LiSAのエネルギッシュで力強いギターサウンドは、彼女のライブやレコーディングで際立つ要素のひとつです。ここでは、LiSAが使用している主な機材とサウンドメイキングのポイントについて解説します。
LiSAさんの楽曲は、力強いボーカルとエネルギッシュなギターサウンドが特徴です。特に「紅蓮華」は、アニメ『鬼滅の刃』の主題歌としても知られ、そのギターサウンドは多くのギタリストに影響を与えています。PABLOさんのギタープレイは、楽曲に深みと迫力を加えています。
2:LiSAが使用していたアンプの全て(PABLO)
PABLOさんは、LiSAさんの楽曲において、多様なアンプを使用して独自のサウンドを構築しています。以下の表に、確認できたアンプ機材をまとめました。
アンプ・キャビネット 名称 | メーカー | Amazon最安値 | アーティスト① |
Commune JVM410H MOD | Marshall | https://amzn.to/3RYcfO7 | LiSA |
Blackstar Dept. 10 AMPED 1 | Blackstar | https://amzn.to/3RX7vbw | LiSA |
Marshall DSL40 | Marshall | https://amzn.to/3RYcfO7 | LiSA |
Roland JC-120 | Roland | https://amzn.to/42YPwI8 | LiSA |
これらのアンプを楽曲やシチュエーションに応じて使い分けることで、LiSAさんの多彩なサウンドを支えています。
PABLOさんのアンプ選びは、楽曲の雰囲気や求めるサウンドに応じて柔軟に対応していることが特徴です。特に、Commune JVM410H MODは、その多機能性とパワフルな出力で、LiSAさんの代表曲「紅蓮華」などのレコーディングやライブで重宝されています。ギター機材・虎の巻+1ギターベース情報まとめ+1
また、Blackstar Dept. 10 AMPED 1のような最新のペダル型アンプヘッドも取り入れることで、機動性と音質の両立を図っています。これらのアンプを駆使することで、LiSAさんの楽曲に求められる多彩なサウンドを実現しています。
メイン・アンプ「Commune JVM410H MOD」
LiSAがライブやレコーディングで愛用しているアンプは、Commune JVM410H MOD。このアンプは、MarshallのJVM410Hをベースに、Communeによってモディファイ(改造)された特別なモデルです。2013年頃からメインアンプとして使用され、彼女のライブやレコーディングで重宝されています。
4チャンネル仕様:JVM410Hの4チャンネル構成は、クリーンからクランチ、ディストーションまで、さまざまな音色の切り替えが可能で、ライブ中の音作りの自由度を高めています。この仕様は、LiSAの多彩な楽曲に対応できる点で、彼女にとっても非常に便利なポイントです。
パワーアップされたサウンド:Communeによるモディファイで、通常のMarshallアンプと比べて全体的にパワフルな音色が出るようになっています。特に、裏面に搭載されたスーパー・レゾナンス回路により、超低音がより明瞭に響くため、重厚な低音を伴った迫力あるサウンドを実現します。
3:LiSAが使用していたギターの種類の全て(PABLO)
PABLOさんは、LiSAさんの楽曲において、多様なギターを使用して独自のサウンドを構築しています。以下の表に、確認できたギター機材をまとめました。
ギター 名称 | メーカー | Amazon最安値 | アーティスト① | 備考 |
MAROON666 | dragonfly | https://amzn.to/3GQaIay | LiSA | ドロップCチューニング用のメインギター。666mmスケールで、重厚なサウンドを実現。「紅蓮華」のレコーディングで使用。 |
RED DEVIL | dragonfly | https://amzn.to/3GQaIay | LiSA | ド派手なデビル・ペイントが特徴のモデル。セットネック仕様。MAROON666の前身モデル。 |
PREMERO TOM | dragonfly | https://amzn.to/3GQaIay | LiSA | レギュラーチューニング用のメインギター。SSH配列で、シングルとハムの共存をテーマに開発。LiSAのライブで使用。 |
Mark Tremonti Signature | PRS | https://amzn.to/43tPEiI | LiSA | クロサワ楽器別注モデル。リアピックアップをビンテージのギブソン製ハムバッカーに交換。ライブで使用。 |
Stratocaster | Fender | https://amzn.to/4deG9qU | LiSA | オールマイティなエレキギター。ジャンルを問わず使用可能。LiSAの楽曲で使用。 |
