始めに(特徴紹介)
SHE’Sのギタリスト・服部栞汰は、バンドの透明感あるピアノロックサウンドを支える繊細かつ力強いギタリストです。彼のギタープレイは単にコードを鳴らすだけでなく、空間を埋めるように広がるアルペジオや、リズムセクションと絡み合うギターリフで楽曲全体の奥行きを作り上げています。
代表曲「Ghost」では、Music Man AXIS EXのハリのあるサウンドを活かし、分離感のあるカッティングとエモーショナルなリードプレイを披露。また近年のライブではJames Tyler The Black Classicを軸にしたモダンかつレンジの広いトーンを多用し、最新のアレンジにも対応できる柔軟さを見せています。
服部のサウンドの注目点は、シンプルでクリアながらも奥行きと立体感を持った音作りにあります。Line 6 Helixを中核に置きつつ、コンプレッサーや空間系エフェクトを巧みに組み合わせ、ピアノ主体のSHE’Sの楽曲に自然に溶け込むギターサウンドを生み出しています。
また、彼はギターのみならずベースやドラムも演奏経験があり、アレンジャー的な視点を持っていることも特徴。バンド全体のアンサンブルを理解しているからこそ、ギターの音作りも「出すべき帯域」と「引くべき帯域」のバランス感覚に優れています。
そのため、服部栞汰の音作りを研究することは、単なるギターの模倣に留まらず、アンサンブル全体を考えた音楽的なアプローチを学ぶことにもつながります。
使用アンプ一覧と特徴【SHE’S・服部栞汰】
服部栞汰(SHE’S)のアンプに関しては、公式インタビューやライブ写真で明確に確認できる機材情報が多くないのが実情です。しかし、近年の彼のサウンド傾向や使用エフェクター(特にLine 6 Helix)から、実機アンプに依存しない現代的な運用をしている可能性が非常に高いと考えられます。
Helixは高性能アンプシミュレーターとしても機能するため、ライブ現場ではPAにライン接続する形で運用されることが多く、SHE’Sのようにシンセやピアノとのバランスを重視するバンドでは、このスタイルが特に有効です。そのため、「特定のアンプヘッド+キャビネット」を必ずしも持ち込むのではなく、Helix内蔵のアンプモデル(Fender系クリーン、Vox系クランチ、Soldano系ハイゲインなど)を曲ごとに切り替えていると推測されます。
また、過去のライブ写真では、リハーサルスタジオや対バンイベントの現場に応じてMarshall系やFender系のコンボアンプをバックラインとして使用している場面も確認できます。特にFender Hot Rod DeluxeやTwin Reverbのような「クリーンが太くレンジが広いアンプ」は、服部の透明感あるギターサウンドとの親和性が高いため、現場で選ばれる可能性が高いです。
一方で、彼のギターサウンドはエッジ感を持ちつつも過度に歪ませることはなく、空間系やコンプレッションによるまとまりを大切にしています。そのため、Marshall JCMシリーズやOrangeのような中域を強調するロック色の強いアンプを使うよりも、あくまで「ピアノを中心としたアンサンブルに寄り添うクリーントーン」が出せるアンプを選択していると考えられます。
まとめると、服部栞汰のアンプ構成は以下の2軸に整理できます。1つはLine 6 Helixのアンプシミュレーションを活用した直ライン方式、もう1つは会場に常設されたFenderやMarshallのクリーン系アンプをベースにボードで補正する方式です。現代のポップロックバンドの多くが採用する柔軟な運用スタイルであり、服部も例外ではないと想定されます。
機材名 | メーカー | Amazon最安値URL | アーティスト | ギタリスト | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
Helix Floor / LT(アンプシミュレーター機能) | Line 6 | Amazonで探す | SHE’S | 服部栞汰 | ライブやレコーディングでの中核機材。アンプ直結よりPA直ラインで使用されるケースが多い。 |
Fender Hot Rod Deluxe | Fender | Amazonで探す | SHE’S | 服部栞汰 | クリーン主体のライブ現場で使用される可能性が高い定番コンボアンプ。 |
