始めに(特徴紹介)
Paul Kossoff(ポール・コゾフ)は、70年代ブリティッシュロックの名門バンド「Free(フリー)」のギタリストとして知られています。彼のプレイは速弾きや派手なテクニックではなく、「泣きのギター」と称されるほど深い情感とサスティンを持ったトーンで特徴づけられています。特に名曲「All Right Now」で聴ける豊かなリードサウンドは、シンプルながらもリスナーの胸に響く圧倒的な存在感を放っています。
ポール・コゾフのサウンドの魅力は、レスポール+マーシャルという黄金の組み合わせを基本にしながらも、弦のゲージ選びやアンプのドライブ感、時折用いる空間系エフェクトの絶妙なバランスにあります。彼は繊細なビブラートを多用し、音が歌っているような感覚を生み出す点でギタリストの憧れとなっています。
また、ライブ映像やスタジオ録音を通してわかるのは、音数の少なさを逆に武器とし、一音一音に込められた情熱と重みです。現代のギタリストが真似しようとしても簡単に再現できないのは、この「間の取り方」と「音色の説得力」にあります。彼の機材研究は、単に同じギターやアンプを揃えるだけではなく、その弾き方とサウンド哲学に近づくことが求められるのです。
以下では、ポール・コゾフが実際に使用したアンプ、ギター、エフェクターを中心に、彼の音作りの秘密を徹底的に解説していきます。
使用アンプ一覧と特徴【Free・Paul Kossoff】
Paul Kossoff(ポール・コゾフ)のサウンドを語る上で欠かせないのが、彼が愛用したMarshallアンプ群です。代表的なのは「Marshall 100W Super Lead」で、Free時代のライブやレコーディングで頻繁に使用されました。このアンプは大音量で鳴らすことで初めて真価を発揮し、太く伸びやかなクリーントーンから、力強いオーバードライブまでを生み出すことが可能です。ポールのサステイン豊かなリードトーンは、このアンプによるところが大きいでしょう。
さらに、Free初期には「Marshall 1959 Super Lead “Black Flag” / JTM100(1967年製)」を使用していたことが知られています。このモデルはゲインが控えめで温かみのあるサウンドが特徴で、彼のブルージーなフレーズを支える理想的なアンプでした。また、「Marshall Super Bass(1967年製 / 100W)」をギター用として流用し、より低域に重心を置いた分厚いトーンを得ていたことも特筆すべき点です。ベース用スピーカーキャビネットと組み合わせることで、丸みのあるサウンドと艶やかなサステインを強調していました。
「All Right Now」などの一部セッションでは「Selmer Amp」を使った可能性が指摘されており、Beat Club出演映像などでも確認できるケースがあります。Marshallに比べるとやや軽やかで、アタック感が強調された音色を生み出すため、楽曲によって使い分けをしていたのかもしれません。後期には「Hiwatt」も登場し、よりクリーンでタイトなサウンドを志向していた時期があったと考えられます。
こうしたアンプ選びの背景には、ライブ会場の規模やPA環境、そして楽曲に求められるサウンドキャラクターがあったと推測されます。ポール・コゾフは基本的にアンプ直結のシンプルなセッティングを好み、プレイのニュアンスと弦の選び方で音色をコントロールしていたため、アンプの個性がダイレクトに反映されていたと言えるでしょう。
以上のように、ポール・コゾフのアンプ構成はMarshallを軸としつつも、時期によってSelmerやHiwattといった他メーカーを組み合わせていたと考えられます。写真やインタビューなどで全てを確定するのは難しいものの、概ねこのような使用状況であったと、想定されます。
機材名 | メーカー | Amazon最安値URL | アーティスト | ギタリスト | 備考 |
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Marshall 100W Super Lead | Marshall | Amazonで探す | Free | Paul Kossoff | メインアンプとして使用。豊かなサステインを支えた代表機材。 |
Marshall 1959 Super Lead “Black Flag” / JTM100(1967年製) | Marshall | Amazonで探す | Free | Paul Kossoff | 初期Free時代に使用。温かみのあるヴィンテージトーン。 |
