【西川弘剛】GRAPEVINE風サウンドの作り方+ギター機材音作りセッティングのまとめ【エフェクター・アンプ】

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始めに(特徴紹介)

GRAPEVINEのギタリスト・西川弘剛は、硬質でありながら温かみのあるトーンを生み出すことで知られています。田中和将のボーカルを支えるだけでなく、楽曲全体の質感を決定づける存在感のあるギターサウンドが特徴です。

彼のプレイスタイルは、ロックの骨太さとオルタナ的な浮遊感の両方を兼ね備えています。代表的な楽曲でいえば「スロウ」や「光について」など、ギターの存在感が強くありながらも全体に溶け込むバランスが絶妙です。リフはシンプルながら太く、アルペジオやクランチ気味のコードワークでは繊細な音像を描きます。

機材面ではレスポール系とテレキャスター系を軸に、ファズとディレイの組み合わせで独自の立体感を構築しています。ファズの荒々しい歪みをディレイで広げることで、音の厚みと奥行きを演出するのが西川の最大の特徴といえるでしょう。

また、ライブとレコーディングで使い分けるギターやエフェクターが異なることも注目すべきポイントです。ライブでは安定感のあるレスポールやFat Telecasterを多用し、スタジオではLes Paul Juniorやセミホロー構造のTelecaster Thinlineを導入し、より表情豊かなサウンドを生み出しています。

彼の音作りが注目される理由は、ただ歪ませるのではなく「音の隙間をどう広げるか」「どの帯域を残すか」といったミックス的な思考が見える点です。プロデューサーやエンジニア的な視点でギターの役割を捉え、GRAPEVINEの重厚なアンサンブルの中でギターを調和させています。

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使用アンプ一覧と特徴【GRAPEVINE・西川弘剛】

西川弘剛の音作りにおいて、アンプは非常に重要な役割を担っています。彼のサウンドは、ギターとエフェクターだけでなく、アンプそのもののキャラクターを引き出すことで完成されます。ライブやレコーディングで確認されたアンプはFender Bassman、Marshall JCM900、VOX AC-30、そしてZinky NS-2といった多彩なラインナップです。

まず、Fender Bassmanは彼のクリーントーンやクランチの要であり、しっかりとした低域とウォームな中域を持っています。バンドのアンサンブルに馴染みながらも、リフやアルペジオが抜けてくるのはこのアンプ特有の魅力です。ブルース〜オルタナ系サウンドに適しており、西川の多面的なギタートーンに深みを加えています。

続いて、Marshall JCM900はロックサウンドの象徴とも言えるアンプで、より攻撃的でハードな歪みを得られます。特にライブでの力強いカッティングやソロにおいて、太さと抜けを両立させています。GRAPEVINEの骨太なロックテイストを支える要素の一つが、このMarshall系サウンドです。

VOX AC-30は、英国系アンプ特有のきらびやかな高域と倍音感を持ち、西川のサウンドに透明感を与えています。歪ませすぎず、ジャングリーなコードワークや立体感のあるアルペジオで活躍することが多いです。特に空間系エフェクターとの組み合わせにより、奥行きのある音像を作り出します。

さらに、Zinky NS-2は彼がレコーディングでも多用することで知られており、独特の分離感とレンジの広さを持つアンプです。スタジオでの緻密な音作りにおいて重宝され、ファズやディレイとの組み合わせで個性的なサウンドを演出します。

これらのアンプはすべて異なるキャラクターを持ち、西川は楽曲や状況に応じて使い分けています。ライブではFenderとMarshallの組み合わせが主流ですが、レコーディングではZinkyやVOXも積極的に導入されるケースが多いと考えられます。いずれにしても、彼のアンプ選びは「曲ごとに最適な音を引き出す」という姿勢が表れているといえるでしょう。

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Fender BassmanFenderAmazonで探すGRAPEVINE西川弘剛クリーン〜クランチの基盤となるアンプ
Marshall JCM900MarshallAmazonで探すGRAPEVINE西川弘剛ロック的な力強い歪みを担当
VOX AC-30VOXAmazonで探すGRAPEVINE西川弘剛高域のきらびやかさと倍音感
Zinky NS-2ZinkyAmazonで探すGRAPEVINE西川弘剛レコーディングで多用。独特の分離感と広いレンジ

