始めに(特徴紹介)
ヒトリエのギタリスト・シノダは、バンドの音楽性を支える鋭くも繊細なギターサウンドで知られています。もともとはボーカルのwowakaが中心となっていたバンドですが、彼の死後はシノダがフロントマンとしてギターボーカルを務め、その音作りもさらに注目を浴びるようになりました。
シノダのプレイスタイルは、オルタナティブロックの攻撃性とポップス的なメロディセンスを兼ね備えています。ディストーションを効かせた荒々しいカッティング、ファズやワウを駆使した飛び道具的なプレイ、そしてジャズマスターやジャガーといったフェンダーのオフセットモデル特有のキラキラとしたコードワークまで、多彩な表現力が持ち味です。
代表的な楽曲として「シャッタードール」「ワンミーツハー」「Sister」などがあります。これらの楽曲では、Divided by 13アンプの抜けの良さとMarshall Plexiの分厚さを組み合わせ、さらに独特のファズサウンドで空間をねじ曲げるようなギターが聴けます。特にライブでは、空間系やモジュレーションを駆使し、シンプルな編成ながら立体的で存在感のあるサウンドを作り上げています。
また、彼の音は「単なる歪み」や「きらびやかなクリーン」だけでなく、音量や空間の扱い方に特徴があります。曲中で音を一気に引き算することでダイナミクスを生み出し、次の展開で一気に爆発させる、まさにロックバンドならではの緩急を表現しているのです。そのため、機材の選び方だけでなく、曲構成やミックス全体を意識したアプローチが重要だと言えます。
こうした音作りの背景には、彼がwowakaから譲り受けたヴィンテージのジャズマスターやジャガーの存在も大きく、ヒトリエの音楽的遺伝子を継承している点もファンにとって魅力の一つとなっています。
まずは、そんなシノダの音作りの全体像を掴むために、公式MVやライブ映像を見ながら実際のサウンドを確認してみるのがおすすめです。
使用アンプ一覧と特徴【ヒトリエ・シノダ】
シノダのサウンドを語る上で欠かせないのが、使用アンプの選択です。彼が実際に使用していることが確認されているのは、Divided by 13とMarshall Plexiの2種類です。両者はまったく異なるキャラクターを持ちながらも、ヒトリエの楽曲で求められる「立体感」「迫力」「抜けの良さ」を同時に支える役割を果たしています。
まず、Divided by 13はアメリカ製のハンドメイドアンプで、クリーンからクランチにかけてのレンジが広く、倍音の美しさや粒立ちの良さが特徴です。シノダはこのアンプを主にクリーン〜クランチのセッティングで使用し、歪みエフェクターと組み合わせることで、透明感のある中にも力強いギターサウンドを作り出しています。特にジャズマスターやジャガーのシングルコイルとの相性が良く、コードを鳴らした際の分離感や煌びやかさを際立たせています。
一方、Marshall Plexiは言わずと知れたロックの王道アンプ。60〜70年代のクラシックロックからハードロックまで支えてきた伝統的モデルで、分厚く粘りのある中域が持ち味です。シノダはこのアンプを歪みの土台として活用していると考えられます。ファズやブースターと組み合わせることで、ソロやリフに迫力を与え、バンド全体を引っ張るサウンドを作り出しているのです。
ライブやツアーでは、Divided by 13をクリーンの基盤として用い、Marshall Plexiを歪みや爆発力のあるパートで活用する「二段構え」のアンプ構成をとっている可能性が高いです。特に音数が少ないアンサンブルの場面ではDivided by 13の透明感を活かし、バンド全体で盛り上がる部分ではMarshall Plexiを前に押し出す、といったダイナミックな切り替えが考えられます。
また、検索エンジン上位記事の中には「シノダはフェンダー系アンプも一時的に使用していた」との記載が見られる場合もありますが、確定的な証拠(写真やインタビュー)が不足しているため、主軸はDivided by 13とMarshall Plexiに絞られると見て良いでしょう。
この2つのアンプの組み合わせは、「クリーンと歪みの共存」「楽曲ごとの立体感」をシノダ流に表現するための鍵となっており、彼の音作りの根幹を支えている、と想定されます。
使用ギターの種類と特徴【ヒトリエ・シノダ】
シノダが使用するギターの中でも特に象徴的なのが、故・wowakaから受け継いだFender Jazzmaster 1965とFender Jaguar 1965です。これらはヒトリエの歴史を背負う特別な存在であり、単なる楽器以上に「バンドの音楽的アイデンティティ」を体現していると言えるでしょう。
まず、Fender Jazzmaster 1965は、ジャズマスター特有のワイドレンジなサウンドと、独特のロー感を備えたギターです。シングルコイルながら力強い中低域が出るため、シノダの鋭いカッティングや分離感のあるコードワークを支えています。特にクリーンやクランチでは煌びやかさが強調され、Divided by 13の透明感あるアンプと組み合わせることで、楽曲中で非常に立体的な響きを持たせています。
