【you】Janne Da Arc風サウンドの作り方+ギター機材音作りセッティングのまとめ【エフェクター・アンプ】

janne-da-arc-you コピー

始めに(特徴紹介)

Janne Da Arcのギタリストとしてその名を刻んだyou(ユウ)氏は、華やかさと重厚さを併せ持つギターサウンドで多くのリスナーを魅了してきました。

速弾き、レガート、スウィープなどの技巧派プレイを自在に操るだけでなく、クリーントーンと歪みを巧みに切り替える表現力も特筆すべき点です。

代表曲である「ヴァンパイア」「救世主~メシア~」「ダイヤモンドヴァージン」などでは、メロディアスでありながらエッジの効いたトーンが特徴的で、シンセやボーカルとの音の住み分けを見事に成立させています。

また、ライブとレコーディングで使用機材を巧みに使い分けており、時期によってもその音作りは変化しています。

近年ではKemperを中心にしたモダンなシステムへと移行しつつありますが、過去のアンプ・エフェクト機材への愛着も感じさせる運用スタイルが見受けられます。

今回は、you氏のギターサウンドを再現するために必要な機材とセッティングを、各時期の使用機材データとともに詳細にまとめていきます。

初心者から中級者以上のギタリストまで、Janne Da Arc風サウンドを追求したい方にとっての一助となるはずです。

また、you氏の実際の演奏を視聴したい場合は、以下のYouTube公式MV検索リンクから代表曲をご覧ください。

Janne Da Arc の公式YouTube動画を検索

使用アンプ一覧と特徴【Janne Da Arc・you】

you氏のギターサウンドを語る上で、使用アンプの選定は欠かせません。

Janne Da Arcの活動期には、楽曲ごとに多彩な音色を使い分けており、それを支えたのが複数の実機アンプとラック機材、そして後年はKemper Profiling Amplifierの導入による統合的な音作りです。

まず代表的なのは、MESA/BOOGIE Dual Rectifier。特に「Z-HARD」などのヘヴィなナンバーで使用され、硬質で太いディストーションが特徴です。

また、初期から愛用されたSoldano SLO100は、「JOKER」などのレコーディングやライブで使用され、滑らかでハイゲインながらも分離感の高い音を提供しました。

2004年リリースのアルバム「GAIA」では、Marshall 1959(通称:プレキシ)が多く使われ、煌びやかでレンジの広いクリーン〜クランチが確認されます。

加えて、PEAVEY 5150は、ライブとスタジオ両方で使用されており、芯のあるメタル系ハイゲインサウンドの要となっています。

クリーンサウンドにおいては、Fender Vibro-Kingとの組み合わせが印象的です。「ANOTHER STORY」のアコースティック系アレンジ曲でGretschエレアコと併用されました。

さらに、ライブ対応力に優れるHughes&Kettner TRIAMP MkIIも導入され、チャンネルの切り替えによって1台でクリーンからハイゲインまで対応できる点で重宝されています。

you氏は時期に応じてアンプを使い分けていますが、2010年代以降はKemper Profiling Amplifier Power Rackを主軸とし、実機アンプのトーンをプロファイルで再現するスタイルに移行。

ステージ上では安定性と柔軟性を両立した理想的な環境を構築しています。

キャビネットとしては、Orange PPC212(ブラック・トーレックス)との組み合わせが定番で、Kemperと併用されています。

以下に、you氏が使用してきた主要アンプを一覧でまとめました。

機材名メーカーAmazon最安値URLアーティストギタリスト備考
Kemper Profiling Amplifier Power RackKemperAmazonで探すJanne Da Arcyou近年のメインアンプ。複数アンプの音色を統合。
Dual RectifierMESA/BOOGIEAmazonで探すJanne Da Arcyou「Z-HARD」での使用確認あり。重厚なハイゲイン。
SLO100SoldanoAmazonで探すJanne Da Arcyou「JOKER」レコーディング期にメインで使用。
TRIAMP MkIIHughes&KettnerAmazonで探すJanne Da Arcyouライブでも多用された多チャンネルアンプ。
1959(Plexi)MarshallAmazonで探すJanne Da Arcyou「GAIA」でのクリーン系録音に使用。
JCM 900MarshallAmazonで探すJanne Da Arcyou「ANOTHER STORY」でのリードギター用。
Vibro-KingFenderAmazonで探すJanne Da Arcyouアコースティックギターとの組み合わせで使用。
5150PEAVEYAmazonで探すJanne Da Arcyouハイゲイン系のリードギターサウンドに最適。
PPC212(ブラック)OrangeAmazonで探すJanne Da ArcyouKemperとの併用キャビネット。

