【Goo Goo Dolls(グー・グー・ドールズ)・Johnny Rzeznik(ジョニー・レズニック)】のキーボード機材・制作環境まとめ|鍵盤・音源・IF・プラグイン

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Johnny Rzeznik 音作り解説

Goo Goo Dolls(グー・グー・ドールズ)のフロントマンであり、唯一無二のギタリスト、ジョニー・レズニック。彼のサウンドといえば、誰もが真っ先に思い浮かべるのが、あの美しくも力強いアコースティック・ギターの響きと、壁のように厚みのあるエレキギターのドライブサウンドでしょう。

特に「Iris」や「Name」、「Slide」といった名曲で見られる、変則チューニングを駆使したオープンで広がりのある響きは、ギターという楽器の可能性を再定義したと言っても過言ではありません。ジョニーの音作りは、単なる「ギターの音」ではなく、楽曲全体の空気感を作る「オーケストレーション」の一部として構築されています。

なぜ彼の音がこれほどまでに聴く者の心を揺さぶるのか。それは、繊細なアルペジオからエモーショナルなパワーコードまで、完璧に計算された機材選びと、ヴィンテージから最新デジタル機材までを柔軟に取り入れる探究心にあります。この記事では、そんなジョニー・レズニックのサウンドの核に迫ります。

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②使用アンプ一覧と特徴【Goo Goo Dolls・Johnny Rzeznik】

ジョニー・レズニックのアンプ選びは、非常にこだわりが強く、かつ時代に合わせて進化しています。彼のメインサウンドの要として長年愛用されているのが、Naylor SuperDrive 60です。彼はこのアンプを「オールタイムフェイバリット」と公言しており、あの独特のミッドの粘りと、アコースティックギターのような明瞭さを失わない絶妙な歪みを生み出しています。

また、近年のレコーディングやライブではデジタル機材への適応も早く、『Chaos In Bloom』の制作からはFractal AudioやKemperといったプロファイリングアンプも導入。これは、膨大な数の楽曲と、それぞれに異なる変則チューニング、複雑なエフェクト処理をステージで再現するための現実的な選択と言えるでしょう。しかし、その根底には常にFenderやMarshall、Voxといった伝統的なサウンドが流れています。

特にFender Twin Reverbは、彼のアコースティック・エレクトリックギターのサウンドを再生するためにも不可欠な存在です。広いヘッドルームとクリアな高域は、変則チューニングによる豊かな倍音成分を余すことなく出力してくれます。一方で、レコーディングではMarshall JMP 50WやJCM800を使用し、リズムギターにガッツのあるクランチを加えています。

機材名 メーカー Amazon 楽天 Yahoo! メルカリ 石橋楽器 サウンドハウス 備考
Naylor SuperDrive 60 Naylor 検索 検索 検索 検索 検索 検索 「オールタイムフェイバリット」と評する愛用機。
Fractal Audio Axe-Fx Fractal Audio 検索 検索 検索 検索 検索 検索 『Chaos In Bloom』で初使用。ライブでも重宝。
Kemper Profiling Amp Kemper 検索 検索 検索 検索 検索 検索 アルバム制作時に導入されたプロファイリングアンプ。
Fender Twin Reverb Fender 検索 検索 検索 検索 検索 検索 クリーンサウンドの核。エレキ・アコエレ兼用。
Vox AC30 Vox 検索 検索 検索 検索 検索 検索 ジョニーお気に入りの伝統的コンボアンプ。
Marshall JCM800 Marshall 検索 検索 検索 検索 検索 検索 90年代の活動を支えたクランチの主役。

その他、Marshall JMP 50W、Roland JC-120、Victoria Amps、Bad Cat、Dr. Z Maz 38、Matchless HC-30、Divided by 13、Swart Atomic Space Toneなど、多種多様なブティック・ヴィンテージアンプを使用しており、楽曲ごとに最適なトーンを使い分けていると想定されます。