一方のFender Jaguar 1965は、ジャズマスターに比べてスケールが短く、よりシャープでアタック感の強い音を生み出します。シノダはこのギターをライブでの激しいリフや歪みを効かせたサウンドに用いることが多く、Marshall Plexiとの組み合わせでロック的な迫力を前面に押し出しています。Jaguar特有のスイッチングシステムにより、細かいトーンコントロールも可能で、曲ごとに多彩な表情を作れるのが大きな強みです。
これらのギターは、単に音色面でのバリエーションを広げるだけでなく、wowakaから託された遺産としての重みを持ちます。シノダがギターボーカルとしてステージに立つ今、彼がこの2本を使い続けることは「ヒトリエらしさ」の象徴であり、ファンにとっても大きな意味を持つのです。
また、一部のインタビューやファンサイトでは、シノダが他のFender系ギター(ストラトキャスターやテレキャスターなど)をサブ的に使用していたとの情報も見られます。しかし、公式写真やライブ映像から確実に確認できるのはJazzmasterとJaguarの2本であり、これらがメインギターであることに疑いはありません。
ライブにおいては、ジャズマスターを主体に透明感あるクリーンパートを担い、ジャガーで攻撃的なディストーションを響かせるという二刀流的な使い分けがなされていると考えられます。シノダが楽曲ごとにギターを持ち替えることで、バンド全体の音像を大きく変化させているのも大きな特徴です。
これらの特徴から、シノダの音作りの核は「ヴィンテージフェンダーの個性を最大限に活かしつつ、アンプとエフェクターでそのポテンシャルを拡張する」点にある、と想定されます。
使用エフェクターとボード構成【ヒトリエ・シノダ】
シノダのギターサウンドを形作るうえで大きな役割を果たしているのが、エフェクターボードの構成です。彼のボードは新旧で2つの時期が確認されており、ライブ写真やSNSから判明した情報によると、近年はより多機能かつ個性的なエフェクターを組み込んだ新ボードを使用しています。
まず、新エフェクターボードで注目されるのがST-300 Sonic Research(チューナー)です。高精度なストロボチューナーで、ライブのシビアな状況下でも安定したチューニングを可能にしています。続いて、Xotic EP-Booster(ブースター)は、音を持ち上げつつも倍音豊かで艶のあるトーンを加えることができ、クリーン・歪み問わずサウンドの厚みを支えています。
歪み系では、S-Distortion / Sakaki(ディストーション)やWeed MDW-1(GCB-95 mod ワウペダル)が核を担っています。特にWeed製の改造ワウは、標準Cry Babyよりもレンジが広く、表現力に富んだカスタムサウンドを可能にしています。さらに、EarthQuaker Devices Hoof Reaper(オクターブファズ)とKeeley Son of Fuzz Head(ファズ)といったファズ系を複数搭載することで、ライブでは楽曲ごとに使い分ける「歪みのレイヤー」が作られていることが分かります。
モジュレーション系では、E.W.S. ARION SCH-Z MOD(コーラス)が印象的です。改造によってノイズレスかつ音抜けの良い仕上がりになっており、透明感あるアルペジオや浮遊感のあるサウンドに活用されています。空間系としては、BOSS DD-20 Giga Delay(ディレイ)が長年ボードに入っており、ディレイタイムの細かい調整や多彩なプリセットを駆使して、シノダ独特の立体的な音作りを支えています。
また、電源周りを安定させるためにProvidence Provolt9 PV-9(パワーサプライ)を採用しており、ノイズレスで安定した供給を確保。エフェクターボードの心臓部として欠かせない存在です。
旧ボードでは、KORG Pitchblack Advance(チューナー)やShigemori Ruby Stone(オーバードライブ)、Crowther Audio Hotcake(オーバードライブ)、さらにBOSS PS-6 Harmonist(ピッチシフター/ハーモニスト)などが使用されていました。特にHotcakeは中域の太さが特徴で、Marshall Plexiとの組み合わせで迫力あるリードトーンを作り出していたと考えられます。
このように、新旧のボード構成を比較すると、シノダは「シンプルかつ個性的な歪み+空間的な広がり」を意識して機材を選んでいることが分かります。ライブの場面ごとに音色を緻密に切り替えることで、楽曲に合わせた立体的な音像を構築している、と想定されます。
機材名 | メーカー | Amazon最安値URL | アーティスト | ギタリスト | エフェクターの種類 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
