この記事では、ケンパー・フラクタル・hx stomp・Quad Cortexなどのアンプシュミレーターでライブ時の、LINE出力をしてもらうための流れや方法・セッティング図の記載についてご紹介していきます!
ライブ時セッティング図とは
わかる人は飛ばしてOKです!
ライブ時セッティング図とは、各機材をどの人がどのくらいどんな位置で使用したいかを記載する図となります。こちらをライブハウスのスタッフさんに提出して、ライブ前にセッティングしてもらう形になります。
今回は、このライブ時セッティング図で、LINE出力をしてもらうためには、どういった手順を踏んで進めればよいのかが、書いてあるサイトさんが無かったので、個人的にまとめたいと思います。
LINE出力とは
これもわかる人は飛ばしてOKです!
LINE出力とは、その機械(ケンパー等のアンシュミ)から、音作りをした音をアンプを通さず、XLRケーブル等を使用し、直接ミキサーへ出力することです。
(ざっくり言うとマイクなどと同様の扱いになります。)
このLINE出力を行うことで、非常にきれいな出音で、ライブハウスで出力することがしやすくなるので、近年使用している方が急増しています。
通常アンプを使用する場合、ギター→アンプ→アンプの音をマイクでとる→ミキサーから出力。となるので、マイクを通しての出力となります。これが、多少の雑味などがのっかってしまうことがあるので、LINE出力が人気になってきているところがあると思います。
ライブハウスでのLINE出力時の流れ
流れとしては、非常に簡単です。まずは
・アンプシュミレーター
・LINE出力用のケーブル(XLRケーブルもしくはシールドなどが基本ですが、お使いの機材によります)通常3mもあれば余裕です。(正直そこまでの長さはいらないと思います。)
こちらを揃えて、ライブハウスに来たタイミングで「LINE出力は可能でしょうか。」と、スタッフさんに聞くだけです。
現在多くのライブハウスさんで対応可能かと思いますが、中には難しいライブハウスさんもあると思いますので、ライブ時間ギリギリになる前に、確認しておきましょう。
もし不安な方は、電話などでライブハウスに事前に、LINE出力可能か、ケーブルの長さはどのくらいか、などを聞いておけば安心ですね。
逆にダメなら、アンプからも音を出せるように準備はしていきましょう。
あとは、返しをどうするかを考える必要があります。
ライブハウスでのLINE出力時のセッティング図の例のご紹介(音の返しについて)
私の場合ですが、下記のようなセッティング図を出してお願いしています。
モノラルかステレオかを記載すると〇
こちら、実際にスタッフさんに言われたのですが、出力するのがモノラルかステレオかを伝えてもらえると、ミキサーで出力する際、安心との話でした。そのため私は毎回記載しています。
音の返しについて
ここが、LINE出力の重要なところです。
私の設定では
・客先へはLINE出力。
・自分への音の返しは、メインはアンプ(ケンパーにはMONITORとmainの二つの出力が可能で、MONITORをアンプのリターンに繋いで、ステージ内の返しとして使用しています。)で、尚且つ、スピーカー(前にある返し用のやつ)からも少し返してほしい。と記載しています。
スピーカーからすべて返すと、他の音が聴きづらい可能性が上がったり、後ろから自分の音が一切聞こえなかったりといった理由でそうしていました。
良かったら参考にしてみて下さい。
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