Marshallアンプ各種類のリターン挿し時の挿し口や使い方について【アウトプット先や設定・全種類】

Marshall アンプ

アンシュミやマルチエフェクターを使用時に、Marshallアンプのリターン挿しが、種類ごとにまちまちでわかりづらかったので、全種類まとめてみました。

Marshall各アンプのリターン挿し時の挿し口や設定・使い方について

Marshallのリターン挿し使用の大前提!

・Marshallのようにのスタンバイ設定があるアンプは、必ずスタンバイスイッチOFF状態で、シールドを抜きさしする。

・基本マスターボリュームは効かない為、エフェクターやアンシュミ側でボリューム調整。

・リターン周辺にMIX(DRY/WET)がある場合、「Dryが原音状態、Wetがエフェクト音がかかる状態」になっているので、それを考えて必要なら調整。

以上を踏まえて、それではどうぞ!

・MARSHALL マーシャル / JCM2000・Dual Super Lead(DSL100)のリターン挿しの使い方や方法

  • EFFECTS LOOPのRETURNにマルチエフェクターやアンプシミュレーターを挿す。
  • SENDのLOOP LEVELというボタンが使用可能。

RETURN挿しで(SENDでは未確認)ボリュームの大小で効きます。
アンプでの音量調整は、このボタンで大か小の2段階調整のみとなります。

ちょっとした調整は、マルチエフェクターやアンシュミ側で設定します。

使用できるのは
・DEEPボタン(低音域ワンプッシュブースト)
・PRESENSE(高音域可変調整)
・LOOP LEVEL(音量大小)

の3ボタンのみとなります。

※JCM2000の独立2チャンネル版のDSL(Dual Super Lead(DSL100))の場合は、FXLOOPリターン挿し口のみで、いじれるボタンはないかと思います。

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・MARSHALL マーシャル /JCM2000・TSL100・TSL122のリターン挿しの使い方や方法

・EFFECTS LOOP「A」のRETURNにマルチエフェクターやアンプシミュレーターを挿す。

・表のFXMIXの音量を上げる。(これがwetとdryの比率代わりになる)基本はFXMIXはリターン挿しの場合MAXにする。(※リードとクリーン両方にFXMIXがあるので挿し口はクリーン用の「A」のほうでOK)

DSLとは違って、シリアル(直列)ループではなく、パラレル(並列)ループ

※JCM2000の独立3チャンネル版がTSLとなります。

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説明書は下記

https://c3.zzounds.com/media/tsl100-064ab553ae777e534df0731bdb7b4d46.pdf

・MARSHALL マーシャル / JVM410H・JVM410Cのリターン挿しの使い方や方法

・SERIES/ PARALLEL FX LoopのReturn端子にシールドを接続。

アンプ前面のFX LoopスイッチをONにして初めて音が出力されます。

正面のFX LOOPのボタンを押して、赤色点灯で音量はJVMのMASTER。

説明書は下記。

jvm2_hbk_jp.pdf (marshallamps.jp)

・MARSHALL マーシャル / JVM210H・JVM205H・JVM210C・JVM205C・JVM215Cのリターン挿しの使い方や方法

・SERIES/ PARALLEL FX LoopのReturn端子にシールドを接続。

アンプ前面のFX LoopスイッチをONにして初めて音が出力されます。

正面のFX LOOPのボタンを押して、赤色点灯で音量はJVMのMASTER。

説明書は下記。

jvm2_hbk_jp.pdf (marshallamps.jp)

・MARSHALL マーシャル / JCM-800のリターン挿しの使い方や方法

・こちらは、リターンに挿してもアンプ側のマスターボリュームが有効。

レベルやバイパス等のボタンもある。

説明書は下記。

2203 Hbk. (marshallamps.jp)

・MARSHALL マーシャル / JCM-900のリターン挿しの使い方や方法

・こちらは、リターンに挿してもアンプ側のマスターボリュームが有効。

レベルのボタンはある。

説明書は下記。

Marshall-JCM900-4100-Tube-Guitar-Amp-Head-User-Manual.pdf (soniccircus.com)

ここから下は、更にボタン等の説明となります。

MIX(DRY/WET)について

・原音とエフェクト音をDry、Wetと表現するはなぜか。

想定できる理由としては

・Dry→乾いている→なにもかかっていない→エフェクトかかっていない

・Wet→濡れている→なにかかかっている→エフェクト音かかっている

と想定できます。

アンプのバイパスとアクティブの違い

このスイッチを切ると、エフェクトループの回路を外してトーンをクリーンに保つことが可能。と説明書に記載がありました。(通常はバイパス側で良さそうですね)

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