Marshall JCM2000 / DSLシリーズ(推定) | Marshall | Amazonで探す | SHE’S | 服部栞汰 | 対バンやフェスで見られるバックライン定番。ロック寄りのサウンドが必要な場面で使用される可能性あり。 |
Fender Twin Reverb(推定) | Fender | Amazonで探す | SHE’S | 服部栞汰 | クリーンが美しいアンプとして有名。シンセやピアノとの共演時に自然に馴染む可能性が高い。 |
以上を踏まえると、服部栞汰は「Helix中心の直ライン運用+現場対応でFender/Marshall系アンプを活用する」というスタイルを取っていると想定されます。
使用ギターの種類と特徴【SHE’S・服部栞汰】
服部栞汰のギターサウンドを語る上で欠かせないのが、彼が愛用するMusic Man AXIS EXとJames Tyler The Black Classicです。いずれもプロフェッショナル志向の高級モデルであり、サウンドの方向性が大きく異なることから、楽曲やライブシーンに応じて使い分けられています。
Music Man AXIS EXは、エディ・ヴァン・ヘイレン仕様として知られるモデルで、日本組立による精巧な作りが特徴です。シンプルな1ボリューム構成と操作性の高いトグルスイッチにより、ライブでの即応性に優れています。服部はこのギターをレコーディングや「Ghost」といった楽曲で使用しており、歯切れのよいカッティングとハムバッカーならではの太いリードトーンを響かせています。彼の繊細かつエネルギッシュなプレイスタイルにマッチするギターといえるでしょう。
一方で、近年のライブではJames Tyler The Black Classicをメインに使用することが多く見られます。James Tylerは高級ブティックブランドとして知られ、特にレンジの広いトーンと圧倒的なプレイアビリティで評価されています。The Black Classicはモダンな設計を持ちながらも、ヴィンテージの温かみを残したサウンドを出力でき、SHE’Sの透明感ある楽曲に自然に馴染むのが大きな魅力です。
服部のギター選びの特徴は「楽曲の世界観に合わせた柔軟性」にあります。エモーショナルな曲ではAXIS EXで存在感を示し、バンド全体のサウンドを包み込むような楽曲ではTylerを用いる。まさに音楽的背景に即した使い分けを徹底しているといえます。
また、彼はベース(Fender Jazz Bass)やドラム(DW Jazz Series Drum Set)を演奏することもあり、その経験がギタープレイにも反映されています。アンサンブルを理解しているからこそ、ギターに求められる「出すべき音」と「引くべき音」の選択ができるのでしょう。
総じて、服部栞汰のギターラインナップは「ロックギタリスト的な切れ味」と「現代的でレンジの広いクリーントーン」の両立を狙った構成といえます。現状ではAXIS EXとJames Tylerを中心に据えていますが、今後も楽曲の進化に応じてギターの選択が変わっていく可能性が高いと想定されます。
機材名 | メーカー | Amazon最安値URL | アーティスト | ギタリスト | ギターの種類 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
Music Man AXIS EX | Ernie Ball Music Man | Amazonで探す | SHE’S | 服部栞汰 | エレキギター | エディ・ヴァン・ヘイレン仕様。シンプルな操作性と力強いサウンド。レコーディングや特定曲で使用。 |
James Tyler The Black Classic | James Tyler Guitars | Amazonで探す | SHE’S | 服部栞汰 | エレキギター | ライブでのメイン使用率が高い。モダンかつレンジの広いトーンが特徴。 |
Fender Jazz Bass | Fender | Amazonで探す | SHE’S | 服部栞汰 | ベース | ギタリストながらベース演奏経験あり。楽曲アレンジに反映。 |
DW Jazz Series Drum Set | DW Drums | Amazonで探す | SHE’S | 服部栞汰 | ドラムセット | ギター以外の楽器経験として記録。アンサンブル理解に貢献。 |