ST-300 Sonic Research | Sonic Research | Amazonで探す | ヒトリエ | シノダ | チューナー | 高精度のストロボチューナー。ライブでの安定性を確保。 |
Xotic EP-Booster | Xotic | Amazonで探す | ヒトリエ | シノダ | ブースター | 音量アップと倍音の艶を加えるために使用。 |
S-Distortion / Sakaki | Sakaki | Amazonで探す | ヒトリエ | シノダ | ディストーション | 荒々しい歪みサウンドを担当。ライブで多用。 |
Weed MDW-1(GCB-95 mod) | Weed | Amazonで探す | ヒトリエ | シノダ | ワウペダル | 表現力豊かなモディファイワウ。幅広いレンジを持つ。 |
EarthQuaker Devices Hoof Reaper | EarthQuaker Devices | Amazonで探す | ヒトリエ | シノダ | ファズ | オクターブ機能付きファズ。分厚い轟音を生み出す。 |
Keeley Son of Fuzz Head | Keeley | Amazonで探す | ヒトリエ | シノダ | ファズ | コンパクトながら多彩なファズトーンを実現。 |
E.W.S. ARION SCH-Z MOD | E.W.S. | Amazonで探す | ヒトリエ | シノダ | コーラス | 改造仕様でノイズレス。浮遊感あるアルペジオに活用。 |
BOSS DD-20 Giga Delay | BOSS | Amazonで探す | ヒトリエ | シノダ | ディレイ | 多機能ディレイ。立体的な音作りに不可欠。 |
Providence Provolt9 PV-9 | Providence | Amazonで探す | ヒトリエ | シノダ | パワーサプライ | 安定した電源供給でノイズを防ぐ。 |
KORG Pitchblack Advance PB-AD | KORG | Amazonで探す | ヒトリエ | シノダ | チューナー | 旧ボードで使用。視認性の高いLEDディスプレイ。 |
Shigemori Ruby Stone | Shigemori | Amazonで探す | ヒトリエ | シノダ | オーバードライブ | 温かみと芯のあるトーンを持つOD。 |
Crowther Audio Hotcake | Crowther Audio | Amazonで探す | ヒトリエ | シノダ | オーバードライブ | Marshall Plexiと相性抜群の定番OD。 |
BOSS PS-6 Harmonist | BOSS | Amazonで探す | ヒトリエ | シノダ | ピッチシフター | ハーモニー生成や音程変化で多彩な表現を可能にする。 |
音作りのセッティング・EQ・ミックスの工夫【ヒトリエ・シノダ】
シノダの音作りの本質は、ヴィンテージギターの持つ独特のキャラクターを活かしつつ、アンプとエフェクターを通して「鋭さ」と「立体感」を同時に実現している点にあります。単に歪ませるだけではなく、楽曲ごとのアレンジやミックスに応じてEQやエフェクトの組み合わせを調整し、バンド全体の音像を一段と引き立てる工夫がなされています。
アンプのセッティングでは、Divided by 13をクリーン〜クランチの基盤として使用し、EQはトレブルをやや上げ、中域を程よく強調、ローは引き気味に設定することが多いと考えられます。これにより、ジャズマスター特有のきらびやかなトーンを前面に押し出し、アルペジオやコードプレイでの粒立ちを明瞭にしています。一方、Marshall Plexiではミドルをしっかりと出しつつ、トレブルは抑えめに、プレゼンスを調整することで粘りのあるロックトーンを獲得。ソロやリフでの迫力を最大限に引き出しているのです。
EQの工夫として、スタジオレコーディングではギター単体で完結するのではなく、ベースやボーカルとの周波数帯を考慮し、2kHz前後の帯域を強調して存在感を際立たせる傾向があります。逆に低域はベースと被らないようにカットし、ミックス全体でバランスを整えています。ライブではこの設定をそのまま持ち込みつつ、PAエンジニアと相談して会場の響きに合わせた微調整が行われる、と想定されます。
歪みエフェクターの使い分けも巧妙で、S-Distortionは荒々しいリフに、Hoof ReaperやSon of Fuzz Headは楽曲中の爆発的なダイナミクスや浮遊感を演出する場面で投入されます。特にオクターブファズはシンセ的な質感を加えることができるため、シンプルなアンサンブルの中で独自の音色を展開する役割を果たしています。
モジュレーションや空間系では、ARION SCH-Z MOD(コーラス)を薄く掛けることで音の広がりを加え、アルペジオを幻想的に彩ります。さらに、BOSS DD-20のディレイを組み合わせることで奥行きのある立体感を演出し、楽曲にダイナミックな空気感を生み出しています。特に「ワンミーツハー」などの楽曲では、ディレイタイムをシンクさせることで、リズム感を損なわずに空間を埋める工夫が見られます。