Marshall Super Bass(1967年製 / 100W) | Marshall | Amazonで探す | Free | Paul Kossoff | 低域に重心を置いた分厚いトーンを獲得するために使用。 |
Marshall Bass Speakers | Marshall | Amazonで探す | Free | Paul Kossoff | 丸みのあるサウンドと艶やかなサステインを得るための組み合わせ。 |
Selmer Amp | Selmer | Amazonで探す | Free | Paul Kossoff | 「All Right Now」イントロなどで使用された可能性あり。 |
Hiwatt(後期使用) | Hiwatt | Amazonで探す | Free | Paul Kossoff | 後期に登場。よりクリーンでタイトなサウンドを狙ったと考えられる。 |
使用ギターの種類と特徴【Free・Paul Kossoff】
Paul Kossoff(ポール・コゾフ)のギターといえば、まず真っ先に挙げられるのが「1959 Gibson Les Paul Standard(Burst)」です。これは彼の最も有名な愛機であり、豊かなリードトーンを生み出す象徴的なギターでした。コゾフの死後、一度手放されたものの、父親が買い戻したというエピソードも残されており、単なる楽器以上の存在であったことがうかがえます。このバーストは、彼の泣きのギター・スタイルを支える根幹となり、名演「All Right Now」や「Mr. Big」などでそのサウンドを聴くことができます。
もう一本の重要なギターとして「1955 Gibson Les Paul Custom “Black Beauty”」も所有していました。レスポールのカスタムモデル特有の深みと艶やかなサウンドを持ち、ステージやレコーディングで使用された形跡が残っています。さらに、活動後期にはヴィンテージおよびリイシューLes Paulを複数本使用していたとされ、セカンドギター的な位置付けでシチュエーションによって持ち替えていたと推測されます。
セミアコースティックの使用例も確認されています。代表的なのは「Gibson ES-335」で、詳細な使用シーンは限定的ながら、所有が確認されているモデルです。また、1971年製セミアコースティックギターが「All Right Now」のイントロでSelmerアンプと共に使われた可能性があり、映像や音質から推定されています。これらのセミアコはレスポールに比べて軽やかなトーンを持ち、楽曲によって異なるニュアンスを出す際に用いられたと考えられます。
さらに特筆すべきは「クラシックギター」の使用です。「Over The Green Hills (Pt 1)」の冒頭で短く登場し、アコースティックな質感とフリーの音楽性の広がりを示しました。このように、基本はレスポールを軸にしつつも、場面に応じてセミアコやクラシックギターを差し込むことで音色の幅を持たせていた点は、コゾフの音作りの一つの特徴です。
また、弦についても当時の平均より重めの「ヘヴィゲージ(.011~.012)」を選んでいました。これにより、トーンの太さやサスティンが強調され、一音の存在感が際立ちました。単純に機材を真似するだけではなく、彼がどういった理由で選んだのかを理解することが、コゾフの音を再現する上で非常に重要です。
このように、Paul Kossoffの使用ギターは1959年製レスポール・スタンダードを中心に、ブラックビューティーやセミアコ、クラシックギターといった多彩なラインナップをシーンに合わせて取り入れていたと、想定されます。
機材名 | メーカー | Amazon最安値URL | アーティスト | ギタリスト | ギターの種類 | 備考 |
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1959 Gibson Les Paul Standard(Burst) | Gibson | Amazonで探す | Free | Paul Kossoff | ソリッド(レスポール) | 最も有名な愛機。死後に父親が買い戻した。代表的リードトーンの源。 |
1955 Gibson Les Paul Custom “Black Beauty” | Gibson | Amazonで探す | Free | Paul Kossoff | ソリッド(レスポール) | もう1本のレスポール。深みのあるサウンドを特徴とする。 |
ヴィンテージおよびリイシュー Les Paul 複数 | Gibson | Amazonで探す | Free | Paul Kossoff | ソリッド(レスポール) | 活動後期に使用。状況に応じて持ち替えられた。 |
