始めに(特徴紹介)
LAMP IN TERREN(ランプ・イン・テレン)のギタリスト兼ボーカルである松本大は、バンドの世界観を支える中心人物として、独特の音作りに注目されています。彼のギターサウンドは「繊細なクリーン」と「力強いドライブ」を両立しており、エモーショナルな歌声と絶妙に絡み合う点が大きな特徴です。
代表曲のひとつである「innocence」では、ディレイとリバーブを巧みに使い、広がりのあるサウンドスケープを演出しています。一方、「メイ」や「CHANT」ではファズやディストーションを活かしたラウドな音像で、ステージを大きく揺らすような迫力あるトーンを聴かせてくれます。
また松本大は、モダンな機材選びとヴィンテージ的なニュアンスを両立させるセンスにも定評があります。ライブでは Divided by 13 のアンプを基盤にしながら、ファズやオートワウなどを織り交ぜ、多彩な表現を行っています。その結果、オルタナティブロック的な荒々しさと、ポストロック的な透明感の両方を備えた音作りが可能になっているのです。
このページでは、そんな松本大(LAMP IN TERREN)の実際に使用しているギター、アンプ、エフェクターを詳しく解説し、音作りのポイントや初心者が真似しやすい代替機材まで徹底的に紹介していきます。
まずは公式MVなどで実際のプレイをチェックしながら、サウンドの方向性を掴んでみましょう。
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使用アンプ一覧と特徴【LAMP IN TERREN・松本大】
松本大のサウンドを語る上で欠かせないのが、アンプの選択です。LAMP IN TERRENの楽曲は、力強いロックサウンドと繊細で美しいクリーントーンを行き来するため、幅広い音色に対応できるアンプが求められます。その中で彼が愛用しているのが Divided by 13 FTR-37 です。
Divided by 13 FTR-37は、カリフォルニアのブティックアンプメーカーによるモデルで、フェンダー系のクリアなクリーントーンとブリティッシュ系の歪みサウンドを両立できる点が特徴です。松本大はライブやレコーディングでこのアンプをメインに使用しており、透明感のあるアルペジオから力強いバッキングまでを自在に鳴らせることが可能になっています。特に空間系エフェクターとの相性が良く、彼の音楽に欠かせない壮大で立体的なサウンドを支えています。
一方で、状況に応じて Marshall系アンプ を使用する場面もあるとされています。より骨太でラウドなディストーションが求められる楽曲では、スタジオ常設のMarshall JCMシリーズなどを組み合わせている可能性が高いです。こうした選択によって、演奏場所や楽曲に応じてサウンドの柔軟性を確保している点も彼の特徴といえるでしょう。
また、Divided by 13のような高級ブティックアンプは入手が難しく、価格も高額なため、国内ライブやリハーサルではフェンダーHot Rod DeluxeやRoland JC-120などを代用するケースもあると推測されます。これらはどちらもクリーントーンに強みがあり、エフェクターを主体とする松本大のスタイルに適しているためです。
総じて、松本大のアンプ選びは「クリーンの透明感」と「ドライブの力強さ」を両立することに重きが置かれているといえます。これにより、楽曲の抒情的な側面と爆発力のあるバンドサウンドを一台で表現可能にしているのです。実際にはDivided by 13 FTR-37を中心としつつも、Marshall系や汎用性の高いアンプを併用している、と想定されます。
機材名 | メーカー | Amazon最安値URL | アーティスト | ギタリスト | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
Divided by 13 FTR-37 | Divided by 13 | Amazonで探す | LAMP IN TERREN | 松本大 | ライブ・レコーディングで実使用。透明感とパワーを兼備。 |
Marshall JCMシリーズ | Marshall | Amazonで探す | LAMP IN TERREN | 松本大 | スタジオや一部楽曲で使用が想定される。骨太な歪みに強い。 |
Roland JC-120 | Roland | Amazonで探す | LAMP IN TERREN | 松本大 | クリーントーン重視のリハや代替用として使用される可能性あり。 |
Fender Hot Rod Deluxe | Fender | Amazonで探す | LAMP IN TERREN | 松本大 | ブティックアンプ代用としての使用が考えられる。エフェクターとの相性が良い。 |
使用ギターの種類と特徴【LAMP IN TERREN・松本大】