使用ギターの種類と特徴【Janne Da Arc・you】

black guitar pick in close up photography

you氏はJanne Da Arc時代から現在に至るまで、さまざまなブランド・タイプのギターを使い分けており、楽曲やレコーディングの方向性に応じた非常に緻密なセレクトがなされています。

まず活動初期からのメイン機であるのが、Fernandes製のyouモデル(REGLUS)。メイプル指板に2ハムバッカーというストラトタイプ構成で、鋭く抜けの良いトーンが特徴です。「月光花」や「振り向けば…」といった代表曲でのライブ映像でも頻繁に確認されます。

このFernandes REGLUSは複数のバリエーションが存在し、7弦仕様やEMGピックアップ搭載モデルなど、用途に応じたカスタマイズも施されています。また、同社の「JDA CUSTOM」モデルもあり、こちらは特にハードな楽曲で使われたようです。

クリーントーンを意識したトラックでは、Fender Stratocaster(1974年製)を使用。「GAIA」レコーディング時に多く使われ、倍音の美しいクリーンサウンドがアルバム全体に独自の空気感を与えました。

より繊細なソロやレガートプレイには、Steinberger(型番不明)が使用され、特にレコーディングにてそのコンプレッション感を活かした音作りがされたとされています。

2010年代以降は、G-Life Guitarsの7弦モデル「G-Phoenix Custom VII」や「DSG Life Ash」なども登場し、モダンなメタル・フュージョン系のサウンドにシフト。

さらに、Legator Ninja(8弦)を導入し、極端な低音域もカバーするプレイスタイルへと拡張しています。これはKemperの導入と並行して機材環境が進化した一端と言えるでしょう。

その他にも、Paul Reed Smith(Custom24)Gibson Les Paul CustomSuhr Modernなど、ハイエンドなギターを多く所持しており、それぞれに応じたサウンドキャラクターを求めて選定していることがうかがえます。

加えて、IbanezStrandbergCaparisonMusicmanKieselなどのブランドも近年のSNS等で確認されており、you氏のギタリストとしての柔軟性と探究心が表れています。

アコースティックに関しては、Taylor GS-MINIGibsonアコースティックGretschエレアコを使用しており、アコースティックパートでも豊かな表現力を発揮しています。

以下に、確認された使用ギターの情報を一覧でまとめました。

機材名メーカーAmazon最安値URLアーティストギタリストギターの種類備考
REGLUS(youモデル)FernandesAmazonで探すJanne Da Arcyouストラトタイプ(2ハム)メイン機。7弦やEMGモデルも存在。
JDA CUSTOMFernandesAmazonで探すJanne Da Arcyouストラトタイプハードな曲で使用。限定モデル。
Stratocaster(1974年製)FenderAmazonで探すJanne Da Arcyouストラトキャスター「GAIA」レコーディングで使用。
Steinberger(型番不明)SteinbergerAmazonで探すJanne Da Arcyouヘッドレスレガート系ソロに使用。
G-Phoenix Custom VIIG-Life GuitarsAmazonで探すJanne Da Arcyou7弦モダンメタル系で使用。
Ninja 8stringsLegatorAmazonで探すJanne Da Arcyou8弦低音域の補強と重厚なトーンに対応。
Custom 24Paul Reed SmithAmazonで探すJanne Da Arcyouダブルカッタウェイ近年のライブ・セッションで使用。
Les Paul CustomGibsonAmazonで探すJanne Da Arcyouレスポール厚みのあるトーンが特徴。
GS-MINITaylorAmazonで探すJanne Da Arcyouアコースティックアコースティックパート用。小型ながら音抜け◎
エレアコ(型番不明)GretschAmazonで探すJanne Da Arcyouエレクトリックアコースティック「ANOTHER STORY」でFenderアンプと併用。

