【ワッシュバーン・エレキギター種類一覧】Washburnのまとめ

エレキギター
ワッシュバーン(Washburn)は、1883年にアメリカ・イリノイ州シカゴで設立された、130年以上の歴史を誇る老舗ギターメーカーです。エクストリーム(EXTREME)のギタリスト、ヌーノ・ベッテンコートの愛用ギターとして日本でも高い知名度を誇ります。
  1. ワッシュバーン(Washburn)の歴史
    1. 創業者と創業年・発祥地
    2. 代表的なモデル紹介
    3. 楽器シーンに与えた影響
  2. ワッシュバーン(Washburn)の特徴・基本性能・サウンド傾向
    1. 音のキャラクター
    2. ボディ形状やピックアップの特徴
    3. 他ブランドとの違い
  3. ワッシュバーン(Washburn)の使用アーティスト
    1. 現在シグネチャーモデルがあるアーティスト
    2. 過去の著名使用アーティスト
    3. 国内使用アーティスト
  4. ワッシュバーン(Washburn)の関連ギターブランド
    1. 歴史的関連ブランド
    2. ライバル・同ランクブランド
  5. ワッシュバーン(Washburn)ラインナップとおすすめモデル一覧
  6. ワッシュバーン(Washburn)を実際に使用した人の声【レビュー要約+評判口コミ】
    1. ポジティブ意見
    2. ネガティブ意見
    3. 総評コメント(AI要約)
  7. ワッシュバーン(Washburn)の新品・中古価格比較と最安値先
  8. ワッシュバーン(Washburn)の類似・代替案おすすめギター紹介(比較付き)
    1. 同価格帯・特徴が近いギター
      1. 1. イバニーズ(Ibanez)RG シリーズ
      2. 2. ジャクソン(Jackson)Soloist シリーズ
      3. 3. ESP E-II シリーズ
      4. 音・価格・デザインの比較ポイント
  9. ワッシュバーン(Washburn)まとめ・選び方(初心者向け、プロ向け?)
    1. ワッシュバーンがおすすめな人
      1. プロ・上級者向け
      2. 中級者向け
      3. 初心者には向かない理由
    2. ジャンル別おすすめ度
    3. ワッシュバーン最安値購入リンク

ワッシュバーン(Washburn)の歴史

創業者と創業年・発祥地

ワッシュバーンは、南北戦争以前にルーツを持ち、ジョージ・ワッシュバーン・ライオンとパトリック・ヒーリーによるパートナーシップで始まりました。1883年にイリノイ州シカゴで設立され、ギター、マンドリン、バンジョー、ウクレレなどを製造してきたアメリカの名門メーカーです。

ブランド名の由来は、創業者の一人であるジョージ・W・ライアンのファーストネームとセカンドネームを冠して「ジョージ・ウォッシュバーン」と名付けられました。元々はオルガンなどを製作していましたが、1888年頃にギターやマンドリンなどの撥弦楽器の製作に着手しました。

代表的なモデル紹介

ワッシュバーンの歴史において重要なモデルには以下があります:

  • 1912年:Lakeside Jumbo – 世界初のドレッドノートギター
  • 1930年:Solo Deluxe – オーディトリアムスタイルギターの先駆け
  • 1970年代:Wingシリーズ – 初のエレクトリックモデル
  • 1990年代:N4シリーズ – ヌーノ・ベッテンコートシグネチャーモデル

楽器シーンに与えた影響

フォーク、ロック、ブルース界の大物たちがWashburnを演奏し、一世を風靡したいくつかの楽曲は、Washburnで演奏されてきました。初期のブルースから、MTVアンプラグド・リバイバル、そして現代に至るまで、Washburnはその時代のソングライターの間で選ばれ続けてきました。

ワッシュバーン(Washburn)の特徴・基本性能・サウンド傾向

音のキャラクター

ワッシュバーンのギターは、特に小さなフラットトップ・アコースティックで「異次元のギター」と評される独特の音質を持ちます。小さく細いボディには似合わないボリュームで鳴り、低音にも小気味良い重さがあり、コシもあり、ヌケも良いとされています。

エレクトリックギターでは、N4シリーズのビル・ローレンスL-500ピックアップにより、エッジの効いた分厚いサウンドと激しいチョーキングでも音の減衰を抑えた特徴的なトーンを実現しています。

ボディ形状やピックアップの特徴

ワッシュバーンの代表的なN4シリーズの特徴:

  • ステファンズ・エクステンデッド・カッタウェイ – 革新的なネックジョイント構造でハイポジションの演奏性を大幅向上
  • リバースヘッド – ヌーノ自身がデザインした特徴的なヘッド形状
  • ビル・ローレンスL-500ピックアップ – リアピックアップに搭載される定番ピックアップ
  • コンパクトボディ – 通常のストラトより小振りで日本人の体格にもフィット

他ブランドとの違い

ワッシュバーン vs 他社ブランド

ワッシュバーンは、フェンダーやギブソンと比較して、よりテクニカルな演奏に特化した設計が特徴です。特にステファンズ・エクステンデッド・カッタウェイは他ブランドにはない独自技術で、ハイポジションでの演奏性においては圧倒的な優位性を持ちます。また、Martin Style45をさらに上品にしたような倍音たっぷりの高音域を持つアコースティックギターの音質は、他ブランドでは得られない独特の魅力があります。

ワッシュバーン(Washburn)の使用アーティスト

機材名 メーカー Amazon最安値URL アーティスト ギタリスト 備考 列 1
N4 Washburn Amazon最安値 RIZE JESSE エレキギター ヌーノ・ベッテンコートのシグネイチャーモデル。JESSEはフロントピックアップを外して使用し、よりタイトで攻撃的なサウンドを実現
RO10(トラベルギター) Washburn Amazon最安値 緑黄色社会 小林壱誓 アコースティック(トラベル) 薄型で持ち運び用。現在はディスコン。
Washburn Dime 3 “Dime Slime” Washburn Amazon最安値 Pantera Dimebag Darrell エレキギター 緑黄サンバースト。90年代代表個体。
Washburn SI60MW / SI75TI / WSI10B Washburn Amazon最安値 Anthrax Scott Ian シグネイチャー 90年代〜2000年代初頭に使用。

現在シグネチャーモデルがあるアーティスト

  • ヌーノ・ベッテンコート(Nuno Bettencourt) – EXTREME、N4シリーズ
  • オラ・エングルンド(Ola Englund) – Parallaxe SOLARシリーズ

過去の著名使用アーティスト

  • ポール・スタンレー – KISS
  • スコット・イアン – ANTHRAX
  • ダイムバッグ・ダレル – PANTERA(故人)
  • キップ・ウインガー – WINGER(ベース&ボーカル)
  • スチュアート・ハム – ベーシスト
  • ナンシー・ウィルソン – HEART
  • ハワード・リース – HEART
  • ルディ・サルゾ

国内使用アーティスト

  • ナカヤマアキラ – Plastic Tree(N4 Barbwireモデル使用)
  • 右近輝明 – N4シリーズ使用

ワッシュバーン(Washburn)の関連ギターブランド

歴史的関連ブランド

ワッシュバーンは、ライオン&ヒーリー(Lyon & Healy)として設立された楽器メーカーから生まれたブランドです。1928年にギターの製造部門をトンク・ブラザーズに売却し、その後Washburnの名前はリーガル楽器会社に引き継がれました。

現在のWashburn Internationalは、1970年代にシカゴの楽器商がWashburnの商標を13,000ドルで取得して設立した会社で、歴史的なWashburnとは直接的な関係はありません。

ライバル・同ランクブランド

  • イバニーズ(Ibanez) – テクニカル系ギターでの競合
  • ジャクソン(Jackson) – ハードロック・メタル系での競合
  • ESP – シグネチャーモデルでの競合
  • シェクター(Schecter) – ロック・メタル系での競合

ワッシュバーン(Washburn)ラインナップとおすすめモデル一覧

モデル名 特徴 価格帯 使用アーティスト
N4 Vintage ヌーノの愛用ギターを完全再現、エイジド処理とN4ステッカー 40-60万円 ヌーノ・ベッテンコート
N4 Authentic 本物に肉薄する究極のスペック、ヌーノ所有のN4に可能な限り雰囲気を近づけた 中古338,000円~ ヌーノ・ベッテンコート
4N ヌーノが長年愛用してきたオリジナルのN4を引退させた後の新たなメインギター 50-65万円 ヌーノ・ベッテンコート
N24 Vintage N4の遺伝子を受け継ぐビンテージフィニッシュモデル、コストパフォーマンス重視 新品176,000円
N2 Padauk パドゥーク材使用、堅く芯のある音で歪ませた時にもしっかりとした音像 中古74,800-79,800円 ナカヤマアキラ
Parallaxe PXM10 パララックス最上位に君臨する高機能モデル、SEC搭載 30-45万円 オラ・エングルンド
Festival EA15 アコースティック・エレクトリックの真髄、ベストセラーモデル 8-15万円