LAMP IN TERRENの松本大は、バンドの音像を作り出すために複数のギターを使い分けています。特に代表的なのが、Fender StratocasterとGibson Les Paulです。これら2本のギターはまさに“王道”ともいえるモデルでありながら、それぞれが持つキャラクターを活かすことで、楽曲ごとに幅広いサウンドを構築しています。
Fender Stratocasterは、クリアで煌びやかなクリーントーンを持ち、アルペジオやコードワークに最適です。LAMP IN TERRENの叙情的で広がりのある楽曲では、ストラトのきらめく高音域と立ち上がりの速いレスポンスが重要な役割を果たしています。また、エフェクターとの相性も非常に良く、ディレイやリバーブを重ねることで、彼特有の立体的なサウンドスケープを作り出すことができます。
一方でGibson Les Paulは、厚みのある中低音と持続感に優れており、バンドサウンドに迫力を与えます。特に「大人になって」や「メイ」のような力強いロックナンバーでは、レスポール特有の太いトーンが楽曲のエネルギーを支えていると考えられます。ハムバッカーピックアップによる豊かなサステインは、松本大の歌声と絡み合うことで、バンド全体のダイナミクスを引き上げているのです。
ギターの選択は単なる音色の違いだけでなく、ライブやレコーディングでの表現力にも直結しています。ライブではストラトを基盤に透明感あるフレーズを聴かせ、楽曲中のクライマックスや激しいパートではレスポールに持ち替え、厚みのあるサウンドを展開するといった切り替えが見られるケースもあります。
また、インタビューや写真からは明確なカスタム仕様や特殊モデルの使用は確認されていないものの、エフェクターボードの充実度を踏まえると、ギター本体はあくまでベースサウンドの“核”として選ばれている印象です。ギター本体のキャラクターとエフェクターの効果を組み合わせることで、LAMP IN TERRENのサウンドを自在に操っている、と想定されます。
使用エフェクターとボード構成【LAMP IN TERREN・松本大】
松本大のサウンドの幅を決定づけているのは、充実したエフェクターボードです。彼のボードは「モダンな歪み」と「ヴィンテージ感のあるファズ」、さらに「空間系」と「フィルター系」をバランスよく組み合わせることで、多彩な表現を可能にしています。ステージ写真や記事から確認された構成は以下の通りです。
まず歪み系では、JHS Pedals Angry Charlie が目を引きます。これはマーシャル系のディストーションをコンパクトに再現したペダルで、モダンなドライブサウンドを必要とする楽曲に使用されます。さらに、Human Gear FINE OD や BOSS BD-2 Blues Driver などのオーバードライブを併用し、ナチュラルなクランチからブースト的な使い方まで幅広く対応しています。
よりラウドで分厚い音を求める際には、Wren and Cuff White Elk (Super Fuzz Sustainer) を投入。これは1970年代のエレクトロハーモニクス系ファズを再現したモデルで、重厚かつ持続感のあるサウンドを作り出します。ライブでの爆発力を担保する重要なペダルの一つといえるでしょう。
一方で、ファンク的なニュアンスや動きのあるサウンドを加えるために、Mad Professor New Snow White Auto Wah が組み込まれています。オートワウ特有のフィルター効果は、歌の合間やイントロに個性を出すための強力な武器です。さらに、Mad Professor Silver Spring Reverb が追加されており、コンパクトながらもスプリングリバーブ的な空気感を簡単に得られる点が特徴です。
空間系では、Strymon TimeLine が導入されています。これは高機能デジタルディレイで、プリセットの切り替えによって、楽曲ごとに異なる雰囲気を瞬時に再現することが可能です。特にLAMP IN TERRENの壮大なバラードや、広がりのある楽曲で大活躍していると考えられます。
足元の基盤を支えるのは、KORG DT-10BK チューナーと One Control Distro パワーサプライです。DT-10BKはライブ現場で定番の堅牢なチューナーで、シグナルの安定を確保。Distroは奥に配置され、すべてのペダルに安定した電源を供給しています。
ペダルボードは奥の列を底上げして配置しており、操作性を考慮した実用的な構成です。結果として「歪み+ファズ」「フィルター」「空間系」の3要素を軸に、多彩な楽曲に対応できるシステムを完成させているといえるでしょう。実際のボード写真からも、彼の音作りが計算されていることがよく分かります。
機材名 | メーカー | Amazon最安値URL | アーティスト | ギタリスト | エフェクターの種類 | 備考 |
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JHS Pedals Angry Charlie | JHS Pedals | Amazonで探す | LAMP IN TERREN | 松本大 | ディストーション | モダンなマーシャル系サウンドを再現。リードや激しい楽曲に使用。 |
