【Yoshi】Aldious風サウンドの作り方+ギター機材音作りセッティングのまとめ【エフェクター・アンプ】

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始めに(特徴紹介)

AldiousのギタリストYoshiは、結成当初からバンドのサウンドの中核を担う存在です。彼のプレイスタイルは、速弾きやスウィープ、タイトなリフワークといったメタルの王道要素を持ちながらも、歌メロを支えるようなメロディアスなフレーズ作りに特徴があります。特に代表曲「Spirit Black」「Ultimate Melodious」などでは、重厚感のあるリズムギターと伸びやかなリードギターが両立しており、Yoshiの音作りのセンスが強く表れています。

Yoshiのサウンドの魅力は、単にハイゲインで攻めるだけではなく、楽曲の展開やボーカルのニュアンスに合わせて、粒立ちの良い歪みと空間系エフェクトをバランスよく組み合わせている点にあります。ライブ映像やレコーディング音源を聴くと、ギターソロではアンプのチャンネルを切り替えて太く伸びるリードトーンを出し、バッキングではタイトで切れ味のあるリフを展開しているのがわかります。こうした緻密な音作りが、Aldious全体のスピード感とスケール感を支えています。

また、機材選びにも彼のこだわりが表れており、ZemaitisのカスタムモデルやPRSの24フレットモデルをはじめ、SchecterやESPといったメタル系定番ブランドも積極的に取り入れています。アンプはHughes & Kettner TriAmp MK IIをメインに据え、ソロやリズムごとにチャンネルを切り替えて使い分けるスタイルが中心です。これにより、1台のアンプで多彩な音色を表現できるのが大きな強みとなっています。

音作りの本質は「メタルの重厚さ」と「メロディの美しさ」を同居させること。Yoshiはその両立を、ギターとアンプ、エフェクター、さらには細かな改造によって実現していると言えるでしょう。彼の音作りを学ぶことは、メタルギタリストを目指す人にとって非常に参考になるはずです。

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使用アンプ一覧と特徴【Aldious・Yoshi】

Yoshiのサウンドを語るうえで欠かせないのが、Hughes & Kettnerのアンプ群です。中でも「TriAmp MK II」はライブ・レコーディングを問わずメインとして長年使用されています。このモデルは3つの独立したアンプセクションを持ち、それぞれA/B切り替えが可能なため、実質6種類の音を使い分けることができます。Yoshiはバッキング時にはタイトな歪みを持つAMP3を、リードソロでは厚みのあるAMP2をブーストして使用することが多く、楽曲ごとに緻密なトーンコントロールを行っていると考えられます。

ライブ用のキャビネットには同じくHughes & Kettnerの「CC412AV」を組み合わせています。4×12構成で、白い逆L字のマーキングがある位置がマイキングの目安として知られており、PAとの連携で安定した音作りを実現しています。これにより、アリーナやホールといった大規模なステージでも、バンド全体を引き締める存在感のあるギターサウンドが得られます。

自宅やリハーサル環境では「GrandMeister 36」を使用しており、Power Soak機能によって0W駆動が可能な点や、RED BOX DIによるラインアウト録音、さらにiPadアプリによる遠隔操作が可能な点など、利便性を重視した選択をしています。これにより、ツアーやレコーディングの準備において、家庭環境でも本番さながらの音作りを再現できるのが大きな強みです。

過去には「Marshall JMD:1(JMD100 Head)」を使用していたことも確認されています。これはデジタルプリと真空管パワー部を組み合わせたハイブリッドアンプで、幅広い音色を扱える点が魅力でした。現在はHughes & Kettnerに集約されているものの、アンプ選びの過程からも「幅広い音色を1台で操れる」ことを重視している傾向が見て取れます。

以上のことから、Yoshiは単なるハイゲイン一辺倒ではなく、ライブ規模・楽曲展開・自宅練習といったシーンごとに最適化したアンプを組み合わせることで、常に安定したクオリティのサウンドを生み出していると考えられます。メタルギタリストとしての迫力と、Aldious特有のメロディアスさを両立する要となるのが、このアンプ群の活用法であると想定されます。

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TriAmp MK IIHughes & KettnerAmazonで探すAldiousYoshiメインアンプ。6モード運用可能でリード/リズムを切り替え。
CC412AVHughes & KettnerAmazonで探すAldiousYoshi4×12キャビ。白い逆Lマーキングでマイキング位置調整。
GrandMeister 36Hughes & KettnerAmazonで探すAldiousYoshi自宅用。Power Soak・iPad操作対応。録音にも使用。
JMD:1(JMD100 Head)MarshallAmazonで探すAldiousYoshi過去使用。デジタルプリと真空管パワーのハイブリッド。

