B’zのギタリスト、松本孝弘氏(通称:TAK MATSUMOTO)は、その卓越したギタープレイと独自のサウンドで多くのギタリストに影響を与えています。彼のサウンドは、ハードロックを基調としながらも、繊細なニュアンスや独特のエフェクト使いが特徴です。以下の動画では、彼のプレイスタイルやサウンドを確認できます。
🎥 B’z – LOVE PHANTOM (LIVE-GYM 2017-2018)
2:B’zが使用していたアンプの全て(松本孝弘)
松本氏は、キャリアを通じて様々なアンプを使用してきました。以下は、彼が使用した主なアンプの一覧です。
アンプ名 | メーカー | 使用時期 | 備考 |
---|---|---|---|
Mesa/Boogie Mark III | Mesa/Boogie | 初期~中期 | 初期のB’zサウンドを支えたアンプ。 |
Bogner Ecstasy | Bogner | 中期 | 多彩なトーンが特徴。 |
FAT 514.D | FAT | 2008年以降 | 松本氏のシグネチャーアンプ。 |
Two-Rock Custom Reverb | Two-Rock | 近年 | クリーントーンの美しさが特徴。 |
YAMAHA THR30II Wireless TAK MATSUMOTO | YAMAHA | 2024年 | 松本氏監修の自宅練習用アンプ。 |
3:B’zが使用していたギターの種類の全て(松本孝弘)
松本氏は、多くのギターを使用していますが、特に以下のモデルが有名です。
ギター名 | メーカー | 使用時期 | 備考 |
---|---|---|---|
Gibson Les Paul Tak Matsumoto Signature | Gibson | 1999年以降 | 松本氏のシグネチャーモデル。 |
Gibson Flying V Korina 50th Anniversary | Gibson | 2008年 | 「Las Vegas」などで使用。 |
Gibson Tak Matsumoto Double Cutaway | Gibson | 2015年以降 | ダブルカッタウェイ仕様。 |
Epiphone Tak Matsumoto DC Standard Plus Top | Epiphone | 2014年 | 手頃な価格のシグネチャーモデル。 |
4:B’zが使用していたエフェクターの全て(エフェクターボード)
松本氏のエフェクターボードには、多彩なエフェクターが組み込まれています。以下は、主な使用エフェクターの一覧です。
エフェクター名称 | メーカー | エフェクターの種類 | 備考 |
---|---|---|---|
Ibanez TS808 | Ibanez | オーバードライブ | ブースターとして使用。 |
Dunlop Cry Baby | Dunlop | ワウペダル | 「半止めワウ」テクニックで使用。 |
FAT 514.D | FAT | オーバードライブ | 松本氏のシグネチャーエフェクター。 |
Indigo Note FIXED WAH | Indigo Note | ワウペダル | 松本氏監修の固定ワウ。 |
Indigo Note CHORUS | Indigo Note | コーラス | 2025年発売の新モデル。 |
5:B’zの音作りの基本やコツ、セッティングについて(松本孝弘)
松本氏の音作りの特徴は、以下の点に集約されます。
- ミッドレンジの強調:Ibanez TS808をブースターとして使用し、ミッドレンジを持ち上げることで、抜けの良いサウンドを実現。
- 「半止めワウ」テクニック:Dunlop Cry Babyを踏み込み75%の位置で固定し、特定の周波数帯を強調。
- EQの活用:1kHz~4kHzの帯域をブーストし、ギターの存在感を際立たせる。
- アンプの設定:高音域を強調し、低音域を控えめにすることで、バンド全体のバランスを保つ。
6:比較的安価に「B’z」の音に近づける機材について(松本孝弘)
松本氏のサウンドに近づけるための、手頃な価格の機材を以下に紹介します。
- ギター:Epiphone Les Paul Standard Plus Top Pro
- Gibsonのサウンドを手頃な価格で再現。
- アンプ:Roland JC-120
- クリーントーンが美しく、エフェクターとの相性も良好。
- エフェクター:
- Ibanez TS808:ミッドレンジを強調するブースター。
- Dunlop Cry Baby:ワウペダルとして定番。
- BOSS GE-7:7バンドのイコライザーで細かな音作りが可能。
これらの機材を組み合わせることで、松本氏のサウンドに近づけることができます。特に、エフェクターの使い方やアンプの設定に注意を払うことで、よりリアルな再現が可能です。
松本孝弘氏のサウンドは、機材の選定だけでなく、演奏技術や音作りの工夫によって成り立っています。今回紹介した情報を参考に、ぜひ彼のサウンドに挑戦してみてください。
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