以上を踏まえると、服部栞汰のギターセレクトは「エモーショナルな表現力」と「バンド全体との調和」を両立させるためのものであると想定されます。
使用エフェクターとボード構成【SHE’S・服部栞汰】
服部栞汰のサウンドの要といえるのがエフェクターボードです。SHE’Sの楽曲はピアノやシンセを基盤としたアンサンブルで構成されているため、ギターの役割は「色彩を与える」ことが多く、彼のエフェクターチョイスもその役割を的確に反映しています。特にLine 6 Helix Floor / LTは核となる機材であり、アンプシミュレーター・マルチエフェクター・スイッチャーとして多機能を発揮しています。ライブではHelixによりアンプ直結やPA直結の運用を可能とし、レコーディングでも柔軟にサウンドメイクできる点が強みです。
初めて購入したエフェクターとしてBOSS CE-2W Chorusが挙げられます。これはヴィンテージのCE-2を復刻したモデルで、彼の原点ともいえる存在。透明感あるクリーントーンに深みを与えるため、SHE’Sのサウンドにおいて重要な役割を担っています。現在のボードでも、Helixのモジュレーションと併用している可能性が高いでしょう。
また、ライブ用ボードにはBOSS RCシリーズのルーパーが設置されており、ループを駆使してギターアレンジを重層的に構築していることが分かります。特にスタジオライブやセッションでは、このルーパーが表現の幅を大きく広げています。
さらに、定番のチューナーとしてTC Electronic PolyTuneを使用。ステージ上での視認性の高さと精度の良さが選ばれる理由でしょう。コンプレッションを加えるためにはMXR Dyna Comp(赤い筐体)が確認され、シングルコイル/ハムバッカー両方のギターでアタック感を整え、まとまりあるクリーンを生み出しています。
空間系としては、シルバー筐体のElectro-Harmonix Memory Manが確認され、アナログディレイならではの温かみと深みを加えています。また、オレンジ筐体のSuhr Riot(推定)がボードにあり、歪み系としては唯一の独立エフェクター。クランチ〜リードソロまでを担うことができるため、Helixとの併用で楽曲ごとの多彩な歪みを実現していると考えられます。
このように、服部のエフェクト構成は「Helixを中核に、必要なヴィンテージ感や実機ならではの質感を補うコンパクトエフェクターを組み合わせる」という非常に現代的かつ柔軟な運用スタイルです。ピアノロックにおけるギターの役割を的確に理解し、存在感を出しすぎず、それでいてバンド全体に奥行きを与えるというバランスの取れたボード構成になっています。
機材名 | メーカー | Amazon最安値URL | アーティスト | ギタリスト | エフェクターの種類 | 備考 |
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Line 6 Helix Floor / LT | Line 6 | Amazonで探す | SHE’S | 服部栞汰 | マルチエフェクター | ライブ・レコーディングの中核。アンプシミュレーションやスイッチャー機能も兼ねる。 |
BOSS CE-2W Chorus | BOSS | Amazonで探す | SHE’S | 服部栞汰 | コーラス | 初めて購入したエフェクター。透明感あるサウンドに深みを与える。 |
BOSS RCシリーズ(推定RC-3/RC-30) | BOSS | Amazonで探す | SHE’S | 服部栞汰 | ルーパー | ボード右上に配置。ライブやセッションでループを活用。 |
TC Electronic PolyTune | TC Electronic | Amazonで探す | SHE’S | 服部栞汰 | チューナー | ボード上で確認。高精度かつ視認性に優れた定番。 |
MXR Dyna Comp | MXR | Amazonで探す | SHE’S | 服部栞汰 | コンプレッサー | 赤い筐体。アタック感を整え、クリーンにまとまりを与える。 |
Electro-Harmonix Memory Man | Electro-Harmonix | Amazonで探す | SHE’S | 服部栞汰 | ディレイ | シルバー筐体。アナログディレイ特有の温かみある空間を演出。 |