以上のように、アンプの選択は楽曲や場面ごとに異なり、まさに「サウンドデザインの一部」として機能しています。ライブ用とスタジオ用で役割を分けながら、常に最適解を探る姿勢が西川の音作りを支えていると、想定されます。

使用ギターの種類と特徴【GRAPEVINE・西川弘剛】

white and brown string instrument close-up photography

西川弘剛のギター選びは、GRAPEVINEの音楽性を象徴する重要な要素です。彼はレスポール系とテレキャスター系を軸に使い分け、楽曲の空気感やバンド全体の質感を決定づけています。ライブとレコーディングで使うギターが異なる点も特徴的です。

Gibson Les Paul 1956 Reissueは、西川のサウンドを象徴するモデルのひとつです。P-90ピックアップ搭載で、フラワーピックガードが特徴的な一本。リア寄りで両ボリュームを少し下げる使い方をしており、クリーンと歪みの中間に位置する繊細なニュアンスを作り出します。バンドサウンドに埋もれない存在感を放ちつつも、音の隙間を巧みに活かせるギターです。

Gibson Les Paul Juniorは、シンプルな構成ゆえにロックらしい直線的なサウンドを持ち、西川が荒々しいフレーズを奏でる際に選ぶモデルです。特にライブでのストレートなロックチューンでは、このギターの力強さが発揮されます。

Gibson Les Paul Standardは汎用性の高さから、多様な場面で使用されています。特定の楽曲だけでなく、ツアーやレコーディングで安定したサウンドを提供するバックボーンとして活躍していると考えられます。

一方、テレキャスター系も重要な役割を担います。Fender Fat Telecaster(1999製)はハムバッカーとシングルコイルの多彩な配列を持ち、22フレット仕様という特徴から、幅広いサウンドメイクに対応可能です。ライブでのメインギターの一つとして活用されることが多く、レスポールとは異なる切れ味の良いトーンを提供します。

Fender Japan Telecaster Thinlineはセミホロー構造により、空気感と軽やかな響きを持ちます。特にアルペジオやクリーン系のフレーズに適しており、スタジオレコーディングでもその特徴が活かされています。複数のFender Japan Telecaster / FAT TELEを所有していることからも、テレキャスター系が西川の音作りに欠かせない存在であることがわかります。

これらのギターは単なる「使い分け」ではなく、曲の雰囲気や歌の表情に合わせて選択されているのが特徴です。重厚な楽曲ではレスポール系を、繊細なバラードやオルタナ寄りの楽曲ではテレキャスター系を、といった具合に、ギターそのものをサウンドデザインの一部として活用しているといえるでしょう。

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Gibson Les Paul 1956 ReissueGibsonAmazonで探すGRAPEVINE西川弘剛レスポールP-90搭載。リア寄りでボリューム調整を多用
Gibson Les Paul JuniorGibsonAmazonで探すGRAPEVINE西川弘剛レスポールシンプルでロックらしい直線的なサウンド
Gibson Les Paul StandardGibsonAmazonで探すGRAPEVINE西川弘剛レスポール汎用的に使用されるバックボーン
Fender Fat Telecaster (1999製)FenderAmazonで探すGRAPEVINE西川弘剛テレキャスターハム+シングルの多彩な配列、22フレット仕様
Fender Japan Telecaster ThinlineFender JapanAmazonで探すGRAPEVINE西川弘剛テレキャスターセミホロー構造、アルペジオ向き
Fender Japan Telecaster / FAT TELEFender JapanAmazonで探すGRAPEVINE西川弘剛テレキャスター複数所有。用途に応じて使い分け

このように、ギターは曲調やプレイスタイルに応じて緻密に選択されています。レスポール系とテレキャスター系を両立させることで、重厚さと透明感を自在に行き来するサウンドが実現されていると、想定されます。

使用エフェクターとボード構成【GRAPEVINE・西川弘剛】

西川弘剛のサウンドを語るうえで欠かせないのが、豊富なエフェクター群の存在です。特にファズとディレイの組み合わせは彼のトレードマークであり、ライブでもレコーディングでも重要な役割を果たしています。ファズの荒々しい歪みをディレイで広げることで、厚みと奥行きのある音像を作り出しています。