また、ミックスにおいては「音を足す」のではなく「引き算する」アプローチが特徴的です。静かなパートではクリーントーンを極端に薄く鳴らし、余白を活かすことでボーカルやリズム隊が際立ちます。そしてサビや展開部分で一気にファズやディストーションを重ねることで、爆発的なコントラストを生み出すのです。この緩急の付け方が、ヒトリエの楽曲に特有のドラマ性を与えています。
さらに、レコーディングにおいてはYAMAHA AW1600(MTR)が使用されていたこともあり、自宅制作段階でのEQやコンプ処理を前提にしたサウンド設計を行っている可能性があります。プリプロ段階から完成形をイメージし、ライブでも同じサウンドスケープを再現できるように機材を組んでいるのが特徴です。
総じて、シノダの音作りは「EQのバランス感覚」「楽曲ごとの歪みレイヤー」「空間処理による立体感」の3要素を軸に成立しており、それらを自在にコントロールすることで、ヒトリエ独自のサウンドを生み出している、と想定されます。
比較的安価に音を近づける機材【ヒトリエ・シノダ】
シノダの音作りはヴィンテージギターやハンドメイドアンプといった高価な機材に支えられていますが、初心者や中級者でも「雰囲気を近づける」ことは十分に可能です。ここでは、比較的安価で手に入りやすい市販モデルを用いながら、シノダのサウンドを再現するアプローチを紹介します。
まず、ギターに関してはFender JazzmasterやJaguarのヴィンテージは高額ですが、Fender JapanやSquierシリーズの現行モデルを選べば、10万円以下でも「オフセットシェイプ特有のサウンドキャラクター」を感じ取ることができます。シングルコイル特有のきらびやかさ、コードを鳴らした際の分離感などは十分再現可能です。
アンプに関してはDivided by 13やMarshall Plexiをそのまま揃えるのは難しいため、代替としてはMarshall DSLシリーズやBoss Katanaシリーズなどが現実的です。特にBoss Katanaはクリーンからハイゲインまで幅広い音作りが可能で、シノダのように楽曲ごとに音色を切り替えるスタイルを模倣するのに向いています。
エフェクターでは、シノダのボードに多く組み込まれているファズやブースターを再現するのがポイントです。たとえば、BOSS DS-1はシンプルなディストーションとして定番であり、Marshall系アンプと組み合わせることで「Plexiの歪み感」に近い音を出せます。さらに、BOSS FZ-5などのファズ系エフェクターを加えることで、EarthQuaker Devices Hoof ReaperやKeeley Fuzz Head的な爆発感を模倣できます。
ブースターに関しては、Xotic EP-Boosterの代わりにTC Electronic Spark Boosterを使用すれば、手頃な価格で音量アップと音の艶感を付与することが可能です。ワウペダルについても、Weedの改造ワウは高額なため、Jim Dunlop Cry Baby GCB-95を導入するだけでも十分に「シノダらしい表現力のあるワウサウンド」を再現できます。
空間系では、BOSS DD-20は既に生産終了ですが、代替としてBOSS DD-8 Digital DelayやNUX Time Core Deluxeなどを用いれば、十分なディレイ効果を得られます。モジュレーション系に関しては、BOSS CE-2W(Waza Craft)やTC Electronic Corona Chorusが、E.W.S. ARION SCH-Z MODに近い浮遊感のあるサウンドを再現できます。
このように、「オフセット系のギター」+「Marshall系アンプ」+「ファズ・ディレイ・コーラス」を組み合わせることで、比較的安価にシノダの音に近づくことができます。重要なのは、高額機材を揃えることよりも「歪みの使い分け」と「空間処理」を意識することです。
初心者の方はまずシンプルなBOSSのコンパクトエフェクターを中心に揃え、慣れてきたらファズやブースターなど個性の強いペダルを追加するステップアップ方式がおすすめです。
種類 | 機材名 | メーカー | Amazon最安値URL | アーティスト | ギタリスト | 備考 |
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ギター | Squier Classic Vibe ’60s Jazzmaster | Squier (Fender) | Amazonで探す | ヒトリエ | シノダ | ヴィンテージJazzmasterの雰囲気を安価に再現可能。 |
アンプ | Boss Katana-50 MkII | BOSS | Amazonで探す | ヒトリエ | シノダ | 多機能モデリング。Divided by 13やPlexi風の音作りも可能。 |