③使用ギターの種類と特徴【Goo Goo Dolls・Johnny Rzeznik】

ジョニー・レズニックのギター選びを語る上で欠かせないのが、エレキギターとアコースティックギターの使い分け、そしてその境界線を曖昧にするようなアプローチです。ライブでのメインエレキとして君臨するのはGibson ES-335やLes Paulシリーズ。特にLes Paul Standardの「Black Balloon」における甘いリードトーンや、Les Paul Studioの温かみのあるサステインは、彼の叙情的な楽曲に完璧にフィットしています。

特筆すべきは、彼のギブソン愛です。ES-335はツアーでの多用が確認されており、セミアコ特有の空気感が、彼の変則チューニングによる広がりのある響きを助長しています。また、ミニハムバッカーを搭載した1973年製Les Paul Gold Topや、自動チューニング機能を持つRobot Guitarなど、サウンドの個性と機能性の両面でギターを選定しています。

しかし、ジョニーの真骨頂はアコースティックギターにあります。ツアーに10本以上持ち込むこともあるTaylor 800/900シリーズや、ライブで長年メインを張るTakamine EF341SCは、彼のサウンドのアイコンと言えるでしょう。特にTakamineのパンチのある音は、フルバンドの中でも埋もれない力強さを持っています。また、GuildのD-55やPeregrineなどの個性的なモデルも、彼のサウンドバリエーションの豊かさを支えています。

機材名 メーカー Amazon 楽天 Yahoo! メルカリ 石橋楽器 サウンドハウス ギターの種類 備考
ES-335 Gibson 検索 検索 検索 検索 検索 検索 セミアコースティック ツアーで多用される信頼のモデル。
EF341SC Takamine 検索 検索 検索 検索 検索 検索 アコースティックギター ライブでの常用機。明るくパンチがある。
Les Paul Standard Gibson 検索 検索 検索 検索 検索 検索 エレキギター 豊かなサステインと甘いODトーン。
Taylor 800 Series Taylor 検索 検索 検索 検索 検索 検索 アコースティックギター ツアーに多数持ち込まれるメインアコギ。

その他、Fender Stratocaster、Telecaster、Jaguar、さらにはGuildの Peregrineなど多岐にわたるギターを、曲のアンサンブルや特定のチューニングに合わせて使い分けていると想定されます。

④使用エフェクターとボード構成【Goo Goo Dolls・Johnny Rzeznik】

ジョニー・レズニックのエフェクター・ボードは、非常に戦略的です。彼のギターサウンドは「アコースティックのようなエレキ」あるいは「エレキのようなアコースティック」を目指しているため、ダイナミクスを制御するコンプレッサーや、空間を埋めるディレイ・コーラスの使い方が非常に重要になります。

特にお気に入りとされるKeeley Darksideや、Analog Man Bicomprossorは、彼のサウンドに艶とサステインを与えています。また、「Iris」で有名なE-Bowの使用や、オクターバー(Micro POG, OC-3)を薄くかけることで、独奏時でも音に厚みを持たせるテクニックが光ります。空間系では、EventideのTimeFactorやModFactorといった高機能機から、Boss DD-3のような定番機まで幅広く、アナログ的な暖かみを持つT-Rex Replicaなども好んで使用しています。

機材名 メーカー Amazon 楽天 Yahoo! メルカリ 石橋楽器 サウンドハウス エフェクターの種類 備考
Darkside Keeley 検索 検索 検索 検索 検索 検索 マルチエフェクター 本人がお気に入りと公言。多彩な音作りが可能。
Micro POG EHX 検索 検索 検索 検索 検索 検索 オクターブ 音に厚みを加えるために使用。
E-Bow E-Bow 検索 検索 検索 検索 検索 その他 「Iris」のあの独特なサステイン奏法に必須。
OD-9 Overdrive Maxon 検索 検索 検索 検索 検索 検索 オーバードライブ 定番のOD。リード時のブーストなどに。

その他、Big Muff、Boonar、Seek Wah、King of Toneなど、多種多様なペダルをRJMのスイッチングシステムで制御していると想定されます。