使用エフェクターとボード構成【Janne Da Arc・you】

you氏のエフェクターボードは、その時代のサウンドニーズやライブ・レコーディングの要求に応じて多様に進化してきました。

現在ではKemper Profiler Remoteを核とした統合システムで、アンププロファイリングやエフェクトを一括制御するモダンな構成になっています。

ただし、過去の実機ペダル使用履歴も非常に豊富で、you氏のトーンへのこだわりとエフェクト選定センスが伺えます。

代表的な歪み系エフェクトとしては、Proco RATが常時ONで使用されており、バンドサウンドの中核を担っていました。

さらにブースターとしては、BOSS BD-2がアルバム「GAIA」の頃に採用され、ジャリっとした高域の押し出しを演出。

「ANOTHER STORY」では、伝説的なブースターであるKLON Centaurや真空管駆動のHughes&Kettner TUBE FACTORも使われ、豊かな倍音と立体感が加えられています。

ワウ系ではライブでのダイナミックな演出にFulltoneのワウペダルが使用され、以前はMorley製も確認されています。

自動的にワウ効果をかけるオートワウとしては、Guyatone WR-2も使用されており、楽曲中での独特なアクセントとして活躍しました。

空間系では、エクスプレッション操作にKORG XVP-20、多機能マルチとしてDigitechのマルチエフェクター、アコースティックギター用にはプリアンプ兼DIであるBOSS AD-10も導入。

ピッチ操作ではおなじみのDigitech Whammyも使用され、1オクターブ上げなどのアグレッシブな音変化が演奏にアクセントを加えています。

コンプレッサー系では、MXR Dyna Compでピッキングの粒立ちを整え、DOD OCTOPLUS FX35ではオクターブ下を加えることで重層的なサウンドを構成。

また、Kemperとの連携にはSHURE GLXD6のワイヤレスシステムを採用し、足元にはSAMSON製のワイヤレスレシーバーも確認されました。

以下に、you氏が使用したエフェクターをカテゴリごとに整理して一覧化しています。

機材名メーカーAmazon最安値URLアーティストギタリストエフェクターの種類備考
Kemper Profiler RemoteKemperAmazonで探すJanne Da Arcyouプリアンプ/アンプシミュレーターKemper本体と連動。セットの中心機材。
XVP-20KORGAmazonで探すJanne Da Arcyouエクスプレッションペダルボリュームやエフェクト制御に使用。
BD-2BOSSAmazonで探すJanne Da Arcyouブースター「GAIA」期で使用されたブースター。
CentaurKLONAmazonで探すJanne Da Arcyouブースター「ANOTHER STORY」で使用された伝説的ペダル。
TUBE FACTORHughes&KettnerAmazonで探すJanne Da Arcyouブースター真空管内蔵。厚みのある中音域に寄与。
WR-2GuyatoneAmazonで探すJanne Da Arcyouオートワウ・エンベロープフィルター自動ワウ系で楽曲に個性を追加。
ワウペダルFulltoneAmazonで探すJanne Da Arcyouワウペダルライブ使用。以前はMorleyも併用。
WhammyDigitechAmazonで探すJanne Da Arcyouピッチシフター主に1オクターブUP用途で使用。
RATprocoAmazonで探すJanne Da Arcyouディストーション常時ON。歪みの基軸トーン。
Dyna CompMXRAmazonで探すJanne Da Arcyouコンプレッサー粒立ち強調。クリーン~歪みに対応。
OCTOPLUS FX35DODAmazonで探すJanne Da Arcyouオクターブ低音補強や分厚いコードに最適。
AD-10BOSSAmazonで探すJanne Da Arcyouアコースティック用エフェクターアコギ使用時に最適なDI&プリアンプ。

音作りのセッティング・EQ・ミックスの工夫【Janne Da Arc・you】

a ukulele hanging on a blue wall

you氏のサウンドは、単なる機材の集合ではなく、綿密に設計されたセッティングとミックス処理によってその完成度を高めています。

Janne Da Arcの楽曲には、メタル要素を含む激しいディストーションから、繊細なクリーンアルペジオ、広がりのある空間系サウンドまで多様な質感が求められ、それに対応するための工夫があらゆるレイヤーで施されています。

