厚みを、セミアコで温かみをといった具合に、楽曲ごとに最適なトーンを選び分けています。これはポップスからロック、さらにはバラードまで幅広いジャンルを横断するいきものがかりの楽曲に対応するための必然とも言える工夫です。特定の一本に頼るのではなく、音色のカラーパレットを豊富に用意し、曲ごとに描き分ける姿勢こそがプロフェッショナルの証でしょう。
アンプはDiezelの力強いディストーションを核にしつつ、VOXやMATCHLESS、時にはFender系を加えることで多彩なトーンを生み出しています。これにより、「ブルーバード」や「HANABI」では厚みと切れのあるロックサウンドを、「ありがとう」では澄んだクリーンアルペジオを表現できるのです。セッティングの工夫としては歪みすぎず原音を大事にする点が一貫しており、歌を中心に据えるバンドのアンサンブルに溶け込むための意識が随所に見られます。
また、エフェクター構成を見ても、「量より質」を重視した選択がなされていることが分かります。Providenceの歪みやブースターを中心に置きつつ、Eventide PitchFactorで必要な場面だけ立体感を足すなど、決して過剰にならないバランス感覚を保っています。これは単なる音の派手さを追い求めるのではなく、あくまで「楽曲の良さを最大限に引き立てる」ことを目的としているからです。
総じて水野さんの音作りの本質は、「楽曲に応じた適材適所のサウンド選択」と「シンプルに見せつつも緻密な設計」にあります。リードギターで派手に目立つことは少なく、コードワークやアルペジオでバンド全体を支えるスタイルですが、だからこそその音色の選択とセッティングは細心の注意を払っているのです。いきものがかりの楽曲をコピーする際には、単に同じ機材を揃えるよりも「どういう場面でどんな音が必要か」という視点を持つことが、最も重要なアプローチとなるでしょう。
初心者やアマチュアが完全に同じ環境を再現するのは難しいですが、テレキャスターやVOXアンプ、BOSSのオーバードライブなどを組み合わせるだけでも十分に「いきものがかりらしい音」に近づけます。機材の豪華さに惑わされず、音作りの根本である「楽曲を活かすための音」という意識を持つこと。それこそが水野良樹サウンドを再現するために必要な最大のヒントだと言えるでしょう。
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下記恐らく使用(所持)している機材のまとめです。参考までに!
🎸 ギター
Fender Telecaster(頻繁に使用、メインの1本)
Fender Stratocaster
Gibson Les Paul系
Gibson ES-335系(セミアコ)
その他:楽曲に応じて複数本を使い分け(写真でも複数ストラト系・レスポール系を確認)
🔊 アンプ
Diezel VH4 / Herbert(ラック写真より)
VOX AC30(ラック下部に確認)
MATCHLESS DC-30系(横に設置)
Fender系アンプ(以前のライブで確認例あり)
🎛️ エフェクター & システム
スイッチャー・ルーティング
Providence PEC-2(フロアコントローラー、エフェクト切替のメイン)
Providence RX-L1(ループシステム)
歪み系
Providence MD-1(オーバードライブ)
Providence SONIC DRIVE SDR-5(オーバードライブ)
Providence HEAT BLASTER(ディストーション)
Providence FINAL BOOSTER(ブースター)
BOSS FB-2(ブースター/フィードバッカー)
Providence DUSH DS-1(ディストーション)
Providence ZEAL FZ-1(ファズ)
コンプレッサー
Providence VELVET COMP
空間系
Eventide PitchFactor(ハーモナイザー/ピッチシフト)
その他
BOSS TU-2(チューナー)
Line6 HX Effects / BOSS GT-1000(代替候補としても使用例あり)
🎚️ ラック機材(写真で確認)
Diezel Amp Head(メインアンプ)
Kemper Profiling Amp(ラックに組み込み)
Various Rack FX / Power Conditioner(プロ仕様システム)
ワイヤレスレシーバー、MIDI制御機材
🎵 プレイスタイルの特徴
主にコードバッキング/アルペジオ/パワーコードを担当。
「ブルーバード」「HANABI」などロック色の強い楽曲ではディストーションサウンドが前面に出る。
歪ませすぎず、原音感を残すセッティングが多い。
楽曲ごとにストラト、テレキャス、レスポール、セミアコを使い分けてカラーを変えている。
✅ まとめ
水野良樹さんは「シンプルな足元+ラック完備のプロ仕様システム」で、
PEC-2+チューナーを足元に置き、全体の制御はラックで行うスタイル。
アンプは Diezelを中心に、VOXやMATCHLESSを組み合わせ、クリーンからヘビーまで幅広いトーンをカバー。
エフェクトは Providence製を中心に構築され、歪み/ブースター/コンプで幅広く対応。
ギターはテレキャスを中心に、楽曲に応じてストラト・レスポール・セミアコを使い分け。
→ 一見シンプルな足元ですが、実際には大規模なラックと高級アンプ群による超本格的なプロ仕様システムです。
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