Human Gear FINE OD | Human Gear | Amazonで探す | LAMP IN TERREN | 松本大 | オーバードライブ | ナチュラルな歪みを提供。クリーンブースト的な役割も果たす。 |
BOSS BD-2 Blues Driver | BOSS | Amazonで探す | LAMP IN TERREN | 松本大 | オーバードライブ | 定番のクランチ。ブースターとしても活用される。 |
Wren and Cuff White Elk (Super Fuzz Sustainer) | Wren and Cuff | Amazonで探す | LAMP IN TERREN | 松本大 | ファズ | 重厚で持続感のあるファズ。迫力あるサウンドを生み出す。 |
Mad Professor New Snow White Auto Wah | Mad Professor | Amazonで探す | LAMP IN TERREN | 松本大 | オートワウ・エンベロープフィルター | ファンクやニュアンス付けに使用。独特の動きあるサウンドを演出。 |
Mad Professor Silver Spring Reverb | Mad Professor | Amazonで探す | LAMP IN TERREN | 松本大 | リバーブ | コンパクトながらスプリング的な残響を再現。ボード写真で確認。 |
Strymon TimeLine | Strymon | Amazonで探す | LAMP IN TERREN | 松本大 | ディレイ | 多彩なプリセットで曲ごとの空間表現に対応。ライブの必須機材。 |
KORG DT-10BK | KORG | Amazonで探す | LAMP IN TERREN | 松本大 | チューナー | 堅牢性に優れたステージ用チューナー。信号の安定性を確保。 |
One Control Distro | One Control | Amazonで探す | LAMP IN TERREN | 松本大 | パワーサプライ | 全エフェクターに安定した電源を供給。奥に配置されている。 |
音作りのセッティング・EQ・ミックスの工夫【LAMP IN TERREN・松本大】
松本大(LAMP IN TERREN)の音作りは、機材の選択だけでなく「EQの調整」や「曲ごとの使い分け」に強いこだわりがあります。彼のギターサウンドは、単に歪みやクリーンの切り替えに留まらず、ミックス全体を見据えたバランス感覚によって成り立っています。
まず、アンプのセッティングに関しては Divided by 13 FTR-37 の持つクリーンを基盤に、トーンを「ミドル重視」に設定していることが推測されます。これは、歌モノバンドとしてボーカルを際立たせつつも、ギターが楽曲の厚みを支えるための工夫です。ベースがしっかり鳴っているため、ローを過剰に出す必要はなく、むしろ中域にフォーカスを当てることで、アルペジオやコードの輪郭をクリアに保っていると考えられます。
歪み系ペダルの使い分けも巧みです。Angry Charlie はモダンなディストーションとして、力強いバッキングやリフに使用。FINE OD や BD-2 はクランチ寄りに設定し、透明感を残しつつ音を太くする役割を担っています。また、White Elkファズ を使うときはEQを少し絞り、ローが暴れすぎないように調整している可能性が高いです。
空間系エフェクトの使い方も特徴的で、Strymon TimeLine のディレイは「ショートディレイ+リバーブ的な残響」と「ロングディレイによる空間演出」を曲ごとに使い分けています。バラードでは深い残響を活かし、疾走感ある楽曲ではショート設定にしてリズムを崩さないようにしています。さらに、Silver Spring Reverb はアンビエントな広がりをシンプルに追加する用途として、ディレイと併用する場面が多いと考えられます。
EQの工夫としては、ギター単体で「完璧な音」を目指すのではなく、バンド全体に溶け込むことを意識しています。ベースがローを支えているため、ギターはローをカット気味にし、その分ミドルを前に出す。ドラムのシンバルやハイハットがハイを占有するため、ギターの高域はあまり強調せず、耳障りにならない範囲でブライトさを残す。これによって、LAMP IN TERREN特有の「余白がありながらも重厚感のあるサウンド」が成立しているのです。
ミックスの観点からも、松本大のギターはリバーブやディレイによる「残響感」をうまく使い、ボーカルを邪魔しない形で広がりを演出しています。具体的には、定位を左右にパンニングしても真ん中の歌を邪魔しないように、空間的に奥行きを持たせています。これは、ポストロックやオルタナティブロックの影響を感じさせる手法であり、ギターが単なる伴奏以上の役割を果たしている大きな要因です。