ワッシュバーン(Washburn)を実際に使用した人の声【レビュー要約+評判口コミ】

ポジティブ意見

  • 音質「小さく細っこいボディには似合わないボリュームで鳴る」「低音にも小気味良い重さもあり、コシもあり、ヌケもいい」
  • 演奏性:ステファンズ・エクステンデッド・カッタウェイによりハイポジションが非常に弾きやすい
  • デザイン:リバースヘッドなど独特で個性的な外観
  • 品質:130年以上の歴史に裏打ちされた高い製造品質

ネガティブ意見

  • チューニング:ペグ同士の間隔が狭く、チューニングしにくい場合がある
  • 価格:上位モデルは高価格帯で手が出しにくい
  • ネック形状:三角形の強いネック形状で、バレーコードで親指が痛む場合がある
  • 知名度:日本ではN4以外のモデルの認知度が低い

総評コメント(AI要約)

ワッシュバーンは、特にテクニカルなプレイを要求するギタリストにとって理想的なブランドです。N4シリーズのステファンズ・エクステンデッド・カッタウェイは他にない演奏性を提供し、ビル・ローレンスピックアップの組み合わせにより、ハードロック・メタル系のサウンドで真価を発揮します。価格は高めですが、その品質と独特の特徴を考慮すれば妥当と評価されています。

ワッシュバーン(Washburn)の新品・中古価格比較と最安値先

ワッシュバーン(Washburn)の類似・代替案おすすめギター紹介(比較付き)

同価格帯・特徴が近いギター

1. イバニーズ(Ibanez)RG シリーズ

日本が世界に誇るギターブランド「Ibanez」で、スティーヴ・ヴァイやポールギルバートをはじめとする、ハードロック、へヴィーメタル界の一流プレイヤーによる使用で有名

  • 音質:よりモダンでタイトなサウンド vs ワッシュバーンのウォームなトーン
  • 価格:15-40万円(ワッシュバーンとほぼ同等)
  • 演奏性:薄いネックで速弾き重視 vs ワッシュバーンのSEC構造
  • 特徴:ハイテク仕様とモダンサウンド重視

2. ジャクソン(Jackson)Soloist シリーズ

  • 音質:よりアグレッシブで現代的 vs ワッシュバーンのクラシックなトーン
  • 価格:20-50万円
  • デザイン:よりエクストリームな外観 vs ワッシュバーンの上品なデザイン
  • 特徴:メタル特化型の攻撃的サウンド

3. ESP E-II シリーズ

  • 音質:よりヘヴィでモダン vs ワッシュバーンのバランス型
  • 価格:25-60万円
  • 品質:日本製で高品質 vs ワッシュバーンのアメリカンクラフト
  • 特徴:国産の精密な作りとヘヴィサウンド

音・価格・デザインの比較ポイント

ワッシュバーンの優位性:

  • ステファンズ・エクステンデッド・カッタウェイの独自技術
  • 130年の歴史に裏打ちされた伝統的サウンド
  • 他ブランドにはない個性的なデザイン
  • ヌーノ・ベッテンコートという圧倒的なカリスマ性

ワッシュバーン(Washburn)まとめ・選び方(初心者向け、プロ向け?)

ワッシュバーンがおすすめな人

プロ・上級者向け

  • テクニカルプレイヤー:ハイポジションでの演奏を多用する
  • ハードロック・メタル系:ヌーノのようなプレイスタイルを目指す
  • 個性重視:他人と違うギターを使いたい
  • 品質重視:長い歴史と実績のあるブランドを選びたい

中級者向け

  • N24シリーズ:N4の特徴を体験したいが価格を抑えたい
  • スキルアップ志向:テクニカルな演奏技術を向上させたい

初心者には向かない理由

  • 価格が高い(最低でも15万円以上)
  • 特殊な構造で調整が難しい
  • 汎用性よりも特化型の設計

ジャンル別おすすめ度

  • ハードロック・メタル:★★★★★
  • プログレッシブロック:★★★★☆
  • フュージョン:★★★☆☆
  • ポップス・ロック:★★☆☆☆
  • ジャズ:★★☆☆☆

本記事はワッシュバーン(Washburn)の公式情報および主要販売サイトを参考にしています。

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