歪み系では、BOSS BD-2 Blues Driverをブースター的に使用し、基本トーンを押し出す役割を担っています。さらに、Ibanez TS9 / Tubescreamer ModProvidence SOV-2 Overdriveなども導入し、曲ごとにキャラクターを切り替えています。TS系は中域の持ち上がりが特徴で、バンドアンサンブルに埋もれずに前に出るトーンを提供しています。

ファズでは、DAM Meat HeadHomeBrew Electronics Germania、そしてハンドメイドのオリジナルFuzzを使用。特にファズをかける際は必ずディレイを併用し、サウンドを空間的に広げています。レコーディングではTone Bender系(Professional MkIIなど)を使用することもあり、多彩なファズサウンドを駆使しています。

ディレイ系も非常に充実しており、BOSS DD-5Line6 DL4MAXON AD900(複数台を薄掛けと発振用に使い分け)など、用途に応じて巧みに選択。さらに、Empress Vintage Modified Superdelayではリバースや付点8分を駆使し、楽曲に独特の浮遊感を与えています。MXR Carbon CopyCrazy Tube Circuits Time Delay & Echoも使用し、アナログ〜デジタルまで幅広く対応しています。

モジュレーション系では、Demeter TRM-1 Tremulatorによるトレモロ、MXR Phase 90によるフェイザーを使用。これらは楽曲の一部で独特の揺らぎを与え、音にニュアンスを加えるために用いられます。その他にもVOX V847 Wah、ボリュームペダル、Providenceのスイッチャーやジャンクションボックスなど、ライブでの操作性を高めるための機材が揃っています。

特に注目すべきは、エフェクトの多さにもかかわらず「音が埋もれず整理されている」点です。これはスイッチングシステムやチューナーボックス(Providence STV-1JB、PEC-4Vなど)を駆使して、信号経路を最適化しているからこそ実現しているといえるでしょう。

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BOSS BD-2 Blues DriverBOSSAmazonで探すGRAPEVINE西川弘剛オーバードライブブースター的に使用
Ibanez TS9 Tubescreamer ModIbanezAmazonで探すGRAPEVINE西川弘剛オーバードライブ中域を強調するTS系モディファイ
Providence SOV-2 OverdriveProvidenceAmazonで探すGRAPEVINE西川弘剛オーバードライブナチュラルで音楽的な歪み
VOX Big Ben OverdriveVOXAmazonで探すGRAPEVINE西川弘剛オーバードライブチューブライクな太い歪み
Xotic RC BoosterXoticAmazonで探すGRAPEVINE西川弘剛ブースタークリーンブーストに使用
DAM Meat HeadD.A.MAmazonで探すGRAPEVINE西川弘剛ファズ荒々しいファズサウンド
HomeBrew Electronics GermaniaHBEAmazonで探すGRAPEVINE西川弘剛ファズゲルマニウム系ファズ。ディレイと併用
BOSS DD-5 Digital DelayBOSSAmazonで探すGRAPEVINE西川弘剛ディレイ定番のデジタルディレイ
MAXON AD900 Analog DelayMAXONAmazonで探すGRAPEVINE西川弘剛ディレイ複数台使用。薄掛けと発振用で使い分け
Line6 DL4Line6Amazonで探すGRAPEVINE西川弘剛ディレイ多機能ディレイ。ライブでも使用
Empress Vintage Modified SuperdelayEmpressAmazonで探すGRAPEVINE西川弘剛ディレイリバース、付点8分で独自の空間演出
Demeter TRM-1 TremulatorDemeterAmazonで探すGRAPEVINE西川弘剛トレモロ楽曲に揺らぎを加える
MXR Phase 90MXRAmazonで探すGRAPEVINE西川弘剛フェイザーシンプルで存在感のあるモジュレーション
VOX V847 Wah PedalVOXAmazonで探すGRAPEVINE西川弘剛ワウペダルソロやフレーズに表情を与える
Providence PEC-4VProvidenceAmazonで探すGRAPEVINE西川弘剛スイッチングシステムプログラマブルスイッチャーで信号を最適化

このように西川のエフェクトボードは多彩ですが、ファズとディレイを軸に据え、モジュレーションやブーストを加えることで独自の音像を形成しています。音数が多くても整理され、楽曲全体の中でギターが浮かび上がるのは、この綿密なエフェクト運用にあると想定されます。