Gibson ES-335 | Gibson | Amazonで探す | Free | Paul Kossoff | セミアコ | 所有が確認されているが詳細不明。 |
1971年製 セミアコースティックギター | 不明 | Amazonで探す | Free | Paul Kossoff | セミアコ | 「All Right Now」イントロで使用された可能性あり。 |
クラシックギター | 不明 | Amazonで探す | Free | Paul Kossoff | アコースティック | 「Over The Green Hills (Pt 1)」冒頭で短く使用。 |
ヘヴィゲージ弦(.011~.012) | 各社 | Amazonで探す | Free | Paul Kossoff | 弦 | 当時の平均より重めを好み、トーンとサスティンを強調。 |
使用エフェクターとボード構成【Free・Paul Kossoff】
Paul Kossoff(ポール・コゾフ)は、ギタリストとして非常にシンプルな機材構成を好んでいたことで知られています。基本的にはギターからアンプへ直結し、その弦振動と手元のタッチによって音色をコントロールするスタイルが多く見られました。つまり、ペダルによるサウンド加工は最小限でありながら、必要な場面では効果的に使うというアプローチを取っていたと考えられます。
最も有名なのは「ワウペダル」の使用です。ソロパートやブルージーなフレーズで、クライオワウのような特有のうねりを加え、よりエモーショナルな表現を強調しました。使用頻度は高くないものの、ライブ映像や一部録音で確認されるため、コゾフのサウンドバリエーションの一端を担っていたといえます。
さらに、空間的な広がりを出すために「Leslie Rotary Speaker」を用いた記録も残っています。これは通常オルガン用として知られる回転スピーカーですが、ギターに通すことで独特の揺れと奥行きを加えることが可能で、スタジオワークにおいて特に効果を発揮しました。コゾフはこれを補助的に利用し、曲に一瞬の浮遊感を加えていたと考えられます。
また「フェイザー(Phaser)」を使用した形跡もあり、マーシャルスタックと組み合わせて独特のうねりを加えていたといわれています。70年代初期はまだフェイザーが新しいエフェクトであったため、彼のサウンドメイクにおいて実験的な一面が見られる興味深い事例です。
これらのエフェクターは常時使うというよりも、楽曲の雰囲気に応じてスポット的に導入されたもので、基本的なサウンドの核はレスポール+マーシャルの直結にありました。そのため、Paul Kossoffを再現する場合は、まずアンプとギターのセッティングを固め、そこにワウやフェイザーを最小限加えるのが最も近道といえるでしょう。
まとめると、Paul Kossoffのエフェクターボードは現代的な大規模ボードではなく、必要最小限のアイテムのみで構成されていたと、想定されます。
音作りのセッティング・EQ・ミックスの工夫【Free・Paul Kossoff】
Paul Kossoff(ポール・コゾフ)の音作りを分析する上で重要なのは、「シンプルな機材構成でいかに豊かなトーンを引き出したか」という点です。彼は多くのエフェクターに頼らず、ギターのボリュームやピッキングのニュアンスを駆使して音色をコントロールしていました。そのため、アンプや弦、EQの設定、そしてエンジニアによるミックス処理がサウンドの鍵を握っていたといえます。
アンプの設定に関しては、Marshall 100W Super LeadやSuper Bassを中心に使用し、ボリュームを7~8程度まで上げることで自然なアンプの歪みを引き出していました。トーンコントロールは、Trebleを5~6、Middleを7~8、Bassを4~5程度に設定し、全体として中域が前に出るセッティングを好んでいたと考えられます。この「中域の押し出し」は、泣きのギターと呼ばれる彼のリードサウンドを支える根幹となっていました。
EQの観点では、ギターそのものが持つ豊かなサスティンを生かすため、ミックス時には過度にコンプレッションをかけず、自然な音の伸びを残す傾向が見られます。スタジオ録音においては、マイク位置をスピーカーコーンの中心から少し外した場所にセッティングし、丸みと奥行きのある音を収録していたと推測されます。ライブにおいては、アンプ直のラウドさを重視しつつも、PAエンジニアが中域を丁寧に扱うことでバンド全体のミックスに溶け込ませていました。
楽曲ごとの使い分けについても興味深いポイントがあります。「All Right Now」では、イントロにおいてややクリーン寄りのサウンドを活かし、コードストロークとリフを明瞭に聴かせています。一方で、ソロパートではアンプのナチュラルドライブを前面に押し出し、厚みのあるトーンを獲得しています。「Mr. Big」や「Fire and Water」などでは、より太いサウンドを作るためにレスポール+Super Bassを用い、低域を豊かにした音作りを意識していたと考えられます。