使用ギターの種類と特徴【Aldious・Yoshi】

black and gold guitar pick

Yoshiのサウンドの中核を担っているのは、Zemaitis Custom Shopの「Pearl Front Series CS24PF」です。特徴的なシェルトップデザインに加え、24フレット仕様で広い音域をカバーできるのが魅力です。厚めのネックながら握りやすく、メタルに適した粒立ちの良い歪みを持ちながら、クリーンではフラットで落ち着いた音色を奏でます。さらに改造によってロックペグへの換装やPUセレクター位置の移設、コントロール統合が施されており、ライブでの操作性を大幅に向上させています。これによりタイトなリフからリードソロまで幅広く対応できるメイン機材となっています。

次に重要なのが「PRS Custom 24」。こちらは「初めて手に馴染んだ」と本人が語っているモデルで、ロックペグによる高いチューニング安定性と、美しいクリーントーンが特徴です。ピックアップは高出力タイプに交換されており(型番は不明)、メタル寄りの迫力を持たせつつも、透明感のあるアルペジオやバッキングが可能です。Aldiousの楽曲では、クリーンやクランチパートで特に活躍していると想定されます。

Schecter RJ-1-24-TOMも使用歴があり、24フレット仕様にロックペグを備えた信頼性の高い一本です。ESP FOREST-GTについてはフロイドローズ搭載で、近年のライブでメインとして用いられた時期もあります。激しいアーミングや安定したチューニングが求められる楽曲では、このモデルが選択されていたと考えられます。

さらに、Combat Guitarsによる本人モデル「Alyシリーズ」も重要な存在です。Aly 450 Deco CustomにはSeymour Duncan SH-2n / SH-4が搭載されており、ハムバッカーならではのパワフルで安定感のあるトーンを実現。一方でAly 700はDiMarzio Air Norton / D-Sonicを搭載し、よりモダンでタイトなサウンドを追求しています。これらはまさにYoshiのプレイスタイルに合わせて設計されたカスタムモデルであり、彼の音作りを象徴するギター群です。

そのほか、SCHECTER Diamond Series C-1 Classicも過去の使用歴が確認されています。また、試奏段階で導入を見送ったギターとして、Zemaitisのメタルトップモデル、B.C. Rich PXECJP CJ Pierce Signature Pro X Eagle、T’s Guitarの24Fモデルなどが挙げられます。これらの情報からも、Yoshiが24フレット仕様やチューニング安定性に強いこだわりを持ってギターを選んでいることがわかります。

総じて、Yoshiのギター選びは「24フレットによる音域の広さ」「チューニングの安定性」「粒立ちの良いハイゲイン対応力」を重視していると考えられます。結果として、重厚なリフと美しいクリーン、そして伸びやかなリードを一貫して支えるラインナップになっていると想定されます。

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Zemaitis Custom Shop Pearl Front CS24PFZemaitisAmazonで探すAldiousYoshiエレキギターメイン。改造あり(ロックペグ換装、配線変更、装飾)。
PRS Custom 24PRSAmazonで探すAldiousYoshiエレキギタークリーン重視。PU交換済み。ロックペグ搭載。
Schecter RJ-1-24-TOMSchecterAmazonで探すAldiousYoshiエレキギター24F。ロックペグ仕様。借用使用歴あり。
ESP FOREST-GTESPAmazonで探すAldiousYoshiエレキギターFloyd Rose搭載。近年ライブでメイン使用。
SCHECTER Diamond Series C-1 ClassicSchecterAmazonで探すAldiousYoshiエレキギター使用歴あり。
Combat Aly 450 Deco CustomCombat GuitarsAmazonで探すAldiousYoshiエレキギターPU=Seymour Duncan SH-2n / SH-4。本人モデル。
Combat Aly 700Combat GuitarsAmazonで探すAldiousYoshiエレキギターPU=DiMarzio Air Norton / D-Sonic。本人モデル。

