アンシュミやマルチエフェクターを使用時に、Marshallアンプのリターン挿しが、種類ごとにまちまちでわかりづらかったので、全種類まとめてみました。
- Marshall各アンプのリターン挿し時の挿し口や設定・使い方について
- ・MARSHALL マーシャル / JCM2000・Dual Super Lead(DSL100)のリターン挿しの使い方や方法
- ・MARSHALL マーシャル /JCM2000・TSL100・TSL122のリターン挿しの使い方や方法
- ・MARSHALL マーシャル / JVM410H・JVM410Cのリターン挿しの使い方や方法
- ・MARSHALL マーシャル / JVM210H・JVM205H・JVM210C・JVM205C・JVM215Cのリターン挿しの使い方や方法
- ・MARSHALL マーシャル / JCM-800のリターン挿しの使い方や方法
- ・MARSHALL マーシャル / JCM-900のリターン挿しの使い方や方法
- MIX(DRY/WET)について
- アンプのバイパスとアクティブの違い
Marshall各アンプのリターン挿し時の挿し口や設定・使い方について
Marshallのリターン挿し使用の大前提!
・Marshallのようにのスタンバイ設定があるアンプは、必ずスタンバイスイッチOFF状態で、シールドを抜きさしする。
・エフェクターで音作りをするときはSERIESを使用。(「SERIES/ PARALLEL LOOP」)(意味は、「SERIES(直列)」「PARALLEL(並列)」)
・基本マスターボリュームは効かない為、エフェクターやアンシュミ側でボリューム調整。
・リターン周辺にMIX(DRY/WET)がある場合、「Dryが原音状態、Wetがエフェクト音がかかる状態」になっているので、それを考えて必要なら調整。
・「SERIES/ PARALLEL LOOP」は、戻った後リバーブの回路を通る。「POWER AMP INSERT/SERIAL LOOP」はパワーアンプとして使う場合使用。
以上を踏まえて、それではどうぞ!
※赤文字については調査中。
・MARSHALL マーシャル / JCM2000・Dual Super Lead(DSL100)のリターン挿しの使い方や方法
- EFFECTS LOOPのRETURNにマルチエフェクターやアンプシミュレーターを挿す。
- SENDのLOOP LEVELというボタンが使用可能。
RETURN挿しで(SENDでは未確認)ボリュームの大小で効きます。
アンプでの音量調整は、このボタンで大か小の2段階調整のみとなります。
ちょっとした調整は、マルチエフェクターやアンシュミ側で設定します。
使用できるのは
・DEEPボタン(低音域ワンプッシュブースト)
・PRESENSE(高音域可変調整)
・LOOP LEVEL(音量大小)
の3ボタンのみとなります。
※JCM2000の独立2チャンネル版のDSL(Dual Super Lead(DSL100))の場合は、FXLOOPリターン挿し口のみで、いじれるボタンはないかと思います。
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・MARSHALL マーシャル /JCM2000・TSL100・TSL122のリターン挿しの使い方や方法
・EFFECTS LOOP「A」のRETURNにマルチエフェクターやアンプシミュレーターを挿す。
・表のFXMIXの音量を上げる。(これがwetとdryの比率代わりになる)基本はFXMIXはリターン挿しの場合MAXにする。(※リードとクリーン両方にFXMIXがあるので挿し口はクリーン用の「A」のほうでOK)
DSLとは違って、シリアル(直列)ループではなく、パラレル(並列)ループ
※JCM2000の独立3チャンネル版がTSLとなります。
145W
説明書は下記
https://c3.zzounds.com/media/tsl100-064ab553ae777e534df0731bdb7b4d46.pdf
・MARSHALL マーシャル / JVM410H・JVM410Cのリターン挿しの使い方や方法
・SERIES/ PARALLEL FX LoopのReturn端子にシールドを接続。
アンプ前面のFX LoopスイッチをONにして初めて音が出力されます。
正面のFX LOOPのボタンを押して、赤色点灯で音量はJVMのMASTER。
説明書は下記。
jvm2_hbk_jp.pdf (marshallamps.jp)
・MARSHALL マーシャル / JVM210H・JVM205H・JVM210C・JVM205C・JVM215Cのリターン挿しの使い方や方法
・SERIES/ PARALLEL FX LoopのReturn端子にシールドを接続。
アンプ前面のFX LoopスイッチをONにして初めて音が出力されます。
正面のFX LOOPのボタンを押して、赤色点灯で音量はJVMのMASTER。
説明書は下記。
jvm2_hbk_jp.pdf (marshallamps.jp)
・MARSHALL マーシャル / JCM-800のリターン挿しの使い方や方法
・こちらは、リターンに挿してもアンプ側のマスターボリュームが有効。
レベルやバイパス等のボタンもある。
説明書は下記。
・MARSHALL マーシャル / JCM-900のリターン挿しの使い方や方法
・こちらは、リターンに挿してもアンプ側のマスターボリュームが有効。
レベルのボタンはある。
説明書は下記。
Marshall-JCM900-4100-Tube-Guitar-Amp-Head-User-Manual.pdf (soniccircus.com)
ここから下は、更にボタン等の説明となります。
MIX(DRY/WET)について
・原音とエフェクト音をDry、Wetと表現するはなぜか。
想定できる理由としては
・Dry→乾いている→なにもかかっていない→エフェクトかかっていない
・Wet→濡れている→なにかかかっている→エフェクト音かかっている
と想定できます。
アンプのバイパスとアクティブの違い
このスイッチを切ると、エフェクトループの回路を外してトーンをクリーンに保つことが可能。と説明書に記載がありました。(通常はバイパス側で良さそうですね)
コメント
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