まず基本的な歪みセッティングについては、Proco RATをベースにしつつ、ブースターの使い分けによって音のキャラクターを変化させる手法が取られています。

たとえば「GAIA」期にはBOSS BD-2による高域の押し出しを意識したセッティングが中心で、PresenceやTrebleはやや強調気味、Middleは控えめ(10時〜11時方向)という傾向が見られました。

一方、「ANOTHER STORY」などでは、KLON CentaurTUBE FACTORを併用し、ブーストポイントをミドル~ローに設定することで、より厚みと粘りのあるリードトーンを実現しています。

これに合わせて、アンプのEQセッティングも調整されており、Soldano SLO100使用時はTreble=12時、Middle=1時、Bass=1時、Presence=やや控えめ(10時方向)という設定が中心でした。

クリーントーンについては、Fender Vibro-KingやMarshall 1959(Plexi)といったアンプのナチュラルな音色を活かし、EQでの加工は最小限に留められています。

ただし、レコーディング時にはMXR Dyna Compなどでダイナミクスを整え、ギター単体としての明瞭さと粒立ちを確保する工夫が見られます。

ライブにおいては、マイク録りの音のブレを防ぐため、キャビネットはOrange PPC212を使用しつつ、ライン出力としてKemperのアウトプットをPAに送る方式が主流となっていました。

Kemper Profiling Amplifier内では、あらかじめRAT+BD-2の歪みセット、ソロブースト用のCentaurプロファイルなど、複数のリグを用意してフットスイッチで切替可能な運用を行っています。

また、空間系エフェクトの設定についても細かな配慮がされており、ディレイタイムは曲ごとに異なるテンポに応じてBPMシンク、フィードバックは15〜25%、ミックスは20%程度に留め、バッキングの中で邪魔をしないレベルに調整。

リバーブは中程度のPlate系、もしくはSpring系を選択し、空間を広げるのではなく「音の密度を保ったまま空気感を加える」ような意図が感じられます。

ピッチ系エフェクトのWhammyはオクターブ上げを主に使用し、ポイントでのフレーズ強調に効果を発揮。オートワウ(WR-2)はテンポを妨げないよう、感度設定をタイトにし、ミドルレンジを中心にエンベロープを構成しています。

ミックスダウンにおいては、you氏のギターが左右どちらかに定位されることが多く、バッキング時はパンを50〜75%、ソロではセンターに配置。EQでは3kHz前後を軽くブーストし、1.2kHz〜1.5kHz帯は抑えることで、シンセやボーカルとの干渉を回避しています。

低域は80Hz以下をハイパスしつつ、120Hz〜180Hzにかけてわずかに持ち上げ、太さと存在感を補完。PA側でもこの帯域処理を前提としたEQ調整がなされていると考えられます。

総じて、you氏の音作りは「楽曲全体の中での役割」を強く意識したものであり、単体で映えるサウンドではなく、バンドアンサンブルの中でこそ真価を発揮する構造になっています。