ディストーション | BOSS DS-1 | BOSS | Amazonで探す | ヒトリエ | シノダ | Marshall的な歪みを手軽に再現できる定番ペダル。 |
ファズ | BOSS FZ-5 | BOSS | Amazonで探す | ヒトリエ | シノダ | クラシックファズを再現。Hoof Reaperの代替候補。 |
ブースター | TC Electronic Spark Booster | TC Electronic | Amazonで探す | ヒトリエ | シノダ | EP-Boosterの代替に最適。艶のあるブーストが可能。 |
ワウペダル | Jim Dunlop Cry Baby GCB-95 | Jim Dunlop | Amazonで探す | ヒトリエ | シノダ | Weed改造版のベースにもなる定番ワウ。 |
ディレイ | BOSS DD-8 Digital Delay | BOSS | Amazonで探す | ヒトリエ | シノダ | DD-20の代替。多彩なプリセットと長いディレイタイム。 |
コーラス | BOSS CE-2W Waza Craft | BOSS | Amazonで探す | ヒトリエ | シノダ | 温かみのある揺れを再現。SCH-Z MODの代替に適する。 |
総括まとめ【ヒトリエ・シノダ】

シノダの音作りを総合的に見ていくと、その本質は「ヴィンテージフェンダーの個性」と「アンプ・エフェクトによる立体的なサウンドデザイン」にあります。ジャズマスターやジャガーといったオフセットギターが持つ煌びやかさとアタック感を基盤とし、Divided by 13の透明感、Marshall Plexiの分厚い中域を巧みに組み合わせることで、シノダならではのレンジの広いサウンドが生み出されています。
エフェクターに関しては、ファズやディストーションを複数重ねることで歪みの表情を豊かにしつつ、コーラスやディレイで立体感と奥行きを加えています。特にファズの使い分けによる「爆発的なダイナミクス」は、ヒトリエの楽曲における大きな聴きどころであり、静と動のコントラストを生み出す重要な要素です。さらに、シンプルなリフやアルペジオの裏側に繊細な空間処理を施すことで、3ピース編成でも厚みのあるサウンドスケープを実現しているのが特徴です。
また、EQやミックスの観点では「足し算より引き算」の考え方が強く見られます。余白を活かし、必要な場面で一気に音を広げることで、楽曲全体のドラマ性を強調する。これはギタリストとしての技術だけでなく、シンガーとしての表現力を兼ね備えたシノダならではのバランス感覚だと言えるでしょう。
初心者がこのサウンドを再現する場合、全ての高額機材を揃える必要はありません。重要なのは「オフセット系ギターを選ぶこと」「歪みをレイヤーで組み合わせること」「空間系で立体感を加えること」の3点を意識することです。これらの要素を自分の環境で試行錯誤すれば、シノダの音に近いニュアンスを再現できるでしょう。
総括すると、シノダの音作りは「ヴィンテージの継承」と「モダンな表現力」の両立にあります。wowakaから受け継いだギターを大切に使い続ける姿勢は、音楽的にも精神的にもヒトリエの核となっており、その音は単なる機材の組み合わせ以上に「バンドの物語」を語るものです。シノダの音を追求することは、単なるコピーではなく、自身の音楽表現に新たな視点を与えてくれるはずです。
下記恐らく使用(所持)している機材のまとめです。参考までに!
🎸 ギター
Fender Jazzmaster 1965(wowakaから借用)
Fender Jaguar 1965(wowakaから借用)
🔊 アンプ
Divided by 13
Marshall Plexi
🎛 エフェクター
新エフェクターボード(画像にも該当機材あり)
ST-300 Sonic Research(チューナー)
Xotic EP-Booster(ブースター)
S-Distortion / Sakaki(ディストーション)
Weed MDW-1(GCB-95 mod)(ワウ)
EarthQuaker Devices Hoof Reaper(オクターブファズ)
Keeley Son of Fuzz Head(ファズ)
E.W.S. ARION SCH-Z MOD(コーラス、画像中央「STEREO CHORUS」表記)
BOSS DD-20 Giga Delay(ディレイ)
Providence Provolt9 PV-9(パワーサプライ)
旧エフェクターボード(参考/一部は現ボードにも流用)
KORG Pitchblack Advance PB-AD(チューナー)
Shigemori Ruby Stone(オーバードライブ)
Crowther Audio Hotcake(オーバードライブ)
BOSS PS-6 Harmonist(ハーモニスト)
🖥 レコーディング/制作機材
YAMAHA AW1600(MTR)
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