Jazzmaster | Fender | https://amzn.to/456mLKM | LiSA | 切れ味の良いサウンドが特徴のエレキギター。 |
これらのギターを楽曲やシチュエーションに応じて使い分けることで、LiSAさんの多彩なサウンドを支えています。
PABLOさんのギター選びは、楽曲の雰囲気や求めるサウンドに応じて柔軟に対応していることが特徴です。特に、dragonflyのMAROON666は、その長いスケールと重厚なサウンドで、LiSAさんの代表曲「紅蓮華」などのレコーディングやライブで重宝されています。
また、PREMERO TOMのようなSSH配列のギターを使用することで、シングルコイルとハムバッカーの特性を活かした多彩なサウンドメイクを実現しています。これらのギターを駆使することで、LiSAさんの楽曲に求められる多彩なサウンドを実現しています。
ギター「dragonfly MAROON666」
LiSAのサウンドに欠かせない重要な機材が、dragonflyのMAROON666です。このギターは、LiSAのサウンドの根幹を支えるモデルであり、ピックアップにはリアを使用。これにより、シャープでアタッキーなサウンドを生み出し、ライブでの存在感が際立っています。
4:LiSAが使用していたエフェクターの全て(エフェクターボード)
PABLOさんは、LiSAさんの楽曲において、多様なエフェクターを使用して独自のサウンドを構築しています。以下の表に、確認できたエフェクターをまとめました。
エフェクター 名称 | メーカー | エフェクターの種類 | Amazon最安値 | アーティスト① |
MIDI RAIDER | Rocktron | MIDIフットコントローラー。アンプのチャンネル切り替えやマルチエフェクターの制御に使用。 | https://amzn.to/4kl43nk | LiSA |
CFH Wah | Dunlop | PANTERAのダイムバック・ダレルのシグネチャーワウ。可変帯域やQのShape等も細かく設定可能。 | https://amzn.to/4jYyjEK | LiSA |
Diamond Compressor | Diamond Pedals | 高品位なコンプレッサー。 | https://amzn.to/4kdZQ4z | LiSA |
Super Duper 2-in-1 | Z.VEX | ブースター。1つはバッファーとして常時オン。 | https://amzn.to/3GTdj3q | LiSA |
Distortion | Z.VEX | ディストーションペダル。 | https://amzn.to/3GQaJLE | LiSA |
Fuzz Factory | Z.VEX | ファズペダル。 | https://amzn.to/4k9DzF0 | LiSA |
Geiger Counter Civilian Issue | WMD | デジタルファズ。 | https://amzn.to/4mbI43B | LiSA |
Turbo RAT | Pro Co | ディストーションペダル。 | https://amzn.to/3GPtNtn | LiSA |
POG | Electro-Harmonix | ポリフォニックオクターブジェネレーター。 | https://amzn.to/43nUUo9 | LiSA |
Voodoo Vibe | Roger Mayer | モジュレーションペダル。 | https://amzn.to/44CFgqc | LiSA |
Carbon Copy Delay | MXR | アナログディレイ。モジュレーション機能付き。 | https://amzn.to/3EYRyPd | LiSA |
Nova Delay | TC Electronic | デジタルディレイ。 | https://amzn.to/4mjuXhc | LiSA |
DL-8 Delay/Looper | Digitech | ディレイ/ルーパー。リバース機能付き。 | https://amzn.to/4m7W8v3 | LiSA |
M-One | TC Electronic | ラックタイプのマルチエフェクター。アンプのセンドリターンに接続。 | https://amzn.to/44vjWTn | LiSA |
D-Two | TC Electronic | ディレイ。アンプのセンドリターンに接続。 | https://amzn.to/4mefoXU | LiSA |
これらのエフェクターを楽曲やシチュエーションに応じて使い分けることで、LiSAさんの多彩なサウンドを支えています。
PABLOさんのエフェクターボードは、歪み系、モジュレーション系、ディレイ系など、多岐にわたるエフェクターで構成されています。特に、Z.VEXのペダルを多用しており、独特のサウンドメイクに貢献しています。また、MIDI RAIDERを使用することで、ライブ中のエフェクト切り替えをスムーズに行っています。