比較的安価に音を近づける機材【Janne Da Arc・you】

you氏のサウンドは、プロユースの高価な機材によって支えられていますが、初心者~中級者の方でもその雰囲気を再現するための手段は十分にあります。

以下では、価格帯を1万円〜5万円程度に抑えつつ、you氏の特徴的なトーンや機能性に近づける再現性の高い機材を厳選して紹介します。

まず、歪みの核となるProco RATの代替としておすすめなのが、Mooer Black Secretです。

RATのクラシックトーンをコンパクトに再現しつつ、2モード切替でヴィンテージとターボのキャラクターが選べます。

価格も1万円以下と非常に導入しやすく、Janne Da Arc初期〜中期の歪みの雰囲気に近づけるには最適です。

次に、ブースター用途ではBOSS SD-1が非常に優秀です。

you氏が使用したKLON CentaurやBD-2の代用として、ミッドブーストと自然な倍音加算が得られます。

特にBD-2のジャリっとしたトーンを意識したい場合には、Gainを10時、Toneを12時、LevelをMAXにすると、似た雰囲気が再現できます。

空間系では、NUX Atlanticがディレイとリバーブを1台に収めた万能機。

プレート系リバーブやアナログ風ディレイを搭載し、you氏がレコーディングで使用した空間処理の雰囲気をコンパクトな形で実現可能です。

さらに、Kemper Profiling Amplifierの代替として、Zoom G3XnBOSS GT-1などのマルチエフェクターも有効。

プリセット内で「Hi-Gain」「Clean Boost」「Plate Reverb」などの設定を組み合わせれば、ライブでも即戦力となります。

また、7弦や多弦の操作感を再現したい方には、Ibanez GRG7221QAなどの入門用7弦モデルがおすすめ。

低音弦の感触やチューニングによる重低音サウンドを体感するには十分なクオリティです。

以下に、再現性の高い代替機材を表形式で整理しています。

種類機材名メーカーAmazon最安値URLアーティストギタリスト備考
ディストーションBlack SecretMooerAmazonで探すJanne Da ArcyouProco RAT系の再現度が高く、安価。
ブースターSD-1BOSSAmazonで探すJanne Da ArcyouKLONやBD-2代替として最適。ミッドが際立つ。
空間系マルチエフェクターAtlanticNUXAmazonで探すJanne Da Arcyouディレイ+リバーブ両搭載。Kemper内蔵FXに近い。
ギター用マルチエフェクターG3XnZoomAmazonで探すJanne Da ArcyouKemperの入門代替。IR対応で高コスパ。
ギター用マルチエフェクターGT-1BOSSAmazonで探すJanne Da Arcyou直感的操作でライブ対応力あり。空間系も◎
7弦エレキギターGRG7221QAIbanezAmazonで探すJanne Da Arcyou7弦プレイを体験可能な入門モデル。

このように、you氏の音作りは決して高価な機材でしか再現できないものではなく、ポイントを押さえることで多くのギタリストがその世界観に近づくことが可能です。

総括まとめ【Janne Da Arc・you】

まとめイメージ

you氏のギターサウンドは、ただ機材を並べただけでは到達できない、繊細かつ戦略的な音作りの哲学に支えられています。

Janne Da Arcというバンドのサウンドの核として、you氏はメロディの美しさ、空間の広がり、重厚なリフワーク、どれにも対応できる柔軟性を武器に、時代ごとの音楽的トレンドをキャッチしながら進化を遂げてきました。

そのために選ばれたギターは、7弦・8弦を含む多弦モデルやシグネチャー機材、ビンテージFender、PRSなど多岐にわたり、アンプはMarshallやMESA/BOOGIE、Soldanoなどの名機を組み合わせて活用。

加えて、ブースターや空間系、ピッチ系エフェクターによる徹底したトーンコントロールが、彼の多面的なサウンドを支えています。

近年ではKemper Profiling Amplifierによってすべての要素を統合・再現可能な環境を構築し、ライブとレコーディング両面での安定性と再現性を実現。

まさに現代的な「トーンエンジニア」としての側面も見せています。

しかしその根底には、「曲全体をどう支えるか」という視点が常にあり、単に音が良いだけでなく、アンサンブルの中での存在感と引き立て役を両立する絶妙なバランス感覚が光ります。

これからyou氏のサウンドに近づきたいと考えている方にとって、まず意識したいのは「自分の演奏する音が、他の楽器とどう調和するか」。

EQやエフェクトの調整はもちろん、楽曲の中での役割を意識して機材を使いこなすことが、you氏のスタイルを理解するうえで重要です。

また、プロ機材が手に入らなくても、先に紹介したリーズナブルな代替機材を活用すれば、雰囲気やニュアンスをしっかりと掴むことができます。

その上で、機材の特性を理解し、何をどう強調したいのかを自分なりに考えることで、you氏のように「曲の中で語るギター」を目指すことができるでしょう。

本記事が、Janne Da Arcのyou氏のようなサウンドを目指す方々にとって、実践的かつ刺激的な参考になれば幸いです。

下記恐らく使用(所持)している機材のまとめです。参考までに!

