この記事では「Kemper Profiling Amplifier」のライブやスタジオ時に、ケンパーとミキサーやアンプとのセッティング方法についてまとめました。
無駄な内容を省き、ネットで役立つ知識とそのURLの紹介、また持っている私が必要な情報だと思ったことを、わかりやすくまとめていきます。
メインはLine出力で、PAに送ります。
また、自分への返し(モニター用)として、キャビへ別途出力して、二つつなぐことを目的とした設定のご紹介となります。
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まずは、出力のためのケンパー側の挿し口(アウトプット口)の説明です。
ケンパー側の挿し口(アウトプット口)種類について
- MAIN OUTPUT(ケンパーのキャビネットが強制オン状態になっています。)(LEFTとRIGHTがありますが、LEFTでOK)
- MONITOR OUTPUT(キャビネットのオンオフが設定で選択可能です。)
- SEND/RETURN(プロファイリング等で使います。)
ケンパー出力が「LINE出力」と「アンプモニター出力」両方(2つ)の場合
【接続先】
・ギター→ケンパーINPUT(シールド)
・ケンパーMAIN OUTPUT→PAミキサー(XLRケーブルかシールド)
ケンパーMONITOR OUTPUT→ヘッドアンプのリターン接続(シールド)
【行う設定について】
①OUTPUTボタン→OUTPUT Section”Output Source”→Monitor Cab Off
・OUTPUTセクションの「Monitor Cab Off」をオンにすることで、ケンパー側のキャビネットシュミレーションをOFFにすることで、実際のギターキャビネットとケンパー側のキャビネットの重複を防ぐことができます。
・「Monitor Cab Off」を行うと、一度設定した状態は電源オフしても、リグを切り替えても同様の設定が維持されます。「Monitor Cab Off」は、【モニター・アウトに対してのみ】機能します。(PAに送るMAIN OUTPUTでは、ケンパー側のキャビネットシュミレーションはONのまま使用できます。)
・また、CABINETモジュールをオフにすることでも、実際のギターキャビネットとケンパー側のキャビネットの重複を防ぐことができます。
→ただ、「Monitor Cab Off」とは異なり、リグ毎の設定として保存されます。
→他、CABINETモジュールをオフにすると、全ての出力でケンパー側のキャビネットシュミレーションがOFFされた状態となります。
ケンパーからのアンプのリターン挿しについて
・リターン挿しのお勧めアンプは、JC-120です。
・Marshallのリターン挿しも良いと思います。詳しくはMarshallアンプ各種類のリターン挿し時の挿し口や使い方について【アウトプット先や設定・全種類】をご参照ください。
パワーアンプ非搭載の場合は、前から挿しても、リターンで使用してもOK
パワーアンプ搭載の場合は、リターン使用でOK
ちなみに、LINE出力のほうは、リハが始まったタイミングで、PAさんにMAIN OUTPUTからのXLRケーブルかシールドを渡してセット終了。(※ライブハウスにもよるため、事前に確認はした方がよいです)
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