これらのエフェクターを駆使することで、LiSAさんの楽曲に求められる多彩なサウンドを実現しています。
5:LiSAの音作りの基本やコツ、セッティングについて(PABLO)
PABLOさんの音作りの基本は、ギターとアンプの特性を最大限に活かすことです。「紅蓮華」では、モディファイされたMarshallアンプを使用し、EQはフラットに近い設定で、歪みを抑えたクリーントーンを基調としています。また、TS808をブースターとして使用し、ミドルを強調することで、楽曲に厚みを加えています。
LiSAのギターサウンドを再現するには、低音域の出力とチャンネルの切り替えも重要です。Commune JVM410H MODでの低音設定や、MAROON666のリアピックアップを活かしたサウンドメイクは、ライブパフォーマンスでのダイナミックさを演出します。しっかりとした低音を加えつつ、クリアな音像感を求めることで、LiSAらしいエネルギッシュなサウンドを得られます。
LiSAのサウンドメイクは、Communeによるパワーアップされたアンプと特注のギターによって支えられています。これらの機材の特性を活かすことで、彼女のライブやレコーディングにおける印象的な音を生み出しています。
6:比較的安価に「LiSA」の音に近づける機材について(PABLO)
LiSAさん(リサさん)の楽曲に登場するような、ハードでありながら輪郭のあるギターサウンドを再現するためには、スタジオやライブハウスなどでよく見かける機材をうまく活用するのがポイントです。
比較的揃えやすく、かつ多くの現場に設置されているスタンダードな機材を活用すれば、コストを抑えながらもLiSAサウンドに近づけることが可能です。以下に、その代表的な例をご紹介します。
機材カテゴリ | 製品名 | メーカー | 備考 | Amazon最安値 | アーティスト① |
ギター | SCHECTER Omen Extreme-6 | SCHECTER | 高出力ハムバッカー搭載で、モダンロックにも対応できるコストパフォーマンスの高いモデル | https://amzn.to/3F18yV1 | LiSA |
アンプ | JC-120 | Roland | 透明感あるクリーントーン。 | https://amzn.to/4j1Lqn4 | LiSA |
アンプ | DSL40 | Marshall | クリーンからロックサウンドまで対応。 | https://amzn.to/4m7Y4nj | LiSA |
マルチエフェクター | BOSS GT-1000 Core | BOSS | AIRD技術搭載で本格的なアンプモデリングが可能。 | https://amzn.to/43baaDy | LiSA |
オーバードライブ | Ibanez TS808 | Ibanez | オーバードライブとして中域を持ち上げ、MarshallやJCのようなアンプと組み合わせると、抜けの良いトーンに。 | https://amzn.to/4mbhtUB | LiSA |
■ ギター:
- SCHECTER Omen Extreme-6
- 高出力ハムバッカー搭載で、モダンロックにも対応できるコストパフォーマンスの高いモデルです。
- ドロップチューニングとの相性も良く、LiSAさんの楽曲でよく使われる攻撃的なサウンドにもぴったり。
■ アンプ:
- Roland JC-120(Jazz Chorus)
- スタジオ・ライブハウスに常設されている定番アンプ。美しいクリーントーンと広がりのあるコーラスが特徴。
- 歪みはエフェクターで補う前提ですが、ペダルとの相性が抜群です。
- Marshall DSL40
- ミドルが強くロックに特化したトーンで、LiSAの楽曲に多いハードなアレンジにもマッチ。
- セルフセッティングでもすぐに使える操作性と信頼性の高さが魅力です。
■ エフェクター:
- BOSS GT-1000 Core(またはGT-1000)
- AIRD技術搭載で本格的なアンプモデリングが可能。PABLOさんも実際にGT-1000を使用しています。
- リバーブ・ディレイ・オーバードライブなどを一台でカバーできる万能モデル。
- Ibanez TS808(チューブスクリーマー)
- オーバードライブとして中域を持ち上げ、MarshallやJCのようなアンプと組み合わせると、抜けの良いトーンに。
このような比較的手に入れやすい機材を活用し、スタジオに常設されているアンプをベースにすることで、LiSA(リサ)風のサウンドにより近づくことができます。
「紅蓮華」や「Catch the Moment」のような楽曲をコピーするときにも、この構成でしっかりと対応できますので、ぜひ音作りの参考にしてみてください。
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