また、ギターのボリュームポットの操作は、コゾフのサウンド作りにおける大きな要素でした。ボリュームを下げることでクリーンに戻し、上げることでリードトーンに移行する。このシンプルな手法が、アンプ直結のサウンドを多彩に変化させる秘密だったのです。現代のギタリストが真似をする際も、まずは「右手のタッチ」と「ボリューム操作」に注目すべきでしょう。
さらに、スタジオでの空間処理としては、リバーブやルームアンビエンスを強調することなく、ギターをあくまでバンド全体の中で自然に響かせる方向性が取られていました。これは、彼の「音数を絞り、一音に魂を込める」スタイルに合致しており、エンジニアもその哲学を理解した上で音作りに貢献していたと考えられます。
総じて、Paul Kossoffのセッティングは、アンプのナチュラルなドライブと中域重視のEQ、ギターのボリューム操作、そしてミックスにおける自然なダイナミクスの保持によって構築されていたと、想定されます。
比較的安価に音を近づける機材【Free・Paul Kossoff】
Paul Kossoff(ポール・コゾフ)のサウンドは、1959年製のレスポールやMarshall Super Leadといった高額ヴィンテージ機材に支えられていました。しかし、現代のギタリストが同じ機材を揃えるのは非常に困難です。そこで、比較的安価に手に入り、かつ彼のトーンに近づけることができる市販モデルをいくつか紹介します。
まずギターに関しては、Gibsonのレスポールは高額なため、Epiphone Les Paul StandardやEpiphone Les Paul Customが候補になります。これらは数万円台で購入でき、太くサスティンのあるトーンを得やすい設計です。特にハムバッカーピックアップを搭載しているため、中域が前に出るコゾフの泣きのトーンに近づけることができます。さらに、弦を.011以上のヘヴィゲージに張り替えることで、より彼らしい太さを感じられるでしょう。
アンプについては、Marshallの現行モデルの中でも「Marshall DSL20」や「Marshall Origin 20」が比較的安価で入手可能です。これらはヴィンテージSuper Leadに比べ小出力ながら、自宅練習から小規模ライブまで対応できる万能さを持ち、クランチ〜ドライブサウンドがコゾフの音に近い質感を再現します。さらに、低域を補強したい場合はBOSS EQ-200のようなグラフィックイコライザーを併用するのも効果的です。
エフェクターに関しては、コゾフが多用したわけではありませんが、Cry Baby(Dunlop GCB95)はワウサウンドを再現するために必須です。また、空間系を加えるならMXR Phase 90が候補になります。価格も比較的手頃で、70年代らしいフェイズサウンドを簡単に得ることが可能です。さらに、空間の広がりを加えたい場合はBOSS CE-2W(コーラス)やNUXのロータリースピーカーシミュレーターなどを検討すると良いでしょう。
初心者や手軽にまとめたい方には、BOSS GT-1000 CoreやLine6 HX Stompなどのマルチエフェクターもおすすめです。これらはMarshall風アンプシミュレーションやワウ、フェイザー、EQを内蔵しており、低予算でコゾフ的サウンドを包括的に再現できます。特に小型マルチは宅録やスタジオリハーサルでも使いやすく、コストパフォーマンスが高い選択肢となります。
要するに「ハムバッカー搭載のレスポール系ギター」「Marshall系のクランチアンプ」「Cry Baby+必要最小限の空間系エフェクト」を揃えれば、Paul Kossoffの音にグッと近づけることができます。
種類 | 機材名 | メーカー | Amazon最安値URL | アーティスト | ギタリスト | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
ギター | Epiphone Les Paul Standard | Epiphone | Amazonで探す | Free | Paul Kossoff | Gibsonより安価に入手可能なレスポール系。中域が豊かで太いトーン。 |
アンプ | Marshall DSL20 | Marshall | Amazonで探す | Free | Paul Kossoff | 小出力ながらクランチサウンドに優れ、コゾフ的ドライブ感を再現可能。 |