使用エフェクターとボード構成【Aldious・Yoshi】

Yoshiのエフェクトシステムは、ラック型マルチとコンパクトを組み合わせた堅実かつ柔軟な構成が特徴です。中心となるのはBOSSの「GT-PRO」で、アンプのセンドリターンと組み合わせ、ブーストやディレイなどを効果的に配置しています。特にディレイはプリアンプ後段に設定しており、ソロパートでの伸びやかな音の余韻を際立たせています。この構成により、リードとバッキングの切り替え時にも音の粒立ちを損なわないのが大きなポイントです。

ソロでの存在感を高めるために使用されているのが「Xvive V10 AMPLITONE」ブースターと「Xvive V5 DELAY」。前者はリード時の音圧を強化し、後者は短めのディレイで空間的な広がりを付与します。また、「Xvive T1 Golden Brownie Distortion」は基本的な歪みを担っており、Marshall系のブラウンサウンドをコンパクトで再現可能な一台として重宝されています。これらの小型ペダルはライブ現場でも機動力が高く、ラックマルチとの組み合わせで臨機応変な音作りを可能にしています。

さらに、Combat Guitarsによるオリジナルエフェクター「ALD-1」の存在も確認されています。これは本人モデルのエフェクトで、具体的な回路は非公開ながら、メタル系の歪みを中心に設計されていると想定されます。バンドのサウンドキャラクターを反映させた特注機材であり、Yoshiの音作りに欠かせない要素の一つでしょう。

制御面では「TECH21 MIDI MOOSE」が導入され、アンプとエフェクトをMIDIで一括コントロールしています。最大128プリセットが可能で、アンプのチャンネル切り替えやエフェクトのON/OFFをシームレスに行えるため、複雑な楽曲展開の多いAldiousのライブにおいて安定した操作性を実現しています。

チューニングには「KORG DTR-1」をラックに設置し、GrandMeisterのRED BOX出力と組み合わせることで常時チューニング確認が可能となっています。電源系では「TASCAM AV-P250」を中心に、ノイズ軽減や電源供給の安定化を図っており、ツアー先でもブレないサウンドを維持するための工夫が見られます。ライブ携行用には「FURMAN SS-6B」電源タップを併用しています。

総じて、Yoshiのエフェクターボードは「アンプ主体の音作りをサポートするシンプルかつ実用的なシステム」と言えます。過度に多彩な音色を追い求めるのではなく、必要な部分に確実に効果を与える設計思想が感じられます。ライブ現場での即応性と、メタル特有のタイトなリフと伸びやかなリードを両立させるための機材選択が徹底されていると想定されます。

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GT-PROBOSSAmazonで探すAldiousYoshiギター用マルチエフェクターラック型。アンプS/Rと組み合わせて運用。ディレイ後段配置。
V10 AMPLITONEXviveAmazonで探すAldiousYoshiブースターソロ用ブーストに使用。
V5 DELAYXviveAmazonで探すAldiousYoshiディレイソロ用。短め設定で空間付加。
T1 Golden Brownie DistortionXviveAmazonで探すAldiousYoshiディストーション基本歪み。Marshall系サウンドを再現。
ALD-1Combat GuitarsAmazonで探すAldiousYoshiディストーション本人モデルのオリジナルエフェクター。
MIDI MOOSETECH21Amazonで探すAldiousYoshiスイッチングシステムMIDIフットコントローラー。アンプとエフェクトを同時制御。
DTR-1KORGAmazonで探すAldiousYoshiチューナーラック型。RED BOXと組み合わせて常時確認。
AV-P250TASCAMAmazonで探すAldiousYoshiパワーサプライ電源ディストリビューター。ノイズ軽減、安定供給。
SS-6BFURMANAmazonで探すAldiousYoshiパワーサプライ電源タップ。ライブ携行用。

音作りのセッティング・EQ・ミックスの工夫【Aldious・Yoshi】

a person holding a guitar

Yoshiの音作りの特徴は、メタルに求められる「ヘヴィでタイトなリフ」と「伸びやかで歌うようなリード」を両立させる点にあります。そのため、アンプのセッティングやEQ、さらにはミックス段階での調整まで徹底して行われています。ライブ映像や本人のインタビューからも、Hughes & Kettner TriAmp MK IIを軸に複数のチャンネルを使い分けるスタイルが確認できます。バッキングはAMP3(A/B)を中心に、ソロはAMP2をブーストするのが基本構成となっており、これにより曲中でスムーズに質感の異なる音色を切り替えられるようになっています。