音作りのセッティング・EQ・ミックスの工夫【GRAPEVINE・西川弘剛】

a close-up of a key chain

西川弘剛の音作りは「ギター・エフェクター・アンプ」という直線的な流れだけではなく、ミックスやPAでの扱いを含めた総合的な設計によって成り立っています。単に歪ませて鳴らすのではなく、EQや空間系のバランスを細かく調整することで、GRAPEVINEのサウンドに独特の深みと奥行きを加えています。

まずアンプのセッティングですが、Fender Bassmanではトーンを12時付近に置きつつ、ミドルをやや強調することで、クリーンでも存在感のある音を得ています。Marshall JCM900を使う際は、ゲインを抑えめに設定し、ボリュームを上げてパワー管をドライブさせることで、分厚くも抜けの良い歪みを作り出します。VOX AC-30では高域を少し落とし、耳に刺さらないようにする一方、中域を前に出してアルペジオが映えるようなセッティングが中心です。

EQ面では、ギター単体ではローを削りすぎず、ベースやドラムと干渉しないギリギリのラインを狙って調整しています。特にファズやオーバードライブを使用する際には、ローが膨らみすぎると音像が崩れるため、アンプ側やエフェクター側でローをカットし、中域を活かす傾向にあります。逆にクリーントーンでは中低域をしっかり残し、コードの厚みを強調してバンド全体の土台を作る工夫が見られます。

エフェクターのセッティングにおいて特徴的なのは、ファズとディレイの併用です。ファズをかける際、必ずディレイを加えることで、荒々しい歪みをそのままではなく「広がりのある音」に変換しています。たとえば、MAXON AD900を薄掛けにすることでリフに奥行きを与えたり、Empress Superdelayで付点8分を設定して楽曲に浮遊感をもたらしています。これにより、西川のギターは単音フレーズでも「空間を支配する」ような存在感を放つのです。

ミックス段階では、ギターがセンターに張り付きすぎず、ステレオの広がりを意識した配置がされています。レコーディングではLes Paul JuniorやThinline Telecasterなど、音のキャラクターが異なるギターをダブルトラックで重ねる手法も用いられ、音の分離感を保ちながら厚みを増しています。また、ファズを使用する場合はEQでローを削りつつ、ハイを少し持ち上げ、全体が籠らないようにするのがエンジニア的な工夫です。

ライブにおいては、アンプの音量を大きめにしつつPAで補正し、ディレイや空間系エフェクトを曲ごとに切り替えることで、CD音源とは違った迫力あるサウンドを実現しています。特に「光について」や「スロウ」のような楽曲では、ディレイのフィードバックを強めに設定し、楽曲全体を包み込む残響を意図的に演出していると考えられます。

さらに、西川は「ギターだけで完結させず、バンド全体でどう響くか」を常に意識している点が特徴です。ソロでも音を前に出しすぎるのではなく、バンド全体のミックスに馴染むように調整されています。そのため、彼のサウンドは単体ではシンプルに感じても、バンド演奏の中では圧倒的な存在感を持ちます。

こうしたEQやセッティングの工夫は、ギタリストとしてだけでなく「音楽全体をデザインする感覚」を持つ西川ならではのアプローチといえます。結果として、GRAPEVINEの楽曲はどの時代の音源を聴いても「ギターが立体的に響く」印象を与えるのです。これらはインタビューや写真などから断片的に確認される要素を整理したものであり、実際の現場では曲やツアーごとに細かく調整されていると、想定されます。

比較的安価に音を近づける機材【GRAPEVINE・西川弘剛】

西川弘剛のサウンドを完全に再現するのは、ビンテージギターや多数のエフェクターを必要とするため、初心者や中級者にとっては現実的ではありません。しかし幸いなことに、比較的安価に彼のサウンドに近づける市販製品は数多く存在します。ここでは、1〜5万円程度の機材を中心に紹介し、どのような理由で似た音が作れるのかを解説していきます。

まず歪み系では、西川の必須アイテムであるBOSS BD-2 Blues Driverが挙げられます。新品でも1万円台で手に入るこのペダルは、ブースターとしても単体オーバードライブとしても使える万能機種です。ゲインを低めに設定してアンプを押し出せば、彼がライブで多用するクランチ〜リードサウンドに非常に近い雰囲気を作れます。