さらにライブにおいては、曲ごとに歪みの深さやディレイのフィードバックを細かく調整している様子がうかがえます。例えば静かな曲ではディレイのリピートを長く設定して残響感を強調し、アップテンポな曲では短めにしてリズム感を際立たせる。こうした緻密なコントロールによって、観客は楽曲の世界観に深く没入することができるのです。
総じて、松本大の音作りの本質は「中域にフォーカスしつつ、残響で奥行きを与えること」にあります。これは機材の選択やEQの調整、そしてPAやエンジニアリングの工夫が一体となって初めて成立するサウンドです。彼の音作りは単なる機材の集合体ではなく、バンド全体のアンサンブルを支えるための総合的なアプローチである、と想定されます。
比較的安価に音を近づける機材【LAMP IN TERREN・松本大】
松本大のサウンドはブティックアンプや高価なエフェクターによって支えられていますが、初心者や予算を抑えたいギタリストでも近づける方法はあります。ここでは「1万円〜5万円程度で入手可能な市販モデル」を中心に、彼のサウンドを再現するのに適した代替機材を紹介します。
まず、アンプに関しては Roland JC-22 や BOSS KATANAシリーズ が手頃でおすすめです。JC-22は松本大が好む透明感のあるクリーンを小型ながら再現でき、エフェクターをかけた際の分離感も優れています。KATANAは多彩なアンプモデリングを内蔵しているため、Divided by 13やMarshall系のニュアンスを手軽に得ることが可能です。
歪み系では、BOSS BD-2 Blues Driver が鉄板。松本大本人も使用しているモデルであり、価格も比較的安価なため、そのまま導入して問題ありません。さらにモダンな歪みを得たい場合は、BOSS DS-1X や MXR Distortion+ を組み合わせると、JHS Angry Charlieに近い感触を作り出すことができます。
ファズの代替としては、BOSS FZ-5 が有効です。ビンテージ系ファズのサウンドをモデリングしており、White Elk Super Fuzz Sustainerのような重厚さをある程度再現可能です。極端な音作りにも対応できるため、ラウドな楽曲を演奏する際に重宝します。
空間系に関しては、NUX Atlantic Delay & Reverb や BOSS RV-6 Reverb、DD-8 Digital Delay がコストパフォーマンスに優れています。これらはStrymon TimeLineのようなプロ仕様の多機能性には及びませんが、ライブや練習で十分に雰囲気を再現できます。特にRV-6は自然な残響が特徴で、松本大のサウンドスケープに近い広がりを得られます。
最後に、パワーサプライやチューナーについては、One Control Micro Distro の廉価版や BOSS TU-3 チューナーが安定性に優れ、初心者にもおすすめです。これらを導入することで、ノイズを抑えつつ安心してエフェクトボードを組むことができます。
総合すると、「BOSS系ペダルを中心に組む」ことで松本大の音に近づけやすくなります。ディストーション・ファズ・リバーブ・ディレイを最低限揃え、クリーンが得意なアンプ(Roland JC系やBOSS KATANA)を組み合わせれば、予算内でかなり近いサウンドを再現できるでしょう。
種類 | 機材名 | メーカー | Amazon最安値URL | アーティスト | ギタリスト | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
アンプ | Roland JC-22 | Roland | Amazonで探す | LAMP IN TERREN | 松本大 | JC-120の小型版。透明感あるクリーンでエフェクトとの相性抜群。 |
アンプ | BOSS KATANA-50 MkII | BOSS | Amazonで探す | LAMP IN TERREN | 松本大 | 多彩なモデリングが可能で、Divided by 13やMarshall風サウンドも再現可能。 |
オーバードライブ | BOSS BD-2 Blues Driver | BOSS | Amazonで探す | LAMP IN TERREN | 松本大 | 本人も使用。クランチ〜ブースト用途に幅広く対応。 |
ディストーション | BOSS DS-1X | BOSS | Amazonで探す | LAMP IN TERREN | 松本大 | モダンな歪みを提供。Angry Charlieの代替として有効。 |
ファズ | BOSS FZ-5 | BOSS | Amazonで探す | LAMP IN TERREN | 松本大 | ビンテージ系ファズをモデリング。White Elkに近い重厚感を再現。 |
リバーブ | BOSS RV-6 | BOSS | Amazonで探す | LAMP IN TERREN | 松本大 | 多彩な残響モードでSilver Spring Reverbの代替に最適。 |