EQセッティングとしては、メタル特有の「ドンシャリ傾向」を基本にしつつも、中域を完全に削るのではなく、ボーカルやキーボードとの棲み分けを意識した調整が行われていると考えられます。具体的には、Bassは12時から1時方向にやや持ち上げ、Midは10時〜11時方向に軽く削る程度、Trebleは1時〜2時方向でブライトさを強調。Presenceは楽曲によって調整幅が広く、リードでは上げ気味、リフでは下げてタイトさを優先しているようです。

ディレイやリバーブの扱い方もYoshiの音作りにおいて重要です。ソロパートではXvive V5 DELAYを短め(300ms前後)に設定し、フィードバックは控えめにすることで音が埋もれず、かつ伸びやかな空間感を確保しています。リバーブはアンプ内蔵の軽めの設定で補う程度にとどめ、メタル特有のスピード感を損なわないようにしている点も特徴です。ラックのBOSS GT-PROを通じて空間系を後段に配置するセッティングは、リフとソロの切り替え時にも音の芯がブレず、バンド全体の音圧に埋もれないサウンドを作り出す工夫です。

レコーディングやミックスの段階では、ダブルトラッキングが徹底されています。左右のパンニングに同じリフを弾き分け、ハーモニー感を強調することで、Aldious特有の厚みあるギターサウンドが完成します。その際、片側のギターはやや低域を強調し、もう一方は高域を立たせることで、ステレオの広がりを自然に演出しています。リードギターに関しては、センターに定位させつつ、EQで2〜3kHz付近を軽くブーストして抜けを良くする一方、コンプレッサーを軽くかけて音の粒立ちを均一化しています。

また、ギター改造による操作性向上も音作りに直結しています。Zemaitis CS24PFでは、PUセレクターを下側に移設し、右手のミュートを保ちながら瞬時に切り替え可能にしています。これにより、ソロ前のクリーンからハイゲインへの切り替えがスムーズになり、ライブでも正確な音色コントロールを実現しています。コントロールをマスターボリューム+マスタートーンに集約したのも、演奏中の素早い調整を狙った工夫です。

PAとの連携を考慮したマイキングも重要な要素です。Hughes & Kettner CC412AVキャビの白い逆L字のマーキングは、定位置マイキングを可能にし、会場ごとの音のばらつきを最小限に抑えています。エンジニアはこのマーキングを基準にSM57やコンデンサーマイクを組み合わせ、ライブでもレコーディング同様の安定したサウンドを実現していると想定されます。

総じてYoshiのセッティングは、「ギター1本で幅広い音を出す」というよりも、「アンプのチャンネルと改造ギターの操作性を最大限活かして、状況ごとに最適なトーンを即座に呼び出す」スタイルです。その裏側には、EQの緻密な調整やエフェクト配置、PAとの密な連携があり、Aldiousのスピード感あふれる楽曲を支える精緻な音作りが成り立っていると考えられます。結果として、ヘヴィさとメロディアスさを両立した唯一無二のギターサウンドが完成していると想定されます。

比較的安価に音を近づける機材【Aldious・Yoshi】

Yoshiの音作りを完全に再現するには、ZemaitisのカスタムやHughes & Kettner TriAmp MK IIといった高額機材が必要になりますが、初心者や予算を抑えたいギタリストでも近しいサウンドを得ることは可能です。ここでは1万円〜10万円程度で手に入る市販機材の中から、再現性が高くおすすめできる代替機材を紹介します。

まず、アンプサウンドの再現には「BOSS Katanaシリーズ」が強力な候補です。特にKatana-50 MkIIは5万円前後で購入可能で、ハイゲイン・クランチ・クリーンの切り替えが容易に行えます。TriAmp MK IIのように多彩なチャンネル切り替えはできませんが、内蔵エフェクトとイコライジングを活用することで、リフとソロを切り替えるセッティングが可能です。さらにUSB経由でのPC接続によって音作りの細部調整もできるため、自宅練習からライブまで幅広く対応できます。

歪みに関しては「Xvive Golden Brownie Distortion」の代わりに「BOSS DS-1X」や「BOSS OD-200」などが候補になります。DS-1Xはクラシックなハイゲインサウンドにモダンな要素を加え、タイトで粒立ちの良い歪みを提供します。特にミドルレンジの抜けが良く、バンドアンサンブルでも埋もれにくい点はYoshiのサウンドの再現に適しています。