また、Ibanez TS9 Tubescreamerもおすすめです。中域を持ち上げてくれるため、バンドアンサンブルの中でギターが埋もれにくくなります。GRAPEVINEの楽曲におけるリフやリードの抜け感を再現するには最適の一台です。改造モデルを使う余裕がなければ、通常のTS9で十分対応可能です。

ファズに関しては、D.A.Mやハンドメイド系は高価ですが、代替としてElectro-Harmonix Big Muff Piがコストパフォーマンスに優れています。独特の荒々しさと分厚さを備えており、ディレイと組み合わせることで西川的な「ファズ+空間系」のサウンドを疑似体験できます。

ディレイでは、BOSS DD-8(DD-5の後継機種)やMXR Carbon Copyが有力候補です。DD-8は多彩なモードを備え、付点8分ディレイやリバースディレイなども可能で、Empress Superdelay的な表現もある程度可能です。Carbon Copyはアナログらしい温かみが特徴で、彼のアナログディレイ使いを再現できます。

モジュレーションでは、MXR Phase 90BOSS TR-2 Tremoloを導入すると、西川のサウンドに不可欠な揺らぎ感を安価に得られます。特にPhase 90はシンプルなワンノブ操作ながら存在感ある揺れを生み出せ、彼が楽曲で見せる微妙なモジュレーションを模倣できます。

最後に、スイッチャーやペダルボードを揃えるのが難しい場合、マルチエフェクターを導入するのも有効です。BOSS GT-1000CORELine6 HX Stompは5〜8万円台とやや高めですが、複数のディレイ・ファズ・オーバードライブを一台で網羅できるため、エントリー層にとって再現性の高い選択肢となります。

これらの機材を組み合わせれば、5万円前後でも「GRAPEVINE風」の音作りは十分可能です。ポイントは「ファズ+ディレイ」「BD-2系のクランチ」「TS系の抜け感」を軸に揃えること。高価なビンテージにこだわらずとも、方向性を理解して選べば、西川的な立体感と存在感を備えたサウンドに近づけます。

種類機材名メーカーAmazon最安値URLアーティストギタリスト備考
オーバードライブBOSS BD-2 Blues DriverBOSSAmazonで探すGRAPEVINE西川弘剛低価格で西川のクランチサウンドを再現可能
オーバードライブIbanez TS9 TubescreamerIbanezAmazonで探すGRAPEVINE西川弘剛中域を押し出しリードの抜け感を再現
ファズElectro-Harmonix Big Muff PiElectro-HarmonixAmazonで探すGRAPEVINE西川弘剛ファズ+ディレイの組み合わせで近い質感
ディレイBOSS DD-8 Digital DelayBOSSAmazonで探すGRAPEVINE西川弘剛付点8分・リバースなど多彩な機能で再現性高い
ディレイMXR Carbon Copy Analog DelayMXRAmazonで探すGRAPEVINE西川弘剛アナログ特有の温かさを再現
モジュレーション系MXR Phase 90MXRAmazonで探すGRAPEVINE西川弘剛安価で存在感ある揺れを追加
トレモロBOSS TR-2 TremoloBOSSAmazonで探すGRAPEVINE西川弘剛Demeter Tremulatorの代替として使用可能
マルチエフェクターLine6 HX StompLine6Amazonで探すGRAPEVINE西川弘剛複数エフェクトをまとめて再現。練習〜ライブ対応

これらの機材を揃えることで、西川弘剛の音作りに近い「ファズ+ディレイ主体の立体的サウンド」を安価に構築できます。大切なのは機材そのものよりも、組み合わせとセッティングの工夫であることを理解することです。

総括まとめ【GRAPEVINE・西川弘剛】

まとめイメージ

GRAPEVINEのギタリスト・西川弘剛の音作りを総合的に振り返ると、その本質は「多彩な機材を曲の文脈に合わせて選び、空間的な立体感を生み出す」ことにあります。レスポール系とテレキャスター系のギターを使い分け、Fender・Marshall・VOXといったアンプを適材適所で組み合わせ、さらにファズとディレイを軸にしたエフェクト処理によって独自の存在感を確立しています。

彼のサウンドは決して派手な速弾きや過剰なエフェクト頼りではなく、むしろ「余白をどう活かすか」という感覚に支えられています。歪みを強めにかけても中域の抜けを失わず、クリーントーンではアルペジオやカッティングが空間の中で広がりを持つように設計されています。ファズ+ディレイの組み合わせに代表されるように、音を「厚み」ではなく「奥行き」で魅せるのが西川の流儀です。