エフェクター | Dunlop Cry Baby GCB95 | Dunlop | Amazonで探す | Free | Paul Kossoff | ワウサウンドを忠実に再現。ソロにエモーショナルな表現を加える。 |
エフェクター | MXR Phase 90 | MXR | Amazonで探す | Free | Paul Kossoff | 70年代的な揺れ感を簡単に再現可能な定番フェイザー。 |
マルチエフェクター | Line6 HX Stomp | Line6 | Amazonで探す | Free | Paul Kossoff | Marshall系アンプモデルや空間系エフェクトを搭載。宅録や練習に最適。 |
総括まとめ【Free・Paul Kossoff】

Paul Kossoff(ポール・コゾフ)のサウンドを振り返ると、その本質は決して複雑な機材の組み合わせではなく、むしろ「シンプルさ」と「一音への魂の込め方」にあったことが分かります。彼は1959年製のレスポール・スタンダードとMarshallアンプを軸に、時折ワウやフェイザーを組み合わせただけの最小限の構成で、あれほど表情豊かな音を生み出しました。
つまり、コゾフの音作りを再現するためには、機材を集めるだけでは足りません。彼が選んだ重めの弦(.011〜.012)、深いビブラート、そして音数を絞ったプレイスタイルを意識することが最も大切です。ギターのボリュームノブを操作しながら、クリーンからリードまでを手元でコントロールする。これこそが彼の音作りの哲学でした。
また、サウンドエンジニアリングの観点から見ても、コゾフの音は過剰なEQやリバーブ処理を排し、あくまでバンド全体の中で自然に響くように設計されています。結果として、彼のギターは常に曲の一部として存在しながらも、ソロでは強烈に前に出てくる「説得力のある音」になっていました。これは現代のプレイヤーが学ぶべき大きなポイントでしょう。
もし読者がコゾフの音に近づきたいのであれば、まずは「レスポール系のギター+Marshall系アンプ」を用意し、ワウやシンプルなフェイザーを加える程度から始めてみてください。そして何よりも「弾き方」に意識を集中させること。ビブラートの揺れ幅、音を伸ばすタイミング、間を取る勇気――これらを身につけることで、たとえ完璧に同じ機材を持っていなくても、Paul Kossoff的な魂を宿した音が必ず鳴らせるはずです。
総じて、Paul Kossoffの音作りの本質は「シンプルな機材+深い表現力」にあります。ギタリストとしての個性を追求するために、彼のアプローチは今も色あせることなく、数多くのプレイヤーに影響を与え続けているのです。
下記恐らく使用(所持)している機材のまとめです。参考までに!
ギター
1959 Gibson Les Paul Standard(Burst)
彼の最も有名な愛機。豊かなリードトーンで知られる。死後、一時手放されるも父親が買い戻した。
1955 Gibson Les Paul Custom “Black Beauty”
所有していたもう1本のレスポール。
ヴィンテージおよびリイシュー Les Paul 複数
活動後期に使用。
Gibson ES-335
所有が確認されているセミアコ。詳細は不明。
1971年製 セミアコースティックギター
「All Right Now」のイントロでSelmerアンプと共に使用された可能性あり。
クラシックギター
「Over The Green Hills (Pt 1)」冒頭で短く使用。
弦:ヘヴィゲージ(.011~.012)
当時の平均より重めを好み、トーンとサスティンを強調。
アンプ
Marshall 100W Super Lead
最も多く使用したメインアンプ。
Marshall 1959 Super Lead “Black Flag” / JTM100(1967年製)
フリー初期に使用。ゲイン控えめでウォームなサウンド。
Marshall Super Bass(1967年製 / 100W)
ギター用に使用。低域の伸びと艶やかなサスティンが特徴。
Marshall Bass Speakers
丸みのある音を得るために使用。
Selmer Amp
「All Right Now」やBeat Club出演時に使用された可能性あり。
Hiwatt(後期使用)
キャリア終盤にメインアンプとして登場。
エフェクター / その他
Wah Pedal(ワウ)
時折使用。
Leslie Rotary Speaker
時折使用。空間的な揺れを得るため。
Phaser
マーシャルスタックと組み合わせて使用した記録あり。
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