Suhr Riot(推定) | Suhr | Amazonで探す | SHE’S | 服部栞汰 | ディストーション | オレンジ筐体。強い歪みを担い、リードやソロで存在感を発揮。 |
以上を踏まえると、服部栞汰のエフェクトボードは「Helixで基盤を作り、要所でアナログならではの深みを加える」という現代的かつ実践的な構成であると想定されます。
音作りのセッティング・EQ・ミックスの工夫【SHE’S・服部栞汰】
服部栞汰の音作りは、SHE’Sの音楽性に直結しています。SHE’Sはピアノやシンセを前面に押し出したサウンドが特徴的であり、その中でギターが担う役割は「空間を彩る」「リズムを支える」「メロディを際立たせる」といった補完的かつ重要な要素です。したがって服部のEQやセッティングは、ギター単体での迫力よりも、アンサンブル全体の中でバランス良く響くことを最優先にしています。
まずEQ設定の基本は中高域の整理です。James TylerやMusic Man AXIS EXといったギターはレンジが広いため、無調整のままではピアノやボーカルと帯域が被ってしまいます。そのため、アンプモデルやEQで中域(500Hz〜1.5kHz付近)を軽く削り、2kHz〜3.5kHzを適度に持ち上げることで、コードストロークやアルペジオが立体的に抜けるように調整していると考えられます。
低域については、ベースやバスドラムに被らないよう80Hz以下はカット。100Hz〜150Hzをほんの少し残すことで、クリーンでも腰のあるサウンドが得られます。この工夫により、ピアノと重なっても濁らず、全体に溶け込むギタートーンが実現されます。
歪み系エフェクト(Suhr RiotやHelix内蔵OD)は、ゲインを上げすぎないのがポイントです。おそらくHelixのモデリングアンプはFender系やBogner/Soldano系を基盤とし、ゲインは「クランチから中程度」に留めています。これにより、音が前に出すぎず、かつバンド全体でのダイナミクスに応じた表現が可能となります。
空間系エフェクトも重要な役割を果たしています。EHX Memory Manはアナログディレイ特有の減衰感を持ち、リードやアルペジオに奥行きを加えます。ライブではHelix内蔵のディレイ/リバーブと併用し、曲によって「空間の広がり」を細かく調整していると推測されます。特に「Ghost」や「追い風」などの楽曲では、リバーブを深めに設定し、幻想的な雰囲気を作り出しています。
ミックス面では、PAやレコーディングエンジニアとの連携も欠かせません。ギターをセンターに定位させるのではなく、左右にステレオ的に配置する場合も多く、ルーパーを使った多重的なフレーズ構築では特に効果を発揮します。また、服部自身がベースやドラムを理解しているため、演奏時から「この帯域は空ける」「ここは厚みを出す」といった意識を持ち、結果的にミックスしやすいトラックを提供しているのが特徴です。
具体的なEQ設定例をまとめると、以下のように整理できます:
- Low(80Hz以下):カット
- Low-Mid(200〜400Hz):やや削り、濁りを抑える
- Mid(500Hz〜1.5kHz):少し抑えめ、ピアノとの住み分け
- High-Mid(2kHz〜3.5kHz):ブーストして存在感を出す
- High(6kHz以上):過度に上げず、耳に痛くない程度に調整
また、演奏時にはピッキングニュアンスも音作りの一部です。クリーンでは柔らかいタッチ、リードや歪みパートでは強めにアタックを入れることで、EQで細かく調整しなくてもダイナミクスをコントロールしています。これは服部栞汰の演奏の大きな特徴であり、彼の音色が「生きている」理由でもあります。
総じて、服部栞汰の音作りは「Helixを基盤にしたフレキシブルなサウンド設計」と「アンサンブル全体を見据えた帯域コントロール」の両輪で成り立っているといえるでしょう。あくまで推定を含みますが、これが彼のギターサウンドを独自かつ美しく響かせている要因であると想定されます。
比較的安価に音を近づける機材【SHE’S・服部栞汰】
服部栞汰のサウンドは高級ギター(James TylerやMusic Man AXIS EX)とマルチエフェクター(Line 6 Helix)を中心に構築されていますが、初心者や中級者が同じ機材を揃えるのは難しいのが現実です。そこで、比較的安価でありながら彼のサウンドの方向性に近づける機材を紹介します。ここで挙げるのは、1万円〜5万円程度で入手可能な市販品を中心に、トーンの特徴や役割を分かりやすく再現できるモデルです。
