【Kemper(ケンパー)】ライブハウスやスタジオ時にミキサー(LINE出力)とアンプ両方につなぐセッティング方法について まとめ

54654 アンプシュミレーター

この記事では「Kemper Profiling Amplifier」のライブやスタジオ時に、ケンパーとミキサーやアンプとのセッティング方法についてまとめました。
無駄な内容を省き、ネットで役立つ知識とそのURLの紹介、また持っている私が必要な情報だと思ったことを、わかりやすくまとめていきます。

メインはLine出力で、PAに送ります。
また、自分への返し(モニター用)として、キャビへ別途出力して、二つつなぐことを目的とした設定のご紹介となります。

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まずは、出力のためのケンパー側の挿し口(アウトプット口)の説明です。

ケンパー側の挿し口(アウトプット口)種類について

  • MAIN OUTPUT(ケンパーのキャビネットが強制オン状態になっています。)(LEFTとRIGHTがありますが、LEFTでOK)
  • MONITOR OUTPUT(キャビネットのオンオフが設定で選択可能です。)
  • SEND/RETURN(プロファイリング等で使います。)

ケンパー出力が「LINE出力」と「アンプモニター出力」両方(2つ)の場合

【接続先】

・ギター→ケンパーINPUT(シールド)

・ケンパーMAIN OUTPUT→PAミキサー(XLRケーブルかシールド)

ケンパーMONITOR OUTPUT→ヘッドアンプのリターン接続(シールド)

【行う設定について】

①OUTPUTボタン→OUTPUT Section”Output Source”→Monitor Cab Off

・OUTPUTセクションの「Monitor Cab Off」をオンにすることで、ケンパー側のキャビネットシュミレーションをOFFにすることで、実際のギターキャビネットとケンパー側のキャビネットの重複を防ぐことができます。

・「Monitor Cab Off」を行うと、一度設定した状態は電源オフしても、リグを切り替えても同様の設定が維持されます。「Monitor Cab Off」は、【モニター・アウトに対してのみ】機能します。(PAに送るMAIN OUTPUTでは、ケンパー側のキャビネットシュミレーションはONのまま使用できます。)

・また、CABINETモジュールをオフにすることでも、実際のギターキャビネットとケンパー側のキャビネットの重複を防ぐことができます。

→ただ、「Monitor Cab Off」とは異なり、リグ毎の設定として保存されます。
→他、CABINETモジュールをオフにすると、全ての出力でケンパー側のキャビネットシュミレーションがOFFされた状態となります。

ケンパーからのアンプのリターン挿しについて

・リターン挿しのお勧めアンプは、JC-120です。

・Marshallのリターン挿しも良いと思います。詳しくはMarshallアンプ各種類のリターン挿し時の挿し口や使い方について【アウトプット先や設定・全種類】をご参照ください。

パワーアンプ非搭載の場合は、前から挿しても、リターンで使用してもOK
パワーアンプ搭載の場合は、リターン使用でOK

ちなみに、LINE出力のほうは、リハが始まったタイミングで、PAさんにMAIN OUTPUTからのXLRケーブルかシールドを渡してセット終了。(※ライブハウスにもよるため、事前に確認はした方がよいです)

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