ディレイ | BOSS DD-8 | BOSS | Amazonで探す | LAMP IN TERREN | 松本大 | Strymon TimeLineほど多機能ではないが、実用的なディレイを網羅。 |
リバーブ+ディレイ | NUX Atlantic Delay & Reverb | NUX | Amazonで探す | LAMP IN TERREN | 松本大 | 1台でリバーブとディレイを網羅でき、コストパフォーマンス抜群。 |
チューナー | BOSS TU-3 | BOSS | Amazonで探す | LAMP IN TERREN | 松本大 | ステージ定番のチューナー。DT-10の代替に最適。 |
総括まとめ【LAMP IN TERREN・松本大】

LAMP IN TERRENの松本大の音作りを総合すると、その本質は「楽曲の世界観を立体的に描き出すギターサウンド」にあるといえます。単なる伴奏ではなく、ボーカルと共に楽曲を牽引する存在として、クリーンの透明感と歪みの迫力を巧みに切り替える点が大きな特徴です。
ギターはストラトキャスターとレスポールという定番モデルを使い分け、クリーントーンの煌びやかさとハムバッカーの厚みを状況に応じて切り替えています。アンプはDivided by 13 FTR-37を軸に、空間系エフェクターを重ねることで、奥行きのあるサウンドスケープを作り出しています。歪みやファズ、オートワウといったペダルを駆使することで、楽曲ごとに異なる表情を与えているのも彼の個性といえるでしょう。
EQやミックスの工夫も見逃せません。松本大の音は「中域を強調しつつ、残響で奥行きを持たせる」というセッティングによって成立しています。バンド全体のアンサンブルに寄り添いながらも、しっかりと前に出てくるギターの存在感は、エンジニア視点で見ても非常に計算されたものです。特にディレイとリバーブの組み合わせは、LAMP IN TERREN特有の浮遊感あるサウンドの核心部分といえます。
一方で、使用している機材はブティックアンプや高級エフェクターが多く、初心者が同じ構成を揃えるのは容易ではありません。しかし、BOSSやRolandといった市販製品を用いても、そのサウンドのエッセンスを再現することは可能です。重要なのは「クリーンの透明感を軸にしつつ、空間系で奥行きを与える」というアプローチを理解し、自分の環境で応用していくことです。
松本大の音作りは、決して複雑なテクニックだけで成り立っているのではなく、「楽曲をどう聴かせたいか」という明確なビジョンに基づいた機材選びとセッティングにあります。読者が彼のサウンドに近づきたいのであれば、まずは自身のバンドや楽曲の中で「どのようにギターを響かせたいか」を考え、その上で機材を選び調整していくことが何より重要でしょう。
結論として、松本大のサウンドは「透明感」「厚み」「奥行き」という3つの要素をバランス良く融合させた音世界です。これを理解し、身近な機材から応用していくことで、LAMP IN TERRENのような壮大でエモーショナルなサウンドを再現する道が開けていくはずです。
下記恐らく使用(所持)している機材のまとめです。参考までに!
ギター
Fender Stratocaster
Gibson Les Paul
(代表的な使用ギターとして複数のインタビュー等で言及)
アンプ
Divided by 13 FTR-37
ライブやレコーディングで使用。モダンからヴィンテージまで幅広いサウンドに対応可能と紹介されている。
エフェクターボード(画像+記事記載)
JHS Pedals Angry Charlie
歪み系ディストーション。モダンなドライブサウンド用。
Mad Professor New Snow White Auto Wah
オートワウ。ファンクやニュアンス付けに使用。
Wren and Cuff White Elk (Super Fuzz Sustainer)
ファズ。重厚で持続感あるトーン。
Mad Professor Silver Spring Reverb
(画像で確認)コンパクトなスプリングリバーブ系。
Human Gear FINE OD
オーバードライブ。ナチュラルで上質な歪み。
BOSS BD-2 Blues Driver
定番オーバードライブ。クランチからブースト用途まで幅広く使用。
Strymon TimeLine
デジタルディレイ。多彩なプリセットと深い操作性。
KORG DT-10BK
チューナー。ステージユースに適した堅牢モデル。
One Control Distro
パワーサプライ。奥に配置され、ペダル電源を安定供給。
備考
画像では Mad Professor Silver Spring Reverb が確認でき、記事本文には記載がなかったため追加。
ペダルボードは奥側のペダルを底上げして配置し、操作性に配慮されているとの記述あり。
全体的に「モダンなドライブからヴィンテージなファズやオーバードライブまで、幅広いサウンド」を出せるような構成。
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