まず重要なのはマルチエフェクターです。服部はHelixを軸にしていますが、同様のサウンドバリエーションを持ちながら価格を抑えた選択肢としてBOSS GT-1000COREやLine 6 POD Goが挙げられます。これらはアンプシミュレーションや豊富な空間系エフェクトを備え、SHE’Sの楽曲に必要な透明感や奥行きを作るには十分です。
コーラス効果を得たいなら、服部が愛用しているBOSS CE-2W Chorusの代替として、廉価ながら安定した品質を誇るBOSS CH-1 Super Chorusをおすすめします。明るく広がるサウンドで、ピアノやシンセとのアンサンブルに自然に馴染むでしょう。
コンプレッションについては、MXR Dyna Compの代わりにBOSS CS-3 Compression Sustainerが定番の選択肢。やや硬質ですが、アタックを整えてバンド全体の中で埋もれにくいギターサウンドを作れます。
歪み系に関しては、Suhr Riotは高価ですが、代替としてBOSS DS-1 DistortionやBOSS SD-1 Super OverDriveが入門向けに適しています。特にSD-1は中域の抜けが良く、リードにもリズムにも対応可能です。
ディレイについては、EHX Memory Manのアナログ的な温かみを再現するならBOSS DD-7 Digital DelayやTC Electronic Flashback Delayがオススメ。ステレオ対応や多彩なモードを持ち、空間的な広がりを再現できます。
このように、服部栞汰のサウンドを「再現」するというより「近い方向性を目指す」のであれば、マルチエフェクターを核としつつ、必要に応じてコンパクトエフェクターを組み合わせるのがコストパフォーマンスの良い方法といえるでしょう。
種類 | 機材名 | メーカー | Amazon最安値URL | アーティスト | ギタリスト | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
マルチエフェクター | Line 6 POD Go | Line 6 | Amazonで探す | SHE’S | 服部栞汰 | Helixに近いサウンドを低価格で再現可能。ライブや宅録に最適。 |
マルチエフェクター | BOSS GT-1000CORE | BOSS | Amazonで探す | SHE’S | 服部栞汰 | 小型で高性能。Helixの代替機としてライブでも活躍。 |
コーラス | BOSS CH-1 Super Chorus | BOSS | Amazonで探す | SHE’S | 服部栞汰 | CE-2Wの代替。澄んだ広がり感でピアノと重なっても濁らない。 |
コンプレッサー | BOSS CS-3 Compression Sustainer | BOSS | Amazonで探す | SHE’S | 服部栞汰 | MXR Dyna Compの廉価代替。アタックを整えてバンドに馴染む。 |
ディストーション | BOSS SD-1 Super OverDrive | BOSS | Amazonで探す | SHE’S | 服部栞汰 | Suhr Riotの代替候補。中域が強調され、リードでも抜けやすい。 |
ディレイ | TC Electronic Flashback Delay | TC Electronic | Amazonで探す | SHE’S | 服部栞汰 | Memory Manの代替候補。多彩なモードと温かみあるサウンド。 |
これらの機材を組み合わせることで、服部栞汰の「透明感と奥行きを持ったギタートーン」を比較的低コストで再現することが可能となります。特にPOD GoやGT-1000COREを中核に据えれば、ライブでも宅録でも彼のようなサウンドにかなり近づけるでしょう。
総括まとめ【SHE’S・服部栞汰】

服部栞汰(SHE’S)の音作りは、一言でいえば「バンド全体の透明感を支えるためのギターサウンド」といえます。彼のプレイスタイルは自己主張の強いリードギタリスト的なアプローチとは異なり、ピアノやボーカルが前に出るSHE’Sの楽曲に自然に溶け込み、時に空間を広げ、時に曲を引き締める役割を担っています。そのため、使用する機材も「派手さ」より「楽曲全体に寄与すること」を軸に選ばれています。