ギター

エレキギター
Fernandes シグネイチャーモデル (youモデル):
REGLUS(メイプル指板、2ハムバッカーのストラトタイプ)
JDA CUSTOM
7弦モデル
EMGピックアップ搭載モデルも存在。
Janne Da Arc活動期にはメインで使用。
Kanji製 ストラトキャスタータイプ カスタムモデル
Fender Stratocaster:
1974年製: 3rdアルバム「GAIA」でメインとして起用、クリーンサウンドで多用。
その他: クリーンサウンドで多く使用。
Steinberger: 型番不明。レコーディングでのソロ、特にレガートプレイで使用。
G-Life Guitars G-Phoenix Custom VII – Jungle Green Flare: 7弦ギター。
G-Life Guitars DSG Life Ash – Deep Royal Blue Turquoise
Legator Ninja 8strings: 8弦ギター。
Suhr Modern
Paul Reed Smith Custom 24
Gibson Les Paul Custom
Ibanez: 現在、多数所有。
PRS: 現在、多数所有。
Strandberg: 現在、多数所有。
Caparison: 現在、多数所有。
MUSICMAN: 現在、多数所有。
kiesel: 現在、多数所有。
アコースティックギター
Taylor GS-MINI
Gibson アコースティックギター: 最近購入。
Gretsch エレアコ
アンプ

Kemper Profiling Amplifier Power Rack: 現在の基本アンプサウンドとエフェクトを統合。
MESA/BOOGIE / Dual Rectifier: 「Z-HARD」のレコーディングのメインアンプ。
Soldano / SLO100: デビュー直後に購入。ライブや「JOKER」などのレコーディングで使用。キメが細かい音が特徴。
Hughes&Kettner / TRIAMP MkII: 「GAIA」の頃に入手。チャンネルの豊富さからライブで多用され、「ANOTHER STORY」のレコーディングでも使用。
Marshall / 1959 (“プレキシ”): 「GAIA」のレコーディングのメインアンプ。
Marshall / JCM 900: 「ANOTHER STORY」のレコーディングのメインアンプ。Bognerのキャビネットと組み合わせて使用。
Fender / Vibro-King: Fender製コンボアンプ。「ANOTHER STORY」のレコーディングでグレッチのエレアコと組み合わせて使用。
PEAVEY / 5150: ハイゲインアンプ。「GAIA」や「JOKER」のレコーディング、ライブでも使用。
キャビネット

Orange PPC212: 現在、Kemperと組み合わせて使用。ブラック・トーレックス仕様。
エフェクター

Kemper Profiler Remote: Kemper Profiling Amplifierを操作するためのフットコントローラー。
KORG XVP-20: エクスプレッションペダル。
BOSS / BD-2: 「GAIA」でブースターとして使用。ハイの出たジャリッとしたサウンドが特徴。
KLON / Centaur: 「ANOTHER STORY」でブースターとして使用。
Hughes&Kettner / TUBE FACTOR: 真空管内蔵オーバードライブ/ブースター。「ANOTHER STORY」でブースターとして使用。
Guyatone / WR-2: ワウロッカー(オートワウ)。
Fulltone / ワウ: ライブで使用。以前はMorley製を使用。
Digitech / Whammy: ペダルでピッチを操作するエフェクター。ライブでも使用(主に1オクターブアップ)。
proco / RAT: 歪みエフェクター。サウンドの要で、常時ONで使用。
MXR / dyna comp
Crybaby / wah
DOD / OCTOPLUS FX35
BOSS AD-10: アコースティックギター用のプリアンプ/DI/マルチエフェクト。
ラック機材

SAMSON製ワイヤレス
Digitech製マルチエフェクター
Marshall製プリアンプ (サブ用)
その他

ワイヤレスレシーバー: SHURE GLXD 6
ピック: 本イベント名プリントピック、DAVAピック

音作りに悩んでいるあなたへ
「音が安定しない…」「理想の音に近づけない…」
私もずっと同じ悩みを抱えていました。

ですがKemperを使うようになってから、

・エフェクター選びに迷わない(不要に)
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・好きなアーティストの音に近づけられる(高い再現性)

など、音作りの悩みから解放されました。

少し高額ですが、人気機材なので売却もしやすくリスクが少ないです。
音作りで悩んでいる方こそ、まずは一度kemperで音作りをしてみてほしいです!

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