空間系の再現には「BOSS DD-8」ディレイがおすすめです。短めのディレイタイムでソロに広がりを持たせるセッティングが可能で、フィードバックやミックス量を調整することでYoshiが多用する奥行きのあるソロサウンドに近づけられます。加えて、リバーブは「BOSS RV-6」を導入すれば、シンプルかつ自然な空間演出ができます。これにより、ライブでもスタジオでも使いやすいセットアップが構築可能です。

ギター本体に関しては、ZemaitisやPRSの代替として「Ibanez RGシリーズ」や「YAMAHA REVSTAR Professionalシリーズ」が候補になります。どちらも24フレット仕様やチューニング安定性の高い設計があり、モダンなメタルやハードロックにも十分対応可能です。特にIbanez RGはブリッジの安定性と高出力PUが魅力で、速弾きやタイトなリフを多用するYoshiスタイルとの親和性が高いと言えるでしょう。

最後に、MIDIコントロールや複雑な切り替えをシンプルにまとめたい場合は「BOSS MS-3」などのマルチエフェクターを導入するのが効果的です。これ一台で歪み、ディレイ、モジュレーション、さらにはスイッチングまで管理できるため、初心者がYoshiの音作りを効率的に体験するのに適しています。

総じて、初心者や中級者がYoshiの音に近づけるには「粒立ちの良いハイゲイン」「短めディレイを効かせたリード」「24フレット仕様ギターでの演奏性」を意識することがポイントです。これらを比較的安価な機材で組み合わせることで、彼のサウンドを追体験できるでしょう。

種類機材名メーカーAmazon最安値URLアーティストギタリスト備考
アンプKatana-50 MkIIBOSSAmazonで探すAldiousYoshi5万円前後。多彩な音作りが可能でTriAmpの代替として有効。
ディストーションDS-1XBOSSAmazonで探すAldiousYoshiモダンなハイゲイン。粒立ちの良い歪みでリフ向き。
ディレイDD-8BOSSAmazonで探すAldiousYoshi短め設定でリードソロに最適。奥行きのあるサウンド。
リバーブRV-6BOSSAmazonで探すAldiousYoshi自然なリバーブ感でメタルでも使いやすい。
ギターRG StandardシリーズIbanezAmazonで探すAldiousYoshi24F仕様。高出力PU搭載。モダンメタル向き。
マルチエフェクターMS-3BOSSAmazonで探すAldiousYoshiコンパクトでエフェクト+スイッチング管理可能。

総括まとめ【Aldious・Yoshi】

まとめイメージ

AldiousのギタリストYoshiの音作りは、単なるハイゲイン・メタルサウンドにとどまらず「重厚さ」と「美しさ」を同居させた独自のスタイルにあります。その根幹を支えるのは、ZemaitisやPRSといった24フレット仕様・高いチューニング安定性を持つギター、そしてHughes & Kettnerの多チャンネルアンプです。これらを基盤に、曲ごと・パートごとに最適な音色を切り替える運用が徹底されています。

また、BOSS GT-PROやXviveペダル群といったエフェクターはあくまでサポート役に徹しており、ソロでの伸びやかな余韻や、リフを引き締めるタイトな歪みを補強する形で配置されています。ラック・コンパクト・電源管理・MIDIコントローラーを組み合わせ、ライブでも再現性と即応性を兼ね備えたシステムを構築しているのがYoshiの強みです。改造を施したZemaitis CS24PFやCombat Guitars Alyモデルに象徴されるように、機材そのものを自分のプレイスタイルに合わせて最適化する姿勢も見逃せません。

音作りの本質は「多彩な音を無理に1台で作る」のではなく、「シーンごとに最適化した機材とセッティングを選び抜く」ことにあります。EQは低域を厚めに、中域を適度に削りつつもボーカルやキーボードと衝突しない帯域を確保。ソロでは2〜3kHz帯域を強調して抜けを出すなど、緻密な調整が随所に行われています。さらにPAやエンジニアとの連携も重視し、キャビのマイキング位置を明示する工夫によって、ライブでも安定したトーンを再現している点が特徴的です。

初心者や中級者がYoshiのサウンドに近づくには、すべての機材を揃える必要はなく、重要なのは「24フレット仕様のモダンギター」「粒立ちの良いハイゲインアンプ」「短めディレイを活かしたリード処理」の3点です。これを押さえれば、比較的安価な機材でもYoshiのエッセンスを十分に再現可能です。つまり、Yoshiの音作りを学ぶことは、単に機材の選び方を真似するだけでなく「状況に応じて柔軟に最適解を導き出す姿勢」を身につけることにつながります。

総括すると、Yoshiの音作りは「技術と機材を自分のプレイスタイルに完全に落とし込むプロセス」そのものです。リフでは観客を圧倒し、ソロでは楽曲に感動を与える。そんな表現力を支える緻密な工夫は、すべてのギタリストにとって学ぶべき要素でしょう。彼の音を追いかける過程で、単なる模倣を超えて「自分に最適化された音作り」を見つけるヒントが得られるはずです。

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下記恐らく使用(所持)している機材のまとめです。参考までに!