ギターはMusic Man AXIS EXとJames Tyler The Black Classicを中心に据え、場面ごとに異なるキャラクターを使い分けています。AXIS EXはタイトで切れ味のあるロック的な表現に適し、James Tylerは幅広いレンジとモダンなクリーンで透明感を強調。これにより、彼は楽曲ごとに最適なギタートーンを選択できる柔軟性を持っています。
エフェクト面ではLine 6 Helixを中核に置きつつ、ヴィンテージ感やアナログならではの風合いを加えるためにBOSS CE-2WやEHX Memory Manといったコンパクトエフェクターを組み合わせています。さらに、ルーパーやコンプレッサーを活用し、単なる伴奏を超えた立体的なギターアレンジを構築。これは「楽曲全体をどう彩るか」という視点を持つ服部ならではのスタイルです。
EQやミックスの工夫においても、ギター単体での「派手な音」ではなく、アンサンブルの中で最も効果的に響くポイントを選び抜いています。中低域を整理しつつ高域に空気感を残すことで、シンセやピアノの音と干渉せず、全体に奥行きを与えています。これは彼がベースやドラムも経験していることから、リズムや低域の重要性を深く理解していることの表れでもあります。
総じて、服部栞汰の音作りの本質は「音楽全体を見据えた調和の美学」にあります。ギタリストとしての個性を出すのではなく、あくまでバンド全体のサウンドを高めるために最適な音を選び続けている点が大きな魅力です。その結果、SHE’Sの楽曲はピアノロックでありながらもギターが重要な彩りを与え、独自のサウンドスケープを築いているのです。
もし読者が服部の音に近づきたいなら、まずは「自分の音を主張しすぎない」という姿勢を持ちつつ、マルチエフェクターを中心にクリーンと空間系を意識したセッティングを構築することが最も近道です。服部栞汰のサウンドは、単なる機材の選択だけでなく、「楽曲の中でどう生きるか」を考えた結果生まれるものであり、それこそが彼の音作りの真髄だといえるでしょう。
下記恐らく使用(所持)している機材のまとめです。参考までに!
🎸 ギター
Music Man AXIS EX
・エディ・ヴァン・ヘイレン仕様。日本組立モデル。トグルスイッチ位置やシンプルな1ノブ構成が特徴。
・レコーディングや「Ghost」など特定曲で使用。
James Tyler The Black Classic
・現在ライブのメインで使用することが多い。
🎹 その他楽器
Fender Jazz Bass(ベース)
DW Jazz Series Drum Set(ドラム)
🎛 エフェクター
BOSS CE-2W Chorus
・初めて購入したエフェクター。ヴィンテージCE-2を再現したモデル。
・本人がYouTubeやインタビューで愛用を公言。
添付画像から判別できた機材(ボード内)
Line 6 Helix Floor / LT(マルチエフェクター/スイッチャー)
・写真中央に配置。ライブやレコーディングの核となる機材と推定。
BOSS RCシリーズ(ルーパー)
・右上に白筐体で確認。
TC Electronic PolyTune(チューナー)
・RCの左に白筐体で設置。
MXR Dyna Comp(赤色コンプレッサー)
・右下に設置。
Electro-Harmonix Memory Man(ディレイ)
・シルバー筐体が確認できる。
Suhr Riot(推定)
・オレンジ色の筐体、歪み系オーバードライブ/ディストーション。
🛠 ストラップ&アクセサリー
自作ストラップピン(ナスカンとヒートンを使用)
・エディ仕様を再現した自作。ライブでも使用。
まとめ
服部栞汰(SHE’S)の機材は、ギターではMusic Man AXIS EXとJames Tyler Black Classicを中心に使用し、ベースやドラムも演奏経験あり。
エフェクターはBOSS CE-2W Chorusを原点とし、現在はLine 6 Helixを中核に、チューナー(PolyTune)、ルーパー(RCシリーズ)、コンプレッサー(MXR Dyna Comp)、空間系(EHX Memory Man)、歪み系(Suhr Riot推定)などを組み合わせたボードを使用していることが確認できます。
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