LiSAのエネルギッシュで力強いギターサウンドは、彼女のライブやレコーディングで際立つ要素のひとつです。ここでは、LiSAが使用している主な機材とサウンドメイキングのポイントについて解説します。
1. メイン・アンプ「Commune JVM410H MOD」
LiSAがライブやレコーディングで愛用しているアンプは、Commune JVM410H MOD。このアンプは、MarshallのJVM410Hをベースに、Communeによってモディファイ(改造)された特別なモデルです。2013年頃からメインアンプとして使用され、彼女のライブやレコーディングで重宝されています。
- パワーアップされたサウンド:Communeによるモディファイで、通常のMarshallアンプと比べて全体的にパワフルな音色が出るようになっています。特に、裏面に搭載されたスーパー・レゾナンス回路により、超低音がより明瞭に響くため、重厚な低音を伴った迫力あるサウンドを実現します。
- 4チャンネル仕様:JVM410Hの4チャンネル構成は、クリーンからクランチ、ディストーションまで、さまざまな音色の切り替えが可能で、ライブ中の音作りの自由度を高めています。この仕様は、LiSAの多彩な楽曲に対応できる点で、彼女にとっても非常に便利なポイントです。
2. ギター「dragonfly MAROON666」
LiSAのサウンドに欠かせないもう一つの重要な機材が、dragonflyのMAROON666です。このギターは、LiSAのサウンドの根幹を支えるモデルであり、ピックアップにはリアを使用。これにより、シャープでアタッキーなサウンドを生み出し、ライブでの存在感が際立っています。
3. サウンド作りのポイント
LiSAのギターサウンドを再現するには、低音域の出力とチャンネルの切り替えが重要です。Commune JVM410H MODでの低音設定や、MAROON666のリアピックアップを活かしたサウンドメイクは、ライブパフォーマンスでのダイナミックさを演出します。しっかりとした低音を加えつつ、クリアな音像感を求めることで、LiSAらしいエネルギッシュなサウンドを得られます。
LiSAのサウンドメイクは、Communeによるパワーアップされたアンプと特注のギターによって支えられています。これらの機材の特性を活かすことで、彼女のライブやレコーディングにおける印象的な音を生み出しています。
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