ポーランド発の極上ハイエンドギター – 世界のプロが認める究極の楽器
メイワンズ(Mayones)の歴史
創業者と発祥の地
メイワンズ(Mayones)は、1982年にポーランドのグダニスクで創業されたハイエンドギター・ベースメーカーです。創業者はハリナ&ゼノン・ジェヴルスキー夫妻(Halina & Zenon Dziewulski)で、最初は自宅ガレージの小さな工房からスタートしました。二人の息子、ダヴィッド(Dawid)とトマシュ(Tomasz)がこの工房で育ち、現在も家族経営の温かみのある会社として運営されています。
代表的なモデルの発展
Mayonesの代表作である「Regius」シリーズは、2010年代に入ってから開発され、瞬く間に世界中のプロミュージシャンに愛用されるようになりました。その他にも「Duvell」「Setius」「Hydra」など、現代のメタル・プログレッシブロックシーンを牽引するモデルを次々とリリースしています。
楽器シーンに与えた影響
Mayonesは、ジェント(Djent)と呼ばれる音楽ジャンルの発展に大きく貢献しました。TesseracT、Periphery、Architectsなど、このジャンルを代表するバンドの多くがMayonesギターを使用しており、そのタイトで正確なピッチ、優れた分離感は現代のモダンメタルサウンドの基準を作り上げました。
メイワンズ(Mayones)の特徴・基本性能・サウンド傾向
音のキャラクター
Mayonesギターの最大の特徴は、極めて高いピッチの安定性と優れた分離感です。特にRegiusシリーズは「タイトなサウンドと豊かな鳴りのバランスが絶妙」と評価されており、クリーンからハイゲインまで幅広いサウンドメイキングに対応します。
• 各弦・各フレットの音が極めて均一
• 7弦・8弦でも低音が暴れない安定性
• アタックレスポンスの速さ
• ウッディな鳴り感を保ったタイトさ
ボディ形状とピックアップの特徴
多くのモデルで11プライのスルーネック構造を採用し、メイプル材を中心とした硬質な材料で高い剛性を実現しています。ボディウィングにはスワンプアッシュを使用することが多く、これがタイトなサウンドの源になっています。ピックアップにはSeymour DuncanやBare Knuckleの高品質なものが標準搭載されています。
他ブランドとの違い
Mayones vs 他社比較
- vs Ibanez: より木材の響きを重視、ペラペラ感のない豊かな鳴り
- vs ESP: より洗練されたデザイン、プレイアビリティの高さ
- vs Music Man: よりモダンな音作り、エクステンデッドレンジへの特化
メイワンズ(Mayones)の使用アーティスト
機材名 | メーカー | Amazon最安値URL | アーティスト | ギタリスト | 備考 | 列 1 |
---|---|---|---|---|---|---|
Mayones Regius | Mayones | Amazon最安値 | Fear and Loathing in Las Vegas | Taiki | エレキギター(6弦/7弦モデルあり) | ライブ・MVで使用確認。スルーネック構造、ハイゲインでも明瞭な分離感。 |
Mayones Duvell | Mayones | Amazon最安値 | Periphery | Misha Mansoor | エレキギター | 鋭いサウンドと速いレスポンス。 |
MAYONES Regius | MAYONES | Amazon最安値 | Periphery | Mark Holcomb | エレキギター | 11プライの強固なスルーネック。音の分離とレスポンスに優れる。 |
Acle Kahney
Regius使用
Misha Mansoor
Mark Holcomb
カスタムモデル
Adam Christianson
Ali Dean
Regius使用
Ryan Siew
Rick Schneider
Regius 7弦
Sylvain Coudret
Regius使用
これらのアーティストは全て現代的なプログレッシブメタル・ジェントの第一線で活躍しており、Mayonesが現代のメタルサウンドに不可欠な存在であることを証明しています。
メイワンズ(Mayones)の関連ギターブランド
姉妹ブランド・廉価版
Mayones自体は完全にハイエンドブランドとして位置づけられており、廉価版ブランドは展開していません。すべてのモデルがポーランドの自社工場で手作業により製作されています。
ライバル・同ランクブランド
- Strandberg: スウェーデン発、同じくモダンメタル特化