⑤音作りのセッティング・EQ・ミックスの工夫【Goo Goo Dolls・Johnny Rzeznik】

ジョニー・レズニックの音作りにおける最大の鍵は「アコースティックとエレキの融合」にあります。彼はライブにおいて、アコースティックギターを単に「アコギ用DI」に繋ぐだけでなく、Fender Twin Reverbなどのエレキギター用アンプを併用することで、クリーントーンに独特の太さとエッジを持たせています。これにより、繊細なストロークでもバンドの爆音に埋もれず、かつ心地よい高域の煌めきを維持しています。

具体的なEQ設定としては、ミッドレンジ(中音域)の扱いが非常に巧みです。彼は「ギターはミッドの楽器だ」という哲学を持っており、Naylorアンプの設定でもミッドを強調し、そこにコンプレッサーを薄くかけることで、コードを弾いた際の分離感とサステインを両立させています。特にオープンチューニングを使用する際、低音弦がブーミーになりがちですが、彼はローを適度にカットし、500Hz〜1kHzあたりの「音の芯」が出る帯域をプッシュしています。

レコーディングにおいては、さらに高度な処理が行われています。『Chaos In Bloom』での例を見ると、Overstayer M-A-SやヴィンテージのAltec、LA-2Aなどのコンプレッサーを多用し、音に「重み」と「密度」を与えています。ミックス段階では、アコースティックギターのトラックを左右に大きく広げ、中央にどっしりとしたエレキギターの芯を置くことで、あの立体的なウォール・オブ・サウンドを構築しています。また、空間系エフェクトはプリディレイを長めに設定し、原音の立ち上がりを邪魔しないように配慮されていると想定されます。

⑥比較的安価に音を近づける機材【Goo Goo Dolls・Johnny Rzeznik】

ジョニー・レズニックのサウンドを予算内で再現するには、汎用性の高いマルチエフェクターや、特徴的な歪みを生むペダルを選ぶのが近道です。特に「アコギのようなクリーン」と「分厚いドライブ」の両立がテーマになります。

種類 機材名 メーカー Amazon 楽天 Yahoo! メルカリ 石橋楽器 サウンドハウス 備考
マルチエフェクター GT-1 BOSS 検索 検索 検索 検索 検索 検索 これ一台でコーラス、ディレイ、歪みを網羅。変則チューニング用のパッチも作れます。
アコースティックプリアンプ AD-2 BOSS 検索 検索 検索 検索 検索 検索 エレアコの音を劇的に生っぽくする「Acoustic Resonance」機能がジョニー風サウンドに最適。

再現性が高い理由:BOSS GT-1は、ジョニーが多用する「コーラス+ディレイ」のセッティングや、POG風のオクターブサウンドを簡単に作れるため、コストパフォーマンス最強の選択肢です。また、AD-2はジョニーのような「力強いアコースティック・ストローク」を再現する際、ピエゾ特有の耳に刺さる音を抑えてくれるため非常に有効です。

⑦総括まとめ【Goo Goo Dolls・Johnny Rzeznik】

ジョニー・レズニックの音作り、その本質は「楽曲に奉仕するトーンデザイン」にあります。彼はギタリストでありながら、常にソングライター・プロデューサーとしての視点で音を選んでいます。変則チューニングを多用するのは、単に珍しい響きを求めているのではなく、歌のメロディを最も美しく響かせるための「枠組み」を作っているのです。

彼のサウンドを再現するために最も必要な視点は、エレキとアコの境界線をなくすことです。エレキを弾く時もアコギのような煌めきを意識し、アコギを弾く時もロックなダイナミクスを忘れない。そのための機材選びとして、コンプレッサーによる音の密度の調整と、空間系エフェクトによる奥行きの演出が不可欠です。

ジョニーの音は、一見複雑な機材の山によって作られているように見えますが、その核心は非常にシンプルです。「どれだけエモーショナルに、かつクリアに聴かせるか」。この目的のために、彼は最新のテクノロジーとヴィンテージの魂を融合させ続けています。皆さんもぜひ、お気に入りの1本を手に取って、まずはあのオープンチューニングの響きを体感することから始めてみてください。そこには、新しい音楽の世界が広がっているはずです。


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