また、ライブとレコーディングで機材やセッティングを使い分ける柔軟性も重要です。ライブではFat Telecasterやレスポールを用い、力強くも安定したトーンを確保し、スタジオではLes Paul JuniorやThinline Telecasterを導入して繊細なニュアンスを引き出しています。これは「常に曲に合わせた最適解を探す」という姿勢の表れといえるでしょう。

アンプ選びにおいても、Bassmanでの暖かみ、JCM900の骨太なロック感、AC-30の透明感、Zinky NS-2の分離感といった特性を把握し、必要に応じて組み合わせている点が印象的です。結果として、GRAPEVINEの楽曲はギターが単なる伴奏にとどまらず、楽曲全体の空気感を決定する要素となっています。

もし読者が西川のサウンドに近づきたいのであれば、高価なビンテージを揃えなくても「BD-2+TS9」「ファズ+ディレイ」「シングルとハムの使い分け」を意識するだけで、かなり再現度の高い音作りが可能です。要は「音を前に出すのではなく、空間に響かせる」という意識を持つことが一番大切なのです。

西川弘剛の音作りの本質は、プレイスタイルや機材の選択を超えて「音楽全体をどう響かせたいか」という哲学にあります。だからこそ彼のサウンドは時代を経ても古びず、GRAPEVINEの音楽に普遍的な重みを与え続けているのです。これから彼の音を研究する人は、単に機材を真似るのではなく、その根底にある考え方を取り入れることが、最も大切なポイントだといえるでしょう。

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下記恐らく使用(所持)している機材のまとめです。参考までに!

🎸 ギター

Gibson Les Paul 1956 Reissue
P-90搭載、フラワーピックガード付き。リア寄りで両ボリュームを少し下げて使用。

Gibson Les Paul Junior
シンプルな構成でロックらしいサウンド。

Gibson Les Paul Standard
汎用的に使用。

Fender Fat Telecaster (1999製)
ハム+シングルの多彩な配列を持つテレキャスター。22フレット仕様。

Fender Japan Telecaster Thinline
セミホロー構造のテレキャスター。

Fender Japan Telecaster / FAT TELE
複数のフェンダージャパン・テレキャスターを所有。

🔊 アンプ

Fender Bassman

Marshall JCM900

VOX AC-30

Zinky NS-2(レコーディングでも多用)

🎛️ エフェクター
歪み・ブースター

BOSS BD-2 Blues Driver(ブースター的に使用)

Ibanez TS9 / Tubescreamer Mod

Providence SOV-2 Overdrive

VOX Big Ben Overdrive

Xotic RC Booster

Jack Deville Electronics Deuce Coupe Overdrive

T-REX Mudhoney Overdrive

ハンドメイド オリジナル Fuzz

DAM Meat Head(ファズ)

HomeBrew Electronics Germania(ファズ)
→ ファズ使用時は必ずディレイを併用。レコーディングではTone Bender系(Professional MkIIなど)も使用。

ディレイ

BOSS DD-5 Digital Delay

Line6 DL4 Delay

MAXON AD900 Analog Delay(複数台使用、薄掛けと発振用で使い分け)

MXR Carbon Copy Analog Delay

Empress Vintage Modified Superdelay(リバースや付点8分設定)

Crazy Tube Circuits Time Delay & Echo

モジュレーション・空間系

Demeter TRM-1 Tremulator(トレモロ)

MXR Phase 90(フェイザー)

その他

VOX V847 Wah Pedal

Volume Pedal(ボリュームペダル)

Providence P-3T(A/Bボックス)

Providence STV-1JB(チューナー/ジャンクションボックス)

Providence PEC-4V(プログラマブルスイッチャー)

📝 まとめ

ギターはレスポール系とテレキャスター系を中心に使い分け。ライブではFAT Telecasterとレスポール、録音ではLes Paul Jr.や他のモデルも使用。

アンプはBassman・JCM900・AC-30を軸に、Zinky NS-2も録音で多用。

エフェクターはファズ+ディレイの組み合わせが特徴的。ディレイは複数種を使い分け、ファズを強調するために必ず併用。

歪みはBD-2・TS系・Providence・VOX Big Benなどを曲ごとに切り替え。

▼ プロ音作りの参考資料はこちら

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