ギター

Zemaitis Custom Shop Pearl Front Series CS24PF
備考:24F/シェルトップ。生音大きめ・厚めネックでも握りやすい。メタル向きの粒立ちある歪み。クリーンはフラット気味。後述の改造あり。

PRS Custom 24
備考:初めて手に馴染んだ。ロックペグで高いチューニング安定。PUを高出力に交換(型番不明)。クリーンが非常に美しい。

Schecter RJ-1-24-TOM(借用)
備考:24F。ロックペグ仕様(記述)。

ESP FOREST-GT
備考:Floyd Rose搭載。最近メインで使っていた時期あり。

SCHECTER Diamond Series C-1 Classic(確認情報)
備考:使用歴として挙載あり。

COMBAT-GUITARS Yoshi Model Aly 450 Deco Custom
備考:PU=Seymour Duncan SH-2n / SH-4。

COMBAT-GUITARS Yoshi Model Aly 700
備考:PU=DiMarzio Air Norton / D-Sonic。

※試奏・検討のみ(未導入):

Zemaitis メタルトップ各種(Pearl Frontと外観近く仕様は同等と記述)

B.C. Rich PXECJP CJ Pierce Signature Pro X Eagle(ハイポジ到達性で断念)

T’s(24Fモデル)(精度・チューニング安定は好印象だが音傾向がPRSと近く見送り)

アンプ/キャビ

Hughes & Kettner TriAmp MK II(メイン)
備考:AMP1/2/3 各A/Bで実質6モード運用。曲によりAMP3 A/Bを使い分け、ソロはAMP2をブースト。

Hughes & Kettner CC412AV(4×12キャビ)
備考:白い逆Lのばみり位置あり(マイキング目安)。

Hughes & Kettner GrandMeister 36(自宅用)
備考:Power Soakで0W駆動、RED BOX DI、FX内蔵、iPadアプリで遠隔操作可(WMI-1等の使用で)。

Marshall JMD:1(JMD100 Head)(使用歴あり)

エフェクト/プロセッサ

BOSS GT-PRO(ラック型マルチ)
備考:ブースト/ディレイ等。アンプのS/Rと組み合わせ、ディレイをプリアンプ後段に配置する配線で運用。

Xvive V10 AMPLITONE(ソロ用ブースター)

Xvive V5 DELAY(ソロ用ディレイ)

Xvive T1 Golden Brownie Distortion(基本の歪み)

ALD-1(COMBAT-GUITARS Yoshi Model/エフェクター)(確認情報)

コントローラー

TECH21 MIDI MOOSE(MIDIフットコントローラー)
備考:128プリセット。アンプ&エフェクトを同時制御(MIDI OUT→アンプ IN、アンプ THRU↔エフェクター INなどで接続)。

チューナー

KORG DTR-1(ラック/自宅用)
備考:GrandMeisterのRED BOX出力と併用で常時チューニング可能。

電源・電源管理

TASCAM AV-P250(パワーディストリビューター&コンディショナー)
備考:ラックに追加。ノイズ軽減・電源集約。ツアー先の電源差での安定化狙い。

FURMAN SS-6B(電源タップ/ライブ携行)

パーツ/改造(Zemaitis CS24PF)

GOTOH Magnum Lock ロックペグへ換装
備考:弦を通して回すだけでロック。緩めはマイナス等で。巻き数不要で安定・交換が速い。

PUセレクター位置を下側へ移設
備考:右手ミュートしながら切替しやすくするため。

コントロール統合:フロント/リア個別V&T×2(計4ノブ)→マスターボリューム+マスタートーンに集約
備考:空いた穴はラインストーンで処理。

(参考)他ギターのチューニング安定:PRS、Schecter RJ-1-24-TOMはロックペグ、ESP FOREST-GTはフロイドで元々安定。

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