- Kiesel/Carvin: アメリカのカスタムギターメーカー
- Ormsby: オーストラリア発の多弦ギター専門
- Skervesen: ポーランドの同業ハイエンドメーカー
メイワンズ(Mayones)ラインナップとおすすめモデル一覧
モデル名 | 特徴 | 価格帯 | 主な使用アーティスト |
---|---|---|---|
Regius 6/7/8 | フラッグシップモデル、完璧なバランス | 50-80万円 | TesseracT, Architects |
Duvell Elite | よりアグレッシブなサウンド | 45-70万円 | Various Metal Acts |
Setius | モダンシェイプ、高出力PU | 40-65万円 | Periphery関連 |
Hydra Elite | パワフルなロック・メタルサウンド | 45-70万円 | Various Artists |
メイワンズ(Mayones)を実際に使用した人の声【レビュー要約+評判口コミ】
✓ ポジティブ意見
- プレイアビリティが圧倒的: 「ハイポジションへのアクセスが感動もの」
- ピッチの安定感: 「どのポジションでも均一な音量・音色」
- デザイン性: 「アーチトップの曲線美が洗練されている」
- 多弦での安定性: 「7弦・8弦でも低音が暴れない」
- 汎用性: 「クリーンからメタルまで万能」
⚠ ネガティブ意見
- 価格の高さ: 「非常に高価で手が出しにくい」
- 入手困難: 「国内流通が少なく選択肢が限定的」
- 初期モデルの問題: 「エルボーコンターが浅いものがある」
- ポジションマーク: 「ないモデルは演奏しづらい」
- 重量: 「スルーネック構造で若干重い」
Mayonesは「現代のモダンメタルギターの理想形」として評価されています。価格は高いものの、その品質と性能は価格に見合うものがあり、一度手にすると他のギターに戻れないという声が多数。特にエクステンデッドレンジ(7弦・8弦)での性能は群を抜いており、プロレベルの演奏を求める人には最適な選択肢です。
メイワンズ(Mayones)の新品・中古価格比較と最安値先
価格相場(2025年現在)
新品: 400,000円~800,000円
中古: 300,000円~600,000円
※モデルや仕様により大きく変動
メイワンズ(Mayones)の類似・代替案おすすめギター紹介(比較付き)
同価格帯の代替モデル
1. Strandberg Boden Original 7
- 音: より明るく現代的、Mayonesの方が温かみあり
- 価格: 同等(50-70万円)
- デザイン: より革新的、好みが分かれる
2. Music Man John Petrucci JP
- 音: よりクラシカル、Mayonesの方がモダン
- 価格: やや安価(40-60万円)
- デザイン: 保守的、Mayonesの方が洗練
3. Ibanez Prestige RG2228
- 音: よりタイト、Mayonesの方が豊か
- 価格: 大幅に安価(15-25万円)
- デザイン: シンプル、コストパフォーマンス重視
メイワンズ(Mayones)まとめ・選び方(初心者向け、プロ向け?)
Mayonesがおすすめな人
⭐ プロフェッショナル向け: 最高品質を求める演奏者
⭐ モダンメタル・プログレ愛好者: ジェント、プログメタ専門
⭐ 多弦ギター奏者: 7弦・8弦での圧倒的安定性
⭐ 上級者: 楽器の性能を活かせる技術を持つ人
初心者には向かない理由
- 価格が非常に高く、初心者には投資効果が薄い
- 性能を活かすにはある程度の演奏技術が必要
- 特化されたサウンドで、ジャンルが限定される
- メンテナンス・調整に専門知識が必要
購入を検討する際のポイント
- ジャンルの確認: モダンメタル・プログレ以外では持て余す可能性
- 試奏は必須: 高価なため必ず実機での確認を
- アフターサービス: 正規代理店での購入を推奨
- 将来性: 長期間使用することを前提とした投資判断
🎯 結論
Mayonesは「現代のモダンメタルギターの最高峰」です。価格は高いですが、その品質と性能は間違いなく世界トップクラス。真剣にモダンメタル・プログレッシブメタルに取り組むプロ・セミプロレベルの演奏者には、これ以上ない選択肢と言えるでしょう。
- 公式サイト:メイワンズ 公式
- 販売サイト:
本記事はメイワンズ(Mayones)の公式情報および主要販売サイトを参考にしています。
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